黄金の王 白銀の王 (角川文庫)

黄金の王 白銀の王 (角川文庫)
489ページ
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黄金の王 白銀の王はこんな本です

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玉依姫
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黄金の王 白銀の王の感想・レビュー(1082)

涙を止めることが出来ないことが何度もありました。誓いは果たされ、空から、子孫たちをしっかり、目を開けて見つめている事でしょう。
★5 - コメント(2) - 3月14日

二人の王が主人公の小説。世界感が練られていて、主人公たちの気持ちと歴史を丁寧にたどっているので、読みやすかった。
★1 - コメント(0) - 2月21日

架空の島国をめぐる大河ファンタジー。苦悩と忍耐に満ちた壮絶な人生が描き出されている。人を束ねみちびく者の覚悟は想像を超えるものだった。時折露わになる感情の揺れ動き、吐き出される言葉に心臓が音を立てそうなくらい切なくなる。テーマの割にはボリュームは少なめ、でもその塩梅がより物語に深みが与えられていると感じる。
- コメント(0) - 2月3日

架空の国、翠のお話。大王から別れた2つの血筋が相争い、交互に覇権を握っては他方を弾圧することを繰り返す。これを当代で終わらせようと、2人の頭領が砂を噛み涙を飲み、再び血筋を合わせるまでの年代記。結末は最初に提示されているし、描写も淡々としすぎていて歴史年表の行間を読んでいるみたいではあったけれど、テーマの割に爽やかだったので新年にはよかった。「眠って、休んで、そうしたら、明日また、闘うから」
★12 - コメント(0) - 1月15日

舞台は日本に似た島国の魔法のないファンタジー。三代目の王まで大過なく治められてきたか四代目の王の時代双子の王子が生まれ、そこから二派分かれての長い長い王位を巡る内乱が生じる。どちらが勝っても負けた側は一派を根絶やしにしろというほどの憎悪のループが続く。この度の王は、敗れた側の王位継承権を持つ頭領をいずれ殺すつもりで幽閉していたが…物語はここから始まる。抑えに抑えた筆致でありながら、行間から溢れんばかりの激情。王としての資質は同等の二人の「王」。かくあるべきを体現し怯懦も怠慢も退ける二人の生き様に滂沱した。
★19 - コメント(0) - 1月14日

読みごたえがあった。耐え忍び辛い展開だったが、この二人でなければ成し遂げられなかったと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年12月24日

わるくないんだけど、あと10倍くらい長くして大河小説になっていればなー。
- コメント(0) - 2016年12月19日

大河ドラマのような壮大な話。仇同士の二人の男の人生記。全体的に暗い雰囲気がただよっているのは作風なのかしら。でも主人公の恋愛なんかも巧みに描かれていて、読み応えたっぷり。
★5 - コメント(0) - 2016年12月15日

古き日本の物語。忌み嫌い争い合う二つの種族が共存しようと決意する、そのスケールの大きさが読んでいてひとつの歴史を見ているような。また、各々の感情が率直に表されてるシーンに心打たれたり。主ならではの考え方と政の進め方が読んでいて面白かった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月6日

理想的な独裁者を見せられた。ここまで国のために無私になれるものだろうか。穭は国王として、いつでももっと易きに流れることができた。ましてや薫衣は名誉を捨てて陰ながら協力するという苦行に耐えられなくとも仕方なかっただろう。終始この優れた頭領二人の余人にはしれない闘いが続く。薫衣の心の強さ穭の賢明さががすごい。そして両者とも少しの隙があるのが人間らしくて良い。子供達が良い人間に育っていて良かった。
★9 - コメント(1) - 2016年11月24日

★★★★表紙のファンタジーなライトノベル的な印象とは全然違う内容やった。いい意味で。ストーリーも想像や予想を裏切る事が多く、最後まで飽きさせない。薫衣の生き様が凄い。
★4 - コメント(0) - 2016年11月20日

大河系異世界ファンタジー小説。この話の面白いところは国盗り、冒険や戦闘がメインではなく、血筋の統一、政治、それに伴う精神的葛藤がメインで描かれていること。ゆったりした時間感覚や、細やかな感情描写が好きな人にはおすすめ。主人公が、渋いけど精神的にかっこいい男二人で、互いを知っていくという話でもあるので、かっこいい男性が見たい人にもおすすめできる。
★4 - コメント(0) - 2016年11月16日

憎しみ合う二国。その若き王が二人。彼らが選んだのは共存という最も困難な道だった。恨みや憎しみはなかなか消えることはないわけで、二人の王にも敵味方問わず様々な困難が待ち受ける。ファンタジーでおなじみの戦闘は脇役、本筋は内政。日本で言う中世あたりの頃なのかな? 穭と薫衣、お互いが徐々に認め合い、この国を変えていく過程がとても丁寧に書かれててGOOD。この小説はぜひ政治家に読んで欲しい……と思ったが暗殺とかされたら困るか。どうでもいいが名前がみんなやたら難しくて読めないしタイプできない(笑)。文句なしの傑作。
★3 - コメント(0) - 2016年11月2日

一つの王座を争う二つの王家が憎しみを超え融和していくまでの二人の王の苦難の道のり。国家存亡の危機においては特に、民主主義より賢い君主を戴いての君主制の方が良いと思った。君主制は暴君や暗君を戴いた際には最悪だが、本書の二人の王は驚くべき聡明さと忍耐強さを持って困難を打ち砕く。目先の事に囚われず、数世代先を見据えて為すべき事を成す。これは、なかなか一般大衆には難しい。二人の王が互いに父祖の仇と憎み恨みながらも、「国を守り育む」という課題の前には、互いが一番の理解者であり、少しずつ信頼を高めていくのが良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年10月28日

舞台である島国の覇権は王の血を引く2つの氏族間を行ったり来たり。その繰り返しが長らく続いているため、国は安定することなく疲弊していくばかり。敵同士であった若き2人の頭領が、大きな葛藤を抱えつつも相手の氏族に対する怒りや憎しみ個人の欲望や幸せなどを投げうち国を安定させるという大義を全うしようと茨の道を最後まで奔走する。あっぱれとも思うけれど切なさも感じてしまう物語。小野不由美の12国記の王たちの物語とは、また違った魅力。
★3 - コメント(0) - 2016年10月16日

国を導くはずの王の血筋が二つの勢力に別れて互いに戦い合うようになってしまった国を一つにする。その大事の前にいかに私情に捕らわれず正しき道を選ぶのか。何度読んでも読み終えた時の感動がすごい。
★6 - コメント(0) - 2016年9月11日

あらすじに日本ファンタジーの最高峰、とあるが、魔法や不思議な力などは全く出てこない。架空の国の二つの氏族の頭領が「共闘」する話だが、私には薫衣に魅力が偏っているように感じた。物語の多くが薫衣の人柄のおかげで成り立っている気がする。こういう氏族間の対立って身分の上の方では際立っていても、下の方の人たちの暮らしにどの程度染み着くものなのだろう。薫衣の行動の意味をちゃんと理解してくれる人が穭以外にもいるんじゃないだろうか。もっといろんな人の目を通してこの世界を見てみたかった。
★9 - コメント(0) - 2016年8月11日

タイトルと表紙に惹かれて購入。良質な作品で読み応えがあって面白かった。架空の古代・島国が舞台の歴史大河ファンタジー。百数十年、政権を争って来た二大氏族の現頭領二人の決意と波乱に満ちた人生にその先を知りたくて、物語に引き込まれながら読んだ。衝撃的な終盤に胸が騒ぎ、またホッとするような後日談に充実した読後感を味わった。でもこの時代というか、この時代に生きた人々の命って凄く軽くて、そして重かったんだな。薫衣が我が子の行く末を憂い、その姿を前にして何度も目をギュっと閉じる場面も切なかった。
★10 - コメント(0) - 2016年8月10日

読み終わったあとにまるで自分が体験した思い出のようにシーンが浮かんできて不思議な感覚でした。 他の作品も読んでみたいと思いました。
★1 - コメント(0) - 2016年8月5日

評価3 ストーリーは壮大だが人の機微が雑。ネットを見ると評価は高い。
- コメント(0) - 2016年7月28日

tak
これは凄い本を読んだ。「なすべきことをなす」二人の王の孤独と苦悩が息苦しいほどに伝わってきて、読む手を止められなかった。薫衣と稲積の夫婦の愛の物語も良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年7月24日

ここ2〜3ヶ月、読んだ本の中で、一番感動したかも。 薫衣さまの高貴で見事な生き様、めちゃ、ファンになりました。 色々書くとネタバレになって、もったいないから、この辺で。。。
★2 - コメント(0) - 2016年7月18日

読んだあと色々な感情で胸が一杯になってしまう物語です。穭は中々に卓越した政治家ではないかと思いました。為政者特有の身勝手さはあるものの、これだけ憎悪が渦巻く中「二つの血を一つに」を思いついたのは穭であるし、三、四代先を見据えてたわけですから…。とても19歳の考えとは思えない。一方、薫衣はカリスマ性と不思議な雰囲気を持つ忍耐の人。おそらく穭よりも誇り高い!彼の尊い選択には頭が下がります。強いて言えばもう少し容姿や衣服や建造物などの描写があればなぁ。とにかく、歴史的偉業を成し遂げた二人の若き王を称えたい!
★5 - コメント(0) - 2016年7月4日

7/10
★2 - コメント(0) - 2016年7月3日

読んだ後の余韻が壮大な大河ドラマ。理想のために信念を貫いた二人の王の物語。報われることも理解されることもない。それでも二人は誇り高き王であった。・・・少し残念だったこともある。最後の決断が自分には納得いかなかったのだ。でも理解できないのは仕方のない事なのかな。自分にこれほどの信念を持つことは出来ないから。罪を擦り付けてでも進み続けなければならない程の信念というのは凄いと思う。一冊に物語を圧縮した読み応えのある作品。
★11 - コメント(0) - 2016年6月28日

昨夜Kindle版で読み終えて、今日の朝バスで読み返しかけて、文庫で再読したいと思いとどまりました。余韻が長く続いています。多くの方が挙げておられますが、十二国記はガツンとくる感動、こちらはフツフツとした感動…な感じです。ラストのさらっと書かれた一文がまた…沁みます。淡々と過酷でありつつ、時々ふと、ほっとしたりふふっとなる場面があって癒しでした。我が子と触れ合いつつ、目を瞑る主人公が切なかった…。自分のなすべきことをなさんといかんなあ、ここまで過酷じゃないんだから、と反省し、部屋を片付けはじめました。
★3 - コメント(0) - 2016年6月21日

はぁ。読み応えがあった。引き込まれた。一気に読了。深かった(と言っても読みながら理解できる)。 二人の王の各々の立場による生き様を息を飲んで追いました。 シリアスな内容だけれども、読後感がどこか爽快である稀有な作品。
★2 - コメント(0) - 2016年6月17日

すごいな。ファンタジーのくくりじゃないよ
★1 - コメント(0) - 2016年6月6日

小事より大事を捉え、そのためになすべきことをなす。2人の王の姿がとても格好いい。慣習に身を任せれば楽なのに、それに習わず先を見通して今までの習わしに疑問を持つこと。何かに行き詰った時に読み返したい。
★6 - コメント(0) - 2016年4月20日

良書。設定がしっかりしてるので最初は入り込みにくかったけど、1冊の本にこれだけしっかりした内容を与える作者はすごい。
★2 - コメント(0) - 2016年3月23日

面白かった。最後、ひしこはどう受け止めたのか、気になってしまった。一冊でこれだけの読了感、傑作だと思います。曖昧戦法や伝説の軍師の登場は興味深かった。
★3 - コメント(0) - 2016年3月9日

複雑ですが面白かったです。 只、所々無駄死にする描写もたくさんあってきつかったです。
★1 - コメント(0) - 2016年2月23日

最後の1年〜その後の翠が描かれているところでどうしても涙が止まらなくなった。本当に良かった。
★1 - コメント(0) - 2016年2月21日

R2
「瞳の中の大河」のたった一冊ではまった沢村凛。男性だと思っていたら女性だった。なんで、こんなにも力強く面倒くさく執着心がある男性を描けるんだろう。そのぐらい二人の主人公の心境が濃厚に書いてある。鳳穐(ほうしゅう)のひづちと旺厦の薫衣(くのえ)。二人とも民のトップに立つが故に、なにをなさなければならないかをずっと考えてる。今の自分も、新人ながら人を管理する立場。自分の行動言動で人の命や生活が掛かってる。小説の世界だけど、なにか自分の中で不安不満が溜まったら、ここに戻ってこよう。超おすすめ本。
★3 - コメント(0) - 2016年2月14日

良書として推薦されていたもの。13世紀くらいの時代感で冒頭取っ付きにくさを感じたが、ものすごく惹き込まれた。「なすべきことをなせ」に集約される思想に忠実たる2人の頭領が共闘する話で、登場人物がみんな立っており相当に濃密な一書。読後、書名の意味するところを考えるとまた一興。個人的には穭が「心のままに」と捻り出したところが最も好きだった。非常にオススメできる。
★4 - コメント(0) - 2016年1月26日

いかにもファンタジーといった派手さは無いけど、引きが強くて一気に読み進めてしまった。本当、大河みたい。薫衣の最後はとても潔かったと思う。面白かった。
★3 - コメント(0) - 2016年1月19日

国の支配をかけ代々骨肉争いを続けてきた二つの部族。縁者が少ない今だからこそ成せる事我ら二人にしか成し得ないのだと若き頭領達は苦渋の決断をする。互いを一人残らず滅ぼさなければならないと思う程に憎みあってしまった部族と血は簡単に受け入れるものではなく、そんな幾重にも絡まった導きに二人が生涯をかけて挑み戦い続ける様は読んでいてとても辛いけれども読み応えあり。死に際に言葉を残さない薫衣も直情的に行動をせずよくよく篩にかけ己も人心も納める思慮深い穭も格好いい。最後に穭が薫衣に言った言葉は彼らからだからこそ胸に響く。
★19 - コメント(0) - 2015年12月12日

なんだこれすごい面白いぞ。こんなに感動する物語は久しぶりに読んだ。興奮が冷めやらない。一気に話にのめり込んで、寝る間も惜しみ読み終えてしまった。終わってほしくないと願いながらもこの物語がどこに行き着くのかも気になって、どうしようもできない想いにもやもやしてしまった。この有無を言わさぬ圧倒的な面白さ。見事にファンになってしまった。未読の方は是非一読あれ。
★11 - コメント(0) - 2015年12月12日

読み終わった後に壮大な大河を見終わったような感じ(三谷幸喜脚本じゃないやつ)。ファンタジーというジャンルだからこそ、曖昧さや御都合主義のストーリー展開になると一気に鼻白むところですが、この作品は一切それがなく。最初から最後まで人に丁寧に焦点を当てていて、本当に面白い作品でした。
★3 - コメント(0) - 2015年12月8日

★★★★★泣ける
★4 - コメント(0) - 2015年12月3日

黄金の王 白銀の王の 評価:86 感想・レビュー:469
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