註文帳;白鷺 (岩波文庫)

註文帳;白鷺の感想・レビュー(22)

2015年12月27日:sibaccio
2015年11月23日:ugip ojog
(註文帳)剃刀と鏡。いまではなんでも使い捨てだけれど、職人に手入れしてもらっていた頃は、使う人と共に物語があり、いわくの宿ることもある。最後、歌行燈の角附のときみたく、ときめきました。(白鷺)全般、悲しい話なのだけど、五坂との再開シーンは興奮。順一が五坂との一件を回想して、やきもきして、その五坂が……という行がよかった。
★10 - コメント(0) - 2015年1月23日

怪談二編。怖いわけではなく、幽霊が二編二様のいわば純粋さを示す。
- コメント(0) - 2014年8月21日

2014年8月20日:裸愚庵 若林菜沖
Lu
先生が鬼と一緒にごちそうを作ってくれる夢を見たという話をするお篠が、なんだか可愛くていじらしくて、切ない。先生を慕う気持ちと現実の辛さの狭間で涙して…。こういう風に女性を書けることに感動してしまう。
★1 - コメント(0) - 2014年3月21日

2014年3月13日:ニャーちゃん
2013年10月3日:SHIN
趣の異なる幽霊譚二作。プライド高き怨霊が世代を越えて心中し遂げようとする〈註文帳〉。迷える亡魂の訪問とその理由を哀感こめて綴った〈白鷺〉。前者は武家の、後者は料亭の娘と階層は違うが、どちらも零落した女性が花街に身を沈め、儚くも死を選ぶという点が共通項。反対に〈註文帳〉では女性視点が通り一遍でほぼ抜け落ちており、〈白鷺〉は内面描写こそないものの寄り添うように死に行くまでの過程を追っている。この点から、結果する物語が異なるのも頷ける。
★2 - コメント(0) - 2013年9月5日

2013年8月8日:りやう
2013年リクエスト復刊の中の一冊。当時の芸者の悲しみ、借金のために自由にならない苦しみ、世の儚さ…それら泉鏡花の静かな文章で語られる。時代ものの筆致のため始めは読みづらいが、物語に引き込まれると気にならなくなる。小説に登場する女性たちのいじらしささ情熱は現実世界(というか、私の見る世界)では感じられないほど純粋で美しい。彼女らは泉鏡花が抱く女性の理想像なのだろうか。それとも、美しさとは悲しみを内包しているからこそのものだというメッセージなのか。
★3 - コメント(0) - 2013年7月27日

2013年7月25日:Ochiai Kenji
2013年4月28日:凌霄散人
いい鏡花だった。註文帳のほうは、正しく怪談節であって、雪景色に散る血の色に、「おめでてえな」は凄かった。七五調を絡めた美文にモダンさをちりばめて作られた文体は鏡花の趣味とこだわりを体現していると言えるのではないか。もっといえば、白鷺の倫理観などは、彼のからだに根ざした善美の観念が文章に結晶したもののひとつとも捉えられるのではないか。やっぱり鏡花を読むと最後には感服させられてしまう。読み終わるころには、頭の中では、もう一度読むときの算段が始まっている。それくらい好きだ。
★4 - コメント(0) - 2013年3月11日

註文帳:鏡花の作品はいい意味でも悪い意味でもストーリーが記憶に残らない。再読だけど、初めてのような印象。部分部分の描写、文章のスタイルに魅了される。白鷺:つぶれた料亭の娘が芸者に身を落とすが、気位が高いままでいるために悲劇となる花街小説。旧漢字・旧仮名遣いだが総ルビであるおかげで苦もなく楽しめた。
★2 - コメント(0) - 2013年1月7日

2012年11月17日:ninnin
2012年9月17日:とらいばる
2011年10月27日:半殻肝
2010年2月22日:poca(漫画以外)
--/--:begemot

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註文帳;白鷺の 評価:64 感想・レビュー:7
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