電池式 君の記憶から僕が消えるまで (富士見L文庫)

電池式 君の記憶から僕が消えるまで (富士見L文庫)
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電池式 君の記憶から僕が消えるまでの感想・レビュー(48)

他のラノベがパステルカラーだとすると、この物語は色鉛筆で描かれたようなふわっとした優しい印象。化石燃料が枯渇し全てが電池で動いている近未来、巧介は小さくておとなしい少女、未来と出会う。彼女がおとなしいのには理由があった。感情が高ぶると、彼女を動かしている電池が消耗してしまうから。電池を交換すると記憶が消えてしまうから。それでも巧介は彼女に恋をした。そして彼女は「生きる」ことを選択した。繰り返し表現される美しい風景描写と存在意義を無くした軌道エレベータが印象的。たとえ記憶を無くしても残るものはある。良作。
★8 - コメント(0) - 2016年8月25日

まあうん。45点
- コメント(0) - 2016年2月8日

こんな未来もありかもしれない……。一応、ハッピーエンドかな?
★1 - コメント(0) - 2015年6月28日

★☆☆☆☆ 「泣かせにきてる」という作者の意図をメタ認知した上で読書を進めた自分の負け。本作のような毛色の物語は、物語に入り込めるか否かで、読み終えた際に抱かされる印象が極端に大別されるように思う。斜に構えているわけじゃないけれど、直球で感動を誘う作品からのアフォードを、素直に感受することができない。本作もまたその例に漏れず、作者から読者に向けられたメッセージを受け取ることこそできれども、そのメッセージに込められた作品の色に浸ることができなかった。
★13 - コメント(0) - 2015年1月11日

SFテイストのボーイミーツガールってところだろうか。いつもおとなしい彼女は、病気でおとなしくしていないといけない理由がある。オチとしては予想がついたけど、優しく切ない雰囲気がよかった。受賞作らしいけど、投稿からのデビュー作になるのかな。それにしてはちゃんとまとまってる。
★3 - コメント(0) - 2014年12月19日

第25回ファンタジア大賞、ラノベ文芸賞受賞作。あらゆる動力を電池に頼らざるを得なくなった近未来が舞台の青春恋愛譚。衒いのない作劇は可読性に長け、真っ直ぐに王道を描いた筆にも好感が持てる。歌という小道具も率直に感動的で、物語の雰囲気と良く合っていた。ただ、設定の扱い方にはもう一捻り工夫が欲しかった気も。特に電池が尽きた後にどうなるのか、という部分はもっと勿体振っても良かったか。個人的にはこれが明かされた時点で落とし所には予想が付き、物語全体の切実さがやや減じてしまった感があった。
★3 - コメント(1) - 2014年11月2日

タイトルに惹かれたものの、キャラも世界設定もふわっとしていた。難病を「電池」という身近なものに置き換えるという発想は良かったが、具体的な延命装置として描いたため、「電池だったらすぐ交換できるのでは?」という疑問がすぐに浮かんでしまった。一応交換に際してリスクが生じるという説明はあるのだけど、ストーリー展開のための言い訳に感じられてしまった。いっそ普通の難病ものの方が…と思わないでもなかったけど、それだとラノベとしてはケレン味なさすぎだしねえ。時おり生じる普通っぽくてちょっとズレた会話は個人的にツボだった。
★5 - コメント(0) - 2014年10月4日

タイトル買い。結局タワーはどうだったんだろう。ゆるい幸せが続くのかな。少しひんやりとして読みやすい文章だった。
★4 - コメント(0) - 2014年9月30日

設定とか雰囲気はとても良かったように思う。でもこれは感動するやつだーと期待し過ぎて読んだのがいけなかったのか、いまいち読了感はよくなかった。個人的にはあんまり綺麗にまとめすぎるよりも無慈悲な終わりの方が心がえぐられて好きになれたかもしれない。
★5 - コメント(0) - 2014年9月27日

感情を動かすことのできないまま生きる十六年って、どうなんだろう。 最初の十六年の最後の三か月。その三か月が未来の中では、とても大切なものになったはずで――なのに、その記憶が消えてしまうというのは切ない。 何でも電池で動く世界って言うのはどうなんだろうというのはあるんだけど、そんなことどうでもよくなるくらいに柔らかくて切ない物語だった。
★3 - コメント(0) - 2014年9月17日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2014年9月16日

淡々した二人の距離感がもどかしい。SF小説として読むと肩透かしをくらいます。「あの頃の私の想いを果たしに来ました。」は、個人的に名台詞だと思う。
★4 - コメント(0) - 2014年9月13日

世の中全て電池で動いている、というちょっと風変わりな世界観だけれどその実かなりオーソドックスな恋愛小説かな。電池で動く世界に関しては話に大した影響ないみたい。もう一つの電池問題にしても、別に他の障害に代替可能だし。
★12 - コメント(0) - 2014年9月11日

ラブコメと読むなら、最高で感動しました。SFと読むなら、中途半端なのが感想です。電池で動く世界らしいですが、電池が出てきたのは未来関連の時ぐらいで、あまり印象に残りませんでした。祖母が素敵な人で、自分は将来、こんなおばあちゃんになりたいなと思いました。
★8 - コメント(0) - 2014年9月10日

巧介は幼馴染みの妙子を通しての無表情な未来と知り合う。夕暮れ、今は使われていない軌道エレベータやデブリのカラフルな流星が織成す景色に遭遇し、巧介は表情を押し殺す未来に、美しい物は美しいと言えばいいじゃないかと言う。そして美しいと答えた未来の表情に心を惹かれる。しかし彼女は脳障害を電池で補助しており、刺激が強いと電池寿命を著しく減らしてしまうのだった。楽しいパートは短めのシーン切り替えも心地いいけど、後半は逆に軽すぎる印象。もっとドップリ浸からせて欲しかったなあ。ちょっと惜しい。[☆☆---]
★3 - コメント(0) - 2014年9月8日

とりあえず「電池」ってなんなんすかねぇ。戦争やら色々あって宇宙に出られなくなったまではまだ良いとして、化石燃料が枯渇したところでバイオディーゼル系の発展が無いのはどうなのよ。電線も無くなってるみたいだけど発送電はどうなってんのさ。太陽電池とか燃料電池的なモノなの?ヒロインの電池は残量というからには一次電池みたいだけど、最初から減るの分かってるんだから交換用の予備回路つけときゃ良いだけじゃないのさ。設定スカスカなら「電池」って言葉を使わないで「未来の新エネルギー」にしとけばこんな思いしないですんだのに。
- コメント(0) - 2014年9月7日

何事も電池で動くのが当たり前の世界で、高校生の巧介が重い疾患を抱え電池によって生かされている同級生の少女・未来と出会う物語。始めはただ生きるためだけの生活を送っていた未来も、友達とともに合唱に取り組む楽しさや、巧介と惹かれ合って恋することを知ってしまったら、電池交換でこれまでの人生の記憶が全て失われることに葛藤するのは当然ですよね。決断した結果として、二人はいったん別の道を歩むことになりましたが、将来を予感させる再会を果たせて良かったです。これからまた二人で新たに思い出を重ねていって欲しいと思いました。
★38 - コメント(0) - 2014年9月4日

難病もの。電池に依存する衰退した未来社会が背景になっているが、設定は微妙。あくまで難病の理由付けのためにとって付けたような感じ。そこをどう見るかで評価が分かれそう。テーマ的には少しでも長くただ呼吸をするだけで生きながらえるより、短くても激しく生命を燃焼する生き方を選ぶべきかという問題。しかし難病の部分を除去すると非常に地味な恋愛模様で、難病という味付けがないとこんな話は小説に出来ないんだよなと改めて思う。p75「好きになっちゃダメよ、あの子のこと」とか、2章の最後とか、読んでてこっぱずかしくなっちゃった。
★2 - コメント(0) - 2014年9月3日

どこかのレビューで絶賛されていたので読んだ。ラブコメとみせかけてSFで~とあったがそうでもない。 SF的要素は電池で世界が動いているという部分だが、正直それはあんまり物語に絡んでこないし(ヒロインの病気は記憶がなくなるというものなので別に電池じゃなくても話は成り立つ)宇宙と歌の話のほうが印象が強い。 SFだと思って読んだから、多分前情報が悪かった。
★1 - コメント(1) - 2014年8月30日

正統派的な、ボーイ・ミーツ・ガールもしくは、ラブストーリー作品。普通の男子高校生が幼なじみに紹介された少女。その子は、記憶を電池で維持している少女だった。久々の正統派な作品でした。人との出会いと別れ。なんともしがたい現実。ド直球な作品でした。ラノベ初心者には良い作品だと思います。またこの作家さんの作品は初めてなので、今後の作品にも期待です!
★4 - コメント(0) - 2014年8月30日

泣かせにくる創りはよいと思うのですが、いまいち世界観が活かしきれてないような印象を受けました。
★2 - コメント(0) - 2014年8月26日

電池によって「生きて」いられる少女。そのため感情を抑えないといけない生き方をしてきたが、少年と出会うことでそれが人間として「生きる」ということなのかを考え、自分のあり方を変える決心をする。当然それは命を縮めることにつながるのだがそうしても手に入れたいモノがあるんだ、というのがこの作品のポイントかなと思います。 裏表紙のあらすじから悲しい最後になると思っていましたが…、その点ではサブタイトル「君の記憶から僕が消えるまで」の方がツボを押さえていると思います。肉体の死と個の死、どちらがつらいのでしょう。
★3 - コメント(1) - 2014年8月20日

「私の世界は電池で動いているんです」/少年と電池により延命される少女の恋物語。トワイライトバーンとか、情景描写が綺麗。人間の生き方というのが垣間見えた作品。最後のくしゃみが良かった。
★4 - コメント(0) - 2014年8月17日

世界観が分からなかったが、直球で泣かせにきた作品。
★2 - コメント(0) - 2014年8月17日

感情の高ぶりとともに減っていってしまう命の灯。自分の命が限られていると知っていることはとのどういう感覚なのでしょうかね?事故などで突然死んでしまう人よりも幸せといえるのでしょうか?どういう風に残された時間を過ごしていくかの選択権がある一方で常に死を意識しなければならない。物語後編で『愛によって命が減っていってしまう』と表現されていたのが印象的でした。残された時間を肯定的に捉えているようでやっぱり生きたいというジレンマが凝縮されているように感じます。
★2 - コメント(0) - 2014年8月16日

もうヤバいくらいに、泣いてしまいそうでした。二人の切ない恋心と、生への未練。優しいおばあちゃん。母方のおばあちゃんを思い出して。めっちゃ泣いてしまいました。新たな生を望んだ少女の容体?きっと、そっと涙が出るかもしれません。
★5 - コメント(0) - 2014年8月13日

電池で動く世界。命をすり減らして淡く切ない恋をする。殺していた感情に電源を入れて、残り半分過ぎた命を燃やす。巧介と未来の近いけど近すぎない、ちょっと遠慮したような距離感がよかった。ただ、話がとんとん拍子で進んだり、最後がちょっと綺麗すぎたように感じた。
★5 - コメント(0) - 2014年8月10日

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電池式 君の記憶から僕が消えるまでの 評価:100 感想・レビュー:27
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