身体のいいなり (朝日文庫)

身体のいいなり (朝日文庫)
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身体のいいなりはこんな本です

身体のいいなりの感想・レビュー(176)

乳癌闘病記。・友人の死を受け入れるには、あの人はああだったねと散々話し合うこと。それには「共通の友人」が必要。・日本では死が隠ぺいされている。死を想う場がない。妙にこの文章が刺さった。「ビル風に吹かれてぽちりと布団を干している女性を見ると、人生は結構ハードボイルドなものだなと奇妙な達観が湧いてきた。本人はごく普通に幸福に生きているつもりなのかもしれないけれども、俯瞰すればなんと寂しく厳しく見えるものだろうか。」
- コメント(0) - 3月3日

ちょうど、タイミングよく身体の調整について考えている時に出会いました。乳癌とどう付き合うのレポート。
★1 - コメント(0) - 2月6日

こういう装丁は生理的に無理なんだが、中身はさくっと読めた。著者の方が実にドライで、いや、ドライすぎるくらいドライ。乳房再建がとにかく興味深く、自身も美容整形外科とかのLINEを登録しているのでよく豊胸の案内とかくるけど、最近シリコンじゃなくても注入とかでかなり安くできるようになったみたいで。でも、もとの乳腺がある状態からと、切除してしまってからだとまた勝手が違うのかもだけど、科学の進化はありがたいね。私もセルフチェックはお風呂でやってますが、これからもしっかりやらないとと思った。大切にしよう。。
★2 - コメント(0) - 2016年11月8日

乳がんに罹った著者の闘病体験とそれにまつわるエッセイ集。 初期症状とは言え「癌」それを達観して「死生観」ともいえる感覚で対処していく。 乳房を二つ亡くすと言うことは、やはり、女性にとって考える事が多いのでは。 アトピーと腰痛が良くなったのは不幸中の幸いでした。 「ヨガ」って、意外と全身運動なんですね。 ジョギングよりハードみたい。
★19 - コメント(0) - 2016年10月20日

ヨガをやりたくなった。元気な身体になりたい!
★11 - コメント(9) - 2016年9月26日

著者の癌が発覚してから、癌の治療、そして健康を取り戻すまでの記録。心の変化も常に変わっていき面白かった。しょせん、心なんてどこまでいっても体ありきなんだなと思った。でも、どんなに病になってしんどい思いをしても、以前と変わらない性分を保ちつづけるものなんだと、悲しいようなホッとしたような。日本人の死生観についても、健康で生きていることを涙を流してありがたがるよりも、著者のように人生に対してあらかじめ諦めや死を受け入れる姿勢の方が、心を落ち着けて生きられる。そこまで達観して生きれるものなら生きてみたくなった。
★2 - コメント(0) - 2016年8月30日

乳癌なのに、大変な事態なのに、悲壮感がなく読みやすかった。お金の心配をしながらの治療は大変だなと痛感させられた。
★2 - コメント(0) - 2016年6月14日

人生は1度。そして人は必ず死ぬということを今一度思い知ることができた。
- コメント(0) - 2016年5月8日

早期とはいえ癌という致死性の病を得た現実は重たい。それをどう乗り切ったかという事実が淡々と描かれていて、気持ちよい読後感だった。人それぞれ病気や死への向かい合い方は違うだろう。でも「身体のいいなり=己の欲望に忠実」はストンと腑に落ちた。ヨガをまたやりたくなりました。
★12 - コメント(0) - 2016年4月6日

癌という病と向き合い、付き合っていくということ。俯瞰で淡々と書かれていて重苦しさは感じられなかった。ステージは違えど婦人科系の初期癌を診断されたことがあったので、非常に貴重な体験談として読めた。それにつけてもタイトルが秀逸。
★19 - コメント(1) - 2016年3月3日

闘病記、というにはあまりにも体温の低い、ゆえに読んでいてキツくならない、病に悩まされ記。前半のアトピーと腰痛に悩まされる日々のくだりは「病気というほどじゃないけど具合が悪いっていうのは、本当気力を削ぎますよねー…」としみじみしたし、後半の乳癌のくだりは「辛さをブチまけてくる系じゃない癌の体験記って、貴重だわ〜辛い気持ちにならずに読めてありがたいわ〜」とグイグイ読みました。癌、自分がなるかもしれないし、身近な人がなるかもしれないし、その時にこの本は心構えの助けになってくれそうです。
★16 - コメント(0) - 2016年2月27日

元気と思っていてもいつ患うかわからない。涙なしで読めるこの本は貴重かも。付け焼き刃でもいい、筋肉つけたい。
★1 - コメント(0) - 2016年1月17日

冷静なのか自己中心的なのか(笑)著者が乳ガンを発症して以後なぜかどんどん健康になってしまうという内容。ヨガに始まった身体改善。印象的なのはガンそのものより治療費や仕事のことばかり気にしていること。これがかえって精神衛生上よい結果だったのかも。『病は気から』は真実かもしれない。自分のガンを気にしてる余裕がないってスゴくいいね。治療に関しては古い情報になると思う。好きなことやって一生懸命稼いでクヨクヨしてる場合じゃないのね(笑)表紙イラストが小気味良い。
★46 - コメント(6) - 2015年12月2日

人に頼ることが嫌いで、心も体もカチカチな筆者。そういうのは体調と連動するんだなぁ。自分の体を整えることの大切さを痛感。身体をほぐして、自分の軸を感じること。大事だなぁ。それから、大病して治療法に迷った時、お節介な女友達に相談するのがいい。母親だと自分より取り乱し、夫は逃げ腰になるという言葉に納得。
★4 - コメント(0) - 2015年11月23日

Twitterで内澤さんを知って興味を持ち読んだ初めての本。 興味を持たれたヨガの師匠にほいほい差し上げてしまって今は手元にない。 上げてしまう女だ。 買ってもう1度読みたい。 最近またヨガを始めた。
★2 - コメント(0) - 2015年11月13日

乳癌と診断されてから逆に心身ともに健やかになっていく著者。闘病体験を通し、様々な価値観に変化が出てくる。本書の中で一番心に残った著者の言葉は、「人間は所詮肉の塊である」。四度の手術を通し悟ったそうだ。そう、人間はただの肉の塊に過ぎないのだ。変に崇高ぶったり、こだわりを持つ必要は無い。このフレーズに出会えただけで、読んでよかったと思わされた。
★6 - コメント(0) - 2015年11月2日

女性疾病は精神的苦痛が他の疾病と異なるのであろう。内澤節は時に世間に対して辛辣過ぎて、そこに過剰に反応してしまった私は少々疲れた。自虐も半端ないが文章とは裏腹にご本人はとても美しい方で驚いた。読み進める途中、気になることが沢山有ってイスラエル軍御用達の耳栓を買ってしまったり、東京事変の歌をYouTubeで聞いたりと寄り道しながら読了。闘病記であったが、癌を罹患する前よりご本人が元気になられて良かった。私もヨガを続けていこうと強く思った。
★32 - コメント(0) - 2015年10月12日

一言でいうと著者の乳癌の闘病記。まず、冒頭の乳癌になったころのことは、癌に向かう姿勢とか考え方、ステージ1ということもあるのかな?たかが癌でしょって感じで、あまり心象のいいものではない表現が多かった。副作用は、あんなに大変なものなのか・・・。乳房再建の医者は、色んな意味で確かに女性がいいと思った。
★13 - コメント(0) - 2015年10月11日

内澤さんの世の中を斜めに見ている感が、自分が乳がんになっても変わらずでいい感じ。死期を宣告されていないがん患者は読んでみると良いと思う。この位の方が気楽に生きられるし。この文庫版には、その後の話も出ていてやっぱりそうなるかーと。
★2 - コメント(0) - 2015年10月1日

乳がんの闘病記というより病気と関わってきたエッセイ。ヨガも最近していないなあ〜女性のグループの関わりが嫌いなのでヨガ教室選ぶのが大変だったという話に納得。自分だったらお金なければ行かないけど、体のことを考えると薬と同じ感覚かな?薬もあまり飲まないし病気にほとんど縁がない自分は幸せ♪ と反面教師のように本を読んで喜んだ。病気がちの人はかわいそう...
★7 - コメント(0) - 2015年9月6日

女性って大変よね、乳癌に子宮癌、どっちも全摘だもんなシンボルが無くなるって相当ショックだよな、あっ、そうだ男は前立腺癌ね、陰茎癌とか陰嚢癌とかもあるのか??でもちんこ切るってあんまり聞かないね、男がちんこ失ったらって考えると、男=ちんこだから、喪失感で死ぬ人続出だろうな。 内澤さんの文章は独自の冷たさがあって結構好きかも、闘病記とは一味違う、癌と生活と仕事と私ってとこか、結論としてはやっぱりヨガはいいらしい、そして結局はお金。医者の一言が患者の心をえぐることがある。あと内澤さんは美人。
★3 - コメント(0) - 2015年9月4日

内澤さん、初読み。イラストレーターでありルポライターでもある内澤さん。酷い腰痛とアトピーを抱えた彼女の身体に追い打ちをかける如く乳がんという診断が下る。しかしお涙チョウダイの闘病記ではなく本当に自身の事だと思っているのかというくらいドライな語り口。自由の利かない身体と上手く付き合いながらとにかく日々暮らしてゆくことに活路を見出そうとする彼女の姿に強さを感じた。自分なら全くの対極にいると思うからこんな考え方もあるんだと目からウロコ。何を置いてもまずはがん検診に行かなくちゃ!次はぜひ『世界屠畜紀行』を読みたい
★26 - コメント(0) - 2015年7月14日

作者がガンになってから精神と肉体の変化を書いた本。帯や紹介文にヨガで変わったと書いてあったので、もっとヨガメインなのかと思っていたが、どちらかというと闘病(?)メインだった。大変な状態の中でも作者の文章はとても理性的で、そこが好ましかった。頭のいいひとなんだなぁ…また、女性の美を追い求める風潮に対して、うんざりしつつも自分の身体を手入れし装い慈しむことに喜びを感じる、という記述に大いに同感。
★3 - コメント(0) - 2015年6月26日

能町さんのエッセイのあとがきを書かれていたので興味を持って読んだ。腐ってもナントカって言うが、貧しても東京。家賃も大変、手狭になる空間。それでも山手線の内側にこだわるのか。入院費に一喜一憂している一方で中古とはいえ都内のマンションを即金で買う。普通に生活するのもやっとなのにアメリカに行く。よくわからない。文章が読み難いところがあり何度も読み返すこともしばしば。何かの受賞作らしいが。酷い医者の存在を書いたところは良かった。
★4 - コメント(2) - 2015年6月6日

うわ~ほんと体の言いなりだ・・・まあ、人間なんて人生の半分は頭の言いなりで生きて残り半分は体の言いなりで生きるんでしょう??? わぁっはっはっはっ  絶好調!
★3 - コメント(0) - 2015年5月23日

著者ががんにかかったという話は耳にしたことはあったけれど、3度もの手術をしていたとは知らなかった。罹患と同時期に、がん以外の体の不調から解放されたという不思議な話が延々と続き、健康体の自分には未知の世界過ぎておもしろかった。 あとがきによると、「捨てる女」はこの本の続編的な位置づけだというが、先に読んでしまった。
★10 - コメント(0) - 2015年4月12日

とても面白かった。久しぶりに一気読み。著者の自分の体験との距離の取り方がいい。
★2 - コメント(0) - 2015年2月8日

大病も怪我も知らない私の、精神もまた健康の自信がある。著者特有の一線を引いた感触の文章で、しかし激しいはずの体感をぼんやり想像するしかできないのはもどかしい。このエッセイには二つの軸がある。女性性との折り合い、そして意志と身体の闘いだ。ぎしぎし軋んでいた身体が当人も驚く変化を見せる。気持ちいい感覚は、身体が本来あるべき姿へ解放されていく証拠。体のいいなりになることは、人生で遅かれ早かれ人間が身に取り戻すべき転換点なのだと思う。それにしても、なんとあの三匹の豚を飼いながら書かれた連載とはその底力に驚く。
★10 - コメント(1) - 2015年1月17日

屠殺紀行は読んでいたが、内澤氏の乳癌などについては全く知らなかった。文庫を積読するうち、購入者であるわたしが体調を崩して入院することになり、病室で読み終えることとなった。月並みだが、個々の生はさまざまだなとしみじみ感じた。
★3 - コメント(0) - 2015年1月16日

内澤旬子さん初読みでした。色んな場面で「あ〜そうだよね」と心の中で共感してました。とにかくヨガを始めたくなりましたので、通いやすいヨガ教室を探したいと思います。内澤旬子さんの作品は既に3冊積んであるので読んでいきます。
★84 - コメント(0) - 2014年11月11日

虚弱体質で、半年毎の乳癌検診に通う身として、以前から気になっていた本。内澤さんは、筋がピシッと通っている意志の強いカッコイイ女性だ。へたれで意志の弱い私との共通点は無いも同然なのに、共感する意見がたくさんあった。 / それにしても万を超える金額の仕事に見積はおろか事前の了承もとらないとは、病院とはなんて良い商売なんだろう、まったく。/
★28 - コメント(0) - 2014年10月31日

仕事に追われてバタバタしているようでいてきちんと腹がすわっている。体験の重さの割にすっきりと読めたのはそういうところがブレてないからなんだろうなと。
★3 - コメント(0) - 2014年9月28日

この人の文は好きだな。気持ちに正直で美化しないところが。
★3 - コメント(0) - 2014年9月17日

勝手にこの人は、なんだか丈夫な人だと思っていた。なんというか、それまでの作品に、不幸自慢がまったくなかったから。エッセイで、よく不幸自慢や不健康自慢している人いるけれど!この人はそんなのなくていいなと思ってたので、読んでみました。お涙頂戴でもなければ、頑張っているわけでも、悟っているわけでもなくて、なんだかとても等身大だった。と、言う言い方があっているかはわからないけど。
★6 - コメント(0) - 2014年8月20日

「捨てる女」で気になった内澤さん。私は先生運が割りと悪い方なので、医者話は読んでいて辛かった…。あとがきの最後、南雲先生がおっしゃっている「おせっかいな女友達」は、まさに私だな。実は屠畜紀行を途中で断念してしまったので、今更再読したくなってきました。
★5 - コメント(0) - 2014年8月17日

こないだの戸越銀座の人もそうですが、心と体が実は非常に近い位置にあることに、なかなか気づかずにこじらせていく女性多いなあ。かく言う自分も二人目を産むまでは分かってなかったけど。
★5 - コメント(0) - 2014年8月6日

客観的に自分を語れるって才能の一つだと思う。まさにこの作家さん。ファンになりました。そしてやはり『冷え』は身体に宜しくないと言う事がよくわかり、頭の片隅にあったヨガに通いたいと言う気持ちを呼び覚まされました。
★7 - コメント(0) - 2014年7月26日

壮絶な体とのたたかい。入院も点滴も経験のない私には想像を絶する。ヨガが功をそうしたのは、唯一の救い。
★9 - コメント(0) - 2014年7月21日

きっとヨガっぽい話なんだろうなと思っていたら、ヨガの話がたくさん出てきました。乳がんの闘病記なのだけど、全般、他人との距離のおきかたにすごく共感する。 読んでいく中に、学生時代に宗教学を少しかじっていたというようなくだりがありました。闘病記であっても演歌調、フォークソング調にならないこの著者さん独特の安定感は、せっぱつまった場面で降ってくることばへのヒキの目線があるからでしょう。ああこの人は、「絆」は「支配」の半面(反面ではなく)を知っている人だ……。と思いながら読みました。
★5 - コメント(0) - 2014年6月27日

身体のいいなりの 評価:90 感想・レビュー:72
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