辞書の仕事 (岩波新書)

辞書の仕事 (岩波新書)
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辞書の仕事 岩波新書巻はこんな本です

辞書の仕事 岩波新書巻の感想・レビュー(160)

2013年発行の新書。著者は岩波書店で30年以上辞典編集部にいたそうで、またそのほとんどを「広辞苑」や「岩波国語辞典」などの日本語の辞書の仕事に費やしたとのことです。言わば辞書編集のプロによる辞書やことばのあれこれが述べられた本書。日本語やことばが好きな人なら非常に興味深く読めると思います。作り事ではないリアル「舟を編む」といった趣もあり、本書から得られた知識を持って、また「舟を編む」を読むとさらに楽しめるかもしれませんね。
★73 - コメント(0) - 3月17日

広辞苑の元編集者が書いたエッセイ。これまで分からない言葉はネットで調べていたけど、辞書を一冊買って引いてみようかなと思った。今までは無機質に思っていた辞書がなんだか愛おしく感じる。
★3 - コメント(0) - 2016年11月27日

日本語ってやっぱり面白い。辞書読み比べしてみたいな。辞書を作るにあたって注意していることとか、色々な仕組みとかが書いてあって興味深かった。岩国と新明解国語辞典がとても気になる。
★2 - コメント(0) - 2016年9月22日

辞書の編纂とはどのような仕事なのだろうと単純な興味本位で手にしたが、前書きで述べられているように中身はエッセイだ。最近では私は外国語の辞書を除いて大半の辞書を電子書籍に頼ってしまっている。しかし、よくよく使用している際の状況を思い返してみると、あるあると言った気持ちで読み進めることが出来た。強く印象に残ったこととして「辞書は社会に先行するのではなく、追随するものだ」という趣旨の記述。クイズ番組等で広辞苑にも載っている、またはそうでないといった言い方がされることを思い出す。筆者らの努力を少し垣間見れた。
★2 - コメント(0) - 2016年5月3日

◎/『舟を編む』を読みたくなる。辞書の読み比べもしてみたくなる。そんなに特色(違い)が明確なんだな。「直ちに必要ではないかもしれないがあることについて知っている、という豊かさ・贅沢さを味わわせてくれる紙の辞書」というところに深くうなずく。
★4 - コメント(0) - 2016年4月9日

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本書と類書に”辞書を編む”がある。前者の著者は編集者であり、見出しの仕組み、紙質の話、読者とのやり取りなどやや全体的視点、後者の著者は編纂者で言葉集めや解説の作成する苦楽など辞書の中身の作り手としての視点に重きがある。さらに担っている辞書が違い、前者は岩波国語辞典、広辞苑、後者は三省堂国語辞典。本書も"辞書を編む"も、それぞれ単独でも楽しいが、合わせて読むと更に興味深い。自分は辞書を楽しむという域には程遠いけど、辞書はそれぞれ個性豊かで、同じ言葉を複数の辞書で調べてみると存外面白い。
★21 - コメント(0) - 2016年4月3日

【図書館】個人的に“辞書祭り”開催中。『新解さんの謎』『舟を編む』『辞書を編む』『日本人の知らない日本一の国語辞典』の順に読んできました。この本も読みごたえありです!「へー!」「確かに!」「なるほど!」「そう言われてみれば!」がいっぱい!辞書の中はことばの宇宙で収録語たちが“いつか誰かに見つけられて読まれるのを待っているよう”そう思うと、辞書の中に沢山の気配を感じ愛しく思えます。 ~辞典(事典)が社会のことばをリードするのではない、辞典は世間のことばの後からついてゆくのだ~ 次は『辞書と日本語』へ!
★4 - コメント(0) - 2016年1月29日

辞書編集者のエッセイみたいな話。辞書が意外と正しい事を主張せず、どうなっているかを記述する方に重点を置いているとの事。面白い。
★9 - コメント(0) - 2015年12月30日

辞書編集に係わる方々のご苦労、情熱が感じられる。辞書に依って内容、紙質拘る所が沢山あり、言葉の内容を簡潔に伝えること等。言葉遣いについても提言があり、逆引き辞書を読んでみたくなりました。
★6 - コメント(0) - 2015年7月31日

長年岩波書店の辞典編集部に勤務していた著者が、辞書及び日本語にまつわるあれこれを書いた本。引き合いに出されるのは、広辞苑と岩波国語辞典が多いが、他社の辞書への言及も多い(特に新しい国語辞典として明鏡国語辞典によく言及されている気がする)。 どうやって辞書が作られるかについては、飯間浩明著「辞書を編む」の方が詳しいですが、国語辞典がどういうものでどういうことが書いてあるのか、というのは、こちら、の本のほうがよくわかります。
★3 - コメント(0) - 2015年7月12日

具体的な辞書の作り方から、編集者としての苦労話、様々な辞書の使い方など、この本を読めば辞書のことがかなりわかり、興味を持つことができる。なかなか面白い本でした。
★3 - コメント(0) - 2015年6月29日

おもしろそうだなと思ってほんとにおもしろいと思うのは稀ですが、これはほんとにおもしろかったですね。言葉に対するシンパシーというのか、それが合ってるからでしょうかね。著書含め言葉の専門家が、言葉の正確性と共に、おしなべて、言葉に対する鷹揚さも持ち合わせていることも、何か分かる気がします。とはいえ、言葉を軽んじる態度、風潮は如何なものかという思いは拭えませんが。子どもたちにもその言葉に対する感性(正確性と豊かさと)を育てて欲しいなと思います。世界は言葉でできているー。その通りでしょう。
★3 - コメント(0) - 2015年5月22日

岩国、広辞苑の編集なんだから極まりきった規範主義者の狂気を見せてくれるに違いないと思いきや、かがみ論などを解説しつつ案外頭の柔らかそうな面をアピールするも、最終的には、こいつは規範主義なんじゃねえ、自分達が、岩波だけが規範で、自分達のなすことが規範だと信じてる、どころか、多分、ある、いる、右、の語釈と同程度に自明だと思って疑ったことさえねえ!なんて思わされる逸品。岩波さんはやっぱスゲー。
★3 - コメント(3) - 2015年5月15日

『広辞苑』の文字数は1500万字=新書150冊分(3頁)。相当に字体が小さいため。辞書は基本的には実用書(11頁)。引く動機は忘れた漢字調べ(95頁)。紙の辞書がいいのは、読みやすさ。項目全体の見通しがきくので(212頁)。画面だと全体像からの今の位置が意外につかみにくいのかもしれない。電子書籍はやっていないのでわからないが、辞書については紙のよさがあるようだ。
★28 - コメント(0) - 2015年1月23日

『舟を編む』からの流れで読んだ。辞書編纂に長年携わって来た著者ならではのネタが読める。日頃使いなれている日本語だが、初めて知ることもあり、読み進めて行く間に「ことば」について大分神経質になった。さて、読み終わって改めてタイトルを見ると『辞書の仕事』とある。辞書の仕事? 少し違和感を覚えた。正確には『辞書編纂の仕事』と言うべきか。又は『辞書のはたらき』或いは『辞書の編纂』でも良いかも。ことばに敏感になり過ぎてダメ出ししてしまった。
★4 - コメント(0) - 2014年12月30日

最近人と話していて、言葉の選択の重要さに気がつかされる。たとえ辞書をひいて、正しいと思われる言葉を選択したとしても、相手がどう会う意味で捉えるかというのはわからない。だけど、だからこそ、辞書が欲しいと思わせてくれた。こういう意味で伝えたんだよって、伝えることができる。自分の言葉の意味を人に伝えるために、僕は辞書を買いたいと思った。
★2 - コメント(0) - 2014年12月29日

辞書というのは正しいことが書かれていると思っていたが、明確な正解を用意しているのではなく、俗説も表記するなど読者に寄り添う。実に懐が深い。『舟を編む』のサブテキストとしてどうぞ。
★23 - コメント(0) - 2014年9月30日

『広辞苑』と『岩波国語辞典』についての本。電子辞書に必ず入っているといっていい『逆引き』についての記述もあり。同じ韻を踏む言葉を調べる時に便利な『逆引き』、親父ギャグを考えるのに便利かも。
★8 - コメント(0) - 2014年9月26日

☆☆☆☆ 辞書と国語と言葉の世界観をめぐる面白い話。そう言えば、最近ほとんど辞書を引いていない。何かと言うとウィキペディアに頼る自分がいる。つれづれなるままにひぐらし辞書に向かいてことばの世界を逍遥するのも、きっと楽しいのだろう。でもそんな暮らしは定年後のことかな。
★13 - コメント(0) - 2014年9月25日

著者は、岩波書店で「岩波国語辞典」「広辞苑」一筋に作り上げてきた人です。「舟を編む」ではないですが、ここには本当に苦労してきた数十年のノウハウが書かれています。また広辞苑の面白い使い方なども書かれていて自分でもやってみようと気になりました。
★29 - コメント(0) - 2014年7月3日

岩波の人による広辞苑など辞書にまつわる裏話エッセーです。辞書を作る上での心構えや気を遣っていることなどが軽快に語られている。その軽快な語りのためか、辞書を作る大変さとそれでも溢れる著者の辞書愛にほっこりします。
★3 - コメント(0) - 2014年6月20日

舟を編むを読んで辞書づくりに興味があったので
★3 - コメント(0) - 2014年6月18日

岩波で数々の辞書を編纂した経験から、辞書とはどういうものであるべきか、どんな言葉を収録するか、どう説明するか、といった辞書に関わる様々なことがらを短く読みやすいエッセーの形で紹介している。同じく辞書の編纂を扱った『舟を編む』『辞書を編む』とはまた違う雰囲気。出版社によって(あるいは辞書の銘柄によって)編纂の方針も違うようで、いくつかを読み比べると面白そう。
★11 - コメント(0) - 2014年4月29日

この本を読んで、辞書を引いたり、書き写したりするのが好きだった子ども時代を思い出しました。言葉の選定から意味、用例の書き方、紙の質に関することまで、細かい色々なことがエッセイ風に書かれてあるので非常に読みやすかったです。溺れそうなほどにたくさんある言葉を言葉で説明するって難しいなぁ…と果てしない気持ちになると同時に、これからも辞書を引く習慣をなくしたくないと思いました。
★18 - コメント(0) - 2014年4月26日

岩波書店に勤め『広辞苑』などの編集に従事してきた著者が、辞書作りの舞台裏をエッセイ風に紹介した一冊。辞書にどんな言葉を収録し、その解説はどうあるべきか、そこにつける図版は、そして用紙はどんなものがいいかなど、製品としての辞書作りについてのずいぶん細かいところまで取り上げられているのだが、だからといって小難しいわけではなく、あまり興味がなくても読み物として楽しめるものになっている。個人的には、変化する言葉への著者の考え方が参考になると同時に、他社の辞書の評価も興味深く、辞書を読み比べてみたくなってしまった。
★35 - コメント(0) - 2014年4月15日

以前『舟を編む』(三浦しをん著)が本屋大賞になって映画化されたこともあり、最近辞書がクローズアップされている印象です。私自身、辞書を読んで色とりどりのアンダーラインを楽しむ子どもだったのでなんだかうれしい。著者が元辞書編集者ということもあり、文章から辞書を愛している様子がびんびん伝わってきました。擬音語・擬態語は執筆者泣かせのことばであること、写真より手書き挿画がなぜいいのか?他社の辞書の評価、逆引き辞典の活用法、電子辞書と紙の辞書の違いについてなど興味深く読めました。広辞苑を購入したくなりました。
★28 - コメント(0) - 2014年4月14日

2013年10月刊。エッセイのような、違うような。期待しすぎたのか、思ったほど感激が得られませんでした。でもいくつか収穫はありました。「誤りが大多数の誤りであればそれも変化です。日本語は(略)誤用を重ねて今日に至りました。」(p.25) 辞書に規範を求められても困るのだ、と言っています。若干でも語源や慣用による変化が辞書で分かれば嬉しいなと思いました。 「くんだり」の用例が不適切として書き換えられた例は”かがみ”なんだろうな。教科書が収れんされつつあるなか、日本語辞典が今後とも多様であることを望みます。
★9 - コメント(0) - 2014年4月11日

辞書づくりの面白さや大変さがよくわかる。確かに正しいことが辞書に載ってると思いがち。よく考えてみればそんなことはない。辞書という"言葉"が独り歩きしていった結果か。
★13 - コメント(0) - 2014年2月23日

辞書への思いがよくわかる本でした。辞書は正しい日本語を載せているのではなくて、今使われていること場の意味を書いているというのにはっとさせられました。また、社会の鏡でもあることから、日本の社会を映し出しているというの興味深かったです。(男性の比喩や女性の比喩の意味の違いとか・・・)  編集部に30年かけて「振徳堂」が載った日南さんの話とかちょっと感動しました。
★9 - コメント(0) - 2014年2月16日

いきなりですが、問題です。広辞苑の収録語で一番最後にあるのは、なんという語句でしょう。答えがわかった方は、広辞苑編集部へ往復はがきでお送りください。当編集部はシカトするでしょう。答えのわからない方は、「辞書の仕事」を買って読みましょう。ヒント:広辞苑もこの語で、おわりなんとす。。。(笑)
★9 - コメント(0) - 2014年2月13日

「辞書は言葉のかがみである。それは世相を写す鏡であり、正しい言葉の範となる鑑である。」(細部はうろ覚え)から始まり、辞書を作る際の工夫や苦労が述べられる。それは出版社にとっての「かがみ」でもあるのか。ところで「排列」という語が確か4か所ある。見慣れない表記だと思って調べたら、排には順に並べるという意味もあるらしい。
★6 - コメント(0) - 2014年2月10日

辞書を作るにも色んな工夫や考慮がなされているんだと実感☆その言葉をピックアップするかのせめぎあいや、辞書に期待する方からの意外な問い合わせなど、興味深かったです♪日本語の面白さや貴重さ…もっと大事にしたい。
★11 - コメント(0) - 2014年2月5日

言葉って面白い。辞書ってすごい。
★3 - コメント(0) - 2014年2月2日

著者は岩波で辞書つくりに携わっている人。一般人はなかなか知る機会が少ない辞書編集について記述されており興味深い。
★6 - コメント(0) - 2014年1月31日

岩波書店の辞典編集部に30年余、籍を置き、広辞苑や岩波国語辞典の編集に携わってきた方が筆者。辞典編集という一般からは見えにくい世界の話、1編大体4ページほどの寸法で1話読み切りの形式で続いていく。見出し語の立て方、用紙の問題など、中の人ならではの視点も楽しい。言葉は常に変化していくし、最近で分かり易いところでいえばジェンダーの問題もあった。去年評判の「舟を編む」ではないけど、1語1枚のカード拾い出しから始まっている作業の積み重ね。国語辞典の頂点の日国まで、独自の色を見せた辞典が各々版を重ねる幸せを思う。
★26 - コメント(0) - 2014年1月30日

30年、岩波の辞書づくりに携わった著者が綴るリアル「舟を編む」エッセイ。 無人島に一冊だけ持っていく本は、絶対に広辞苑だ。
★7 - コメント(0) - 2014年1月27日

mi2
穏やかな、知的な本でした。本当に世の中の役にに立つ仕事って目立たないけどこういう仕事なんじゃないかと思う。
★6 - コメント(0) - 2014年1月19日

辞書の仕事 岩波新書巻の 評価:80 感想・レビュー:61
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