コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと『豆の木』

コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと『豆の木』
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コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと『豆の木』の感想・レビュー(72)

底がぱっくり割れて履けなくなった靴の代わりが入手できない、下駄で出勤して上司に叱責される・・・ 戦後4年 戦没者遺族の余裕のない暮らしぶりに胸を衝かれた。そんなご苦労の中、童話を編み続けた心根の強靭さ、思いの深さに圧倒される。敢えて<加藤馨>を綴る事で、少し突き放した筆致なのは、これも技巧なのだろう。けれども奥様とのエピソードでは、仮面が外れ、熱い<佐藤暁>が垣間見えて微笑ましい。運命の出会いって本当にあるんだ~嘆息。 「あっ、せいたかさん見ぃつけた」「おちび先生も、ここにいた!」
★6 - コメント(0) - 3月26日

コロボックルが誕生するまでに色んな事や色んな出会いがあったんだな。
★1 - コメント(0) - 3月13日

「オウリィと呼ばれたころ」の続き。学校を出て、童話作家を志しながら、市役所に勤め、図らずも教師になって伴侶を見つけ、編集者になるところまで。彼の作品にでてくる、ひょうひょうとしていながら芯が強くて真っ直ぐな男の子は、作者自身に他ならない。いたずらでちょっとマヌケな小鬼とか、負けず嫌いで生意気な女の子とか、その原型にも出会える。きっと作者がいつもそばに置いて思いをはせたものたちだろう。空想の世界を決して手放さずいたからこそ、後にあの物語の数々が生まれたのだ。読み返せば忘れてしまったことも思い出すに違いない。
★1 - コメント(0) - 2月28日

コロボックル物語また最初から読んでみようかな。☆3
★1 - コメント(0) - 2016年12月19日

あのコロボックルの物語がどのように生まれたのかが、佐藤さとるさんの暮らしぶりを含めて描かれています。書き継ごうとし、あっ違うと思い、作品をしまってしまう感触。これだ、このイメージだと確信する感触。興味深く読みました。そしてなによりほっこりしたのは、伴侶との出会い。運命のひとだと、天啓のように一瞬で悟ってしまう。お互いに。なんと、うらやましいこと♪
★6 - コメント(0) - 2016年11月12日

コロボックルの絵を見て借りてきました。よく見たら自伝小説かぁ〜。自伝小説って、あんまり好きじゃないのですが、面白かったです。原案があったりしたから、唯の自伝小説とは違って楽しめました。童話作家の方だからかもしれませんが、堅い感じもなく良かったです。
★20 - コメント(0) - 2016年10月24日

コロボックル物語の原型が作者の中で熟成して行く過程がわかる。様々に変化しながらも作者の中で物語は成長しある日その姿を現す。 その他、奥様との運命的な出会いがちゃんと描かれている。佐藤先生もこのお年になって「これだけは書いておかなきゃ」と、奥様への思いを率直に書いたんだろうな。いいな~
★3 - コメント(0) - 2016年9月23日

『てのひら島はどこにある』の原案から抜粋まで。サットル氏の自伝だけど小説みたい。奥さんとの出会いのシーンは何度読んでもいいなぁ。
★8 - コメント(0) - 2016年9月9日

作者が童話作家となるまでの紆余曲折、師や仲間、伴侶との出会い、その中で長いことかけてコロボックルの物語を生み出すに至るまでの経緯が、40数年来のファンとしてとても興味深いものでした。今とは違う時代背景の中ですが、書くことへの想いというのは普遍のもの、想いの継続が名作を創り出したのだと思い知らされます。★「オウリィと呼ばれたころ」と一緒の詳細な感想はブログで→http://tubam.kamakurablog.com/Entry/115/
★6 - コメント(0) - 2016年7月30日

本名に響きが似ているという筆名"加藤 馨(かおる)"を主人公にした自伝的目眩し小説。私の一番好きな絵本「おおきなきがほしい」の作者を深く知ることができ嬉しく感じました。
★2 - コメント(0) - 2016年7月28日

「コロボックル」シリーズの著者、佐藤さとるさんの「自伝的目眩まし小説」(著書の自称)。占領下日本で市役所に就職してから、教師を経て、編集者となり、結婚する前の数年間の物語。その中で、様々な児童文学者や同人仲間と切磋琢磨しながら、コロボックルと出会うまでが描かれている。創作裏話みたいなものも多少読めるのも楽しい。ン十年前に読んだきり、本棚に立てっ放しだった懐かしい本たちを、ちょっと読み返したくなった。
★15 - コメント(0) - 2016年7月23日

佐藤さとるさんの自叙伝的小説。
★2 - コメント(0) - 2016年7月17日

自伝小説って毛嫌いしてたけど、終わってみると「いいの読んだな―」の満足感しか残らない。なにこれ魔法? 戦後の日常としても、作家がどのようにレベルアップしていくかとしても、ラブコメとしてもおもしろい。文章全体がまさしく「明快平易」で、読者に的確に伝えるということは、読者を自然に物語の中へ誘う技術であると、作者は物語を通して見せつけてくれる。簡単そうに見えるけど超絶技巧なんだよね。
★7 - コメント(0) - 2016年6月28日

サットル氏の物語。コロボックルの下地が垣間見れて、おもしろい。
★1 - コメント(0) - 2016年6月25日

日本発ファンタジーの金字塔、小人たちを守る優しい若者の物語「コロボックルシリーズ」の作者、佐藤さとるさんの自伝小説です。「小説」に仕掛けられたいたずらが後書きで種明かされるところが、いかにも佐藤さんらしくて楽しいです。自伝の途中で時折、当時執筆中の「作品」が登場するのがリアル感を増して面白かったです。戦後の混乱期に苦労を重ねて暮らしを立てながら、長編童話を書く夢を追い続けた若者の姿が凛々しく爽やかに描かれています。やっぱりあなたが「せいかたさん」だったんですね。
★15 - コメント(0) - 2016年6月13日

NZR
- コメント(0) - 2016年6月12日

当たり前のように出会い、夢中になったコロボックルたちの物語。でもそれが生まれるまでの経緯は、もちろん当たり前ではなかった。戦後の混乱のなか、靴すら買えないような生活の中で、佐藤さとる氏の分身である「加藤馨」は童話を書きたいという夢を持ち続けた。もしわたしを含めたその後のこどもたちがコロボックルを知らないままだったら、どれだけつまらない世の中だっただろう。わたしがコロボックルシリーズと同じくらい大好きな「おおきなきがほしい」の主役の男の子が「かおる」という名前なのは、なるほど当然のことだったのですね。
★11 - コメント(0) - 2016年6月12日

自伝小説ということで手にした。淡々と書かれているが、やはり戦中戦後の激動期を生きてきた人の人生はすごい。いいなあ。 「作品は書こうと思い続けていれば必ず生まれる」この言葉にじんときた。
★31 - コメント(0) - 2016年6月11日

なんか平和な本でした。最初から最後まで、平穏。
★1 - コメント(0) - 2016年6月9日

☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年5月31日

平塚武二をはじめ、共に生きた方都のエピソードが面白かった。本当に「であうまで」の話で、それに至るまでの着想や習作などが継時的に出てきて、ある名作が生まれるまでの過程が見えて興味深い。しかし結構な自信家だなあ。頭の良い、優等生だったんですね。そんな人材が児童文学を志し、さらにそういう人同士が集まって研鑽し合ったからこそ、この時代はいい児童書がたくさん生まれたのかも。石井、瀬田等とはまた違った方向からの視点はすごく貴重と思う。
★9 - コメント(0) - 2016年5月30日

長編児童文学への熱い思いを抱き続けて、コロボックルシリーズに至った佐藤さんの、若き姿が見えた。佐藤さんは「ここが人生の転機だ」というところで、全く迷わず動じることなく、進むべき方へ進んだ。そして傑作が生まれた。佐藤さとるという作家に巡り会えた、そして何十年も経った今自伝小説を読めた、幸せだ。
★18 - コメント(0) - 2016年5月30日

図書館本。佐藤さんの自伝。どうやってコロボックルの物語を書くように至ったのか、奥さんとの出会いだったりととても素敵な話だった。作家になるためにいろいろな道を通って夢をかなえる姿なんかは子供たちにも読んでもらいたい。てのひら島の物語きちんと読みたいです。
★47 - コメント(0) - 2016年5月28日

40年以上も佐藤さとる作品を愛読してきて、今こうして創作秘話だの自伝だの読める幸せ。「てのひら島」というか「井戸のある谷間」は何度読んでもワクワクする。奥様との出会いときたらもう・・・(絶句)。
★8 - コメント(0) - 2016年5月27日

だれもしらない…は大好きな本だったから佐藤さんの本を読んでみた。経緯が分かった。
★3 - コメント(0) - 2016年5月25日

佐藤さとるの自伝的小説。青年さっとるの童話作家になるための奮闘ぶりが、昭和の懐かしい景色とともに描かれていてとても楽しかった。
★5 - コメント(0) - 2016年5月23日

図書館本…。小学生の時に初めてコロボックル物語に出合った時すごく感動しましたが、そんなお話ができる前の佐藤さとるさんに出会えて感慨深く読みました。愛先生との運命的な出会いや平塚先生をはじめとしたまわりの人たちとの出会いも出会うべくして出会っていたんだなぁって思えます。そんな数々の出会いがあったからこそコロボックルの物語が生まれて、たくさんの人がワクワクしながら読むことができたんですよね!コロボックルのお話をまた読みたくなります。
★9 - コメント(0) - 2016年5月22日

自伝小説。戦後間もない頃、童話が好きで働きながら児童小説を書くサットル氏。そして童話を愛する作家さんたちの繋がりであったり当時の様子。コロボックル物語がどうやって生まれたのか。サットル氏結構な自信家であったのね。意欲的とも言うのかな。好きなものに対して真っ直ぐな様子はいかにも物語にも反映されているなと。
★18 - コメント(0) - 2016年5月10日

Ai
佐藤さとるさんがコロボックルに出会えたから、私もコロボックルに出会えたんだな。。。愛先生との出会いもステキだったな。
★4 - コメント(0) - 2016年5月8日

まるで物語のような文体。いやまさに作者さんの人生の物語なんだなぁと。
★4 - コメント(0) - 2016年5月7日

コロボックルにはそうやって出会ったんだな。サットルと平塚さんが会ってる時間が好きだったな。
★13 - コメント(0) - 2016年5月5日

自伝的小説とのことでフィクションとノンフィクションの狭間を行き来するような読み心地。主人公の加藤馨がつかう筆名が佐藤暁という設定も事実とは裏返しで「目くらましの秘法」がじゅうぶん活かされています。読み進むうちに大好きなコロボックルが生まれる瞬間に立ち会ったような気分になる本でした。
★47 - コメント(0) - 2016年5月4日

なんだか懐かしい人に会えたような感覚だったのは、佐藤さとるさんの物語の登場人物はまさに先生の分身だったからかも。そして小説を読むように楽しく読めたのは後書きを読むと先生の工夫でした。先日TVでお顔を拝見できました。戦後の大変な時代にご苦労された事も多かっただろう作家生活も、淡々と飄々と強い意思で進まれて来たようで、苦労はあまり見せず懐かしい景色ばかりが頭に浮かぶ本でした。もっと読みたい!って所で終わってしまう所も、もっと知りたい!って所を余り書かないのも先生の美学ですね。
★28 - コメント(1) - 2016年5月3日

佐藤さとるさんの人生というだけでなく、戦後の日本のことがよく分かる本だと思う。私は佐藤さんよりは年下だが、あの頃のことは体験しているので懐かしかった。私がそれまで出会った面白い本といえば外国の小説だったから、小学生の時コロボックルに出会ったとき、日本にもこんな面白い本があった!と大感激したものだ。そのお話が生まれるまでにこんなことがあったのですね。
★9 - コメント(0) - 2016年5月3日

戦後、靴も買い換える事が出来ないほど貧困な中、児童作家になる夢をずっと温め続け、運命の出会いとなるコロボックルの誕生の物語。自伝的小説の主人公の筆名が、本名の佐藤さとるさんとしている遊び心がとても素敵です。佐藤さとるさんの児童小説に出会えた事は、私の宝物です。
★31 - コメント(0) - 2016年4月26日

昔から心の拠り所にしてきたコロボックル・シリーズの生みの親、佐藤さとる氏がまだ作品を発表して下さることへの感謝と喜び。戦後まもなく建築家になる夢の第一歩として市役所に就職した若者は、なぜか畑違いの仕事に従事する。内心の動揺を見せず物怖じしない態度が頼もしい。困窮生活の中、家族を養い仕事に追われつつ温め続けた童話への夢。日本を代表する児童文学作家が、当時の記憶と創作を交えつつ描いた自伝小説。『オウリィと呼ばれたころ』(理論社)の続きの話になるが、佐藤氏のファンならば、独立して読んでも十分楽しめる作品。
★26 - コメント(1) - 2016年4月16日

前作「オウリィと呼ばれたころ」に続き、自伝的小説。作者は小人が活躍するコロボックル物語等、ファンタジーで知られる知られる。描かれているのは21歳から数年間の日々。学校卒業後、市役所に勤めたが、建築家と童話作家の両立を目指して直ぐに辞めてしまう。かと思うと教員になったり児童向け雑誌の編集者に転職したりと、青春の日々らしく身の振り方は落ち着かない。それなのに童話作家を目指す不器用な生き様に芯が通っていて、清々しいのだ。師の言葉「あきらめたらおしまいです」を守り創作への挑戦を続けた作家に、感謝の気持ちで一杯だ。
★15 - コメント(1) - 2016年4月8日

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コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと『豆の木』の 評価:100 感想・レビュー:37
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