バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)

バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)
270ページ
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バガヴァッド・ギーターはこんな本です

バガヴァッド・ギーターの感想・レビュー(207)

興味深い。従兄弟同士で殺し合う不幸な運命を嘆く英雄アルジュナが、神クリシュナに教えを受けて悟りを開き、戦場へと赴く――という風に見ると大変ヒロイックな内容に思える。でも冷静に読んでるとクリシュナが説く「義務」「義務による行為の称揚」「結果に執着しないこと」など、支配層が下位層に求める政治的な内容にも読めて、宗教と政治の繋がりが垣間見えて面白かった。
- コメント(0) - 3月11日

第三文明社から出ているマハーバーラタを読んだので、その流れで。驚くほど、何を言ってるか分からぬ。哲学書だわね、これ。何度か読んでみないと、どうとも言えぬわ。
- コメント(0) - 3月6日

ヒンドゥーの泥海に咲く蓮の花、バガヴァッド・ギーター(神の歌)。同族同士の殺し合いに苦悶する王子アルジュナを前に「王族としての務めを果たせ」と語りかける神の人クリシュナ。ここまで聞くとカースト制度の非人道な倫理観に辟易しそうになるが、この書の本質はむしろ、執着と結果を放擲した「行為そのもの」の価値を説いたことにある。その行為とは、神と自己の統一により欲望、怒り、貪欲を捨て、信仰の果てに至る寂滅、愛の境地なのである。仏教の隠遁主義に対立し、プロテスタントの天職観念にも通ずる本書の思想は、今なおアクチュアル。
★19 - コメント(0) - 2016年11月18日

とりあえず一通りざっと目を通した。訳注が本文と同じぐらいのページあり、いちいち往復するのはあまりにもテンポが悪いので、、、。しかしゆっくりと噛み締める価値のある文章なのも確か。何度も参照したい一冊だ。 一世紀頃成立したインドの聖典の一部で、王族同士の戦いの前に尻込みするアルジュナをクリシュナ(バガヴァッド)が鼓舞するという筋。純質、激質、暗質という概念が印象深かった。
★2 - コメント(0) - 2016年10月16日

釈迦の教えと相通ずるものがある。
★1 - コメント(0) - 2016年8月7日

インドの一大叙事詩『マハーバーラタ』のなかで、英雄アルジュナが同族の戦いに疑念を抱き、戦意を喪失したとき、彼の師であるクリシュナがヨーガの秘説を説いて彼を鼓舞した部分が『バガヴァッド・ギーター』にあたる。日常生活の注意点から、仏教にも通じる精神論、また、一神教的な絶対帰依を求める章句まで、様々な教えが書いてある。本文140頁、訳注70頁、解説50頁という構成だが、難解だった。以下、個人的に印象に残った文言。(つづく↓)
★13 - コメント(1) - 2016年6月13日

バガヴァッド・ギーターの学問的な解釈の本だと思います。私は感情移入できず読み進められなかったので、他の訳者の本と訳を比べながら読みました。これが学問としてよかったです。サンスクリット語にも興味が湧くきかっけになりました。
- コメント(0) - 2016年5月8日

「バガヴァッド・ギーター」本体はそれほど分量はない(120ページ弱)ですが、クリシュナ(絶対者)によって繰り返し語られるこの教義の世界は強力で、引き込まれます。上村氏の訳、解説は分かりやすいですね。結論としては、執着と結果を捨て、絶対者に捧げて行動すること。インド固有の思想をバックにした表現には、私にはすんなり理解が難しいところも多々あり。周辺知識をもう少し勉強してから再読してみたいですね。
★2 - コメント(0) - 2016年4月10日

愛とは全身全霊で捧げるもの
★1 - コメント(0) - 2015年12月3日

お仕事兼お勉強。クリシュナのなかにあらゆる神を見るシーン(94)は圧倒的だなー。全体は部分の中にあり、部分は全体の中にある、存在の無限の入れ子。
- コメント(0) - 2015年10月28日

ムンバイ直行便にて読了。インドの古典。行為とその結果への態度を説く。行為は放棄せず、結果への執着を捨てる。恐るべき自己啓発本。前段にストーリーの解説、本編は問答があり、最後に訳者の解説で理解。本編のあらすじは他に譲る。本書にヒンドゥー教の真髄を見た。再読必須。と、ムンバイにて熱い感想。しかし暑い、蒸し暑い。
★15 - コメント(0) - 2015年10月25日

ヒンドゥー教の聖典である一大叙事詩「マハーバーラタ」の一編。同族の戦いに疑問を持ったアルジュナをクリシュナ(バガヴァッド)がヨーガを説き諭す一場面を描く。クリシュナは、果報への期待を捨て、己の為すべき行為のみ為すこと、毀誉褒貶を、尊敬と軽蔑を、好悪を平等に扱い、心が確定し満ちていることの重要性などを説き、結果アルジュナの迷いを絶ち本書は終わる。なお、まえがきで最終的に皆殺し合いなどで死んでいくことが明らかにされており、単なる教説で終わらない「マハーバーラタ」の奥行きの深さが感じられる。
★4 - コメント(1) - 2015年8月22日

登場人物が多くて最初が大変
- コメント(0) - 2015年8月6日

これが必要だったのでは?
- コメント(0) - 2015年6月14日

【図書館本】世界中に愛されている、インド宗教文学の白眉。想像以上に面白かった。というのも、文学でもあり宗教書でもあり更には人格陶冶にも繋がる作品だと感じたから。 宗教書的観点から読んで、「(真実なる)知識」の必要性を訴えていたところはツボだった。イルファーンやグノーシス等を求める人達との共通性を感じられる。 執着しない事、自己省察の重要性を求めていたのも、好感。あくまで「苦行」を捨てないところはヒンドゥーらしさを感じられて興味深い。「神さまに委ねる」という考えは、今の日本人に必要な思想かもしれない。
★10 - コメント(0) - 2015年5月18日

「行為に専心し、結果を放擲する。」この当時は、宗教、倫理の指針となるものであったが、現代的な観点からいうと、認知心理学上のかなり高度な心理技術であることは間違いない。感情至上主義の「ウェルテルの悩み」の主人公「ウェルテル」からすると、両極端かもしれないが、どちらをとるかは難しい問題だ。歴史上の進化の途中とはいえ、階層制の是認は断じて肯定しないが、有意義に使えばかなり有効で強力である。
★12 - コメント(0) - 2015年5月17日

ある事情から読了。平易ではないので、本来は注意深く読み直し、解説書などにも目を通さなければならないのだろう。 この書は、見たかぎりでは、いい意味でも悪い意味でも教義の書である。だから語られている事柄の基礎付けや論証という発想などないし、そもそもそんなことを問題ともしていない。 あくまで大叙事詩『マハーバーラタ』の挿話であるということを銘記した上で評価する方が、かえって正当なのではないか。 そういう意味で、おかしな話だが、冒頭の訳者による梗概のほうが本編全体より興味深かった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月12日

宿命的戦いの前線で、敵方に親族のいるアルジュナは戦意喪失して、バガヴァッド(クリシュナ)に戦闘の意味を問う。正しいヨーガ(行動)をもって、輪廻から解脱する。しかしそのヨーガは放擲しなくてはならない。まるで柳生石舟斎が剣の修業の果てに極意を「無刀」と悟った様な、荘子の「無用の用」の様な。しかし、生悟りの”何もしない”という選択は、逆方向へまっしぐら。虫ケラどころか石ころレベルのカーストに。なまけものも究めれば道に成りそうだが、小心ゆえ、それも出来ず。来世も苦界を彷徨うだろう。少なくとも人間…猫でもいいかな。
★25 - コメント(1) - 2015年4月6日

以前、山際素男翻訳『マハーバーラタ』を読んだことがある。山際氏は、英訳からの重訳であったが、これは原典訳であるらしい。マハーバーラタの際は、物語の中の一つとして捉えたが、単独で読むと経典である。短い文章の為、親しみやすいという点では、般若心経と同じだが、世界に与えた影響は、こちらの方が遥かに大きい。読んでみると、時々、仏典の内容が浮かんでくる。仏教用語に置き換えてみると、どれかの仏典にちかくなるのではと思えたが、それは同じバラモン文化から生じた故であろう。純質、激質、暗質という捉え方が興味深かった。
★24 - コメント(1) - 2015年3月6日

LS
要再読。知識不足。
★2 - コメント(0) - 2015年2月11日

数年前、ヨガに出会い手にした本。 ヨーガスートラやヨガマーラなど、ヨガに導かれて読んだ本は多くありますが、その中でもとくに考えさせてもらえる内容です。
★4 - コメント(0) - 2015年1月19日

やはり、実際に読んでみなければわからない。これはカーストの義務を示した書でも、ヨーガの奥義を書いた本でもなんでもない。成立は一世紀頃だといわれるが、まちがいなく一神教を書き表した書である。クリシュナが汎神論における一神教の神に当たる。クリシュナは、 万物の主であり、過去、現在、未来の万物を知っていて、ヴィシュヌであり、シヴァであり、ヤマであり、この世界の父であり、母であり、配置者であり、祖父であり、最初の本源であるようだ。
★9 - コメント(0) - 2014年12月12日

古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』の一部で、聖典とされている書。成立は『マヌ法典』より後の西暦一世紀頃だと見られている。内容はパーンダヴァ軍とカウラヴァ軍が戦場で対峙した際、アルジュナは一族を滅ぼす戦いの意義について悩み、戦意を喪失する。その時クリシュナ(バガヴァット)が、彼を鼓舞し戦わせるために説いたのが『ギーター』である。アルジュナの質問にクリシュナが答える。またはクリシュナが様々な考えを示す形で話は進む。本文は約120ページとあまりないが、訳注が多く細かいので、注に捉われると内容が分からなくなる。
★6 - コメント(0) - 2014年11月18日

一切の行為の結果を放擲し、その行為を神にささげ神と一体になり不死を得る。肉体はすでに時間によって殺されているが、アートマンは滅びることが無いので、人を殺しても罪にならない。迷わず戦い義務を果たせとクリシュナは言う。。。神と一体になったり、宇宙と一体になったりした人はそれで解脱したと思っているかもしれないけど、本当に怒りや不安や恐怖、欲望が心から消え去っているんですか?と問いたい。一時的に脳内麻薬がドバドバ出て強烈な多幸感に包まれただけでしょう。それなら麻薬やったって変わらない。神秘体験は涅槃じゃないよ。
★10 - コメント(1) - 2014年9月30日

基礎知識がないから難しかった。根本のところで賛同できないので読み流したが、ヨーガの世界観には触れることができた。「平等の境地」というのには興味がある。
★15 - コメント(2) - 2014年9月15日

再読。ヒンドゥー教の聖典の一部。バカヴァッド(クリシュナ:神)のギーター(歌)。血族相手の戦争を悲しんでいるアルジュナ王子を、優しく叱咤激励する味方のバカヴァッド。彼ら2人の対話が主。初めて読んだ時にも思ったんだけど、いざ戦いが始まろうとしている戦場のド真ん中で長々と(約100p分)語り合うクリシュナとアルジュナの2人の図がおもし…、おかし…、えっと、待機している下っ端兵は理由がわからず困惑したのではないのかな。前日の夜あたりに話し合えなかったのかな。いや、こんなことを考えてはいかんいかん、ごめんなさい。
★14 - コメント(0) - 2014年9月14日

予備知識ゼロで初読して撃沈したので、森本達雄『ヒンドゥー教-インドの聖と俗』でヨーガやバクティ等の用語を学んで再読。本書は大叙事詩『マハーバーラタ』の六巻部分。本書以前の内容はまえがきに要約されているが、17頁の家系図見つつ読むべし。本文の文章自体は読み易い。訳注が詳細過ぎて難しいので訳注に頼らず本文を読み、解説を読んでから訳注を読了。細部はさておき、本書の語る神の教えの主旨が解説にある〈すべての行為を絶対者に捧げ、行為の結果(果報)を顧みず、ひたすら無償の行為を行うこと〉なのは理解した。絶対者=最高神。
★5 - コメント(0) - 2014年8月1日

ヨガの勉強をしていたので理解できる箇所もあったけど、一読しただけでは消化不良。もう少し深い理解が得られるよう、勉強します。。繰り返し読むことになりそう。
★1 - コメント(0) - 2014年7月30日

もとはサンスクリット語の古典だけあって、半分くらいはナンノコッチャワカランという感じなんだけど、訳注を読まずに流れに身を任せて読み進めていくと、不思議なくらいにクリシュナの言ってることが分かった気分になる。頭ではなく、魂に染みわたる感じ。ヤバイくらいに元気が出てくる。「アルジュナよ、執着を捨て、成功と不成功を平等(同一)のものと見て、ヨーガに立脚して諸々の行為をせよ。」もうすぐ40歳。執着を捨てられる日は来るのか。
★14 - コメント(0) - 2014年7月17日

ちまたに蔓延るヨガ雑誌では満足できずに選んだ一冊。 とてもおもしろかったです!!! 途中で自分がアルジュナになったかのように感じました。。。(単純)
★6 - コメント(0) - 2014年6月29日

第11章、素晴らしいです。
★4 - コメント(0) - 2014年5月22日

ヒンドゥーの知識がほとんどないので、内容を理解するのにとまどう部分もある。しかし知らない世界を垣間見えて興味深い。特に仏教との近似と相違を感じさせる部分はおもしろく読んだ。
★4 - コメント(0) - 2014年2月20日

訳注の注が欲しいくらい、訳注が読む参考にならなかった。訳注は情報の補完であって、本文の理解を助する役目を負っていない。本文の理解は、文字通り解説の章を見るのが適当だった。途中から訳注を見ないようにしたら、尻上がりに面白く読めた。六道輪廻の先に解脱があると説く仏教の思想、中庸に悟りを見出した仏陀にだぶる話もあり、仏教発祥の地に根ざした教典だと感じた。
★9 - コメント(0) - 2014年2月5日

ヒンドゥーの聖典。インド人には何章か暗唱している人も多いのだとか。インド哲学に関してはほとんど素人同然なので理解するのはしんどいが、本文が短く注や解説も充実しているので読めないことはない。ヒンドゥー思想といえば思弁重視というイメージがあったので、3章で語られる理論と実践の関係はとりわけ興味深いと感じた。一度で全体を掴むことはできないのでまた読み返したい。
★9 - コメント(0) - 2013年12月30日

インド古典。ピンとこなくて超難解!同じ古典でも、日本のものは感覚で感じるところがあるので、やっぱり私は大和魂を内臓された日本人なんだなぁとこういう時思う。何度か読み返していきたい。
★2 - コメント(0) - 2013年6月8日

再読必須。いつになるのか”やれやれ”な本。一読で理解できる人がいるとは思えないけどいるとしたら、根気、読解センスのある人だと思う。リズムで読み理解できると思える箇所もありますが、再読必須で読み終わり離れた今、ほとんど忘れてる。まさに戦え!俺!みたいな・・・まあ、思ったより難解な長編外国文学よりは読み易い。覚悟が必要。でまあ何ですが、個人の解釈に委ねられるのが許されるのならば良い本です。”全ては平等“とか”おまえは自分の仕事に専念して敵を討て“とかね・・・考えさせられるけど難しく魅力的。
★13 - コメント(0) - 2013年5月2日

本編と同じ量かまたはそれ以上に多い解説と注釈だが丁寧でかなり助かった。しかし論文みたいな感じで、どうしても参考文献を手に入れづらいようなのまで混ざってたのは無念。これを完全に理解出来たら、たしかに何かに目覚めそうだ。
★2 - コメント(0) - 2013年4月22日

学ぶことばかりでした。『まえがき』の、ギーター以前の叙事詩の説明部分に登場人物が多くて、この部分を理解するに時間がかかったけれど笑、本編はあまりに面白くて一気に読みました。他の訳より表現はむつかしいけれども訳注も丁寧に書かれていて理解が深められました。
★3 - コメント(0) - 2012年10月31日

戦えアルジュナ、という一言が妙に印象的。不思議な思想だなあと思う。
★2 - コメント(0) - 2012年10月26日

バガヴァッド・ギーターの 評価:66 感想・レビュー:54
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