雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫)
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雨やどりはすべり台の下での感想・レビュー(235)
すべり台の下で雨やどりする子供たち。同じアパート、スカイハイツの住人である雨森さんにまつわる不思議な出来事を順番に語っていく。「雨森さんは魔法使いかもしれない」。空気感が心地よいファンタジー。
一人の住人に関係する不思議なお話の連続。解決することはなく、ただ不思議な話。話をしていた当日、偶然か必然か、その人は引っ越してしまう。最後、何故か泣けてしまった。
夏休みも終わりちかいある日の午後。スカイハイツマンションに住む小学2年生から中学1年生の10人が遊んでいるところ、突然雨に降られて公園のすべりだいで雨やどりをすることに。雨をふらせたのは、同じマンションの不思議な住人雨森さんの仕業では?と話し出すことから、みんな持っていた雨森さんにつながる不思議なエピソードを話し出す。映像をみているかのような、鮮やかな一人一人のエピソード。どのお話も素敵でした。読んでいて、団地ともおを思い出しました。イメージはマンションというより、団地が近いな。
★★★★★再読。小学生の頃に初めて読んでから、好きな本のタイトルをあげるなら今でも必ず入るくらい好きなお話。子供の頃この本を読んで大人になった今も心のどこかに留めてる人が自分の近くにもいたりするのかなぁ…?いたらいいなぁ…合言葉は『雨やどり』
【児童文学】表紙の挿絵と題名がとても懐かしく思え、読んでみたくなり手に取った本。大きな滑り台の下に大きな土管が埋め込まれたトンネルで、雨やどりをしながら雨森さんに関係がある不思議な体験を語り合う子供たち。普段は挨拶も会話もしない雨森さん。子供たちの目にはそんな風に映っていたんだね。みんな思いやりや夢があって素敵なお話でした。大人になると見落としてしまうような事を、子供はちゃんと見ているんだなぁと感じた。
同じアパートに住む、中1〜小2のこどもたちが、公園のすべり台の下であまやどりをする間、魔法使いかも…と疑う、同じ住人:雨森さんとの不思議なエピソードを、一人ずつ披露することで、どんどんストーリーに引き込まれていく。人は誰しも“それまで” と“これから”をもっている…深い!物語のラストシーンの雨森さんの言葉が、読み手の心に響きます。
これも昔読んだが再読。夏休み、先生からの課題のような形で登校班の子たちで遊ぶことになった時の話。アパートの目の前の公園で遊んでいたら、突然の雨に降られて雨宿りしつつ、不思議なおじさん(同じアパートの住人)にまつわる話をしていく。ありえないけど絶対ないとは言えない不思議な話。著者の初期作品。
娘と一緒に読む。岡田さんの本はどれもはずれなしに面白いと言う点で、娘と一致しているけど、これを読み終わった娘の第一声は「このお話に、いきなり生徒を殴る先生が出てくるねんで」だった。「えっ、そうなの?何年の出版かな」とみると、1990年、今から26年前でした。今は、こういう体罰って無いからね。それに、こうやって同じエリアの世代の違う子供たちが集まって遊ぶというのも、この頃ないなぁ。
同じマンションに住む少年少女が雨宿りしてるときに、一人にひとつずつ同じマンションに住む「雨森さん」に関わる不思議はエピソードを話あうという内容です。 最初は不気味な印象の雨森さんでしたが、正体がわかってきて、岡田さんらしい、とても優しい気持ちになれる本でした。しかさ岡田さんは子供の使い方が天才的にうまい! オススメ度:★★★★★
心あたたまるファンタジー。とても不思議な話で、色々なことが明かされてないけれど、それがまたいいなって思いました。雨森さん、好きです。
もともと、いせさんの絵本を探しに行った図書館で、別の本もと、たくさん出てる既刊の中からなんとなく選んだ本。あとがきを読んだら伊勢英子さんの絵だった。無意識にびっくり。日常の中に差し入れられるファンタジーがさりげなくて優しい。雨森さんの不思議な違和感と現実感。こどもたちの行動力と絆に拍手したい。
読書会で頂いた本。突然降り出した雨に公園のすべり台の下で雨宿り。子供たちが体験した同じアパートに住む雨森さんとの不思議な体験を語り合う。雨森さんとの体験を語り合うことによってみんなの心に優しさが溢れ出る。最後のシーンはぐっとくる。とてもいいお話しでした。
久しぶりに再読。同じアパートに住む子ども達が遊んでいる最中、降り出した雨を避けるためもぐりこんだすべり台の下で語り合う。それぞれが体験したちょっと不思議な話にはいずれも、雨森さんが関わっている…?話をしていくうちに子どもたちどうし、そして雨森さんについて、少し理解が深まって…。とても心温まり、やさしい気持ちになれるファンタジー。タイトルもお話も素敵。
久しぶりに再読。一番最初の、「スカイハイツ・オーケストラ」のお話が、大のお気に入り。久しぶりに読むと、昔読んだ時には気づかなかった、新しい感情が芽生えるなぁ…。
雨降る日中の子供達の回想録・・・みんなの心を愛と不思議で満たしてくれた雨森さん・・彼の正体は?夢と幻想の狭間のような出来事を子供達は大切に覚えていたのはそこに子供なりの愛を感じていたからだろう。本当に現実ではありえないようなお話ばかりだがこれを笑って「嘘だ」とか「夢だったのよ」とかわしてしまうような大人ではなく一緒に追体験を出来るような大人でありたいなぁ。
岡田さんの本では、登場人物がみんなさりげなく相手を思いやります。半分、現実で、半分、魔法の世界。この一冊は、日常の空気が伝わってきて、とてもしみじみとした読後感でした。
雨やどりをしながら子どもたちが順番に話す雨森さんの不思議なエピソード。そうやって話し合うことでファンタジックな世界が広がるとともに、年齢も環境も違う子どもたちがお互いを深く知り、絆が生れるという二重の仕掛けになっているところが巧い。ただ、どうもこの作者の書く子どもたちの話し言葉が私には不自然に響く。
感想のため再読。スカイハイツマンションに住む子どもたちが遊んでいたら、急に雨が降り出した!それも、雨森さんが傘をさした途端に…。子どもたちはすべり台の下で雨やどりをしながら、雨森さんとの不思議な出来事を話し出す。『スカイハイツ・オーケストラ』と『麦わらぼうし』が特にお気に入り。遠くに見えるベンチに座っているはずなのに、なぜかすぐそばで聞こえる雨森さんの声…というシーンがとても好きです。雨森さんは、本当に魔法使い…?子どもの頃よく遊んだ公園を思い出しました。すべり台の下って、特別な感じしましたよね♪
ファンタジーと現実がつながっている感じがよかったです。 雨に閉じ込められた空間ってちょっと神秘的というか、特別に切り取られた空間て感じがしますよね。 そんな空間で語られるには、自分の日常の中にいるんだけどよく知らない人にまつわる話ってうってつけかも。 いい人じゃないけど悪い人でもなく、良く分からない人である雨森さんにまつわるエピソードは、優しさがあふれるほどではないけど、さりげなくじんわりくるものばかり。 みんなでエピソードを語り合ったあと、雨森さんが喜びそうな見送り方を考えるわけですが、雨森さんの反応か
トンネルのある滑り台とかって、近所に少なくなってきました。見通しが悪くなるからでしょうか。今の都会の子供たちは場面を想像できるんだろうか。
ツンデレな魔法使いがいたら、ちょっと楽しいかな。突然の雨に、大きなすべり台のトンネルで雨やどり。そこから、人を寄せつけない謎の住人・雨森さんをめぐる、10人の子供たちの不思議な体験談が始まる。日常生活で、感じるちょっと心つまづくときがある。そんなときに起きる不思議なできごと。それは、雨森さんの魔法なのか?それとも、願望の強さからくる空想の世界なのか?心取り戻して、また進む勇気を持てる。麦わらぼうしの繋がりが素敵だ。晴れた中で遊びまわるのも良いが、時には、雨やどりしながら、話をするもいいなと感じる。
スカイハイツマンションに住む10人の子供たちが、同じマンションの住人・雨森さんとの不思議なエピソードを語ってゆく物語。雨森さんって実は魔法使いなんじゃない?って言って、それを裏付けられるエピソードを披露しながらも、一方で雨森さんの過去を晒すことで、雨森さんの普通の人間ぽさを出してくるあたり、岡田さんらしいな〜と思いました。最後はちょっと泣いた。スカイハイツ・オーケストラとまい子のお礼のチョコレートが好きです。
スカイハイツオーケストラとは国語の教科書で出会っていましたが。 もっと早く全編読んでおけばよかった。 児童書ってどうしてこう、心の柔らかい部分を刺激するのかな。 最後の雨森さんの「ありがとう」に泣きそうになったのは、涙もろく歳をとった証拠? いやいや感受性が育ったということで。 あのときの雨森さんどんなにうれしかったことでしょう。 「『昔』があったってこと、初めてわかったみたい」「『これから』もあるってこともね」
こんな仕事していながら児童文学にあまり好感がもてないのがつらいんだけど、時々、発見があることがある。確かに子どもは、目の前の大人に子ども時代があり、その後の時間があると思わない。それは子どもにとって大発見なんだ!と、普段の子どもたちの様子から妙に納得してしまった。やはり岡田淳は子どもがわかっている作家なんだな。そして一昔前の集合住宅では、大人に禁止されていても子どもは孤立している大人にちょっかい出して関わってしまったな…と子ども時代の自分を思い出す。子どもが大人にちょっかい出さなくなったんだな…
とても読みやすかった。一人ずつの独白で展開されるところが『告白』(湊かなえ)と似ているが、読後感は百倍さわやか。ラストは感動した。
私が初めて読んだ岡田さんの本。 小学生の頃でした。 どうして、この人は子どもの心が読めるんだろう・・・と、とても不思議に思ったのを今でも覚えています。 大学生になったいまでも、岡田さんの本が大好きです。 岡田さんの本を読むといつも心が温まります。 きっと、そんなことの積み重ねが、今の私をつくってくれているんだろうなあ
岡田淳さんはほとんどいいけど、これは話口調ばかりで、ちょっと鼻につくところがあった。関西弁はとってもいいのに。雨森さんはすごくいい。
中一の教科書の、一番最初の単元でした。十数年ぶりの再読。中学の頃は各話の語り手の方にしか意識が向かなかったが、この歳になって改めてかみしめる、雨森さんの優しさと淋しさと自戒の強さ。安易に現代の言葉を使って表現するとしたら、「雨森さんは良いツンデレ」。
久しぶりに大きな字の本を読んだ。さすがに、児童書だけあり、わかりやすい文章。たまにはこんな話を読むといいかなぁ。ちょっとほっこりする。
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雨やどりはすべり台の下での
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