光圀伝 (上) (角川文庫)

光圀伝 (上) (角川文庫)
あらすじ・内容
なぜ「あの男」を殺めることになったのか。老齢の水戸光圀は己の生涯を書き綴る。「試練」に耐えた幼少期、血気盛んな”傾寄者”だった青年期を経て、光圀の中に学問や詩歌への情熱の灯がともり――。

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光圀伝 (上)はこんな本です

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光圀伝 (上)はこんな本です

光圀伝 (上)の感想・レビュー(784)

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水戸黄門が有名すぎてお爺さんじゃない水戸光圀が新鮮。自分の出自に迷い悩みながらも、若い頃から才能豊かだったんだなぁ。戦国から遠い時代の人のように思っていたが、考えてみれば家康の孫なのでそこまでかけ離れてはいない。「あの男」とは誰なのか。下巻へ続く。
★10 - コメント(0) - 3月23日

水戸黄門でおなじみの徳川光圀。もちろん黄門様は創作なのは知っていましたが、大日本史の編纂や当時としてはかなり破天荒な人物だということぐらいしか知らなかったので一人物としての光圀の苦悩を思いながら読みました。私が勝手に抱いていたイメージとは違いましたけどね。
★4 - コメント(0) - 3月22日

読了〜〜。 その生涯を見守ってきました。 光圀の悩み苦しみ迷い大義、悩み苦しみ迷い大義、 正解はない。己の大義をまっとうするまでよ。
★3 - コメント(0) - 3月22日

「なぜ自分なのか」兄を差し置いて世子に選ばれた自身の存在意義をひたすら問い、苦悩する。やっとの思いで見出だした義を頑ななまでに貫こうとするあまり、不義に手を染めそうになってしまう。義とは何なのだろう。光國の苦しみを思い、泣いてしまった。それにしても、光國は最高の人たらしだ。大好きだ。
★5 - コメント(0) - 3月20日

情報量が多くて読むのに時間がかかってしまった。でも、主人公が魅力的なことももちろん、登場人物全てが素晴らしい。特に、宮本武蔵と沢庵和尚とのやりとりは最高でした。次巻に進みたいと思います。
★4 - コメント(0) - 3月15日

水戸黄門でおなじみの徳川光圀が主人公。光圀といえば、大日本史の編纂を始めて水戸学の祖になったとか、日本で始めてラーメンを始めて食べたとか、そのくらいの知識しかなかったので、興味深く読み進めることができた。兄を差し置いて世継ぎに選ばれてしまった葛藤や、その鬱憤を晴らすように勉学に打ち込む姿など、若いエネルギーにあふれいている姿に好感が持てる。他の登場人物もみな魅力的で、兄の頼重や学問上のライバルであり親友ともなる読耕斎、そして妻の泰姫と、冲方さんのキャラクタを描く力が存分に発揮されている。
★9 - コメント(1) - 3月13日

★★★★★
- コメント(0) - 3月11日

「水戸黄門」は知っていても、「徳川光圀」のことは何も知らず興味があり読書開始。ただ持ち上げては落とし、落としては持ち上げる起伏の激しい展開に読んでて少々疲れました…。
★3 - コメント(0) - 3月10日

天地明察がとても面白かったため、とても気になっていた本。ただ、徳川光圀というと、時代劇水戸黄門の知識ぐらいしかないため、手に取るのをためらっていた。読んで一番最初思ったのは、意外にやんちゃな人物であることに驚いた。父親からの様々なお試しや、当主としての責務が嫌で身分を隠して色町で遊びなど様々な体験をしているからこそ名を馳せるのかとも思った。学問勝負の場面が個人的に一番好きだった。論語など古代中国のの読み説き合い、解釈の仕方は個人的にも勉強になった。
★6 - コメント(0) - 3月9日

光圀は自らの人生を思い起こす。六十七の時に自らの手で殺めた49人目の男。なぜ殺める決意をしたのか。物語は光圀が七つの若き日から始まる…。【感想】ずっと読みたかったのに、いざとなるとためらっていた自分が馬鹿でした(笑)。自らの存在意義に悩むところから様々な人との出会いがあり、詩歌や学問を学ぶなかで、自分の大義を見定めていく様は非常に読み応えがあった。
★12 - コメント(0) - 3月3日

『天地明察』で存在感を放っていた徳川光國が主役とあらば読みたくなる。己の内に虎を飼う男、光國。殺伐とした傾奇者を経て、詩作に開眼した青年期。武断から文治へ、時代が経験した価値観の根本からの転換が、ひとりの男の心中でも激しくうねり、人はどう生きるべきかともがく青年から目が離せない。「義」のためなら人を殺めてもよいという思想は理解に苦しむところもある一方、自分の生を肯定したいという欲求は普遍のもので、共感を覚えることも多々あった。宮本武蔵、沢庵、保科正之ら歴史に名を残した人物との交わりにはぞくぞくと胸が躍る。
★53 - コメント(0) - 2月28日

★★★★★170225:初読。一気に読んでしまった!勧められて読み始めたけれど、光國が成長していく様は読んでいてワクワクした!
★3 - コメント(0) - 2月25日

水戸黄門としてしか知らなかった私にとって、光圀という一人の人間としての生き方を知ることができた。幼少期から、たくさんの経験を積んで、たくさんの人と出会い影響を受けていく。父親や兄の存在の大きさ。詩や本、文字というものについて。政や義についての考え方が様々な視点で語られる。知ろうとすることの大切さはもちろん、経験することの重要さも伝わってくる。分厚い本だけれど、光圀の「なぜ自分なのか」という思いと、熱い情熱とにストレスなく読み進めることができた。これから光圀がどう考えて、どんな決断をくだすのか気になります。
★88 - コメント(0) - 2月23日

ただ生きるためにだけでなく、強く生きるために必要な色んな事が凝縮されまくってる! 運だけでは収まらない強く生きようとする勇ましき男「光圀!」
★9 - コメント(0) - 2月22日

徳川光圀の幼少から泰姫との結婚までが書かれている。江戸時代の有名人が多く登場し興奮してしまう笑
★7 - コメント(0) - 2月22日

上巻は泰姫と心を通じる所まで。大日本史編纂に心血を注ぐに至った経緯を語る小説だと思っていたが、冒頭はかなりのバイオレンスシーンであり、上巻の結びまでではそのシーンにつながっていない。編纂動機については、宮本武蔵まで引っ張り出しており早晩語りきれる目処が見通せるので、下巻の主題は冒頭のシーンとなるようだ。(audible)
★16 - コメント(0) - 2月17日

「はなとゆめ」がよかったので冲方丁さんつながりでオーディブルにあったこちらを聞いて見た。水戸黄門しかイメージないので、最初は「無理か?」と思ったけど、読耕斎に会ったあたりから面白くなり、どんどん引き込まれてしまった。何しろ光圀が生き生き描かれてる。身分の高い家って大変なんだなあと思う箇所も多いけど、それでもやっぱり若い男の子らしく生き生きしてるのが面白い。泰姫の天然ぶりもこれから面白くなりそう、ってところで上巻終わり。下巻はいつリリースなんでしょうか。。Audible にて
★18 - コメント(0) - 2月11日

この様な若者があのテレビドラマのお爺さんになるのか? 結構、読むのに時間がかかるが、上巻が上手いところで終わっている。 下巻を読むのが楽しみ。
★17 - コメント(0) - 2月9日

徳川御三家の水戸藩主”頼房”が質実剛健の持ち主あり、三男の光圀を跡継ぎにしていたことを初めて知った。光圀は若い時から学問に勤しみ、庶民の生活を自分の目で見て庶民を大事にすることを身につけ、そして”義”を全うすることを実行する決断と実行力が素晴らしかったと思った。
★10 - コメント(0) - 2月3日

「なぜ、私なのですか!」文武に優れた兄・頼重を差し置いて水戸徳川家の世子となった若き日の光圀は思い悩む。破天荒な『傾奇者』として振る舞うのは鬱屈したの心情の反動だろうか。藩主に相応しい自らの姿を追い求めて、身につけるべきものと光圀が悟ったのは「詩歌」の才であった。学を極め、学を競う朋友を得て「詩の天下」を目指す。そうした情熱が掴んだものは京から輿入れした教養豊かな近衛家の泰姫との絆であった。物語は“地ノ章”で天姿婉順の姫が華やかさと明るさをもたらして下巻へと続く。
★53 - コメント(0) - 2月1日

国民的時代劇のイメージを根底から覆す「誰も見たことのない“水戸黄門”伝」。 水戸徳川家の三男にして世継ぎという宿命を背負った光圀。 「水に流されたかもしれない」出自への煩悶。 江戸中を傾奇者として闊歩した少年時代。 剣豪・宮本武蔵との出会い。 詩歌で天下を取るのだと情熱を燃やす青年時代。 徹底した研鑽と己を鍛え上げていくその生命の奥から湧いてくる、狂うおしいまでの熱と力。 若き英智と、激しいまでの情熱に、読んでいて身が焦がれそうになる。 熱い熱い求道者に痺れる。
★11 - コメント(0) - 1月10日

天地明察以来の冲方さん!テレビの黄門さまってなんなん?ってゆーくらい、イメージがぜんぜんちゃう、豪快で人たらしな光圀公!おまけに宮本武蔵とか林羅山とか読耕斎とか泰姫とかまわりの人も凄すぎなんばっかり!徳川家のおじさんもお兄ちゃんも凄いし!こーゆー人らのやったことが伝わるゆーのが史書のすごいとこなんやろなあ!天道人倫は無限の生の繋がり。下巻で光圀公、どんな史書つくるんかなあーあと「大義」、どーなるんやろ?泰姫さまとの行く末も気になりながら、さあ下巻よも!
★22 - コメント(0) - 2016年12月25日

いつも言ってますが、こうしたその時代の空気を感じられる歴史小説が一番好きです。青年光圀の目を通し、徳川宗家の家光や御三家の祖である義直、頼宣、頼房らを生きて体温を感じられる人間として見られるのが最高に楽しい!歴史上の人物である彼らも、光圀の目を通せば伯父であり従兄弟なのですよね!!
★14 - コメント(0) - 2016年12月24日

当たり前だけどTBSのドラマとはだいぶ違いますね、黄門様。上巻は複雑な出生に悩み、抑えきれない情熱を詩文に傾ける前半生が描かれています。
★9 - コメント(0) - 2016年12月15日

★★★★★ 若い時は“傾奇者”として暴れていた。でも、出会った人がすごかった、宮本武蔵、林読耕斉。未熟さを思い知らされた。結果は力づくの猛勉強。挑むは京の歌人・細野為景。 世の中を斜めに見ているようでいて、義をなすために何でもやってしまう様な、実は真っ直ぐな男。 面白い!  そして、まぁなんと泰姫の魅力的なこと!!
★29 - コメント(0) - 2016年12月15日

徳川光圀と言えば、毎週人生楽ありゃ苦もあるさと、諸国漫遊旅を繰り広げ、お茶の間を和ませる御老公様のイメージしかなかった^^;やんちゃな幼少期から、好奇心に突き動かされ大いに遊び、また学んだ青年期、血気盛んな若武者として傾奇もしたが、良き朋友を得て詩作に入れ込み義をなす人を目指す…なかなかに魅力的な人物じゃ有りませんか?水戸藩の世子という己の立場に疑問を抱き、事あるごとに世に問い続ける光圀の迷いは道半ば。史実を織り交ぜ書き記された「光圀伝」上巻読了。続けて下巻へ!
★39 - コメント(0) - 2016年12月14日

水戸黄門のイメージが覆る、光國公の一生を描く歴史小説。さすが冲方さん、がーっと読ませる力があります。とくに章の終わりの一文でいつも「!?」となって、早く次を次をと急かされる。上巻では光國の子供〜青年時代が中心です。果たして冒頭に出てくる殺された男は誰なのか…。「義」という概念、今の世には無いですね〜
★5 - コメント(0) - 2016年12月12日

上巻読むのに時間かかった…。途中で「読むのやめようか」とも思ったが、なんとか読み終えた。所謂「水戸のご老公」を頭から追い出して読むところから始めた。やんちゃな弟に、思慮深い兄、二人の関係を読んでいくのが楽しいのだが、「義」か…。きっと、兄の思う「義」の形は光圀の願う「義」の形とは違っているんだろうなぁ…。兄弟であるが故に重い…。読むの辛いかも。歴史苦手だし。と思っていた。が、490ページを過ぎて登場した泰姫。彼女があまりにも魅力的過ぎて下巻が楽しみになった。
★9 - コメント(1) - 2016年11月23日

出だしは快調。晩年の光圀、武蔵譲りの素晴らしく美しい殺害方法で重臣を葬る。それも能を自ら待った後にですよ。どうやらこれ満更フィクションでないのがすごい。が三男の自分がなぜ跡継ぎなのか、その答えがわからず悶々とする日々がなんか、くどくどくり返されます。詩作で天下を取るというのもイメージがつかみにくい。後半、やっと不義の自分が義を果たす為にどうすればいいかに行きついたあたりから面白くなりますが……下巻やっぱり読まなきゃよかったとなるのか、読んでよかったとなるのか……。
★3 - コメント(0) - 2016年11月15日

◎ ヒーローとしての水戸光圀ではなく、出自に悩み、アイデンティティに苦悩する一人の男としての光圀を描く。 兄の頼重、ライバルで親友の読耕斎、奥さんの泰姫がとても魅力的。事あるごとに「不義の子」とか「愛されていない」ことを悩む光圀だが、本人は気づいていないだけで周りの人には愛されていたんだと感じる。 諸事情で大河ドラマ化がなくなったのが非常に残念。
★6 - コメント(0) - 2016年11月6日

水戸光圀物語。後年の光圀がいかにして出来上がったかと思いおこさせる若き日の光圀が描かれている。三男でありながら世子として生きなければならない苦悩を持ちながらも傾寄者としてはち切れんばかりの若さを謳歌する。後年の光圀は何となく知っていても若き時代の光圀を知らないので、小説とはいえ「こんなに破天荒に生きていからこそ後年は穏やかになった?」なんていろいろ考えてしまう。とはいえ、この本を手に取ったのは若き光圀も面白いが、読みたいものは「大日本史の編纂物語」。さて下巻はどのような展開になるのやら。。下巻へ!
★81 - コメント(0) - 2016年11月5日

水戸黄門でしかしらない光圀。ときたま出る現代の言葉遣い(「うざい」とか)、世界観もさることながら、人物の描き方はやっぱりうまい。為景が死んだと知った時は自分までつらい気持ちに。主人公たる光圀だけでなく周囲の人間にも感情移入できるのはなかなかない。
★10 - コメント(1) - 2016年10月30日

天地明察に続く冲方丁の小説だが、相変わらずの硬さは天地・・以上か?それでも光圀と周囲を取り巻く登場人物たちの面白さはヒシヒシと伝わってくる。登場する人物の描写に長けているのだろうなと思いつつ、総評は下巻読了後。
★7 - コメント(0) - 2016年10月29日

若き光圀の生きる姿が雄々しい。なぜ自分なのか?と言う苦悩を持ちながら、文化の世界へ傾倒して行く。人生の目標と、義の為に生きる姿が眩しい。下巻が楽しみ。
★20 - コメント(0) - 2016年10月29日

ドラマの水戸黄門とは違いますね(*^^*)歴史小説の面白いところ。
★5 - コメント(0) - 2016年10月27日

前段、子龍(光圀)が兄・竹丸(頼重)を思う気持ちに心振るわせ、竹丸が子龍を思う気持ちに心打たれ、二人が別れる場面に涙した。中段、光圀と林読耕斎との友情の芽生えを喜んだ。後段、泰姫の登場に雀躍した。泰姫の清潔な正直さ、誠実さは光圀の心のオアシスになるに違いない。欺瞞の泥にまみれながらも、一片の清潔を守り通す白蓮のごとき誠意とは斯くも可憐なものか。可憐でありかつ高潔な白蓮のごとき泰姫に膝枕をしてもらう光圀、うらやましいぞっ! 下巻には泰姫を存分に登場させていただきたい。冲方どの、そのあたりよろしく。
★128 - コメント(0) - 2016年10月13日

沖方作品初読み。読みやすい。水戸黄門の漫遊記ならぬ一代記。豪放磊落な人物像。紋太夫最初に手討ちとなるが何故そうなるのか、また、大日本史の編纂についてどう展開されていくのかがえがかれている。
★26 - コメント(0) - 2016年10月10日

★★★☆☆ 78
★3 - コメント(0) - 2016年9月30日

天地明察ですっかり冲方ファンになってしまい、こちらに流れてきました。小さい頃から時代劇が大好きで、夜は祖父母と一緒にテレビにかじりついて茶を啜る…そんな時代劇通の私が一番好きだったのが水戸黄門でした。漠然と〝偉い人〟だと思っていた黄門様ですが、光圀の父が家康の11男、つまり光圀は家康の孫だということを本書を読むまで知らず、衝撃を受けました。日本史やり直しレベルです。三男にして水戸徳川の跡取りに指名された葛藤や不安を抱えつつも、精進を怠らず不屈の精神力をもって立ち向かう光圀。下巻はどうなる?
★44 - コメント(0) - 2016年9月17日

天地明察に続く著者二作目の歴史もの。若き光圀の悩む様が生々しい。なぜ自分か、何が義か、人の命とは。宮本武蔵、山鹿素行、保科正之といった時代を彩る人物たちが次々と現れるのが、読んでいて楽しい。読耕斎との交友も男の友情といった趣きで魅力がある。冲方丁が藤井紋太夫の事件をどのように解いてくれるのか楽しみ。
★7 - コメント(0) - 2016年8月28日

光圀伝 (上)の 評価:80 感想・レビュー:258
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