コミック密売人 (STAMP BOOKS)

コミック密売人の感想・レビュー(36)

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- コメント(0) - 1月6日

まあなんというか、逃げ場を創作物に求めるストーリーには点が甘くなるので、とても良かったです。いつも思うのだが児童書は理想が高いな。同年代の読み手に主人公の鬱屈が届くのかどうか、きっと分かる子は分かると思うけれど……
★1 - コメント(0) - 2016年12月24日

1989年、社会主義と独裁政権に染まるハンガリー。この東西冷戦の時代に西側の文化として禁じられたアメリカン・コミックを密売する15歳の少年・シャーンドルが主人公。(訳者あとがきによると当時のハンガリーの統制はそこまで厳しいものではなかったらしい)ほろ苦い青春物語でもあり、表現の自由を描く小説でもある。校長がシャーンドルにコミックを焼かせる場面には憤りを禁じえず心が痛む。それ故に校長を出し抜いて実はコミックを持ち帰っていたのだと知ったときは非常に爽快な思いだった。
- コメント(2) - 2015年12月15日

独裁政権下のハンガリーを舞台に禁止されたアメコミを密売する少年の物語。こんな時代があったんだ!って知ってもらうのはいいかもしれないし、父親との関係などもう少しあっても良かったのかな。最後の主人公の決断がいきなりすぎてついていけなかった。でも最後の再会の場面はとても良かった。
- コメント(0) - 2015年11月29日

舞台は、ハンガリー。1980年代のお話だが、予備知識もなく読み始め、自分の無知さに恥じ入る結果となった。それにしてもいくら共産党独裁政権とはいえ、アメリカのような人間にならないためにも、アメリカンコミックは完全禁止なのだ。主人公はとあるところで、ミクラと出会い、ミクラからアメコミを内緒で受け取り、学生たちに密売をするようになる。だが物語は後半に向かい確信に迫っていく。生きてきて窮屈さを感じたのは校則ぐらいだ。発禁を経験したことはない時代に生きている。人は窮屈な不自由ななかでこそ、自由のために生きていくのだ
- コメント(0) - 2015年10月6日

(岩波)1989年ブダペスト 15才の少年は仲間たちとアメコミをこっそり売っている。アメコミを提供してくれていた人が現れなくなってしまい商売が停滞。友人と漫画のシナリオをつくることが心の助けとなっている。義父ともっと話し合えたら良かったのだが。母の再婚と死、政情不安そして亡命。かなり暗くて読んでいて憂鬱になってしまった。
- コメント(0) - 2015年9月19日

仮面ライダーでも、ウルトラマンでも、野球選手やサッカー選手、父親でも母親でも、自分にとっての「ヒーロー・ヒロイン」を持てる子供って、幸せなんだろうなーって思った。それよりなにより、各章の見出しを見てるだけでもニヤってしちゃうくらい、アメコミ好きは楽しいと思うよ。出てくるコミックも、ここ数年の翻訳ラッシュで、だいたい分かるしねw
★14 - コメント(0) - 2015年8月6日

M77
社会主義体制下ハンガリーでアメコミを闇で流す少年の話。党の命令で母親が再婚して酒飲みの義父がいつも家に居る主人公。本当に社会実験やってたんだなあ。主人公には、コミックと親友が救いだったんだなあ。と思ってたら訳者あとがきに、ハンガリーは東欧の中では比較的統制が緩く物語当事のブダペストならかなり変革の波が感じられたんじゃないかとありました。イタリア人の作者が同世代のハンガリー人の子供時代を想像して書いた本だと。なんかイギリス人が書いてベルギーでは人気ないフランダースの犬を思い出しちゃいました。
★3 - コメント(0) - 2015年8月5日

社会主義ってなぜ監視社会になるのか?コミックの魅力が壁を壊した!ニコライがいいオヤジになって良かった。
- コメント(0) - 2015年7月20日

NZR
イタリアの児童文学作家が、民主化の波が押し寄せるハンガリーを舞台に描いたYA小説。アメコミの知識が多少あれば面白く読めるし、読後感も爽快。
- コメント(0) - 2015年7月1日

思ってた以上に重い空気感。ラストシーンは感動!
- コメント(0) - 2015年6月30日

独裁政権下の89年ブダペストで隠れてアメコミを取引する少年たちのスタンド・バイ・ミー的青春物語。不自由な社会で危険を冒してマンガを求める子どもたちや大人たちの姿に胸キュン。大人の登場人物たちは主人公の目に映る部分しか描かれないため、みんな色々謎が残ったままなんだけど、それもまた良し。「これは単なるコミックじゃないか。(略)どんな悪いことができるっていうんだ?」これに続くピアノの先生のせりふがいい。主人公男子のハードな成長物語でもあり、親友との友情物語でもある。最後こうなるとはね。泣ける。
★4 - コメント(1) - 2015年6月6日

1989年のブダペスト、15歳のシャーンドルは謎の男ミクラさんから渡されるアメコミを仲間たちと秘密に売り捌いていた。窮屈さが残る社会や家族とも上手くいかず息苦しいシャーンドルはコミックの世界に魅せられ密売仲間で親友のニコライと共にオリジナルの物語を作るようになるが、コミックの供給源だったミクラ氏の消息が絶えてしまう…。社会主義崩壊前のブダペストで繰り広げられるスタンドバイミーな少年小説。思春期の鬱屈と自由が中途半端に制限されている社会状況がリンクしている。ラストが理想的すぎるがこれくらい甘くて良い。
★1 - コメント(0) - 2015年5月22日

★★★☆
★1 - コメント(0) - 2015年4月14日

ベルリンの壁崩壊前のブダペストで、偶然アメリカンコミックを定期的に入手できるようになったシャーンドルは、仲間と秘密のコミックマーケットを作りあげ、親友ニコライとともに独自の作品世界を考え始める。ベルリンの壁崩壊前の不安定な世情の中で、アメリカンヒーローに憧れつつ、異性への関心も高まる背伸びしがちな年頃の微妙な心情がよく伝わってきます。自分の世界が崩壊し、ハンガリーを離れたシャーンドルがブダペストを再訪したとき、彼が見出したものは・・・。ほんのちょっと「悪童日記」を連想するのは東欧つながりだからでしょうか?
★5 - コメント(0) - 2015年4月5日

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