万葉秀歌〈下巻〉 (岩波新書)

万葉秀歌〈下巻〉 岩波新書巻の感想・レビュー(50)

東歌と防人の歌が少なかったのが不満。時代的にも大伴家持が多いのは仕方ないところか。
- コメント(0) - 1月28日

235作目。8月24日から。同じ日本語でもこれは過去の日本語。文化も文脈も今のものとは異なる。ぱっと見で理解できるほどすらすらとは読み込めない。それでも文章の向こうに広がる世界が眼前に浮かび上がったときには感動を覚える。感覚のハードルを下げないと見えてこない世界もあるが、そういう機会は中々ない。かがみ、くぐり抜けることで見えてくるものが確かに存在する。古語に触れるというのは別世界に触れるということでもある。こういったものの嗜みも大切だ。
★6 - コメント(0) - 2016年8月28日

さ夜中と夜は深けぬらし雁が音の聞ゆる空に月渡る見ゆ・ひさかたの天の香具山このゆふべ霞たなびく春立つらしも・あしひきの山道も知らず白橿の枝もとををに雪の降れれば・愛しと吾が念ふ妹は早も死ねやも生けりとも吾に依るべしと人の言はなくに(柿本人麿)この見ゆる雲ほびこりてとの曇り雨も降らぬか心足ひに・あしひきの八峰の雉なき響む朝けの霞見ればかなしも・わが宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも・木の暗の繁き尾の上をほととぎす鳴きて越ゆなり今し来らしも・現身は数なき身なり山河の清けき見つつ道を尋ねな(大伴家持)
★24 - コメント(0) - 2016年7月4日

おもに巻十四・東歌の箇所を参照。とてもわかりやすい。学習に活かしたい。
★41 - コメント(0) - 2016年4月5日

下巻は巻8以降から採られている作品が収められています。斎藤茂吉の好みの作品は偏っている感じがしました。柿本人麻呂や大伴家持が好きでかなりの歌が掲載されています。というかやはりいい歌は皆が認める感じなのでしょう。東歌も多く採られています。
★72 - コメント(0) - 2015年9月16日

さすが万葉集。昔の人の季節の感覚がいい
★11 - コメント(0) - 2015年8月14日

万葉集ブームが私の中で再来したので読んでみた。斎藤茂吉著ですので著作権自体は切れており無料版も読めるんだが、目次からのリンク移動、注釈など、純正品というか「本として」丁寧に作ることの力を、まさか紙ではなく電子でも実感させられるとは思っていなかった。「ただ読めればいい」って人は青空文庫へどうぞ。岩波文庫・新書はブランドだなあと思いました。
★2 - コメント(0) - 2015年4月26日

《神なびの伊波瀬の社の喚子鳥いたくな鳴きそ吾が恋ひまさる》の「よぶこどり」は恋心を募らせる鳥だそうだが、一体どんな鳴き方をするんだろう? この鳥の実体を自分は知らないのに、歌に込められた気持を素直に受け取れるのは不思議である。茂吉はそれを喚子鳥という言葉の喚起力によるのだと説明する。もしかしたら、喚子鳥は実体を喪う事によって却って言葉としての命を得たのかも知れない。そもそも全ての書かれた言葉は展翅板に貼りつけられた蝶みたいに実体を喪っているともいえるが、そこに命を吹き込むのが写生ではないかと思ったりした。
★57 - コメント(0) - 2014年11月13日

万葉集巻8以降の歌が収められている。茂吉の解説はさすがに古さを感じるものの、味わい方のポイントや歌人の目で見たその歌の評価などに主眼があり、好感が持てる。歌の作者を見ると、上巻は皇族や貴族が主だったのに対し、下巻は市井の人々や農民、防人まで幅広い階層にまたがっていて、和歌が普及していった様子が伺える。一般人の目線で見た恋や別れ、日々の哀歓など親しみの持てる佳作も多いが、一方では枕詞が増えてくるなど技巧が目につく場面もあり、初期のシンプルさと鮮烈さが次第に薄れてきたことを感じる。
★6 - コメント(0) - 2014年10月9日

下巻は防人の歌など庶民の心に近づく分、心情の素直な発露が魅力的。「今は吾は死なむよ我背恋すれば一夜一日(ひとひ)も安けくもなし」「君が行く道の長路を繰り畳ね焼き亡ぼさむ天の火もがも」あたりの女性陣の強さにたじたじ。「春の苑くれなゐにほふ桃の花した照る道に出で立つをとめ」なんて万葉らしい大らかさがあっていいなあ。「福(さきはひ)のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹が音(こゑ)を聞く」「旅人の宿りせむ野に霜降らば吾が子羽ぐくめ天の鶴群(たづむら)」「天離る鄙にも月は照れれども妹ぞ遠くは別れ来にける」
★4 - コメント(0) - 2014年8月16日

とにかく読み終えたという感じだが、継続して万葉集を読んでいく予定。
★1 - コメント(0) - 2014年1月22日

万葉集の素晴らしさが、名歌人によって解説されている。ただ、今の若い読者にはわかりにくい。「私の好きな岩波新書」第1位だそうで、どちらかというと年輩の方たちに支持されたという感がある。しかし、小難しい感じもない。読んでいて、万葉集の奥深さを味わえる稀有な書。
★5 - コメント(2) - 2013年11月25日

【蔵書】
- コメント(0) - 2013年7月19日

春さらば挿頭にせむと我が思ひし桜の花は散りにけるかも(壮士某)(140頁)
★1 - コメント(0) - 2013年3月30日

防人の想いを理解するなど、烏滸がましいのかもしれないが。愛しの想いが染み入るよ、茂吉さんの解説がそう想わせるのかしらん。
- コメント(0) - 2012年9月30日

青空文庫で読了。
- コメント(0) - 2012年9月9日

私のバイブルです。何回読んだか分かりません。
★2 - コメント(0) - --/--

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万葉秀歌〈下巻〉 岩波新書巻の 評価:68 感想・レビュー:17
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