形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
ブログにて感想記事増量版 https://yamata14.livedoor.blog/archives/53480526.html
出会ってしまうところでお話は終了。新たに手に入れた武器をどこで活かすのか怪しいが、グレンがこの邂逅をどう攻略していくのか見ものではあります。
あ、貴方がどうしてもって懇願するなら、私も候補に入れたっていい! 貴方は全てを終わらせた後、適当に誰かとくっついて、のんびりと楽しく平和で幸福な人生を送らなきゃいけないの! もうそれ義務よ! 義務! じゃないと、じゃないと空(セリカ)が……空(セリカ)が、あんまりにも……ッ!』(p80~81)
決戦前から不穏さは出ていたけれど本格的に向き合うことになった「正義の魔法使い」という憧憬。ジャスティスとの戦いの中で鍛え上げられる教え子たちと力量差は開き自分の至らなさを痛感させらるグレン。ジャスティスとグレンから引き剥がすことの出来ない因縁であり、グレンにとっての唯一無二の彼女の存在が鍵になる。次巻はグレンにとって優しい時間があり、その優しに浸りたくなるだろうけれど、優しい夢を見た後はもう一度だけ立ち上がってくれると信じて。
アルベルトとルナなんかいい感じでしたね…ナムレスがグレンに伝えた言葉は皆の総意な気がする…気づ付いてボロボロになりながら「正義の魔法使い」を目指し、折れても誰かに背を見せ導いてきたグレン。報われるべきだし報われて欲しい。
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