性交と恋愛にまつわるいくつかの物語 (朝日文庫)

性交と恋愛にまつわるいくつかの物語 (朝日文庫)
280ページ
95登録

性交と恋愛にまつわるいくつかの物語はこんな本です

性交と恋愛にまつわるいくつかの物語はこんな本です

性交と恋愛にまつわるいくつかの物語の感想・レビュー(68)

正義や倫理という児童文学のテーマの対極にあるような内容が続きますが、それは誰もが心に底に隠し持っている低俗で醜悪な部分であり逃れられない本能に根差すものでもあり、そうした物を生で目の前に曝されて受ける衝撃や不快な思いを超えたところに見えてくる本質がテーマなのかな等と思いました。エロは人の性でもあるので文学として取扱う重要なテーマなんですね。ユーモアを文章にして笑わせるというのは相当に高度な技術。高橋氏の物書きとしての才能というか技量は確かに凄いと思います。
★2 - コメント(0) - 2016年6月10日

キムラサクヤは体が臭かった。常に体を清潔に保ち、消臭スプレーを持ち歩き、脇の手術を受けたにもかかわらず体が臭った。故に絶望的に女にもてなかった。マツシマナナヨの容貌は醜かった。本名は「ナカノレナ」というのだが、自分の都合の悪い部分、醜い部分を「ナカノレナ」に譲渡し、「マツシマナナヨ」として迫害する側に回ったのである。『ところで、なぜ、みんなセックスにあれほどまでに執着するのだろう。わたしが興味を持っているのはユーモアだ。わたしが、アダルトヴィデオが好きなのは、そこに笑えるものがたくさんあるからだ。』
- コメント(0) - 2014年1月5日

もてない男のもてるための不毛な努力と、もてない女の女性誌を通じての変な感覚が楽しい。高橋源一郎特有のタッチで軽快に明るくかかれている。いくつかの物語が、それぞれ楽しめた。
- コメント(0) - 2013年2月21日

紀伊国屋企画「本のまくらフェア」にて購入。5つの短編小説で構成されている。 「キムラサクヤは生まれる前から間違っていたのか?」というまくらが「自分は何のために生まれてきたのだろう」という疑問に近い印象を受け、その答えがあるのではないか、という期待から購入。 期待していたものとは違ったが、作品自体はなかなか良いと思う。。 また、ライトノベルでもないのに疑問の後に「?」が使われていたことも印象的であった。
★1 - コメント(0) - 2012年12月7日

面白かった。といっても、何かを言うことはできないが。せっかくの文庫版なのに解説がついてないとは、識者の方でも解説を書きづらい作品だからだろうか?
- コメント(0) - 2012年10月4日

もう彼がロリコンだったとしか思えない。
- コメント(0) - 2011年11月11日

残った切れ端をつないだような話に感じた。悪くはないが良くもない。
- コメント(0) - 2011年8月13日

課長が貸してくれた 声が綺麗ななんとかさんとだぶるらしい 殺意が沸いた
- コメント(0) - 2011年3月19日

ついていけなかった。
- コメント(0) - 2011年1月3日

高橋源一郎はエバーグリーンな小説では無く、たった今出来あがってそして同時に崩壊を始めている「現在」を描こうとする。だから極めてポップ。そしてとことん壊れている。こりゃ、誰も解説書きたがらないだろうし、オビに言葉も寄せたくはないわな。筒井康隆もビックリのイキっぷりだ。しかし、高橋源一郎としてはこれこそが目を逸らしちゃいけない他の誰でも無い現代の我々の物語なんだよ、と言いたいんだろうな。とても笑えやしない、ザラザラとした読後感だ。問題はこの小説がどれだけの読者を獲得出来るんかな?ということだよ、源一郎さん。
★1 - コメント(0) - 2010年12月31日

終始一貫、高橋源一郎。誰もが持っている強い自我をデフォルメして、どこか低いような高いところに持って行く。
- コメント(0) - 2010年12月10日

「キムラ~」を読んでくすっと笑っても帯の惹句のように<ゲラゲラ笑>ったりしないのは<わたし>のせいだ。例えば<近くの「ロイホ」(つまり「ロイヤルホスト」)で>(p.42)の「」と()。「」で囲めば対象化を誘うし、()で説明が始動してしまう。ゆるい相対化、理に落ちる説明がスピードを失わせて<ゲラゲラ笑>いを遠ざける。<現代的なアホ>(p.137)の二人を把握可能なものにさせてしまう<わたし>の退屈さ。もちろん「帯の惹句=著者のたくらみ」とは信じないけれど、じゃあ「著者のたくらみ」が何か私は知らない……
- コメント(0) - 2010年11月14日

コメントはおろか、誰も読んだ人のいない本なんて初めてだわぁ。がっかりするほど帯に騙されたよ!!でも最後まで読んじゃう貧乏性な自分は嫌いじゃない。そして最後の話は結構好きかな。
- コメント(0) - 2010年11月8日

今読んでいるみんな最新5件(4)

02/20:sansirou
10/02:半殻肝
01/15:後彦

積読中のみんな最新5件(10)

04/13:ネムル
04/06:tamioar
02/16:sansirou
12/12:

読みたいと思ったみんな最新5件(13)

07/15:ふたや
06/29:四元数
12/16:だて眼鏡
12/03:カナタ
性交と恋愛にまつわるいくつかの物語の 評価:47 感想・レビュー:16
ログイン新規登録(無料)