李嗣源(下) (朝日文庫)

李嗣源(下) (朝日文庫)
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李嗣源(下)はこんな本です

李嗣源(下)はこんな本です

李嗣源(下)の感想・レビュー(48)

上下巻800頁超を読み終え、いくつものモヤモヤ感が残った。それって結局のところ、英雄李嗣源の一代記としてよりも著者が五代十国の通史を仕上げることを優先したためじゃないかと推察する。そのせいで李嗣源とあまり関係ない呉越や楚、荊南などの脇筋に紙幅を取られ、肝心の主人公が隅に追いやられた感じになったんだろう。加えて、反乱の記述の多さにヘトヘトになった。よくもまあ次から次にと思ったが、これは当時の下克上の雰囲気とモラルハザードのなせる業か。いや、もう一つ。馬殷の台詞じゃないが「乱世を楽しむ」ってのもあったのかな。
- コメント(0) - 2016年4月22日

後唐王朝の名君 李嗣源の物語。あくまで李嗣源は沙陀族の気性を持ちつつも、聡明で善人に描かれている。王朝簒奪も仕方ないように思えてしまう。下巻こそ、李嗣源が主役に描かれているが、上巻で出てきたヒロインとの描写なんかは結構うっちゃっており、『朱温』の時のように『新五代史』の本紀をそのまま直訳したような事実列挙が目立って、少々退屈だった。
- コメント(0) - 2013年4月15日

★☆☆☆☆中国五代の後唐朝の名君として知られる李嗣源の一代期。上巻の途中まで折角作り上げてきた主人公のキャラクターがその後全く活かされず、ただの歴史の羅列になってしまったのが残念。何より一番の不満は巻頭の地図が全然役立たずなこと。文中の地方区分や州名、都市名がほとんど書かれていないのはどうなのか。
- コメント(0) - 2012年12月29日

やっと読み終わった~、時間かけすぎました。 小説として五代十国を取り扱っているのに、文章が淡白で小説らしい肉付けが少なく、読むのに時間が掛かりました。せっかく、上巻で李嗣源の人物像を膨らめられたのに、下巻ではそれが消えてしまっている。 ただ、五代十国らしい皇帝と腹心の愛憎渦巻く依存関係、ここが存分に描かれていたので、その部分に関しては○。 さらに、五代十国の難しいところである、魅力的な人物たちの多量の出演。手を広げれば広げるほど、本線から離れてしまう。なんとも面映い所です。 今回は、後唐(李嗣源)一本に絞
★3 - コメント(0) - 2012年9月9日

随や唐といった時代のイメージと、宋という時代のイメージって、そういえばちょっと違うよなぁ、ってことは、その間の五代って、そういったイメージが変わるきっかけを孕んだ時代だったのかな、とおぼろげながら思う。
★1 - コメント(0) - 2012年7月29日

中国・五代十国の英雄である李嗣源を題材にした歴史小説。この一冊で、後唐の興隆を学ぶことができます。ただ、上下2冊といった限られたボリュームの中で、李克用や徐知誥といった多士済済の人物を取り上げてしまったために、展開について行けずに消化不良を感じた章が少しありました。 とはいえ、どマイナーであるものの、俺得なテーマを取り扱った歴史小説を続々と描いてくれる仁木先生には感謝々の気持で一杯です。 今年も五代史をテーマにした小説を待ってマース。 (十六史略のようなノリで、資治通鑑の小説化をお願いできませんかねw)
★1 - コメント(0) - 2012年2月10日

場面も、登場人物も、コロコロと描写が変わり、感情移入がし辛い。そして文章が恐ろしく透徹して、淡白。教科書を読んでいるみたい。上に立つ者の孤独、どんなに崇高な理想を持っていても、権力の蜜を知った瞬間から腐り落ちるのは、古今東西、万国共通なんだなぁ。
- コメント(0) - 2011年8月7日

「陰陽不調、天地の規律が崩れても、三辰失行、星の運行が乱れても、小人訛言、つまらぬ者どもが噂を立てようと、山崩川涸、山が崩れ川が涸れても、蠢賊傷稼、賊が跋扈して人々を傷つけても恐れるに足らず。賢人蔵匿、在野の賢人を見逃す、四民遷業、人々を本業から離す、廉恥道破、道徳を乱す、毀誉乱真、賞罰を誤る、直言蔑聞、直言を侮る、のは深く恐るべし」民の為に政治して自身は贅沢しなかった後唐二代目皇帝李嗣源はデラかっちょええ!贅沢好きな馬鹿息子をお国の為に殺すのも三国志越えてる!
★1 - コメント(0) - 2011年6月21日

主人公が薄い。いい人みたいなんだけど・・・。まあまあって感じです。
- コメント(0) - 2011年2月19日

「〜誰よりも強くあってかつ戦わず、誰よりも賢くあって偽らず、その二つを合わせ持たねばならん」…李嗣源の死に際の言葉…至言だ☆ 民の安寧な生活のために力を尽くした嗣源も後継者には恵まれなかったんだねぇ。
★3 - コメント(0) - 2011年2月5日

似たような名前が多いので、相関図とか登場人物紹介があると読みやすいです。
★2 - コメント(0) - 2010年11月26日

遂に後梁が滅び、後唐の皇帝となった李存勗。李克用の時代から仕え、内向きを質実に保ってきた宦官張承業の没後、奢侈に溺れるようになり・・・齢六十を過ぎて李嗣源が2代皇帝として登極します。無理せず謙虚でバランスのよい、その皇帝ぶりには惹かれるものがあるなぁ。No.2の安重誨との関係もリアルっぽい。抑えるところと我慢するところ、いやぁ、皇帝も大変だ。後継者に恵まれなかったのも気の毒でしたね。この後もシリーズは続くのかな?是非続けてほしいと思います!
★28 - コメント(1) - 2010年11月3日

やっぱり李嗣源メインはかなりしんどかったかな……という印象。このタイトルを冠した歴史小説としては、あまりに一貫性に乏しかった。どう考えても五代は長編歴史小説に向かないなぁ。しかし、最後の馮道とのやりとりは良かった。ここは紛れもなく上下巻通して白眉と言えるシーンだと思う。
★1 - コメント(0) - 2010年10月30日

生き方も性格も、朱温とは対極にある李嗣源だった。なるべくして帝位に就いたもの、やむを得ず帝位に就いたもの。五代の群雄を掘り下げて調べてみたくなる。中国史の動乱期好きにはたまらん一冊。…でも小説としては朴訥とし過ぎていて展開についていけない。
★5 - コメント(2) - 2010年10月26日

ある意味とても勉強になりました。が、物語としてはやはり不満です。王薫とのロマンスはなく、気づけば王徳妃となり、宮廷の権力争いに顔を出していたりと事実だったとしても少し残念な描き方でした。
★2 - コメント(0) - 2010年10月18日

BIN
李嗣源は後半もっとでてくるかと思いきや、出てこない。さらに折角恋愛ものっぽく薫を出したのに下巻ではほとんど出てこない。ちょっともったいない。李存勗は多かったなあと思うと、この本は「李嗣源」ではなく「後唐」ですね。勉強になりましたが。
★2 - コメント(0) - 2010年10月16日

2010/10/14:下巻は晩年編。上巻もそうですが全体的に李嗣源が地味すぎるというか、あまりメインで出てこないので人物伝というより時代小説を読んでいるような印象でした。
★16 - コメント(5) - 2010年10月14日

タイトルになってる李嗣源ががっちりメインになってるのかと思いきや、どっちかというと通史的な内容だったなぁと。ラストで馮道に言葉を残しているのが、よりその印象を強くしてる。
★2 - コメント(0) - 2010年10月10日

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