ふくわらい (朝日文庫)

ふくわらい (朝日文庫)
304ページ
2537登録

ふくわらいはこんな本です

ふくわらいを読んだ人はこんな本も読んでいます

i(アイ)
2911登録

ふくわらいはこんな本です

ふくわらいの感想・レビュー(1721)

名前は知ってるし、有名だけど、読んだことのない作家さんを読んでみよう、と思えるくらいは回復したので、読んでみた。面白かったんだけど、なんだかひっかかって、他の作品をも読んでみたくなった。著作、たくさんあるけど、どれがいいかなー?
★4 - コメント(1) - 2月27日

★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 2月25日

西加奈子さん初読みでした。 不思議な感覚が読んでいるときにはずっとありました。定の真っ直ぐな強さと、守口さんの真っ直ぐな脆さが混じり合ってお互いが一歩新しいところへ進んでいくような。 みんな幸せになれ。
★9 - コメント(0) - 2月25日

デコレーションで装飾された自分がいて、デコレーションしていない生の自分って、どんな人間だろう。素で生きることの難しさを、アーーーーッて叫びなが、読み終わった感じ。追伸、天龍源一郎かっ!
★4 - コメント(0) - 2月22日

すごい小説でした。前半は主人公の特異なキャラクターと魅力はあるにしても、話は淡々と進み、登場人物の魅力に惹かれてなんとか読み進めた。読み進めていくと、主人公が様々な人と接するうちに、主人公の心があらわになり、自分の存在を認識するような、自分を取り戻していくような内容で心が重くなった。最後は幸せを感じ始めた主人公に、心のなかで拍手しているような感覚になった。この作品は心のこもった素敵な小説だと思いました。
★10 - コメント(0) - 2月20日

「誰かの声が、自分の声になって、でも自分は、自分でしかないのだ。この体がある限り。」福笑いが一番の趣味、幼少期は世界を回り、父の死肉を食べたことのある変わった女性編集者、彼女が見つけていく物語。一言では形容できない素晴らしさがあった。外見と内面、個、自分を規定していく話といえば簡単すぎる。もっと複雑で、けれど読みやすい。活字だから価値がある作品だと感じた。映像にしたらすごく陳腐で、猥雑すぎる。そして読み終えた時の、決して"感動"という括りでは収まらない感情の起伏、湾曲。小説の真骨頂を見た、大好きな作品。
★3 - コメント(1) - 2月19日

うーん…読みやすかったけど、内容が難しい。。
★4 - コメント(0) - 2月17日

「サラバ」以来の西加奈子。 「サラバ」もそうだったけど、普通の人が出て来ない。サラバはそれでも最後は感情移入できたが、こちらは出来なかった。
★7 - コメント(0) - 2月15日

本当に“小説”として完成された小説。定を始めとした様々な変人たちやコミカルな会話は、紙の上でしか表現できないもの。ふくわらい愛好家というのはそれだけでは意味がよくわからない。けれどそれを積み重ねることで、単なる言葉では表現できないその微妙なものが、小説の形になると不思議と伝わってくる何かがある。彼女たちがその時々で感じていることはうまく共感できないし、突飛な行動は理解し難いはずなのに、どこかで自分と重ねて見てしまう。定と世界を隔てるものがなくなり、「自分の体で好きなことをしていい」という言葉が響いてくる。
★10 - コメント(0) - 2月12日

西加奈子さんの書く主人公が好きだ。とてつもない魅力を放ちつつどこかユーモラスで笑える。肉子ちゃんもそうだがそれでいて素直で正直に一生懸命な女の生きざまが素晴らしい。
★17 - コメント(0) - 2月11日

登場人物が眩しいくらい個性的すぎる。特に定と守口の会話が面白く、サクサク読めた。感情があまりない定だったが後半には人間らしくなっていく。先っちょがすべて。
★17 - コメント(0) - 2月11日

キャラクターが強烈。強烈なんだけど、みんなすごい正直。自分の体は自分だけのものだから、自分が好きなこと、正しいと思うことをやる。読んでいて、彼らに自分が持ってる常識をバラバラに壊されて、それをふくわらいみたいにもう一度並べなおしてる感覚を覚えた。言葉が好きだけど怖いって感じ、なんとなくわかる気がする。
★17 - コメント(0) - 2月9日

2作目の西加奈子だが、、やはり不思議な作家さんだと思う。文体といい表現の仕方といい、誰にも似ていない独特の雰囲気を持っているよう感じる。良いか悪いかで判断するのは難しく、ただ「興味深い作品」というのが的確かと思う。設定が難しいこともあるが、定がどう変わって行くか面白かった。
★5 - コメント(0) - 2月5日

最初は淡々と続くグロテスクな描写に、ついていけそうに思えませんでしたが、「ロボット」みたいな定が段々感情を覚え人間らしくなっていく様子が、二面性のふくわらいの世界と立体的な現実で表されていたように思えました。私には難しかったけど、とっても奥が深い小説!
★3 - コメント(0) - 2月3日

他人の顔のパーツで遊ぶ定の趣味は想像できなかったが、顔をいじってくる1歳の息子の行為と何だか似てるなと思ったら、純粋な面白い感覚なんだと可愛らしく思えた。特殊な体験云々はあまり抵抗なく読めたけれど、最後の定の行動は面食らう。上手く説明できない強烈な違和感…最初から読んできた彼女像とどうも合わない。守口のマイクを通してバーンと胸に炸裂した熱い熱い直球がシュッと萎んでしまった。 西さんの著作は数を重ねるごとに深く掴み所がなくなっていく印象。それでも読みたい魔力が上回るから離れられない。
★9 - コメント(0) - 2月3日

最初、主人公の名前を見て「いつの時代の話⁉」と思ってしまいました(^_^;) 内容的には苦手なジャンルでしたが、結構読み進められました。
★1 - コメント(0) - 2月2日

読み応えのある小説でした 変わった主人公設定なのに、なんだかいつの間にか主人公に共感してしまう そして主人公の幸せを祈ってしまう 生々しい描写のリアルさもさすがでした
★4 - コメント(0) - 1月31日

主人公に鳴木戸定(なるきど・さだ)という奇妙な名前を付けてしまうことがまず凄い。登場人物各々のキャラクターも立っている。そして恐らく西さん特有のグローバルな感じとグロテスクが絶妙に絡み合って物語は突っ走る。バラバラになったものを再構築しながら。こういう感じを天衣無縫っていうのではないかと…個人的には落ち目のレスラー守口廃尊(バイソン)が気に入っていたので、最後の落としどころには少し残念な思いが…うーん、こう来たかぁ(*_*;でも、会社の後輩の美しすぎる編集者の小暮しずくが、終盤に見せる大活躍は見逃せない!
★5 - コメント(0) - 1月30日

あーすごい。どっと疲れた。主人公含め、型破りな人ばかり。それぞれの癖が強すぎるのに、でこぼこせずに、浮かずに、ビタっとひとつの物語として成立していて、しかもとんでもなく面白い。目を逸らしてしまうような描写すら、綺麗にはまる感じ。型破りとは言ったが、そもそも正しい型とはなんだろう。自分がぼんやり定義しているであろう普通や正しさなんて当てにならないのかもしれないと思った。人間誰しもきっと、この登場人物達のように、良くも悪くも周囲が一目置いてしまうものを持っているのだろう。いい疲労感が広がりました。
★9 - コメント(0) - 1月29日

話を真正面から受け止められなかった感がある笑
★1 - コメント(0) - 1月28日

数年前はじめて読んだときは正直意味がわからなかった。西さんの振り切れた明るさが出てこない温度感だし、下品な単語が多く登場するし。でも今回どうやってあのラストにたどり着くのだっけと読み返し、前回よりは少しは理解できた気がする。さきっちょがすべて、膨大な過去の積み重ねの先端である今がすべて。人が人を知ることができるのはさきっちょだけかもしれない。なりたい、なれる、と思ったものになれなくても、どうしようもなく自分として生きていくこと。ふくわらいのように成り立つ言葉。またいつか読んだらきっと理解が変わるだろう本。
★5 - コメント(0) - 1月28日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 1月27日

昨年、某書店様の企画によって私の手元にきた本。過去にハードな経験を持ちながら淡々としている雑誌編集者の定が、周囲との交流を通して「人らしく」なる物語。何だかとても純文学性を感じる話でした。ふくわらいのように他人や自分の顔で遊んでいたのを最後には我慢するとか、作品の色々なところに示唆や意味が含まれているんだろうし、考えながら読み返したいんだけど、グロテスクな場面の表現とかもちょこちょこあったりして、とにかく読むのに酷く体力も気力も使った感じがあるので、しばらく読み返せる気がしないです……(苦笑)
★4 - コメント(0) - 1月23日

嬉しい。寂しい。楽しい。それまで言葉としてしか認識していなかった感情に出会う時、世界はだんだん色づいてゆく。不器用な人たちが、不器用なやり方で、世界の縁取りを少しずつ広げていく様に、じわじわと自分が内側から温められるよう。読み終わり、自分の中に溢れた感情としばらく離れたくないと思った。これは身体ごと揺さぶる、とてつもなく力強い物語だ。
★16 - コメント(0) - 1月20日

miu
これはまた莫大なエネルギーを持った小説だった。特殊な家庭環境から育まれた鳴木戸定の人格。人の顔を見れば福笑いのようにゲシュタルト崩壊してしまう。かなりぶっ飛んだ定だけども、生きるって愛って肉体ってこういうことなんだー!!!っていう物語に込められた西さんの叫びがすごい。熱量がすごい。ちょっと今肩で息している感じ。読書でもかなりエネルギー使う。これが生きてるってことね。
★34 - コメント(0) - 1月18日

図書館の本で読破。読書芸人がオススメしてた本を読む、ということをしているんだけど、自分と感性が合わないと感動どころや、名作っぷりがわからないんだな、と思った。世界的な旅行作家を父に持つ「定」は編集者。ロボットの様に正確で無機質で、世間の流行や言葉のあやを知らず、理解者は乳母の「テー(悦子)」のみ。父の肉を食べたことがあったり、雨乞いが出来たりなど30そこそこにしてワールドワイドな経験をしてきた定は守口と武智という二人の男性と知り合って、少しずつ変わっていく…というストーリー。グロテスクさが私は苦手。
★12 - コメント(0) - 1月17日

気になっていた作家さん、一気読みでした。自分と違う感性を持つ娘が理解できなくていつもなぜ?ともやもやしていたけどそれもまぁいいか…と思ってしまった。心が少し軽くなりました。ありがとう
★1 - コメント(0) - 1月16日

また読みたい
★2 - コメント(0) - 1月13日

E
常識とはなにか。友情とはなにか。親とはなにか。愛とはなにか。いろんなことが枠に囚われず書かれていて。【非】常識で【異】常にも関わらずとても綺麗な作品でした。文字についてや、言葉についても触れてあり。もじが文字であること。その言葉では表せないけど、すきな感覚がとてもよかった。
★6 - コメント(0) - 1月13日

TAI
すごく人間くさい本でした。生きる価値観や生き様、感情、感性、言葉。後半の木暮しずくとの会話で「今まで生きてきた歴史があって、それが積み重なって、その先端にいる定ちゃん。今わたしの前にいる先っちょの定ちゃんがすべて」ってところが心に残りました。名前は知ってたけど初めて読む作家さんで、「ふくわらい」って題名だし、もっと軽い話かと思ったらイメージと全然違ってました。
★6 - コメント(0) - 1月13日

読み初めてすぐ「失敗したかな」と。だって気持ち悪くって…。でもでも毒も段々と蜜の味に。定は勿論、栄蔵も守口も武智も之賀もしずくも水森夫妻も、みんな皆好きになったよ。まっすぐだから。そして全部受け止めているから。私もそんな生き方をしたいと思ったよ。
★11 - コメント(0) - 1月12日

西加奈子2作品目、そのありえない人物描写は全く入り込む余地もなくじわじわとグロさをも増していく展開に途中で投げ出してしまいたくなる衝動に駆られる。しかしあの「サラバ」も前半はグダグダだったではないか…と我慢の読書の結果と言えばやはりラストシーンでは涙が溢れ出る(と言う人もいるw)感動が待っていた。この作家は新興宗教の教祖様並みに人を扇動して夢中にさせ自分の思うところへと導いて行く不思議な力を持っているようだ。好きな人はきっとハマるだろうな、でも私はもういいや…だって気持ち悪いもん
★32 - コメント(0) - 1月10日

途切れがなくて一気に読んでしまった。 顔やカラダに捉われがちで、自分を嫌いになりがちなんだけど、色んなことぜんぶぜんぶひっくるめて自分だから、自分を認めて、私も好きなことやってこうと思った。 この自分のカラダで、好きなことやってこうと思った。 プロレスの人の、リング上でのスピーチは泣いてしまった
★6 - コメント(0) - 1月10日

初めて読むと思って手に取ったら、読んだこと、あった。
★2 - コメント(0) - 1月9日

すごい!うまく言い表せないけどすごい。読み始めと読み終わりで主人公定に対する見方が全然違う。これはいい作品に出会ったと思いました。
★24 - コメント(0) - 1月9日

「普通」から逸脱した人達がお互いに影響しあって、自分の在り方を見つめ模索していく 懸命に正直に生きようとする人々の、痛々しさも汚さも愛しく感じられる 辿り着いた答えが「普通の正解」でなくとも、肯定されるような雰囲気に救われる
★9 - コメント(0) - 1月8日

西さんにファースト・タッチ。とても面白くて一気に読了。定とはまた違ったことだけれど、自分は好きな人の顔を覚えられないことが多い。写真を見て思い出すけど、しばらくすると頭に思い浮かべることができなかったりする。好きでもない人とかコンビニの店員の顔ははっきり記憶できてるのに。その人のすべてを知るってことが自分にはできていないのかもしれないな。 / 小暮さんが「小島さん」と言い間違えられて「小暮だよ!」とキレるところ(224P)は狙ったもの?w
★11 - コメント(0) - 1月6日

ゲシュタルト崩壊、ふくわらい。読み方はいろいろあるだろうけど、読み物として面白かった。プロレスラー守口廃尊が良かっだけど、文体のせいか、致命的に軽さが登場人物の心の様子を描いても出てしまう。西加奈子の小説には軽さが良くも悪くもあって、登場人物の痛みやメッセージも通俗に感じられるのが残念。小説の後半の展開は、良くわからなかったです。
★147 - コメント(0) - 1月6日

たまに読む西加奈子さんは良い
★3 - コメント(1) - 1月1日

正月からふくわらい。。。顔…じゃなくて人生を再構成…整形しょ。。。
★7 - コメント(0) - 1月1日

ふくわらいの 評価:92 感想・レビュー:559
ログイン新規登録(無料)