新エロイーズ 3 (岩波文庫 青 622-6)

新エロイーズ 3巻の感想・レビュー(10)

複雑な関係に発展する第3巻。ヴォルマール男爵の考えはすごい、現代人も見習うべきだ。エドワード卿の存在は実に文学的で、「第三者(特に目上の人)に己の経験や考えを話す」という、実にテンプレート的なスタイルに仕上がっている。しかし、内容はなるほどルソーである。
- コメント(0) - 3月18日

前巻から6年ほどの歳月を経た。ジュリは嫁ぎヴォルマール夫人となり二人の息子を生んでいる。冒頭では、サン=ブルーは死んだかの如く語られる。この6年間に互いの連絡は途絶えていたのだろう。ジュリとの再開をエドワードに告げるサン=ブルーの文章は、その美しい場面を精緻に綴っていく。この文章を読むだけで第三巻の表紙がそれを表すものであることを読者は気づく。ここに至る経緯を振り返ると物語は陶酔的な域に入った。だが結ばれる可能性が無い男女を対象に、なぜルソーはこのような甘味ある雰囲気を作り出さねばならなかったのだろうか。
★2 - コメント(1) - 2016年7月5日

2014年11月10日:kei tomita
2013年1月31日:kitaji
ルソーの秋にしよう。
★2 - コメント(0) - 2012年9月11日

2011年12月4日:Avis
2009年1月18日:masanta
2008年1月1日:poca(漫画以外)
2004年6月29日:シンドバッド
--/--:ひーこ

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新エロイーズ 3巻の 評価:60 感想・レビュー:3
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