読書と社会科学 (岩波新書)

読書と社会科学 (岩波新書)
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読書と社会科学 岩波新書巻はこんな本です

読書と社会科学 岩波新書巻の感想・レビュー(315)

経済学や社会科学が中心で、読書のことについてはあまり触れられていなかった。期待していた本とは違った。
★2 - コメント(0) - 2月19日

社会科学では概念によって物事を認識する。古典を読むことによって概念装置を獲得することができる。
- コメント(0) - 2月3日

この本では古典として読むという読み方が紹介されていた。 簡単に言えば、物事を見るための目を作っていくための読み方のことである。 そういう意味で、この本は古典として読むにふさわしい本であると思った。 作者の言葉は実に味わい深いものとなっていて、噛み締めたい内容。
★2 - コメント(0) - 2016年12月28日

特に第1部で文献を読む際に気をつけることについて参考になる箇所が多くありました。心に一番深く刺さった内容は「批判的思考を行う前に、まず相手を信じることから始めよ」というものでした。何が正しいのか見極めるために、とかく自分は証拠の弱い部分はどこだろうかと訝しむ読み方や聞き方、有り体に言えば、人の主張の悪いところを見つけようとするネガティブな情報の捉え方をしていました。こういう姿勢は学問では必要かもしれませんが、最初は相手を信じる姿勢をとらないと生産的な議論はできないし、なにより精神衛生上悪いように思います。
★7 - コメント(0) - 2016年12月2日

ようやくIIIまで。I、IIと違って、IIIは経済学が主体。疲れてきたので、残り1/3は流しつつ、メモとりつつ…。しばらくまた寝かせよう。
- コメント(0) - 2016年11月28日

IIAまで終了。Iの内容をザックリとIIAでまとめている。著者が何才の時のものなのか気になり、奥付けを見る。1913年生まれ1989年没の著者、後書きと初版から1984の暮れから年明けにかけての晩年のもの。若い頃はどんな風なお人だったのだろうか。
- コメント(0) - 2016年11月20日

まだ読みはじめて数頁だが、読書会を文字に起こしていることもあるせいか、文体との相性が良さそうだ。期待できる。■梅棹忠夫の「知的財産の技術」で紹介されていた本。■11/16訂正 読み止めると内容を忘れてしまい移動中に細かく読む事ができず、前半を読み返すことはや4回目。自分なりにメモへ図説していかないと理解が追いつかない。文中に引いた注釈的な棒線がもうちょっと少なければまた違うのだが。
- コメント(0) - 2016年10月28日

講義調で話し言葉の文章だったので、読み進めやすいと思いきや、イマイチ内容が入ってこない。要再読。コマ切れかつ、かなりの期間をかけてしまったのも要因か。
- コメント(0) - 2016年10月26日

経済学者内田義彦による読書論。E.H.カーの「歴史とは何か」に似ていた。読書とはいかにして著者の立場を想像し、全面的に著者に没入するか。それを通して自己固有の眼を持つ、即ち概念装置を創り上げる。まさに、空海のいう「古人の跡を求めるな。古人の求めたるところを求めよ。」だ。
★2 - コメント(0) - 2016年10月18日

高校生のとき、代々木にある某ゼミナールの久保寺亨先生に勧められて読んだ本。当時は社会科学の古典として本を読むということが体得出来ず、悶々としていました。大人になった今、少しは分かったのかなあ?
★35 - コメント(1) - 2016年9月26日

物事を見る眼(自由な眼)を養うための読書や学問に対する心構えが書かれていて、背筋が伸びました。 自分で物事の見方を1つ1つ組み立てていく丁寧さ無しには、物事は見えてこないのに、表面的に理解して、組み立て作業をすっ飛ばして分かった気になってることが多いです。 経済学史や思想史のことはさっぱり知らないので、言葉が難しかったけど、最後まで読んで良かった! 刺激的でした。
★6 - コメント(0) - 2016年9月18日

読書について書かれた本は山ほどあるが、個人的に最も共感できる内容であった。
- コメント(0) - 2016年9月12日

全ての読書会に関わる方々に本書を薦める。第一章『読むことと聴くことと』は、著者が読書会で講演した内容。この全77頁が濃い。読書会は『互いに思わざる所にある思わざる宝を発掘する術を獲得する為の修練の場』である。同じ本を読んでも各人で様々な印象や答えを得る。各人がそれぞれの本を読む眼『概念装置』を持つ為だ。それを読書会の場で聴く。聴き上手を得て皆の考えが伸びる。読書会の要は、他人の言をいかに聴くかにあり、その聴き上手は、本をより深く読むことに繋がる。会が終わった途端、次が待ち遠しくなる読書会に共通する部分だ。
★6 - コメント(0) - 2016年9月2日

古典は情報として読むものではない
- コメント(0) - 2016年8月28日

一読しただけなので事細かにこの本について説明することは難しいが、以下にして深く内容を掴むかということは重要なようだ。既知の知識や経験と結びつけることが大切であり、単なる多読は勧めてはないようだ(多くの知識量を得るためなど必要な理由ももちろん考えられるが)読書の初心者である私にとって役に立つこともあったが、実践するにも段階があるように感じた。
- コメント(0) - 2016年8月13日

ウエーバー、マルクスの考え方の理解の手助けとして、読んでみた。「なるほどさすがにウエーバーを長年読んできた人だけあってよく見えるものだなあ」「古典として読む:考え方、求め方を変える。一読不明快。読み手の成長とともに変わる。⇨要するに、どこが一番面白かったか」これなしで、客観的に本のすじをまとめ・記憶しても意味無し。自分の目を盲信しない。(モナリザの例)読書の宝探し。概念装置:学術語の組み合わせ。⇨読書は、認識の手段として、概念装置を自前のものとして獲得すること見えなかったのが、どのように見えるのか。
★5 - コメント(0) - 2016年7月9日

本を如何にして読むか。筆者は本の読み方について、二つ挙げている。一つは情報として読む。もう一つは、古典を読む。主に後者について、色々と論が展開していく。そして、本を読むことは、すなわち概念装置という自分なりの観察眼を持って、社会を見るということである。自然科学と違い、社会科学は実験が容易ではない。そのため、読書をもって、その観察眼を生長させる必要がある。余談だが、本を読んで、むやみに感想を書くなというのは耳が痛かった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月7日

読書の仕方についてどんなふうに読むかを突き詰めていきます。読書会の在り方等ですね!もう片方の社会科学の学問の在り方を刻刻と説いてます。著者の鬱とした感じが伝わってきて、文章はその人となりを表すことがよく分かりました。
★6 - コメント(0) - 2016年5月22日

読書と学問の本。 古典とのつきあいかたから始まり、学問に対する姿勢を、特に経済学を例にとって説明されています。 古典の読み方では、著者を信頼しながらも寄りかからない読み方を提唱されています。「本は読んでも読まれるな」という名言をいただきました。 読んだ冊数も情報を取り入れる意味では重要だけど、古典を何度も読み返す読書も取り入れていきたいなぁと思いました。 なぜ勉強するかという問いにも、ひとつの示唆をくれる本でした。
★2 - コメント(0) - 2016年5月15日

二つの信。自然法と実定法。
- コメント(0) - 2016年2月27日

「感想をむやみに書くな」だそうです。私もその点は同意で、滅多に書きません。
- コメント(0) - 2016年2月6日

読書のあり方について、「情報としての読書」と「古典としての読書」の区別を求める。また、特に社会科学については物理的実体を持たない概念装置を自らの中に組み立てることの重要性を指摘する。本筋からややそれるが、筆者の問題感心として、経験に根差した科学であるはずの社会科学が、専門分化の行き過ぎによって日常言語から乖離していってしまうことの危険性があり、繰り返し指摘されている。
★3 - コメント(0) - 2016年2月6日

眼の前の宝に気づかないという話の延長で書かれていた、恋人に引かれて食わず嫌いだったものを好きになってしまうという話がとても面白かったです
- コメント(0) - 2016年1月12日

早く読む、たくさん読むという一種の思想に侵されてはいないか、読書メーターに登録するために本を読んじゃいないか、そんなことを思わざるをえないような、ぎくりとさせられる言葉が身にしみた。 三章は社会科学、概念装置に関すること。経済学を勉強はしたし、他学部受講の試験だって通過した。でも何かを学んだ、できるようになったという気がしない。感動がない。そういった漠然とした不満の源泉を探り当ててくれたような気がする。
★6 - コメント(0) - 2015年12月8日

自然法のところが面白かった。
★3 - コメント(0) - 2015年10月9日

電子顕微鏡を通して肉眼では見えない世界を見るように、社会科学では、概念という装置をつかって現象の奥にある本質を見きわめようとする。自前の概念装置をいかにして作るか。それを身につけることで何が見えてくるか。古典を読むことと社会科学を学ぶこととを重ね合わせて、本はどう読むべきかの実習を読者とともに試みる実践的読書論
★21 - コメント(4) - 2015年9月30日

読書についてというか社会科学の中での読書という感じで焦点は読書に限っていない。自分の確固としたものを持ちながら概念に囚われない物の見方、本の読み方は考えとしてはわかるが非常に難しい。顕微鏡とも言われていたが一つのものを倍率を変えて新しい部分を見られるようにするのがベストと。思っていたのとは違ったがそれもそうだなぁと思うような内容になっていた。
★12 - コメント(1) - 2015年9月29日

VOI
本をもう少し精読しなければと反省。結果の学説だけ読んだって、著者と時代も状況も違うのだから、そのまま役に立つはずがない。著者がどのように現実認識をしようとしたか、その過程をこそ読まなければならない。
★5 - コメント(0) - 2015年7月25日

タイトルはナニヤラ堅苦しいが、社会科学に興味のある学生なら誰でも面白く読める内容。申し訳ないが難解な書籍はNG、な私も楽しく読めた。妄想だが、もしこの本が、光文社あたりから今出版されたら『なぜ社会科学は難しい用語にうずくまった本を読まないと勉強が進まないのか?〜概念装置という〈顕微鏡〉〜』みたいなタイトルだったに違いないw
★4 - コメント(0) - 2015年7月18日

タイトルに惹かれ読んでみました。どちらかというと、読書より社会科学の章にココロ惹かれました。社会科学の勉強は、発見と伝達を天才人からわれわれ一般の人に開く機能である「概念装置」を脳中に組み立てることが要である、と。なるほど。
★5 - コメント(0) - 2015年7月1日

本を読むとは、自分の中の物の見方を増やす事だと判った。それは、顕微鏡の対物レンズの使える数を増やすのに似ている様に感じる。尤も、両方とも観察しなければ意味が無い。レンズを増やしつつ、顕微鏡をのぞいていきたい。
★2 - コメント(0) - 2015年4月23日

講義の課題として出たので一読。教授がこれでモノの見方が変わったとか言ってたから、すさまじく半信半疑で読んでみたが、古い本にしては読みやすく(講演を再録しているため)、読書への方法論として興味深い。学習の都合、情報としての読みしか行ってこなかったが、古典としての踏み込む読み、社会科学の場合の概念装置を自前に作る読み、こうしたものを社会科学系の文章を読むときは心がけたい。それにしても2000字レポートは書きたくない。
★1 - コメント(0) - 2015年4月13日

読書というものは自分の中でフィルターを作るためのもの、また新たな思考回路を作るためのものという考え方は昔からあるし、実にその通りだと思うんだけど、耳が痛いです……。
★3 - コメント(0) - 2015年3月21日

恥ずかしながら新書というものをほとんど読んだことがなかったので、世界が一気に広がる思いがした。 内容は読みやすく、途中にある「勉強」を怠る人への痛烈な叱咤のおかげもあって、最後まで止まらず読み進められる。 ウェーバーについての知識を得るのではなく、どうしたらウェーバーのように考えられるか、どのように本を読むのか。 これから本を読むときにこの姿勢を思い出していきたい。
★2 - コメント(0) - 2015年1月14日

読書の仕方について、その指摘には耳の痛いものも多かったが、どれも今後の読書に参考になる内容だった。特に、最近個人的に読書会を行うようになって、中々言いたいことを上手くしゃべれないことが多いのだが、本書には話すことよりもどう話を聴くかの方が大事だというようなことが書いてあったのがなるほどと思えたので、その点も大いに参考にしたい。
★2 - コメント(0) - 2014年12月28日

本というか文章を複数回読むことの意味。本は読めば読むほど解釈や印象が変わる。しかし新聞を複数回読んで毎回印象や解釈が変わっては困るという話は目からウロコだった。本と新聞の違い。データとして事実をありのまま伝えるのが新聞だとすると本は何を伝えようと書かれているのだろうか?
★5 - コメント(1) - 2014年12月14日

初版時から何度読んだだろう。その都度、自分の「成長」を確認するかのように読んでいた。今回はその跡が見いだせなかった。「楽しみ」を深めることこそが肝要と説く。「絶対名著」だと思う。
★4 - コメント(0) - 2014年10月16日

全てに懐疑的であれという命題に対して結構懐疑的だった自分にとって、まず信の念がないといけないという指摘は慧眼だった
★2 - コメント(0) - 2014年7月19日

「自分の眼の構造を変え、いままで眼に映っていた情報の受けとり方、つまりは生き方を変える」ような読書を、自分はできているか、読書への姿勢を考え直すきっかけになりそうです。他にも、経験科学をやる人にとって大切な事が書かれている気がしたのですが、自分の力不足で読み取り切れず…。レベルを上げて再読したいです。
★16 - コメント(0) - 2014年6月15日

読書と社会科学 岩波新書巻の 評価:72 感想・レビュー:104
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