花宴 (朝日文庫)

花宴 (朝日文庫)
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花宴はこんな本です

花宴の感想・レビュー(115)

短いんだけれど、詰まったラブストーリー。 紀江だけでなく、周りも含めた。
- コメント(0) - 3月11日

★★★★初恋の人と結ばれることが出来ず、寡黙で穏やかな勝之進と夫婦になった紀江。破談になった婚約者への想いを胸に残しながらの結婚。夫への罪悪感と捨てきれない想いから償いのために夫の子を授かることを願うが・・。父の謎の死とともに切ない恋慕の話が裏に陰謀が隠されていることを知り、紀江は初めて、父がこの男を娘の夫として最大に信頼していたことに気付く。皮肉にも夫の優しさ、強さを知ったとき、初恋の人との対決が待っていた。最期は悲しみが強いけれど、大切なものに気づけて良かった。夫婦の絆を考えさせられた印象に残る1冊
★42 - コメント(0) - 2月7日

心に誓った人と添えなかった紀江、独り悶々と人生を歩む。 子を成し、子を亡くしそれでも生きていく、そして父も無くし、今また夫まで・・・一人の女性の生き方を、燕に、そして花たちに託して語る「あさの時代劇」、そして、最後に安心と希望が。 父・新左衛門の言葉が沁みる、そんな歳になったのだなぁとつくづく思う。 ただの悲恋物にしないあさのさんの心意気の傑作。
★19 - コメント(0) - 2016年10月15日

kay
独特な雰囲気が良かったです。ただ女性としては辛いとゆうかなんとゆうか…
★1 - コメント(0) - 2016年10月1日

あさのあつこさんの時代小説。今作は女性の視点で終始話が進み、とりわけ心理描写に重きをおいているようで、まだるっこしく感じることもありました。ですが、終わってみれば夢中で読まされていました。流石です。全て読み終えた後ではあの描写も演出というか、ああでなくてはいけなかったのだな、と思わされる程。終わり方は悲劇的でしたが、救いはあると感じました。
★2 - コメント(0) - 2016年9月6日

★4 最期は悲しい結末だが、素敵な夫婦な話だった。
★1 - コメント(0) - 2016年8月25日

完成度が高い作品なのに非常に読みやすい作品だった。 美しい作品だが作品全体には哀しさが漂う感じが忘れられない。 あさのあつこは2作目だがなかなか気に入っている。葉室麟ほど固くないが和田はつ子の様に柔らかくはない。藤沢周平の様だが生きていてくれるのがありがたい。これからまだまだ新作が読めるのだからありがたい。 背筋が伸びるような作品をどんどんもっと量産して欲しい。
★4 - コメント(0) - 2016年6月20日

季節の移ろいを感じられる美しい文章。何事もなければ紀江は十之介・勝之進どちらと夫婦になっても幸せになれたはずなのに、3人とも権力や策略に巻き込まれ、大きく人生が変わってしまった。特に、十之介は兄の敵を討って凱旋して華々しく出世したが、最期は一番不幸になってしまったと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年5月6日

再読です。文の感じに艶がありました。内容が濃い気がして、作者のあさのあつこさんがこの作品を書いたとき、御胸の内にはとても強い意志がひしめいていたのだろうなと思いました。物語の背景が気になります。
★1 - コメント(0) - 2016年5月3日

武家ものは、どうも・・泣けますね。 最後に、旦那様とのわだかまりもとけ、一緒になれてよかったと心底思うのですが、涙は止まりません。武家の嫁として、最後を全うできたと思うのですが、なんともいえぬ気持ちになります。
★5 - コメント(0) - 2016年4月17日

そして最後まで、こんな風になっちゃうのか…。ひとこと、辛い!
★1 - コメント(0) - 2016年4月5日

切ねぇ・・・
★1 - コメント(0) - 2016年3月19日

言葉の流れが何とも美しいような…それにしても強すぎる女性。結局ラストは二人で命つきたのでしょうか…?
★1 - コメント(0) - 2016年3月12日

静かで熱い本。半歩踏み込む勇気がもっと早く出来ていたら、こんなに苦しまなかったのに。静かな余韻に浸りたい。
★2 - コメント(0) - 2016年1月29日

想い人を心に残したままの結婚は心おどらぬ日々。紀江は不実な女ではない、心の内を憂い息苦しさを感じている。武家の女の品格もある。やがて娘が生まれ幸せな時間が訪れた。それも束の間、娘も偉大な父も失う悲運。残された夫と自分。ふと気付けばすぐ横にいる夫との何気ない会話が心地よかった。それは共に積み重ねた歳月。その重みを想う。夫から知らされた策謀の事実。男はいったん外に出れば7人の敵がいるという。妻の知らぬ敵と闘い家を守ってくれているのかもしれない。そんなことを強く思った。結末は悲しすぎるが、感慨の残る作品だった。
★27 - コメント(2) - 2016年1月18日

母の形見の簪を、拾ってくれたのは初恋の相手。しかし雪にぬかるむ中、真っ先に膝をついて探し始めたのは後の夫となる男。簪のエピソードが好き。しかし真剣をもって対することを想像して震えた紀江が、最初で最後、斬ることになる相手が彼とは。真実夫の心に添えたのが最期だというのも切ない。
★1 - コメント(0) - 2016年1月10日

すらすらと読みすく又、ぐいぐいと話に引き込まれ1日で読了。読み終えてまず一言。辛い。辛すぎる。武家の女とふたりの男。ひとりは夫。もうひとりはかつて恋い焦がれた人。落とした母の形見の簪を探すため真っ先に膝を付いてくれた男と、それを見つけ出してくれた男。あの時、3人は確かに同じ場所に立っていて同じ門弟同士だったのに、いつの間にかそれぞれ立つ場所が変わり信念が変わり思いが変わりそして生き方が違ってしまっていた。時間と思い出とは時にとても残酷でやるせない。あさのさんの時代小説は初めてだったけどとても良かった。
★9 - コメント(2) - 2015年12月24日

季節が移り変わるように、ゆったりと静かな文章で、物語は、続く。官能的な場面はないが、女性として、妻として、母としての情念が、痛いほど伝わってくる。理性を持ち、己を律しようと努力する、凜とした一人の女性が、あっぱれで、気持ちいい。良い本でした。
★5 - コメント(0) - 2015年10月23日

moo
なんか。サラ~っと。
★2 - コメント(0) - 2015年10月10日

あさのあつこさんの時代小説はすごく読みやすいですね。少し展開が早過ぎる気がしたので、もう少しじっくり読みたかった。。時代小説読んだことない人にお勧めしたい本です。
★1 - コメント(0) - 2015年9月2日

読まされた、時代小説では女性は男性についていくのが常。厳しい人生を送った紀江に少し同情。すごい出来事に遭遇する人は、それなりに何か長けたものを持っているのだ。持っているからそういう世界に関与してしまうのか。また、いつも付き人となる人はすばらしい人ばかりだ。「おつい」といいあさのあつこ小説には主人を助ける機転がきき主人を理解し助ける人がいつもいるのだ。 華やかな武家暮らしなどひとつも無いが、中身がある。
★3 - コメント(1) - 2015年8月1日

あさのあつこさんの書かれる時代物、好きだなぁ。タイトルからもっと華やかな話だと思っていたけど、武士の時代の厳しさを思い知りました。
★1 - コメント(0) - 2015年6月27日

あさのさんの時代小説の中では、かなり好きな部類です。このお話を宝塚の舞台で見てみたいなー、なんて思ってみたり。
★1 - コメント(0) - 2015年6月8日

YH
結構良かった。紀江が女として武士の妻として、揺れ動く様と、最後には武士の妻の矜恃を見せる様が良かった。ラストがちょっと苦い。
★1 - コメント(0) - 2015年6月7日

いい話だったわぁ。一気読み。久々のあさのさんの時代小説。描写が綺麗。紀江の父上様が素敵。奥さんや娘を心から愛してるところ、孫娘とのシーンも微笑ましかった。だから次々と亡くなっていくのがやるせなかったです。でも昔は今より風邪だけでも亡くなる人多かったんだもんね…。初恋の相手を忘れられなくて旦那様に心を開けない紀江だったけど、最後の最後の紀江の旦那様に対する想い、しかと伝わった!ぐっときました。たまに読む時代小説っていつも良い読書時間になります。
★3 - コメント(0) - 2015年5月29日

n
今作もあさのさんらしく、研ぎ澄まされてるなぁ、と思いました。登場人物の心の動きが、まるで叫びのように感じられます。心の中を覗き込んで覗き込んで、まだ足りないと覗き込んで、見つけた全てを言葉にしているかのように、それぞれの心の、もうこれ以上はない、ところまで書いているので、後がない緊迫感みたいなのが叫びのように、ひいては作品が研ぎ澄まされているように感じる原因でしょうか。いやしかし。時代小説ってのが緊迫感を増していて非常に合っているところも要点かも。
★1 - コメント(0) - 2015年5月28日

あさのあつこの時代小説を初めて読んでみた。そして面白いと思えた。母の形見の珊瑚の丸簪を落とし、父親の門弟達が探してくれるシーンの回想が何度か出てくる。それがとても効果的に使われている。また燕を使って毎年変わらず繰り返される季節の変化を要所要所に差し込みつつ、どんどん変化していく人の生活を上手く浮かび上がらせている。最後には本当の夫婦になれたのだろうけど悲しい結末。素晴らしい婿、そしてその婿に目を付けた父親も愛情に溢れ素晴らしい。
★3 - コメント(0) - 2015年5月7日

成就しなかった恋は残した想いの深さだけ、ひきずるけれど…。こんないい旦那いるのか!?って(あ)
★8 - コメント(0) - 2015年4月25日

初あさのあつこ
★1 - コメント(0) - 2015年2月15日

紀江さんに感情移入してあっという間に読み終えてしまった。もったいない。 紀江さんには、勝之進様と幸せになってほしかったな~。気持ちはわかるよ。初恋の人が忘れられなくて、本当に自分のことを想ってくれている人のことをないがしろにしてしまうのは。せつない。せつなすぎるわ~。
★13 - コメント(0) - 2015年2月4日

柔らかな色が黒いなかにあるようなそんな作品。闇から抜け出せたのか、抜け出していないのかわからないけれど、きえがしあわせだと嬉しいと思う。
★3 - コメント(0) - 2015年2月4日

なんとなく何処かでみたような、少女漫画みたいな。さらっと読めてしまう本。小太刀の描写がすごくいい、かな。
★2 - コメント(0) - 2015年1月23日

妻が最後の最後に夫を知る…
★5 - コメント(0) - 2015年1月20日

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