通りゃんせ (角川文庫)

通りゃんせ (角川文庫)
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通りゃんせはこんな本です

通りゃんせの感想・レビュー(198)

タイムスリップ時代劇。いつもの宇江佐さんの方が好み。SFにしては軽めだし、SF色出すために真打ち時代話も中途半端になってしまっているし。現代で得た知識を利用して重宝されるのはまあいいけれど、そういうのも突き詰めていくとパラドックスにならないのかな。最後、現代において江戸時代で添い遂げられなかった娘(と酷似した女性)と出会い、江戸へ行った意味を見つけた!となったけど、、どうやって子孫が生まれたのか若干気になる。本人は死んでしまったし、兄とは血の繋がりないし、両親もいないし。おかしいな。どこか読み落したかな。
★51 - コメント(0) - 3月2日

江戸時代へのタイムスリップものですが、行きついた先が 農村というあまりない設定です。 しかも、天明の大飢饉の年。過酷な農村の実態を目の当たりにしながら現代に戻る望みを捨てずに必死で生きる主人公の姿勢には好感は持てたけど、後半のさなさんのあたりの主人公には納得がいかなかったです。太助が戻ってきたことにも。 現代の生活があるのはこうやって身を粉にして働いてきた人々のおかげなのですね。
★2 - コメント(0) - 1月22日

宇江佐真理の時代小説だと思って手に取った。 しかし、違っていた、いわゆるタイムスリップ物、SF小説なのだ。 現代青年の連は小仏峠で道に迷い江戸時代にタイムスリップしてしまう。 ここから話は面白くなっていく、現代に戻れる保証は無く普通の青年は江戸時代で一年半暮らしてしまう。 「天明の飢饉」はおぼろげながら知ってはいるが、真っ只中に放り出されるとは。 江戸時代と現代、何が便利で不便なのか考えさせられる物語であった。 現代で江戸時代に心を寄せた女性の末裔と巡り合うのが良かった。 これは完全に「時代小説」である。
★19 - コメント(0) - 1月14日

宇江佐さんには珍しくあまり面白くない。昔の時代に行く、問題を解決する、悲しみがある、戻ってくる、新たな出会いがある。そういう流れが見えてしまうだけに、読んでいるうちに退屈してきた。
★8 - コメント(0) - 2016年12月8日

予想された最後だけどまあ面白い
- コメント(0) - 2016年11月6日

現代の青年が天明の飢饉まっただ中の江戸時代へタイムスリップ。その1年半という時間は時空に埋もれていた。江戸での後悔を現代で幸せな方向へ。面白く一気読みでした。
★1 - コメント(0) - 2016年10月26日

面白かった。けれどラストは安っぽくて終わり方が残念でした。ぜったい現代でさなの生まれ変わりに会うって分かってたけど、出会い方がもうちょっと違う感じが良かったなぁ。ナンパヤロー感じが否めないよ…
★1 - コメント(0) - 2016年7月29日

歴史物の恋愛小説としてお薦めされていたけど、恋愛要素は全体の1割ほどで9割は飢饉との闘いでした。現代から江戸時代へタイムスリップした連が苦難に遭遇して四苦八苦する物語が面白かった。授業で習ったけど天明の大飢饉はこんなに大変だったのかと。飢えることなく生きていられる現代がいかにありがたいかを学びました。結構淡々と物語が進んだかな。あっさり江戸時代の生活に連は適応してたなぁ。帯にあった江戸でするまさかの再会はおとらだと思っていたら、本当にまさかの再会にびっくりした。最後の方はちょっと駆け足感があったかな。
★1 - コメント(0) - 2016年7月29日

タイムスリップしたところが天明の飢饉に向かっていく農村なんて主人公の連は運が悪い!でもそのおかげで気付かされることもたくさんあったはず。現代は江戸時代よりも文明が進んでと思っているが、実は退廃したことの方が多いのかもしれない。
★9 - コメント(0) - 2016年7月9日

読書会仲間本。今までの宇江佐さんとは、ちょっと違うタイプの作品です。時代物というよりは、現代SF物の気分。もちろん、江戸時代の天明時代の設定ですが、現代からトリップして、江戸時代に行った連さんの視点から描かれているので、現代物の要素が高いです。多分、時代物に慣れていない方も読みやすい作品では?江戸物の商人や、武士について語られている作品が多い中、百姓の話であるという点が、珍しい。最後は、すべてが丸く収まって、と、いう感じですが、今と、江戸時代との比較は分りやすく、楽に読める一冊です。
★17 - コメント(0) - 2016年6月2日

大好きな宇江佐さんだけれど…天明の大飢饉の時代にサラリーマンの青年がタイムスリップするこの話は、SFだから…というのではなく、内容的に薄いような気がしてなりませんでした。連が学校の歴史の授業を思い出しながら対応しているからかもしれませんが、時次郎さん達が解説してくれる当時の状況も学校の歴史の授業内容以上のものはなく、人情の機微に触れる部分も少ないような…友人の賢介と江戸時代で出会う設定も御都合主義のように感じました。宇江佐さんに期待し過ぎてしまうからか、ちょっと残念。
★32 - コメント(2) - 2016年5月29日

時代物かと思って読み始めたらサラリーマンが主人公だったので戸惑いましたが、ちゃんと(?)時代物でした。こういう設定だと現代の知識や能力を生かして、江戸のど真ん中で華麗に活躍するパターンが多いけど、この作品は田舎で地道に生きていくので、ちょっと地味な設定ですが、リアリティがあるし、新鮮でとても良かったです。主人公の言葉遣いや身のこなしがどんどん江戸の人になっていくので面白かったです。
★30 - コメント(0) - 2016年5月28日

良かった
★2 - コメント(0) - 2016年5月22日

昨年逝去した時代小説の大家が描くSF時代小説。現代のサラリーマンの主人公が、天保年間の旗本領の村にタイムスリップをしてしまい天明の大飢饉に遭遇し、過酷な江戸時代の農村の現実を目の当たりにしながらも己の置かれている現状を受け入れ運命を切開いてゆく物語。著者の作品は初読みであったが、こ気味良いテンポで読みやすく、かつSF小説でありながら江戸時代の庶民の優しさと逞しさが生々しく語られいる。そしてほんのり温かい結が印象的なお勧めの一冊です。
★18 - コメント(0) - 2016年3月29日

宇江左さんがSFとは正直驚きました(^^; 中にはこんな作品もいいかもしれませんね_(^^)v
★38 - コメント(3) - 2016年3月20日

異色のSF。主人公も時代も大変な状況にありながら、さらりと軽く読めて面白い。でも「さなさん」て、気の毒には思うけど、私はあんまり好きじゃないかな…。
- コメント(0) - 2016年3月10日

タイムスリップの時代物。農民の暮らしが細かく詳しく表現されていておもしろい。
★2 - コメント(0) - 2016年2月1日

再読。普通、タイムスリップものといえば、現代の知識や科学技術を使って、過去の時代で主人公が大活躍する物語が大半だが、この作品は敢えてそうしてはいない。タイムスリップ先を農村とし、その領主として5千石の旗本を設定している。そしてそのからみで江戸の町を描いていく。更には天明6年という全国的な大飢饉という時代を重ね、農村部の疲弊を描いてみせた。武士とは、農民とは、年貢とは何ぞやという視点で実に巧みに描いている。おそらく作者は、「江戸時代とはこんな時代です」という紹介物語にしたかったのではなかろうか。★4.0
★24 - コメント(0) - 2016年1月23日

私が時代小説を読むのは、その時代のことを知るというより、その時代の雰囲気を感じたいからだ。この小説では、そんな読者の願望を上手く利用して、タイムスリップと時代小説を絡め、あたかも自分がその時代に行っているような感覚で読み進めることが出来た。科学的に正しいとか、史実に忠実か否かなどを気にする人は、そもそも時代小説を楽しめないだろう。きっと元の時代に戻れると訳もなく信じ、安心し、実際に戻ってくる。そして、改めて、過去と現在は繋がっていると実感するのだ。時代小説の楽しみ方を逆説的に巧みに表現した作品だと思う。
★100 - コメント(0) - 2015年12月30日

よくあるタイムスリップする話。でも宇江佐作品は面白かった。平凡な25歳のサラリーマンの大森連が、現代から江戸時代にタイムスリップする。その時代で頑張る連を見直した。江戸時代に生きながら、現代の生活を反省したり、色々な事に気付いていく。解説にもあったが、連という名前がよい。過去から現代への人間の連なりを象徴している。1つ前に読んだ「たば風」のまな、「恋文」のみくの名前もそれぞれに意味をもつ。登場人物のネーミングに気を配るところも凄いなぁ、と思う。
★29 - コメント(0) - 2015年12月13日

宇江佐さん追悼。現代物、しかもタイムスリップ物、こんな物も書いてらしたんですね。サラリーマンの蓮は休日にマウンテンバイクの小旅行に行き道に迷って気づいたら江戸。武蔵国青畑村。天明の飢饉に直面します。厳し農民の生活を直に体験し、歴史の知識やストレッチの知識などを生かし乗り越える成長物語。主人公が冷静で真面目で行倒れている所を助けてくれた兄妹と必死で危機を乗り越えようとする姿がとても好感を持ちます。半ばからはノンストップ。現代物と時代物のミックスとしてとても楽しめました。
★39 - コメント(0) - 2015年12月6日

現代の営業マン連25歳が、天明の飢饉の江戸は青畑村へタイムスリップしてしまう。 意識を失っているところを助けてくれたのが時次郎とさなの兄妹。 時々は素性を怪しまれながらも、学生時代の日本史の知識と、部活で身につけたマッサージの腕で危機を乗り越えます。 一芸に秀でていると身を助けるって本当ですね。 思わず私だったらと考えてしまい、何にもない。 かなり考えましたが何も無し。 宇江佐さんにしては異質な設定でしたが楽しめました。 ひとつだけ共感できなかったのが太助の処遇。 さなさんの気持ちを思うと哀しいです。
★71 - コメント(0) - 2015年11月25日

あらっ現代もの?あー戦国自衛隊(古っ)、仁とかか…とかまえて読んだが、そこは宇江佐真理。さすがの設定。ちょっと「タイムスクープ」みたいではあるが。若い人にも読みやすいかな?
★6 - コメント(0) - 2015年11月20日

いまどきの若者が江戸時代にタイムスリップ!?コニー・ウィリスの『ドゥームズデイ・ブック』を思い出す内容。最後のおさめ方がちょっと納得いかないけど、江戸時代の田舎の暮らしを農民視点で見られて興味深い。
★5 - コメント(0) - 2015年10月24日

面白かった。宇江佐さんの作品で現代が出てくる事にビックリした。でも、違和感は無く、蓮がどんどん変わっていって、納得いく最後でした。
★7 - コメント(0) - 2015年9月28日

現代の若者が江戸時代にタイムスリップ・・・どこかで聞いたような話ではありますが、さすがは宇江佐真理さん、面白いな~。江戸時代初心者である連の目を通して、飢饉に苦しむ村の様子が伝わってきました。個人的には、許せない事をした太助がまた五人組の仲間としていつの間にか加わっていたのが、ちょっとモヤモヤしました。
★30 - コメント(0) - 2015年9月13日

やはり、タイムスリップものは、先が気になり読んでしまいます。占いでの言葉(謙虚な心、己の心)が印象深かったです。
★7 - コメント(0) - 2015年5月2日

平凡な25歳のサラリーマンが江戸時代の天明の飢饉の時代にタイムスリップし、川の氾濫や貧困などの過酷な現実を体験していく話。主人公が次々と問題を解決していく様子に、人を惹きつける誠実さに魅力を感じると同時に、右も左もわからない江戸時代でこんなにもトントン拍子に進むものなのかな、と多少の違和感も感じた。兎にも角にも、呑み込みの速さや誠実さには実に感服した。
★5 - コメント(0) - 2015年1月5日

タイムスリップするものの、スリップ先は田舎村。出会うのは歴史上の偉人ではなく普通の百姓。タイムスリップした人は医者でもなんでもない。という、夢物語を全部ふっとばした歴史タイムスリップ小説。最初はぐだぐだとなやんでいるし、最後も普通レベルにしか腹をくくらない。そんなところがおもしろかった
★9 - コメント(0) - 2014年10月31日

宇江佐さんの著作では初めて読んだ現代背景・・とは言ってもタイムスリップした先は飢饉に見舞われるような江戸時代の貧しい農村。現代人がその知識でスーパーマンっぽくなる(か、過去から来た純な心とか)ようなありがちな夢物語に偏りがちなものとは違って、比較的地味な主人公。彼の普通さがかえって興味を惹く原因にもなります。ラストは「縁と因果」というありふれた結末でしたが。
★15 - コメント(0) - 2014年10月26日

時代小説には珍しく、お百姓さんをテーマにした話だった。内容自体は軽く、都合のいい部分が多い。前半はよかったのに、後半はちょっと投げやりだった。登場人物が主人公に対して甘すぎ。さなさんのことも最後あれでいいの? 後悔が吹き飛んだって、ええええ! 見たこともない時代のことだから仕方ないけど、もっとリアルな描写も欲しかったです。
★7 - コメント(0) - 2014年10月23日

著者にしては珍しく現代人の登場するタイムスリップもの。主人公の言動や考えていることが現代の25歳男性らしいか、とか、肝心な部分で歴史やこの時代についての知識が都合よくありすぎないか、とか気にならなくもない。それでも、通常の「時代物」では当たり前のものとして描写される江戸時代やその時代の人々について、現代人の目を通すことによって批評的に書くことに成功していてなかなか面白かった。少しずつ読んでいたのに、後半は一気読み。
★6 - コメント(0) - 2014年9月8日

面白いからと貸していただいた本。タイムスリップした江戸時代の農村で、過酷で貧しい生活に負けず、持てる知識を総動員して飢饉に立ち向かう所はよかった。が、現実世界の友人もタイムスリップしてきていたことが微妙だったのと、さなさんの死に対する主人公の気持ちが少し軽く書かれすぎな気がする。予想範囲内のラストはいいとしても、江戸時代のさなさんの件を考えるとあまり素直に喜べない。恋愛要素がなくても面白かったのでは…
★5 - コメント(0) - 2014年7月1日

平凡なサラリーマンが天明6年にタイムスリップ。場所は飢饉に苦しむ農村。現代の知識をいかしながら農民と飢饉を乗り越えようと奮闘する。苦しい百姓の生活や、江戸での生活がリアルで先が気になり読む手が止まらなかった。一生懸命で前向きな連だったけど、さなさんの件では男としてどうなのよ!?と腹が立ちました。でもラストに繋がるにはそうなるのかー。
★19 - コメント(0) - 2014年7月1日

タイムスリップしたのが大人ということもあり、理論的に話が進んでいくのがテンポがよかった。SFかファンタジーか、分類に迷うところ。便利は不便、その通りだなと思いました。表紙の絵が好きです。
★7 - コメント(0) - 2014年6月10日

★★★☆☆ 出先で読み物が無くなり,前から気になってたこれを買ってみる。宇江佐真理ならタイムスリップモノでも面白くするかと思ったんだけど,なんかこう,やっつけ仕事という感じでいまひとつ。もうちょっと練り直したらマシになるかな。
★3 - コメント(0) - 2014年5月7日

タイムスリップもの
- コメント(0) - 2014年5月3日

いまどきの若者・連が飢餓で苦しむ江戸時代の農村にワープ。高校時代の歴史の知識を武器にけっこう活躍してしまうところは痛快だった。飽食と贅沢にまみれた現代人が見る貧困の農村はとても悲惨だったが、前向きな彼は農民たちを助け、仲間の信頼を得ていく。1年半もの間よく耐え抜いたものだ。死もあり、別れもあり、つらい旅だった。読んでいた私も旅をしたような気分になり、連さん、おつかれさんと心中でつぶやいた。予測はついたけどラストもよかった。
★21 - コメント(0) - 2014年4月22日

久しぶりの宇江佐さんの本。ごく平凡なサラリーマンが気がついたら江戸時代の農村に。よくあるタイムスリップ物のように歴史上の大人物のそばで歴史に関わるのではないし特に特技があるわけでないのでどちらかというと地味~な部類に入ると思う。でも飢饉の被害をいかに小さくして村民を助けようと前向きに頑張るのがよかった。主人公が草むしりに苦労しながら、除草剤があれば便利なのに~と呟いてたり、殿にマッサージするところが面白かった。飽食で便利なの現代との比較も興味深い物語。
★20 - コメント(0) - 2014年4月16日

最初、宇江佐さんのめずらしい現代小説かと思った。SF?江戸時代へタイムスリップする話でした。その時代の天候は不安定で、地方の農民は飢饉に苦しんでいた。しかし江戸では、各地から集まってくる食物で満たされており格差が広がっていた。苦しむ農民の姿がよく描かれている。飽食の時代の現代人との対比、また都市部と地方との貧富の差について、わかりやすく描かれており共感した。主人公は現代に戻ってこれるのか。
★15 - コメント(0) - 2014年4月13日

通りゃんせの 評価:66 感想・レビュー:64
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