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ルポ 認知症ケア最前線 (岩波新書)

感想・レビュー
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Akiro OUED
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認知症の老人と精神疾患の若者の介護に共通点があるという指摘が新鮮。認知症ケアの在宅化が、10兆円規模の経済的損失に相当するかどうかはともかく、病気の治療を自己責任・自己負担とする国の存在意義が問われる。長寿が国を滅すならば、福祉に金を掛け続けるべきかを真剣に議論すべきだね。
0255文字
nmura
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個別の事例をいくつも並べるなかから全体の傾向をつかむほどの知識がこちらになく、途中で読むのをやめた。
0255文字
Naota_t
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★3.2日本各地で先進的な認知症ケアを行なっている施設や人たちの紹介。本人の尊厳を維持しつつ、関係者がよりベターな過ごし方、終わり方を模索するのは答えがなくて難しい。自分にはまだ関わりの薄い世界だがいい社会勉強になりました。
0255文字
amanon
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介護に携わる者として何かと考えさせられるところが多い一冊だった。他の人も述べているとおり、既存の仕組みやあり方に満足せず、より良い介護を目指してゼロから取り組み、様々な実績をあげていった人達の熱意には本当に頭がさがる。制度がダメ、お役所は頭が固くてお話にならないと言って、投げ出してしまう前に、何かできることはないか?という発想を実行に移していくそのバイタリティは、とうてい真似できない気がする。何かと先行きが見えない高齢者介護の世界だが、本書は今後の広い意味でのケアを考えていくうえで大いにヒントになる。
0255文字
驢馬山人
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バイタリティあるケア事業の立ち上げ者たちの姿に脱帽。成年後見人制度についても勉強になった。これからの日本は、40代くらいから徐々に幅広い職種の人々に介護についての知識や実践を教育して、50代くらいで介護職にキャリア転換していくような仕組みを作ったほうがいいのではないかなどと考えさせられた。
0255文字
佐島楓
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ケアをする側のケアや、病む側の視点に立ったプログラムづくりなど、いろいろと参考になった。高齢者の場合複数の疾患を持っている場合が多いことも。どういう亡くなり方をするのか、自分で決めておければいいのになと切実に思ってしまう。
0255文字
編集兼発行人
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我国における認知症を取り巻く状況に関する考察。医療と介護とを中心に家族会や成年後見など周辺領域まで射程に入れて全国各地で実践されている数々の取組を紹介しながら展望を探ってゆくという構成。人生の道程が十人十色である当事者と其の親族との双方に配慮して事へ臨むに当たり金銭的にも人員的にも限られた資源を何処へ如何様に投入すべきか且つ支援する側を含めた関係者全員が如何なる隊形を構築して連携すべきか提示しながら終末期に対する社会的な考慮を強く促進。自分は何れの立場にも遅かれ早かれ成り得ることを想定させる恰好の事例集。
0255文字
遊々亭おさる
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本書で登場された事業所等の方々以外にも、理想の認知症ケアを求めて試行錯誤されている人々は各地域にたくさんいることと思います。国や自治体は、そんな人達をサポート出来る仕組みを作ってほしい。ある意味欠陥だらけの介護保険制度の枠内では、認知症ケアを完結させることは不可能。お互いがお互いを助け合える緩やかな、その地域の実情にあった(隣組)が機能しないと、超高齢化社会に明るい未来はないと本書を読んで感じました。
0255文字
壱萬参仟縁
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ボケ老人、アルツハイマー、と、昔はかなり人権侵害なことばでとらえられていた。今は認知症というが、それでも、ことばを変えただけで中身や人間像が変わるわけではないとも思う。全国のさまざまな取り組みを紹介することで、この高齢者だけとは限らない、若年性の方も登場しており、なかなか、患者の立場で社会的には排除されがちに思える。家族がいつ認知症になるか、知れない時代にあって、けっして他人事ではないと思った。また、自分がそうなってしまったら、誰かにすがるしかない。つながりのない無縁社会では、救われない孤独死に至る。
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円舞曲
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こういう地域もあって励まされる。自身の地域も含めて、地域福祉の情報が本当に入らない現状の地域が多いのだと思うと複雑。羨ましい~。
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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事例がよい。「もの忘れカフェ」メモリーエイド(記憶の補助具)という見える化で使う掲示板を利用している。そうなんです。掲示板は記憶の補助具なんです。健常者でも役立ちます。認知症の取り組みは,副産物として健常者にも役立つ道具の見直しができます。「にぎやか」は,「このゆびとーまれ」という赤ちゃんや子供を預ける年寄りの特別養護老人ホーム「ベルライブ」と保育園「ベルキンダー」の交流もすばらしい。幼児たちの介護力という4章の標題からもわかる。最前線でもいつも目にするのは頑張っている人で,施策ではないのかもしれない。
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Takahiro  Suzuki
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いろんな事例が挙げられていて面白い。地域福祉の在り方がテーマのルポルタージュ。認知症にかかわっている人たちなら、参考になると思う。
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huanghongyang
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別の本が面白かった作者だったので、期待して読んだが、それほど面白くなかった。まあ、いろんな事業者の事例をちょっとずつ取り上げるというスタイル上、なかなか面白くはならないだろうが。
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TOMTOM
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この前段になる本から読まないと深みが分からないなぁ。
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