孔子 (岩波文庫)

孔子 (岩波文庫)
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孔子の感想・レビュー(62)

論語の内容を解説したものではない。とは和辻自身も言っているが、孔子を「人類の教師」のひとりとしてその思想と生涯をたどったもの。拠り所として『論語』を取り扱っている。焦点となるのは孔子の死についてだ。世界の四聖との共通点を語りだしとし、特に「死」にまつまわるところから孔子の独特な思想や教えを導いてくれる。論旨は徹頭徹尾、明快。清々しいほどに均衡の取れた書物だった。
★1 - コメント(0) - 2016年3月27日

孔子が聖人なのか釈迦イエスと比較して氏お得意の比較文明論にしているが死についての神格化はなかったが、他の道教神がそうなのではないかとは思う
★1 - コメント(0) - 2016年1月19日

うん。よくわからなかった。論語を読もう
★8 - コメント(0) - 2015年11月15日

四聖の一人であるが釈迦やイエスの様に神秘的な物語もなく、自らの意思で命を絶ったソクラテスの様に劇的な生涯を送っていないが人間の本質を捉えた言葉は弟子の普及活動によって広まり一つの文化に影響を与えたことは人類に多大な恩恵をもたらした存在だと思う。
★1 - コメント(0) - 2015年10月11日

世界の四聖と言われるソクラテス、イエス、釈迦、孔子はいずれも自らの手になる著作はなく(「春秋」を孔子の作とする孟子の説を取らないならば、ではあるが)、生前よりも死後その弟子や孫弟子以降の時代に広く影響力を持つようになったという共通点があるという指摘だけで、まずビックリ。自分はそんなことも理解していなかったのだな、ということに対してだが。その他の論考もなかなか面白い。論語の示す究極の思想は「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」とか。論語を再読しようとは思わないが、和辻哲郎は他の著作も読んでみようと思った。
★6 - コメント(0) - 2015年9月7日

友人のお薦め。社会科の教科書に出てくるような人の書いた本を初めて読んだような。 面白かったんんだけどちょっと地味と言えば地味。同じく和辻哲郎のイエスや釈迦についての本の方に興味を引かれる。
- コメント(0) - 2015年8月8日

次に読む論語訳注・孔子伝がこれよりもうなずけるところが多ければ、それは論語と孔子に繰り返し触れることで知識が滑らかに出てくるようになったからかもしれないが、そうでなければ和辻哲郎の論の運びが整っていることに気付くだろう。「近代評論の源は和辻哲郎の文章ではないか」というも評も聞いたことがあるが、ある偉大な評論家の文章に初めて触れたときに普通その文体に慣れるのに感じるはずのストレスがほとんどなかったとすれば、それは前提知識としてある程度知っている、明晰な文章の運びを読んだということだろう。
★12 - コメント(3) - 2015年4月7日

なかなか難しく論語を読んでいない不勉強なので、理解できない箇所が多かったです。そのために、論語の原本を読み再読したいと思いなおしました。
★3 - コメント(0) - 2015年3月9日

論語の成立過程を丹念に紐解き、孔子の弟子達が伝えようとしていたメッセージに迫る本。世界四大聖人(孔子、ソクラテス、釈迦、キリスト)の教えは、時代を超えて引き継がれ、文明を越えて普遍化されている。四大聖人の中で孔子は、奇跡を行わず、死後の世界を語らなかったのがユニーク。シンプルな語録としての「論語」にも実は構造があり、学而篇は孔子学徒のモットーとして、学問の楽しみ、友愛的協同体の喜び、学問の自己目的性を16章に分け段階的に詳細に述べているという。章と章の間に隠れた結びつきをあぶりだす推理の過程が面白い。
★47 - コメント(0) - 2014年4月2日

暇なときにパラパラめくる。書き下し文のみで口語訳がないので慣れないと大変かも。この薄さなのに何十回読んでも毎回毎回違う部分が何かしら心に残る。彼の言葉、思想が現在においても洋の東西を問わず人々に受け入れられているのか。人が理想とする人の形というものは恐らく古来から変わらない。孔子が説くそれはその理想の一つだ。美しい存在。理想の存在。それに近づく在り方。とても難しい。
★4 - コメント(0) - 2013年12月16日

明治初期に四聖と呼ばれた孔子、釈迦、イエス、ソクラテスを「人類の教師」と呼び、なぜ彼らが一つの文化圏のみならず普遍的な影響力を持つに至ったのかという分析に始まり、言語学や文献学的な側面から孔子とその思想の成り立ちについて書かれている。和辻の文章は美しく読みやすいけど引用部分の古文漢文、人名がそのままでてくるのがかなり難しい。比較文化論的な広い視野での考察がとても面白かった。
★3 - コメント(0) - 2013年6月1日

これ、孔子・論語入門書じゃ無かったんですね。薄いからナメてました。例えば引用している漢文が書き下し文だけで口語訳がなく、「読める」事を前提に話がすすめられる。出てくる固有名詞(国名・人名・地名)も説明も注釈もなし。その他ある程度孔子・儒教・支那の歴史の知識がないとちゃんと読めんです。せめて論語くらいは読んでから本書を読みましょう。でもキリスト・釈迦・ソクラテスと比較は興味深かった。
★6 - コメント(0) - 2013年3月4日

15年以上寝かしてあった薄い本。しかし内容の厚みは軽い気持ちでは捉えきれないくらい濃かった。釈迦も、ソクラテスもキリストも生前は疎まれ、または当時の常識に反駁し、死後弟子によってその考えは徐々に広まり、時の権力者によって「教え」として確定した。孔子もまた同じく為政者であったのは数年で、人生のほとんどは国々を転々とした。流浪の中でも乱れず人間の理想を追い求めた。解説の「シナは単に地域の名であって国の名でもなければ民族の名でもない」彼の生まれた魯も民族も滅んだが、孔子の意思はシナ文化圏には未だに残っている。
★3 - コメント(0) - 2012年9月29日

読みやすい、分かりやすい。孔子とソクラテス、イエス、釈迦が比較されてて新鮮。孔子の思想を哲学的に解釈してるようで良かった
★3 - コメント(0) - 2012年8月6日

孔子を解説した本。論語など孔子の伝える哲学については無いが、ソクラテス、キリスト、釈迦と並び4大成人の一人として孔子を捉え、その教えがどのようなものか、どのように成り立ってきたかを解説している。 孔子の教えを読んでみたいと思って買ったが、ちょっと違っていたので、次に論語などを読んだ上でもう一度読み返してみたい。
★3 - コメント(0) - 2010年8月1日

古典が古典になる過程について考えさせられる本.書かれた当初から形を変えつつ,受け継がれ,受け入れられてきたものの最初の形を求めるPhilology「文献学」という分野の面白みを知ることができた.
★2 - コメント(0) - 2009年11月12日

ようやく読み終わった…未消化。でも面白い。論語読み直そう。
★2 - コメント(0) - 2009年11月1日

孔子やニーチェ、マーフィーあたりが好きなのは、箴言のシンプルさが琴線に触れるからかもしれない。
★3 - コメント(0) - 2009年1月13日

再読必須。
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