万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書)

万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書)
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万葉秀歌〈上巻〉 岩波新書巻はこんな本です

万葉秀歌〈上巻〉 岩波新書巻の感想・レビュー(87)

万葉集が読みたくなって、かといっていきなり全編読むのもヘビー過ぎて、茂吉っつぁんの選集を読んでみた。解説はしてるけど、基本的に茂吉っつぁんの主観セレクト。入り口にはちょうど良かったかな。
- コメント(0) - 1月23日

231作目。8月12日から。奈良県立万葉文化館で購入。久しぶりの新品本。初版は戦前に遡るが内容はちっとも埃を被っていない。万葉集入門として最善の新書であると謳われているだけのことはある。上巻では1~7巻までの良作が解説されている。恋・宮廷・旅がメインテーマとなり、とりわけ恋の歌が多い。読んでいる内にそれぞれの作者の素性が見えてきて、歌の持つ意味が深みを増す。ただしあくまでも新書レベルの入門書なので少々知識が必要な部分もある。同時に購入したもう少しわかりやすい絵付きの解説書を読んでから後半に取り掛かる予定。
★7 - コメント(0) - 2016年8月13日

入門書として名高い本書だが、万葉集についてまったく知らない現代人にはついていけないこともあるのではなかろうか。古代はこうやって遠くなっていく・・・。歌いぶりの大らかさに浸り、当時の生活が垣間見える歌に興味を持った。万葉集の面白いところは、採る歌の幅広さにもあると思う。
★2 - コメント(0) - 2016年5月30日

これはいい一冊かな。柿本人麻呂好きの茂吉さんも伺え、さらに、万葉歌人の時代観世の中観、ひとを思う相互感に、うたれる。やはり、万葉集は、日本人はもっと手近にあるべきだなとおもう。素人が、日本(人)独自の、詩歌にふれるには、万葉集かもしれないなあ。言葉に難儀するのは、時代で言葉が変容するのは人類史ではどこでもあるが、日本人の言葉つかいの変容は、現代はもっと加速しているのが文化に弊害かもしれない。もうこれは、個人のレベルじゃないからね。テレビの害。テレビに出ているひとたちが、言葉を生んでいることにも、みなが疑問
★17 - コメント(1) - 2016年5月13日

万葉集の注釈書がほしく、全首フォローするのはおそらく大変なのでセレクト。全体の一割ほどの掲載とはいえ、さすがとても細やかな解説。下巻へ。
★49 - コメント(0) - 2016年4月4日

三十一文字の海、その潜り方。
- コメント(0) - 2016年2月19日

この本も中学時代から何度買い替えてきたのかなあと思います。斎藤茂吉による万葉集入門の本です。結構解説は今の人にはかなり難しい言葉などがあって骨が折れると思いますが、万葉集すべてを読む必要はないでしょうが日本の古典をこれから勉強しようという人にとっては最低限読むべき本ではないでしょうか?上巻は巻7までと従属選出歌が収められています。
★101 - コメント(0) - 2015年9月15日

解説よりは歌重視で読了。気に入った歌をノートに書いてみた。今の所16首。実際、全部良いのだけれど。
★8 - コメント(0) - 2015年8月15日

自分にはかなり難解な文章の羅列でしたが、斎藤茂吉が噛み砕いて説明しているようでした。藤原鎌足の恋愛観が芸術家の様だ。
★12 - コメント(0) - 2015年8月14日

感想は下巻でまとめて。
- コメント(0) - 2015年4月26日

昭和の大歌人斉藤茂吉が万葉集の秀歌を選び出し、解説を付けたもの。茂吉の解説は的確なものだと思うが、大仰で重々しくて親しめなかった。それを読むと万葉の歌人たちが眉間にしわを寄せ、3時間ぐらいうんうん唸りながら、歌を詠んだのではないかと思ってしまう。そうではなくて、もっとおおらかな感じで自分の胸に浮かんできた感情を飾らずに、エイヤと表現したのが、万葉集の歌ではないとかと思った。とは言え選ばれているのは秀歌ばかりで、暗唱して口ずさみたくなるものが多かった。
★102 - コメント(0) - 2015年4月6日

ひむがしの野にかぎろひの立つ見えてかえり見すれば月かたぶきぬ・小竹の葉はみ山もさやに乱れども吾は妹おもふ別れ来ぬれば・あかねさす日は照らせどもぬばたまの夜渡る月の隠らく惜しも・秋山の黄葉を茂み迷わせる妹を求めぬ山道知らずも・玉藻かる敏馬を過ぎて夏草の野島の埼に船ちかづきぬ・ともしびの明石大門に入らむ日や榜ぎ別れなむ家のあたり見ず・もののふの八十うぢ河の網代木にいさよふ波のゆくえ知らずも・淡海の海夕浪千鳥汝が鳴けば心もしぬにいにしえ思ほゆ・あしひきの山河の瀬の響るなべに弓月が岳に雲立ち渡る(柿本人麻呂)
★22 - コメント(7) - 2015年2月5日

茂吉は歌意を穿鑿せず、すなおに有りの儘に受け取ろうとする。例えば《山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく》では「黄泉に行く」という説を退け、山吹の咲く泉への道が判らないと字義通りに受け取って、姉の急逝にどうしてよいか判らぬ弟の気持を有りの儘に汲み取ろうとする。「大体を想像して味わうにとどめる」のが茂吉の鑑賞スタイルだ。一方、《渡つ海の豊旗雲に入日さし今夜の月夜清明くこそ》の「豊旗雲」を「如是荘大雄厳の歌詞」と評するなど、言葉の端々から古代日本語をいかに尊び作歌の糧としていたかが伝わってくる。
★53 - コメント(0) - 2014年11月8日

 昔の日本ってどんな風景だったんだろう、何を考えて生きて、どんな楽しみを味わっていたんだろう。そんな風に思わず思いを馳せてしまった。もっと若い時に読んでおけばよかった。そして今読み返して味わいの違いを楽しみたかった。
★6 - コメント(0) - 2014年10月21日

久方ぶりの再読。若い頃は額田王などの直截であでやかな恋歌にぞっこんだったが、年を経て読み返すと、恋歌以外にもしみじみとした傑作があるのに気付かされた。特に山上憶良の「瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ・・」の長歌は、歌の情景と我が子の幼かった頃の記憶とがオーバーラップし、胸がジーンとなってしまった。年をとって初めて判る心情もある。(高校の教科書にも載っていたが、高校生に親の心情を理解しろというのが土台無理な話で、それよりは若い人の共感を呼ぶ恋歌をどんどん載せるのが良策だと思う)
★5 - コメント(0) - 2014年7月12日

有名な額田王の歌やうろ覚えの歌が出てきたりすると嬉しい。「東の野に~」などの柿本人麿の歌の雄大さ、山上憶良の流れの美しさがいかにも古代という感じがする。「河上の五百箇(ゆつ)磐群(いはむら)に草むさず常にもがもな常処女(とこをとめ)にて」「古に恋ふる鳥かも弓弦葉の御井の上より鳴きわたり行く」「あをによし寧楽の都は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛なり」「今更に何をか念(おも)はむうち靡きこころは君に寄りにしものを」「若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴(たづ)鳴き渡る」
★10 - コメント(0) - 2014年7月1日

とりあえず歌だけ
- コメント(0) - 2014年6月1日

登録はすれど、読了したとは言えないと感じている。 それはおそらく これからも 折にふれ 頁を開いていき 様々なうたと いろいろな出会いが想像できるからである。  
★2 - コメント(0) - 2014年4月24日

万葉集ファンはもとより、それを読み解く格好の一冊として読まれ続けている。しかし文章が古いので(当たり前だが)、取っ付きにくい感がある。ただ根気よく読めば、奥深い解釈に唸らされる。さすが歌人である。大伴旅人の短歌が好きだが、山上憶良や柿本人麿もいい。ただ、万葉集ビギナーは少し早いかも。
★7 - コメント(0) - 2013年11月4日

ある短歌入門書にこの本が紹介してあったのが良く分かる。日本語が持つ美点が萬葉集には良く保存されている。
★1 - コメント(0) - 2013年8月26日

なぜか更新されていなかった。
★2 - コメント(0) - 2013年7月30日

【蔵書】
- コメント(0) - 2013年6月11日

「「常少女」という語も、古代日本語の特色をあらわし、まことに感歎せねばならぬものである。今ならば、「永遠処女」などというところだが、到底この古語には及ばない。」(29頁)
★3 - コメント(0) - 2013年3月30日

「験なきものを思はずは 一杯の濁れる酒を 飲むべくあるらし/大伴旅人」その時々で、心にしみいる言の葉に吾を重ね貴方を重ね、古人の思い巡らす。
★10 - コメント(0) - 2012年9月30日

青空文庫で読了。人によって仮名の読み方や解釈が異なるのもいいよねと思いつつ、今回は好みの歌を見つける程度の気持ちでさらっと流す。「否といへど強ふる志斐のが強ひがたり この頃聞かずわれ恋ひにけり」とか割と好き。優美で素敵な雰囲気の歌もいいけど、こういう小気味いいのが親しみやすいな。
★3 - コメント(0) - 2012年9月9日

万葉集関連では必読書としてよく名が上がる本ですが、茂吉以前の万葉集の解釈についての彼の見解が書いてある感じです。なぜか皇族の歌は敬語で書いてあったりします。ここから一首は48の「ひむがしの野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ(柿本人麻呂)」です。
★4 - コメント(2) - 2012年6月16日

もう、何回も読みました。私のバイブルです。
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