世界の名前 (岩波新書)

世界の名前 (岩波新書)
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世界の名前 岩波新書巻はこんな本です

世界の名前 岩波新書巻の感想・レビュー(91)

図書館本。世界には結構苗字がないところが多く、苗字のある国も日本を含め庶民が苗字を持つようになったのは、近現代になってからが多いようだ。名前も幸せを願って良い名前をつけたり、逆に悪霊よけで汚い名前をつけたりするのは世界中どこでも一緒だけど、親のその頃の心境とか生まれた日の出来事が名前になるアフリカの慣習は珍しい。宗教色が強くて日本みたいなキラキラネームが出来る余地がない国も多い、そう思うとDQNネームもお国柄かな。もう少し掘り下げてくれたら・・。世界の名前についてもっと詳しく知りたくなった。
★6 - コメント(0) - 3月6日

いろんな国や地方の専門家が名前について書いた短いエッセイを集めた一冊。短いのですぐ読めるけれども面白そうなところで終わってしまう。姓というものはどうやら世界的にはあまり重要視されていないもののようだ。日本で「家を継ぐ」といえば姓を継承することを指すけれど、それほど大したことじゃないのかも、家名なんて。記録のための名前、長生きするように縁起でもない名前にする、など名前に対する考え方はあちこちに通っていて面白い。アフリカでは「名は体を表さない」らしい。つけたのは本人じゃないからね。
★5 - コメント(0) - 2月25日

AQL
表題通り「世界の名前」について約1200字のエッセイが100本。まことに小品ながら前提知識がすでに高度で日常生活のどこで誰に話せばいいのかさっぱりわからない薄皮一枚上のトリヴィアばかりで教養を無駄遣いしている感がすごい。(誉めてます)
★1 - コメント(0) - 2月14日

岩波はときどき本を出した翻訳者や辞書の執筆者にあとがき的な感じの新書を書かせることがあるけれど、これもそのたぐいの本。みんなそれぞれ好き勝手書いているけれども、通して読むと、名字が世界的には意外と特殊な最近のものであるらしいことや、名前が記録となっていることが多いことなどに気付かされる。
★1 - コメント(0) - 1月6日

国々で名前のあり方は様々でありながら、忌み名に代表される名前の持つ力に対する信仰は世界共通であることが非常に興味深かった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月26日

地域を越えて同じような命名をしたり(早死にしないように悪い名前をつける)、姓の誕生が西洋文明に触れたことでおこったり、各国のエピソードが面白い。欲を言えば、扱い数を減らして、もっと掘り下げてほしかった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月24日

「名は体を表す」のではなく「名は体を表さない」という発想をするアフリカの部族たち。「豚の糞」といった近寄りがたい名前をつけて魔除けとする人々。名前、名付けは背景が深い、かとおもうと、案外浅くて拍子抜けしたり。世界の名前を俯瞰するのは世界地図を眺めるのに似て楽しい。
★7 - コメント(0) - 2016年11月18日

Ryu
世界の様々な地域・言語での「名前」に関するコラム集。名付けは言語の特徴や地域史から影響を受けているんだなと実感。色々な地域を扱い過ぎていて、頭には残りにくい。最後がトールキンというのが良かった。
- コメント(0) - 2016年11月6日

著者名にちょっと違和感があったが、なるほど理解。これはこれで結構面白い。ただ話がコロコロ変わるのについていくのがちょっと大変だった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月7日

聖人の名前から取ったもの、ルーツを示す祖父父母の名前を出すもの、悪霊から逃れるための汚らわしい言葉、本人を色付けるエピソードをそのまま当てはめたもの等、よくこれだけ調べられ日本語となって説明できるのかと感嘆する。南アメリカ地域の節が少なかったかなと思うものの、新しい人と会った時に、どういうルールに基づいて名付けられたのか本書を片手に確認してみたくなる。
★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

世界の様々な国や地域の名前にまつわるトピックが100篇。雑学的。歴史、言語、神話など執筆者の専門分野によってアプローチは様々で自由に書かれている。日本についての記事はなし。
- コメント(0) - 2016年8月26日

s
世界各地の名前に関する100のコラム。洋の東西を問わず、古代から現代まで。それぞれの地域の研究者が執筆しており、これだけバリエーションに富んだ専門家の原稿をそろえられるのは、さすが岩波。名づけというよりは、姓も含めた名前のあり方の違いや共通点を興味深く読んだ。日本のような家を表す姓(日本でも歴史は浅いけど)は例外で、姓のように見えても名前の一部という仕組みの方が多い。また姓であっても、結婚で同姓にする地域は珍しく、基本的には家を表すというよりは親子関係(大抵は父子関係)を示している。
★2 - コメント(0) - 2016年8月9日

馴染みのない地域が多いこと、そしてたった2ページ程度のコラムが集まったものであるため、少し興味が湧くには難しく思えた。後者に関しては、紙面の制約上、あらかじめ知っていないと理解出来ない部分がそれなりに多くあったように感じる。しかし、聞き覚えのある土地に関しては中々感心して読むことが出来た。例えば、チェコではne-lで〜しないという意味の名前が多いことや、スペイン圏でゴンザレスは-ezで〜の子という意味だということ。特に英語圏で名・性の順なのはフランスが優位に立った歴史が関わっていることが興味深かった。
- コメント(0) - 2016年8月8日

すごく面白い。けど、コラムを集めたものなので、同じことについてこちらはこう、そちらはそう、みたいにはなってない。姓(家族名)はあるのか、結婚したらどうなるのか、娘・息子はどういう引き継ぎ方をするのか、〜の娘・〜の息子という接尾語は言語ごとにどうなってんのかとか、知りたいことがいっぱい出てくる。一覧表がほしいなあ。遠く離れた地でも考え方は共通してたりして興味深い。
★1 - コメント(0) - 2016年7月4日

世界各地の名前についてのコラムを集めている。図書館本なのでそういうわけにはいかないけど、海外の古典など読むときに側にあると便利かも。
★19 - コメント(0) - 2016年7月1日

世界各地の名前に関するコラムを集めた本。子どもが早死にしないようにひどい意味(糞、とか)の名にすることがあちこちであるそう。一番新鮮だったのはウガンダ、ニョロ語の誕生時の命名で、個人名は親の考えで子供とは関係のないことだから、名にあやかるとか名は体を表すとかはないというもの。だから「浮気してるでしょ?」という意味の名前をつけて配偶者にメッセージを送るとか。面白い。結婚や親子での名字の継承の仕方や、主な名字の意味など、読んでいてどこがどこか分からなくなってくるので比較表のようなものが欲しかった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月24日

たくさんの研究者によるたくさんの言語・地域の名前について。読み切るのにとても時間がかかったが、楽しく読了。読んだそばから忘れてしまったけど。
★1 - コメント(0) - 2016年6月17日

世界の人の命名規則に様々な研究者が考察。姓名があることって、主流とまでは行かないのか。苗字のつけ方って結構雑なものが多いんだな。
★26 - コメント(0) - 2016年6月11日

世界各地を研究している人たちによる、その土地、その文化ならではの名前に関するコラム集。土地の移動がない時代、そして徴兵などが行われる前は、割と世界各国で姓はなかったこと、命名候補が限定されている地域があることなど、電車の移動時間に楽しく読んだ。
★6 - コメント(0) - 2016年6月11日

設定厨のぼくとしては、こういう命名に関するうんちくは大変ためになる。ラストをトールキン翁の話題で〆るセンスも素晴らしい。だけど、シュナイダーとかミュラーとかドイツのかっこいい名前が「仕立屋」「粉屋」を意味するなんてこと、知りとうはなかった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月3日

 雑学系文庫・新書にありがちなテーマ設定ながらそこは岩波書店、各大学の各地域の語学・文学・歴史学の教授級をとりそろえてのエッセイ集になっています。とりあえずいい加減な名前というのも散見されつつ、歴史の積み重ね(支配・被支配のそれが一番表に出やすいのも悲しいところ)を年輪のようにそれぞれの名前とその命名規則がまとっているのが如実にわかる内容。
- コメント(0) - 2016年6月2日

「名づけ」をテーマに、世界のいろいろな地域についての研究者が一筆ずつ書いた文章をまとめた本。「国」ではなく「語族」で括り、さらに少数民族にまで目配りしているのがいかにも岩波書店らしい編集方針だと思う。宗教に由来する名、祖先に由来する名、生まれた日の出来事の記録であったり、早世した親族の生まれ変わりと見做されたり。欧州など、姓があるのが当たり前の地域では、姓についての考察もあって興味深い。苗字があって名前がある、という現代日本では当たり前のようなことが、実はけっこう少数派なのかもしれないとすら思わされた。
★29 - コメント(0) - 2016年6月1日

世界の名前の付け方や名前の歴史について、テーマ別/国別に書いたもの。ヨーロッパやアジアは勿論、旧ソ連の一部の国や、アフリカ等もある。ただし、全ての国や地域があるわけではないし、辞典ではないので注意。また各項目大体二ページくらいであり、著者もその地域の専門家なので、信頼性も高い。
★2 - コメント(0) - 2016年5月31日

世界にはいろんな名前が、名付けの考え方があるものだ。先祖を意識したり、災厄や疫病に見舞われないようにとの願い等、本当に様々だ。特に面白かったのはアフリカ諸国。よく耳にしたのが意外な意味を持っていたハワイ。各界の有名人の名前も、ああそういうルーツがあったのかと感心。
- コメント(0) - 2016年5月28日

基本的に「〇〇の子」は普遍なのかな。
★1 - コメント(0) - 2016年5月23日

世界の名付け方法やその他。個の名前を持たない地域はどういう風に自己が確立していくのかと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年5月20日

世界の名前について、それぞれの研究者が書いた文をまとめたもの。世界には姓を持たない(持たなかった)国・民族が多いこと、その姓は父の名・職業・あだ名からつけられたものが多いこと、悪い名前を付ける風習を持つ国も多いこと、等々がわかっておもしろい。それにしても、日本にはいろんな研究者がいるのねえ、と改めて。
★6 - コメント(0) - 2016年5月15日

色々な名前のルーツの紹介。ちょっとした雑学として読むのに面白い。
★7 - コメント(0) - 2016年5月4日

衝動買い。エッセイ集なのでさらっと読みやすい。これまで関わったことのない国や地域や言語の話が出てくるので、むしろそれを書いた人がなんでそれを選んだのかが知りたくなる。一番最後、トールキンがまあ、すごいよね。
★2 - コメント(0) - 2016年5月1日

名前の由来は自分のルーツであり、各国によって多少違いはあれど、基本的には同様なのだった。という面よりも、本書はひとつの国/地域/民族/言語に対し、ひとりの識者(大学/機関/その他)が約2頁でそれぞれの人々の名前にまつわるエピソードを書いたものをまとめたもので、途中からそれらの切り口と見立てと「冒頭の入り方」の勝負に見えてきて面白かった。なかなか本題に入らない人が数人いて、このコラムに対して楽しんでいる姿が思い浮かんだ次第。
★5 - コメント(0) - 2016年4月29日

世界各国の名付けに関する短いエッセイ集みたいな。普段馴染みがないお国の名付け習慣など思いがけないものが多くて面白かったです。モロッコの女性の名前の響きの美しさ、トリスタンとイズーの名前に翻弄されたかのような悲劇、漢字とローマ字、英文名の揺らぎなどが個人的に印象に残りました。
★5 - コメント(0) - 2016年4月24日

人に言いたくなるようなユニークな名付けがあって面白かったです。ただあまり頭に残りませんでした。
★1 - コメント(0) - 2016年4月23日

この手の本は、色々な話が盛り込まれ過ぎでなかなか頭に残らないというのが感想です。 贔屓目に見ても日本語や中国語の名前は漢字を使用しているので短くて良いと思いますが、これがアルファベットで書くとややこしくなるというのが欠点です。欧米のようにJimmyやLizだのと略しているのが良いのか悪いのかわかりませんが、愛称やあだ名で呼んでいると本名を知らないなんてことにも生じるんでしょうね。
★1 - コメント(0) - 2016年4月23日

CTC
岩波新書3月新刊、岩波辞典編集部編。世界各国の言語・歴史・文学などの専門家の名前をテーマとした小エッセイ100篇を収録。伝承人物や神の名なども含めつつ、米英仏独からアイヌ、ウィルタ、バスク、香港といった民族・文化圏まで。スウェーデンの“〜ソン”、ウクライナの“〜エンコ”、デンマークの“〜セン”などは、父祖の名を継いでいく事で出来ていく苗字だそうで、多いのも納得。“Mac〜”と言えばスコテッシュかと思ったら、アイリッシュにも多いそうで。。ドイツの職業姓や我が国含め鷹揚な国々、とお国柄を反映していて面白い。
★5 - コメント(3) - 2016年4月22日

これは面白い!世界各地の文学・言語・文化・歴史何度を専門に研究する学者たちが、コラムのようにその専門領域の「名前」について蘊蓄を垂れる。しかしそれが嫌みがなく、すこぶる興味深いのだ。そもそも「名字」「名前」で単純にくくれるものがが欧米を含めてそれほど多くないことや、名前の由来や語義だけでなく、あだ名が主な呼称となったり、悪い名前を敢えてつけて子どもを悪霊(つまり早死)から守ろうとするなど、初めて知ることも多く楽しめた。韓国・朝鮮名はカナ(必要なら漢字)にすればとの意見には同意。現地では漢字表記していない。
★12 - コメント(0) - 2016年4月16日

各言語や文化の専門家が、それぞれの専門の民族・言語の人名について、それぞれ3ページ程度の薀蓄を語るエッセイ集。相互の関連はあまりないものの、どこかで聞いたことのある話から、全く知らなかった話まで取り混ぜられており、なかなか興味深く読める。個人的には学生時代に非常にお世話になった先生が寄稿していたり、自分の専門(というのも烏滸がましいが)分野の話もあったりと、そう言った意味でも面白く読めた。気軽な雑学読み物としては非常に良い本だった。
★2 - コメント(0) - 2016年4月12日

アウンサン・ スーチーさんの名前は、どこから苗字でどこからが名前なのか? ウサマ・ビン・ラーディンは? アフリカやニューギニアの文字を持たない人々の名前の付け方は、特におもしろいです。 http://ameblo.jp/bookstama/entry-12148972903.html
★2 - コメント(0) - 2016年4月11日

1編が2ページ前後。掌編随筆ながら、「名前」という素材で描かれたお国ぶり、伝統、来歴が見えるのが興味深い。筆者はその国語や文学の専門家。ドストエフスキーのような文豪の名の読み解きあり、本人+父+祖父の名を連ねるアラビアのような父系の伝統を重んじる国もあり、古代インドのサンスクリット語+近世のイスラム文化+近代の西洋文化と重なったインドネシアのような国あり……。日本の明治維新の時同様、適当に作った姓があったり、新生児の死亡率が高かった時代に名付けに気を配ったり。国や民族を問わず通底する人間の思いが見える。
★33 - コメント(0) - 2016年4月10日

エピソードが軽くさらーっとしか書かれてない…(まあ、新書だし、仕方ないですねぇ) もっと知りたいなら専門書がいいかも
★2 - コメント(0) - 2016年4月8日

古今東西の名前や氏姓に関するエッセー集。各項の執筆者は当該地域の言語学・文学・歴史学等の研究者。当然体系立った著述ではないが、雑学的に見るには面白い本となっている。日本とかけ離れた命名をする地域が目に付く一方で、日本と同じようにもともと庶民に氏姓がなかったのが、近現代に入って氏姓を名乗ることが義務づけられ、適当に氏姓をつけてしまったり、無事の成長を祈って子供に縁起の悪い名前をつけたりといった、共通点が見出せる地域も多々ある。
★7 - コメント(0) - 2016年3月31日

世界の名前 岩波新書巻の 評価:90 感想・レビュー:41
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