理由 (朝日文庫)

理由 (朝日文庫)
630ページ
3024登録

理由の感想・レビュー(2519)

aya
マンションの一室で家族が殺されたが、そのマンションの所有者ではなかったーー。とても興味深くそそられる謎に、一体なんだろうと食いついて読んだものの、「占有屋」というワードが出てきてからは興味がぐんと薄れました。しかし、占有屋というものがこの世に存在することを知らなかった私としては良い社会勉強になりました。いろんな形の家族が出てきますが、どれもいびつであまり上手くいっておらず、家族の描写の差が感じられず、あれ、この人の家族ってどんな人達だったっけ?とわからなくなってしまってました。
★6 - コメント(0) - 3月15日

積ん読本の期間が長かった本。ようやく読めてなんだか一安心。(笑)心に残ったところは「両親が、僕のために敷こうとしたレールが間違ったわけでしょう?だからその先にある僕の将来もロクなもじゃなくなった…僕ら子供は親に何でも決められちゃうから、自分じゃ選べない。親が失敗すると、子供がそれを被る…」登場人物の少年のセリフに、そんな人生を送って後悔する人も世の中にはいるのかも…と思うと心が痛む。さらに読んでいくと引き込まれていく…凄い「さすが宮部さんだ!」と思う。
★19 - コメント(0) - 3月14日

初.宮部みゆき作品。 重厚な物語で最初は読むのに時間がかかったけど、最後は一気に読めた。 1つの事件に関わった人たち全員をその背景までしっかり描かれていて今までに味わったことのない面白さがあった。 どんな才能があればこんな作品を構成していけるのか感心すらした。
★5 - コメント(0) - 3月12日

600P超えの作品だけれどあまり「長い」と感じずに読み終えた。それぞれの家族のありようが丁寧に描写されていて、考えさせられる。おもしろかった。
★15 - コメント(0) - 3月3日

長かったけどこの土日で読み終えました。証言者の人物像と背景が細かく説明されており、しかも人数が多く、全て事件に関係した話なので、読むのは大変でした。この後、模倣犯、楽園を読もうと思ってますが、ちょっと別の作家さんの本を読んでからにします。
★9 - コメント(0) - 2月19日

最後まで長いな〜と感じたまま読み終えた。テーマが重いのは悪くないが、インタビュー形式と詳細が細か過ぎでのめり込めなかった。結果、最後もスッキリしない感じが残った。なんだかモヤモヤしたままです。
★35 - コメント(0) - 2月14日

宮部さんの中でも人気が高かったため、読んでみました。ある殺人に関わる人間とその家族のストーリー、また現代社会における様々な問題を描いた話。ローンというところでは火車と似てる所はあったなー。色々と考えさせられる話でしたが、何せ長編だから長い。。。ところどころ、ここまでこの話伸ばす?ってところもあり読んでいて疲れる所も。もう少し簡潔にならないのかなーと火車でも思いましたが、自分的にはもういいやって感じでした(^_^;)
★5 - コメント(0) - 2月13日

気合い入れて3キロくらい歩くかぁ♪と思ったら工事やらなんやらしてて帰るのに10キロかかったって印象の本でした。、後半になると少し展開が早くなってそこまで行くと続きが気になり面白かった。登場人物も多く住宅ローンの話。いろいろな問題を抱えた家族が出てきて考えさせられる。でも。、再読はしなそうです(^_^;)
★5 - コメント(0) - 2月5日

序盤は「見栄っ張りはイカンなぁ」と思いながら読み、中盤は「社会問題散りばめてるなぁ」と思いながら読み、終盤はひたすら綾子にイライラ(笑)はよ警察行け。八代祐司は異質な怪物ではなく、誰でもなる可能性があるとほのめかすあたりは『火車』に通じるものがある。ところで最後、信子ちゃんと康隆くんは「生身の」恋に落ちそうですよね?
★10 - コメント(0) - 1月31日

長い。苦痛に感じる。テーマも重たいめ。
★4 - コメント(0) - 1月29日

自分が法学部卒であるので、物権(民法2)は履修していたので担保権実行だの強制執行といった言葉みて、「あ、懐かしいw」ってなりました\(^o^)/ 火車と同様、法学部生は読んでくださいって感じでございます。  ---------- タイトル通り、なぜこういう事件が起きたのかの「理由」が気になってドンドン読んでしまいました。
★3 - コメント(0) - 1月23日

犯人はだれなのか、殺された家族は。。。
★4 - コメント(0) - 1月18日

epo
家族が家族でいることの難しさを感じた。家族だからこそ、理解できること、できないことがあるんだろうな。競売、不動産、、知らなかったことがたくさん書かれていて勉強にもなった。
★6 - コメント(0) - 1月16日

読んだ…読みきった…重いよね、文庫でも。あ、実重量のこと(^-^;読むたびに綾子にウンザリするんですが、どうでしょう。健気な人として人気だったりするのかな。一番好きなのは、小糸孝弘ですかねー。気の毒とは思いますが、それも人生だよ。頑張れ(T^T)
★6 - コメント(0) - 1月12日

宮部みゆきの作品を初めて読んだのですが面白かったです。 不動産の話自体、私は疎いのですが、家を差し押さえられ、裁判所で競売にかけられ、裁判所?政府?としては、一般の人たちにも、このような不動産に対し自由な購入等を勧めようとしているが現実問題としてかなり敷居が高いものになっており、この物語では、その敷居を高くしてしまっている要因の一つとして「専有屋」という存在がテーマ?となっているのですが、この小説を読むまでそのようなことは興味もなく、また、考えたこともなかったので、楽しく読めました。
★5 - コメント(0) - 1月2日

描写がすごい。 家族のあり方を考えさせる本です
★1 - コメント(0) - 1月1日

宮部みゆきさんのミステリーは、本当に登場人物が生々しいですね。『火車』が大好きな私としては『理由』も大好物でした。『火車』はカードローン、『理由』は住宅ローン。一般の人がいかにも巻き込まれそうな問題が中心にあるので、リアリティがあります。そして悲しい。事件に関わった人みんなが悲しいです。こういう小説を読むと普通の生活が一番だなぁと思いますが、普通の生活の中に、そこから外れる火種がゴロゴロしているのが感じられて怖い。ルポの体裁をとって書かれていて、テクニックとしても読み手をぐいぐい引き込む小説でした。
★12 - コメント(0) - 2016年12月23日

約800ページの大作、やっと読み終えました。 展開がもう少し早い感じが私好みではありました。 あとがきにも書かれてましたが朝日文庫でも出版し、新潮文庫でも出版という流れの宮部先生の気持ち、よく分かりました。 またいい本に出合えますように。
★18 - コメント(0) - 2016年12月17日

マンションの一室で殺人事件がおこった。が──亡くなっていたのはそのマンション本来の居住者ではなかったのだ。住民や関わった人達に事情聴取をとりながら進む。何故住んでいるはずの一家ではない人達がそこで生活していたのか。何故殺されたのか。理由──面白半分で行き交う噂?それとも本当?惑わされ辿り着いた真実。最近色んな視点から掘り下げていくインタビュー形式みたいなの多いな(・o・)新鮮さはないけど人物の背景描写が細かく入り込めた。──誰にも愛されない愛せない寂しい怪物だった。終わった後もすっきりせず疲労感が残る。
★40 - コメント(1) - 2016年12月16日

日本社会における“家”の闇の側面を嫌というほど突きつけてくる。家族としての家、血すじとしての家、不動産としての家、アイデンティティーとしての家。あなたの家はどこに? 理由について考えると、家族から十分な愛情を受けなかった、はきっかけであって理由じゃない気がする。 それぞれ個人の見栄、世間体、エゴ、意地、プライド、執着、そんな地に足のついていない人々の中に怪物が生まれる理由がある。
★12 - コメント(0) - 2016年11月27日

ルポ型式で書かれてのか、読めば読むほど『理由』の世界に入り込む。リアルな日本で起きた事件の記録のように錯覚してしまった。最後は、、、なるほど、世間とはそういうものなのか…読んで良かった一冊。
★13 - コメント(0) - 2016年11月11日

一見不可解に見えて解決困難に思える事柄も、絡まった糸を一本一本解すように個別の事柄を辿っていくことで逆に全体像が見えてくる、そんなふうに思わせてくれる物語でした。一人一人の事情をよく作りこんであって、次の人はどんな事情でこの件に関わってくるのだろう、と思いながら読んでいて面白かった。
★6 - コメント(0) - 2016年11月8日

SGR
著者の作品は初読。結構な分量だったがなんとか1日で読めた。 膨大なディテール描写で事件の「血流」が描かれた作品。 現実にも「事件」はあるし、「犯人」も「被害者」も「関係者」も同じ人間。そんな当たり前のことを思い出させられます。 流石の読み応えでした。
★12 - コメント(0) - 2016年11月2日

初の宮部みゆき。事件に関わるたくさんの人、1人ずつが詳細に書かれていて面白かった。けど長かったな〜
★8 - コメント(0) - 2016年10月17日

再読。ひとつひとつの話が長いが、それがこの作品の味かと。何よりも、これだけの視点が入り乱れる作品を構築できる、というのが凄い。群像劇の傑作。
★10 - コメント(0) - 2016年10月16日

一家四人の殺害事件が起こる。けれどもその四人は赤の他人だった。その事件に関わる人が多勢いて、色々な人の立場から物語が描かれて行く。ああそうだったのかと言う驚きの連続。ややこしかったけれど面白かった。
★3 - コメント(0) - 2016年10月13日

★★☆☆☆第120回直木賞受賞作品。マンションを買って夜逃げする家族、そのマンションの転売を工作する家族、それを騙されて買う家族の其々の物語がパラレルに描かれる。最後の最後で繋がるが、ひとつひとつの話が長たらしいので中弛みして読んでいて疲労感半端ない。
★11 - コメント(0) - 2016年10月13日

面白いけど色んな人間からの視点が多すぎて感情移入しずらい。
★9 - コメント(0) - 2016年9月25日

模倣犯のドラマを見て久しぶりに読んでみた。一人一人の描写が宮部さんらしく細かいけど、そこまで必要かと思う部分が引っかかるのは再読だからなんだろうな…でもこれってミステリーかと言われると模倣犯もだが、自分の中ではミステリーではない気がするなぁ…
★17 - コメント(0) - 2016年9月24日

最後まで読んで、また冒頭に戻りました。最後の祐二の亡霊のくだりは必要だったのか?
★10 - コメント(0) - 2016年9月21日

無駄に長いという評価が多いけど1日で一気読み。事件に直接関係のないそれぞれの背景も味わって読めた。
★9 - コメント(0) - 2016年9月19日

「マスコミ」という機能を通してしまうと、「本当のこと」は何ひとつ伝わらない。伝わるのは「本当らしく見えること」ばかり。そしてその「本当らしく見えること」はしばしばまったくの「空(くう」の中から取り出される――『事実』は一つしかない。そしてその事実に関わる全ての人の数だけ『真実』がある。その真実はその人だけのものであり、それをマスコミが伝えることは出来ない。またその人にとっても、時が経つにつれて変わっていくものでもある。真実というのは誰にも見えず、掴めないものだということ。宮部先生はいつもそう教えてくれる。
★13 - コメント(0) - 2016年9月17日

ミステリーというよりも、家族、過去、お金などさまざまな点で異なる登場人物たちの関わり合いを事件を軸に進めていく物語であり、それに共感ないし反感を持ちながら引き込まれていました。
★6 - コメント(0) - 2016年9月14日

大作です。入り組んだ物語なのにも関わらず、理解しやすい展開と文章。テーマについてかなり研究されています。宮部みゆきさんを天才と感じざるを得ない作品でした。
★9 - コメント(0) - 2016年9月11日

皆それぞれに何かしら理由があってのこと、ということなんでしょうか。くどい、と思わず言ってしまいそうなくらいの人物、状況描写に、これが宮部さんだよなぁと思いました。ルポルタージュを完成させていく体で、少しずつ少しずつ事件の真相が明かされていくスタイルで、先が気になる進み方はハマる人はハマるのでは。
★9 - コメント(0) - 2016年9月9日

これは面白い。殺人事件のルポルタージュの体裁で、幾人もの関係者の話をつなぎ合わせることで、ちょっとずつだけど確実に事件の真相と物語のテーマが明らかになる手法が秀逸。満場一致で直木賞受賞もうなずけます。
★49 - コメント(0) - 2016年8月29日

皆が世界の中心ですね
★3 - コメント(0) - 2016年8月17日

1つの事件には、多くの人が関わっている。その多くの人の視点から描かれていました。 八代祐二の育った環境を考えるとまともな人間になるのは難しいでしょう。 本文でもありましたが、人を人として存在させているのは過去なのだと。 そういう過去があり、本当に綾子のことを考えていたが結果的に殺人にたどり着いてしまった。 そして綾子のその後はどうなるのでしょうか? 正当防衛にはならないのか。
★2 - コメント(0) - 2016年8月16日

長かった、、。。盛り上がりに欠ける小説はまとめて呼ばないと伸びてしまう。すると魅力も分からなくなる
★3 - コメント(0) - 2016年8月16日

面白かった。一つの事件に関わった多数の人々。一人一人の表情が思い浮かぶほどしっかりと人間が描かれている。宮部節炸裂という感じ。みんな自分の生活を良くしようと必死に生きている。そこで起こってしまった悲劇。自分もマンション住まいなので思うところあったり。不動産についても勉強になった。宮部さんすごいです。
★6 - コメント(0) - 2016年8月13日

理由の 評価:54 感想・レビュー:377
ログイン新規登録(無料)