線路と川と母のまじわるところ

線路と川と母のまじわるところの感想・レビュー(25)

本作も傷ついた者とその回復が主題だが、文のレベルで破綻=傷が無く、読むことに対する抵抗が弱いように思われた。そのためぬるい癒やし小説で終わった感があり。
- コメント(0) - 2015年8月28日

あなたとわたし、過去と今、国と国、あらゆる境界を溶かしてしまうことばが氾濫している。小野正嗣の文章はやっぱりとても端正なのだけれど、それでいて、さまざまな境界がぐらりと揺らぐ一瞬に突然の過剰さをもってあらわれる比喩や描写の連続が、圧巻。そしてもちろん小説としての技術ばかりでない。魔法のようなことばであなたとわたしの境目が分からなくなっても、あなたの痛みはわたしの痛みにはならない。そのとき痛いとおもったあなたはわたしではない。けれどそれは絶望じゃない。傷ついた魂にもかならず寄り添うものがある。
★3 - コメント(1) - 2015年8月7日

2015年6月18日:fuku
2015年4月22日:半殻肝
2015年3月11日:Astor
フランスの迫害を受けても乗り越えてきた移民達の話に驚愕
- コメント(0) - 2015年1月23日

2014年12月1日:YO FURUYA
2014年4月16日:イナシャル
2014年3月14日:珍味っぽいな
希望は無いの?希望がないわけじゃないんだ。むしろ希望はいつでもあるんだ。この言葉に惹かれたら読んでもいいかなぁ〜。でもむつかしかった。
- コメント(0) - 2013年5月4日

2012年10月2日:ふうちゃん
2012年9月18日:しゅう
2011年9月4日:leaystey
2011年3月8日:あおりんご
2010年7月17日:スナフキン
2010年2月25日:buuupuuu
トランスポートと流れる時間、そこに母がまじわる3篇を収録。物語が比喩に逸らされたかと思えばそれが幾重にも重なって継いでいくという酩酊を感じさせる作風は健在。ただ今作ではあまりにシェイクされすぎてついていけなかった。その掴みどころのない感覚が魅力と言えば言えるけど、気持ちに余裕があるときでなければきつい。
★2 - コメント(2) - 2010年2月3日

2009年10月11日:るんるん
3/5
- コメント(0) - 2009年10月2日

★図書館★あらゆるものの『境界線』 国境、言語、皮膚の色や生死の境。 淡々とした文章で語られる異国での日常と国際社会の抱える問題。3つの短編であるけれど根底に流れる「川」は3編ともに同様で3つで1つの物語のように感じた。他人のあるいは自分の結び目をほどく事の難しさ。それでも何も変わらず流れて行く日々。少し切ないような心に残る作品。
★2 - コメント(0) - 2009年9月14日

帰属のない、よるべなき人々の短篇集。それぞれの失われた「国」を持つ人々。幻視的であり触覚的であり多重的でもある言葉たち。知覚が過敏になり、自我も彼我も、時間も空間も、すべての境界が、眩しさのなか、溶けだし消えていく。感じとる哲学書のようにも思えた。
★2 - コメント(0) - 2009年9月7日

2009年8月18日:benjamin
--/--:みー
--/--:凛々

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線路と川と母のまじわるところの 評価:64 感想・レビュー:8
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