東海道四谷怪談 (岩波文庫 黄 213-1)

東海道四谷怪談の感想・レビュー(39)

旧かなづかいと旧漢字に最初は苦労したが、慣れてきたら面白かった。お岩さん、何も悪いことしてないのにあまりにも酷い目に遭いすぎ。これは死んだら化けて出るのも当然。夫の伊右衛門は自分だけが大事で、妻も子供もどーでもいいという超自己中。でもこういう人、案外現実にいそう。江戸末期の庶民の暮らしは貧しく、元武士でも物乞いをするような時代だったのだな、と思いながら読んだ。
- コメント(0) - 3月10日

2016年8月23日:いわこ
東海道四谷怪談、こういうものはやっぱりそれなりの素養がないと読めないんじゃないかと、冒頭しばらくしていったんは確信するものの、とにかく何度も同じセリフを繰り返し読むうち、そうかこれは字面で読むのではなく、音で読むのだという事が飲み込めて以降はもう面白い面白い。これぞ近世戯曲の傑作。興味が持ち、ぜひこの物語のディテールを知りたいとこの本を手に取った人は、絶対諦めず読み通して欲しい。ホラーとしての出来も一級品。終盤はほとんどスティーヴン・キングだ。
★2 - コメント(0) - 2016年7月22日

2016年7月16日:Mamirin
2016年6月5日:いちゆう
2016年2月2日:oki
12月に国立劇場へ歌舞伎を見に行ったのでその原作をと。その際の記憶を呼び起こしながら読んでとても面白かった。また、原作の最終幕は今回の歌舞伎とは違っており、原作は最後の最後までお岩の怨念が恐ろしくゾッとなった。
- コメント(0) - 2016年1月24日

2015年7月24日:fseigojp
2014年11月25日:タツノスケ
岩の恨む相手は伊右衛門なのか?一つ疑問に思うのが、伊右衛門は岩をその手で殺してはいないという事。なのに岩は伊右衛門の前に恨めしやと現れる。恨むべき相手は、伊右衛門が人の夫であるにもかかわらず何が何でも婿に迎えようと画策し、手段を選ばず毒薬を渡した伊藤家ではないのか。自分の父親を殺した相手が伊右衛門だと岩は死ぬときも知らなかったはずだし、産後の肥立ちが悪くなってから足蹴にされはしたけれどそれであそこまで恨めしくなるものだろうか。イマイチ岩に共感しかねるが、まだまだ自分の読解力が足りないのかもしれない。
- コメント(0) - 2014年1月15日

2013年11月24日:J・L・B yv7b6rf54wsevb 
丸の内線四谷三丁目駅で降りて、左門町の於岩稲荷田宮神社にお参りしてきた。実在したお岩さんと、鶴屋南北が創作した歌舞伎のお岩さんは全くの別人。現代なら名誉毀損?で訴えられると思う。ただ、大衆の願望を的確に把握し、これでもかと煽りに煽った結果、作品に魂が吹き込まれ、文芸史に残る傑作が生まれた。作家の業に鳥肌が立った。
★12 - コメント(1) - 2013年8月30日

2013年7月28日:slowlearner1984
2013年7月24日:W.Taka
こんなにも誰も幸せにならないなんて。とにかく伊右衛門の外道ぶりが半端じゃない。お岩はもう少し伊右衛門を苦しめてもよかったんじゃないだろうか。
- コメント(0) - 2013年6月11日

舞台ではなく戯曲として読んでいると「伊右衛門・お岩」と同じくらいに「直助・お袖」の二人もまたくっきりとした存在感を持っていることに気がついた。
- コメント(0) - 2013年6月4日

2012年12月29日:未来
2012年12月3日:slowlearner1984
2012年9月25日:maiko_tw
2012年6月19日:竜牙堂
2012年6月3日:絶間之助
2012年5月17日:キキ
この非人や乞食、売春婦たちの町での暴力、騙し合い、殺し合いを江戸の芝居好きはどう受け入れていたんだろうか?忠臣蔵の一つの裏面であるこの話が歓迎されたのなら、忠義という武士の倫理をもてはやしもするが、逆に落ちぶれた侍たちを笑い飛ばしたかったんだろうか?初演は1825。勧善懲悪の塊、八犬伝も大いに読まれていただろうし、幕末へと転げるような時代だったんだろうか?また、劇中の江戸言葉がチンプンカンプンなのにも驚き。
★2 - コメント(0) - 2012年1月9日

忠義の物語が進行する裏で、退廃的な不忠不義の物語が罷り通るという対象の妙。登場人物もまた。伊右衛門と直助、与茂七と直助、お岩とお袖、お岩とお梅など、対で見ることでその性質が強く印象づけられる。登場人物は善も悪も皆、人生を切り開こうとするたくましい人々。しかし次々に因縁の糸に絡め取られ、落命していく。因縁の大元である忠臣蔵の討ち入りの場面へと繋がっていく構成上、最後にとどめを刺すのは生者でなければならなかったのか。私的な恨みが公的な仇討へと合流することで、カタルシスは増すのだろうか? 少々考えたい。
★1 - コメント(0) - 2011年9月9日

2010年12月13日:のほほんなかえるさん
20100611良い!
- コメント(0) - 2010年6月11日

2010年3月14日:芥子菜
2009年11月18日:マコッサ
2009年6月30日:御前田あなた
--/--:みかんの下
--/--:あさめし
--/--:まりな
--/--:ヨーイチ
--/--:madhatter
--/--:Ta283

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