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銀河鉄道の夜 (角川文庫)

感想・レビュー
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moon.ex
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初めて読んだのかな?最初の方の物語はファンタジー?絵本のような童話?のような感じで、中盤の宗教絡みの話はついて行けなかったが、やはりタイトルの銀河鉄道の夜はよかったが、全般に東北訛りか古い言葉のせいか読みづらかった。
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みのるん
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▶︎何を伝えたい物語だったのか。友情?家族愛?生きる目的?どれも当てはまりそうで、多面性のある物語だったのかもしれません。▶︎絵本版は抜粋した文章だけなので、そちらも要点をついてて良いと思います。小説を読み、全編を頭に入れつつ、絵本版で流れを整理できると思います。
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マスユタ
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ネタバレ過去に読んだと思っていたのだが読んでみて初めてだったと気づいた。 同級生たちから心無い言葉を投げつけられてきた主人公ジョバンニと心優しいカムパネルラとの銀河鉄道での旅。 銀河鉄道での旅ということ自体がファンタジーなのだが、出会う人たちの行動、またはそのものがファンタジー。 「人は何をもって幸せと思えるのか」何かを犠牲にして幸せをつかむ? 短い文書の中でもいろいろと考えさせられる物語である。
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Rosa
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同じ本を何度か読むとその時々現れる感情は違うかもしれないけれど宮沢賢治を読むと決まってどこを読んでも泣きそうになります 胸の奥からなんだかこみ上げてきて苦しくなるくらいです どうしてこんなに美しいものが書けるの?と聞きたくなります 優しいから だけどとても悲しいから 儚くそして永遠の命がそこにあるからですねきっと 風になってどこかへ運ばれて行くよう 本当に風になれたらどんなにいいでしょう いいえ本当に誰だって風になれるような気さえしてきます 私自身この宇宙に漂う小さな小さな星くずの集まり いつか風になる
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まれ
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ネタバレ読了!おそらく国語の教科書以来の宮沢賢治作品。童話のはずが難解な内容が多かったです。前半は特に天体をテーマにしたお話が多かったので、そちらへの造詣が深ければもう少し楽しめたのかな。文章に慣れたのもあってか後半の方が面白い話が多く、特に猫の事務所はハッピーエンドではないですが、猫が大きな書物を手繰りながら案内している様子を想像して和みました。雑食主義vs菜食主義の議論を描いたビジテリアン大祭は、各々今の時勢でも理解できる主張内容ですが、次々雑食→菜食主義に寝返る様子がコメディカルで面白かったです。
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fubuki
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賢治の本は多くの編集者がいろんな企画で編んでいるのだろうけど、これは(私のはS52改訂版)未完のものを中心に編まれている。と思って読み返すと、いかに多くの作品の構想を同時に持っていたのかと驚かされる。根底に流れるものは同じなのだけれど。これらを全部完結させていたら、どんな世界を見られただろうか。
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ギズモ。
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子どもの頃は読書に興味がなかった為、これまで読んでこなかった。読んでみると「銀河ステーション」からは銀河が中心なので色々考察出来そう😄子どもの頃に読んでいたらどんな気持ちになっただろうか?
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Bochi
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かなり時間を要しましたが読み切りました。河合隼雄さんのあとがきで少し救われたというか、読めた部分はありましたが、本編は絶望的によくわかりませんでした。死ぬ間際のことを知っている人は大抵死ぬから、そのへんのことは語られないというのは、ホント真実だと思いました。
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ショコラ
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図書館本。内容が理解できず難しかった、SFものって合わないのかな?神話とかも苦手。
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ペンギン捜査官
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ネタバレ宮沢賢治によって紡がれる、葉が露に濡れる朝や真っ暗で不安な夜に、動植物や星々が言葉を交わす風景は、私の日常に瑞々しい色を与え、日常の美しさとノスタルジーを喚起してくれる。 心地よく身を任せ、しあわせの所在をここかと思えば、人間(的な動物ら)の欲望や自然とのつながり、よって迎える死や消失を、あんまりだと思うほどのリアリティでもって目の前に突き付けてくる。 子どもたちが半ば理不尽に命を落としていく。当時の世界と、宗教観を含む宮沢賢治の世界が交差して生まれた、現代の我々にとっては戒めとも感じられる一篇であった。
ペンギン捜査官

全然大筋とは離れた話題になるのだけれど、時代や世界の全く違う二冊をただ気分だけで併読してた時に、その二冊の根底に流れるものがかなり近しい(もしくは同一)ものであったことに気づく体験を良くするんだよね。最初は全然違うだろうと思ってたのに。もちろんその本質をどう飾り付けて演出するか、ってところは違うけど。 今読んでる「地獄」と、思わぬ形で多面的な比較読書体験ができていてとても面白い!

09/25 11:49
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ももも
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宮沢賢治を誤解していた。ただただ綺麗で優しい物語を紡ぐ人だと思っていた。だから、自分が荒んでいる時には読めないな、などと思っていたけど、読んでみるとそこにはきちんと死や業が存在していて、この人は正面を切って生を描いているのだと感じた。作品全体にやるせなさと救いが混じり合って漂っていて、妙に不安で妙に心地いい。正直、解説を読んでやっと整理がついた感じだが、一気に好きな作家になった。
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ますだ
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切ない感じの話が多かった。この哀愁漂う感じがクセになる。でもやっぱり銀河鉄道の夜が特別好き。うちもいつかは銀河鉄道に乗りたいな🚂💫
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北田 柊@読書
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収録作「貝の火」が印象に残った。 貝の火は、うさぎのヨモイが立派な功績を挙げて、その功績を振りかざしていたが、そうするうちに功績を失ってしまった、という話だ。宝物の美しさと持ち主の行いは連動しているのが世の常だが、貝の火に関して、道中は全く当てはまらない。ヨモイ父の予想とは反対に、中盤の貝の火は、みるみる美しくなっていた。最後には割れてしまったから、ヨモイの行いと連動はしている。おそらく、人の功績は立派であるものの、今現在の行動の正しさの保証はできない、という話なのだと思う。
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belier
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梯久美子『サガレン』で引用されていたため再読。他の作品はおそらく今回が初めて。たしかに妹を亡くした直後のサハリン旅行の反映はあちこちに見てとれた。それとは別に今回、どの作品も大乗仏教の影響が濃いのを強く感じた。とくに自己犠牲について。賢治には最大のテーマだったのだろう。また幻想的で煌びやかな描写は、仏典を彷彿とさせる。あと現代への影響の大きさを思う。例えば映画『怪物』。これは是枝監督も認めていた。指摘は見なかったが、たまたま読んだ萩尾望都『ポーの一族』一巻にも密かな影響を見た。つまり傑出した名作なのだ。
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mie
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☆☆
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たま子
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再読でも、まだまだスッと頭に入ってこない。解説でちょっと分かったような気になりました。また今度チャレンジします。
☆(´(ェ)`)☆

何年後かに感想書きます(*´艸`)

09/01 21:08
たま子

ぜひぜひ♪

09/02 05:52
4件のコメントを全て見る
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Hiroki  Nishizumi
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摩訶不思議な世界。少年の心で読まねば
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氷見瑚
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自分には難しすぎた。
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リサンッチ
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『やまなし』以来、十数年ぶりの宮沢賢治作品として読了。極めて月並みだが、文章の美しさ、夢幻のような表現に感動した。宝石や夜空の幻想風景、その美しさが目に浮かぶ。このような読書体験は滅多に得られるものではないと思う。 当方の勉強不足で仏教の知識が無く、宗教的世界観との繋がりを読み取ることまではできなかったが、本書の世界観そのものが作者の宗教観そのものであると感じた為、高度な知識は要求されないのではなかろうか。
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夜舟
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岩手旅行から帰ってきまして、宮沢賢治に思いを馳せながら読み進めました。静謐で美しく、儚い物語たち。ずっと賢治の心象を旅するような気持ちでした。蠍の火の話が心にぐっと残っています。
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CABIN
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教科書でしか聞いた事のない本でしたが、先日読んだ柚月裕子さんの『風に立つ』の中で、人生を変えた本として登場したので気になって読みました。が、読んでもさっぱり意味不明…笑。ネットの解説を読んで何となく理解できました。この本は、夢と現実、生と死、光と闇の対極的な世界を描き、主人公の乗る銀河鉄道はその二極を結ぶ役割を担っています。宮沢賢治はこの本で「周りが幸せにならなければ、自分の幸せもない」との思いを表現したかったそうです。優しい文章だけど難しかった〜。この本を児童書に分類するのはどうなの?と思いました。
えんちゃん

CABINさん、平田オリザ『幕が上がる』という銀河鉄道の夜を舞台にした高校生の青春小説があるのですが、難解な宮沢賢治に取り組む女子高生の眩しい姿がとても良かったですよ✨️ちなみに私は銀河鉄道の夜のアニメが好きです。ジョバンニもカンパネルラも擬猫化されていて、なるほどこういう世界観かぁと胸いっぱいになりました☺️

07/03 07:37
CABIN

えんちゃん💫詳しいですね〜。テストに持ってこいのような本でほんと難解。小学生に理解できるのかな〜🤔そう言えばアニメは擬人化した猫でしたね。観てませんが何となく記憶があります😄

07/03 08:04
8件のコメントを全て見る
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R
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タイトルだけ知っててずっと読みたいと思っていた。汽車に乗って美しい世界を旅する話だと思っていたが、その前後の話や描写を知って驚愕した。一度読んだだけじゃ理解しきれず、解説なども合わせて何とか理解できたかな、と思えるぐらい、宮沢賢治独特の世界観が広がっている。幸せとは、と、哲学的なことを考えさせられる良い機会。構成的にも良く出来ていてすごく感動した
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りょう
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宮沢賢治の有名な作品だが、この年になって初めて読んだ。ひらがなが多く、同時代の文豪の中ではかなり独特な文体。物語の内容はよくわからなかったが、美しい情景が目に浮かんだ。
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プロミネンス
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表題作が未完成だと読んでみて初めて気がついた。とても有名で、読む前から牧歌的な雰囲気を感じる作品だったから、その難しさに驚いた。それにもかかわらず、素敵な物語だったなと、読了後思うことができた。どの話も、万物に心があって生きていることを前提に話が進む。この雰囲気がとても好きだった。もっと読んでみたい…。とりあえず、「光のすあし」が好きすぎる!
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な つ (°∀°)
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『満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~』を読んでたら『銀河鉄道の夜』が載っていたので、「これは再挑戦するときかな」と思い購入。表紙がマスキングテープmtとのコラボで可愛い角川文庫に決定!お目当ての『銀河鉄道の夜』に辿り着くまで短編7話、全部初めて読む物語。宮沢賢治の作品は昔の言葉だったり平仮名が多かったりで読みにくい…けど、どうにか最後まで読めました。『銀河鉄道の夜』が一番読みやすかったかな。結末を知っているから、どんどん悲しくなっていっていつまでも終わらないといいのになぁと思いながら。
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6⚪︎2
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作中に描かれる世界が綺麗で、とても惹かれた。頻繁に登場する星や宝石といった煌めきをもつものは、命の輝きを暗示しているのではないかと思った。しかし、常に希望に溢れているわけではない。別れ、過ち、そして死という現象を内包しているからこそ心にのこる名作なのだと考えた。
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グッチー
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静かなかなしさ。
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くんちゃん
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「銀河鉄道の夜」を含む8作品が収められている一冊。初めて読むお話もいくつかあってとても良かった。悲しい結末を迎えるお話もあるけれど、独特のオノマトペがたくさん出てくるところは楽しく読めました。
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りく
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★★★☆☆
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寛大
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お母さんの看病をしながら学校に行く少年ジョパンニとその友だちカンパネルラ。ある日2人は銀河鉄道で空を旅することに 幸せってなんだろう?分からないよな~ 2人は人の幸せの為なら自分を犠牲に出来るのが凄い。どこまでも一緒に行こうと言える二人は幸せなんだろうと思います。
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chakychee
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これを読むと星空がみたくなる。
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hiroyuki
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とある小説の題材にされていて、数十年振りに読んでみました。 今でも絶えずオマージュされ続ける理由と、当時これだけの空想力、それも科学に裏打ちされた知識を持っていた作者には脱帽しかない。 舞台の無国籍感や様々な造語、なにより銀河ステーションという言葉の響きが幼少期の不可思議な記憶と共振して落ち着かなくて、感想も全く纏まらない。
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koshia
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銀河鉄道の夜は、愛は愛である。というさも当然かと思われる命題に対する一種の弁駁のようである。冒頭で天の川について問われ口を噤んだジョバンニとカムパネルラは、物語の運行に誘われそれぞれの愛を語らいあう。ジョバンニは肉親を通して個別への愛を。カムパネルラは隣人を通して普遍への愛を。彼らの名の一方はトトでなく、他方は福音であるように。この、銀河を流れる深い憐みの水音は、神とともにあるとする賛美歌三二〇番の和声さながらに、優しく、しかし雄弁に作品全体を包み込む。
koshia

「(pp.218-219)けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」そう言って彼は、私にも苹果を手渡した。

11/20 20:54
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優希
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何度読んでも惹きつけられます。「星」にまつわる作品が多く、美しさと哀しみを感じました。全てが宝石のように輝いているように思えます。優しさに充たされた気持ちになれるのが心地よいですね。
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そうび
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過透明。「ひかりの素足」が印象に残った、あぁそういうオチなのかと。でもさびしくない。「銀河鉄道の夜」をはじめてちゃんと読んだ、組まれた宗教観が独特。「因果律を露骨ならしむるな」、となると作者が求めたのは近代的童話ではなく、新たなおとぎ話を構築したかったのか。たった一人の脳みそで。年譜も大変興味深かった。
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なお
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宮沢賢治の作品は、法華経の教えを描いたものや、ある種寓意のはらんだものが多いイメージで、今まで食わず嫌いをしていた。しかし、「銀河鉄道の夜」やその他の短編を読むと、もちろん法華経のイメージや寓話的な側面はあったが、それらでは割り切れない、生命や自然そのものの醜美が、燦然とした輝きを放って描かれていることに気づかされた。
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DNK
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読書会の課題図書だったため、ずいぶん前に読破。肝心の読書会は欠席して、感想は話せないまま。ここに書こうと思っていたが文量が多いのでそのうちブログか何かにまとめる。
万次郎ジョン

聞かせてほしい。具体的な日時は提示できないけど

10/28 09:34
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ロバーツ
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「銀河鉄道の夜」は何年かに一回は必ず読みたくなる。
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しるべ
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個人的に好きだった話は「ひかりの素足」。 景色の描写が美しいと感じた。序盤の一郎の足に差す朝日のひかりの描写がすき。吹雪の場面の後、楢夫を背負っておそろしいような、こわいような場面が続いていたので、そのあとの描写がより美しい様子が際立っていると思う。棘だらけの地面はまっ青な湖水の面に変わる。はては孔雀石の色に何条もの美しい縞になる。ぱっと視界が切り開かれるような感覚だった。
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