刃鉄の人 (角川文庫)

刃鉄の人の感想・レビュー(42)

卓越した算勘と剣技の才を持つ主人公が面白い『風の市兵衛』シリーズの著者の、昨年始まった新シリーズ。赤穂浪士討ち入りの興奮が覚めやらぬ元禄の江戸で、士分でもある刀鍛冶の一戸前国包(いっこまえくにかね)に刺客の依頼がくる。依頼主は川越藩主柳沢吉保の重臣で、狙う相手は家臣で槍の名手、斑目新左衛門の嫡男右京。しかしなぜ刺客の依頼がきたのか……。シリーズ1巻目はいろいろと設定紹介があるようで、物語に入り込めたのは中盤過ぎから。しかし終盤の剣劇シーンは期待を裏切らぬ迫力でした。
★4 - コメント(0) - 2月16日

刃鉄の人1巻。物語は1615年大阪城落城の終わりに大阪郊外で始まるが一気に元禄へ、主人公一戸前国包は刀鍛冶ではあるが、元は武士剣技の才あり。 突然刺客の依頼が、刀鍛冶と刺客何故かスッキリしないが、剣劇シーンはさすが迫力ありでした。
★59 - コメント(0) - 2月6日

表紙の墨絵に惹かれて購入したのですが、単なる刀匠の話かとおもいきや、意外な展開、武士の宿命、刀匠としての哲学、そしてチャンバラ・・の混在、楽しめました。もう少し辻堂さんの作品を読んでみます。
★3 - コメント(0) - 1月23日

真田丸に合わせたかのように、大阪夏の陣の終わりに大阪郊外で物語は始まります。それから、一気に赤穂浪士の討ち入りが終わった時代へワープする。討ち入りが追い風になり、刀の需要が一気に高まる。そして、柳沢吉保登場。刀鍛冶が、討つ者となって話は一気に進んで行きます。風の市兵衛の作者です、面白くない訳がありません。理屈も通ってます。読み終えるのに、半年以上かかりました。序章がつまらなかったからです。
- コメント(0) - 2016年12月6日

時は元禄、武士の身分を捨て刀鍛冶になった一戸前国包に、本家から武蔵川越領で村人を惨殺した旗本を斬って欲しいと密命が下る。亡き祖父から受け継いだ名刀と共に矜侍をも受け継ぐ国包と千野親子、黙って従う十蔵・清順親子の関係にじ~んときた。シリーズ化して千野と清順が夫婦になる様子も見てみたい。
★7 - コメント(0) - 2016年7月26日

久しぶりの時代小説&初作家さん。表紙の絵に騙された感が多少ありました。何故そこまでして、斑目新左衛門が息子を庇うのかがいまひとつはっきりしなかったのは再読が必要か。娘であり弟子の千野と、同じく弟子の清順が強いのかが抜け落ちてる気がしますが、刀鍛冶やってりゃ強いって?んなアホな。
★4 - コメント(0) - 2016年7月20日

【図書館】「決闘・鍵屋の辻」と「十三人の刺客」を合わせたような作品。 辻堂魁の物語は読んでいる方だが、刀鍛冶と刺客(剣客)が、どうしてもマッチしない。 どっちにウエイトを置くかで物語性が変ってしまう。 シリーズ化するのだろうか? 
★8 - コメント(0) - 2016年7月17日

あとがきにあるように、どこに向かう作品なのかわからず読み進めずらかった。確かに斑目親子の行動は武士として如何なものか、と思う所業だと思うが、今や刀鍛冶として生きている国包が命をかけてまで、親子を倒しに行くかと思うと…。どうせなら、序章の包蔵と数右衛門の話を膨らませて欲しかったかな。
★2 - コメント(2) - 2016年7月7日

☆☆☆☆ 刀鍛冶を営む元武士の一戸前国包は本家から領地で村人を斬殺した柳沢吉保の配下を斬ってほしいと命じられる。悩んだ末に引き受けた国包たちは江戸を発つ。シリーズ初巻なので人物や背景説明が多めだが、わかりづらさを感じた。刺客を引き受けた理由やなぜ愛娘と若い弟子を刺客仕事に巻き込んだのかなどその辺の書き込み不足もあり理解しがたかった。騒動の経過や農民側から見た視点などは面白く、クライマックスの殺陣もキレていたので惜しい。それに妙に刺客仕事に手慣れた感じで裏で仕事人をしてるのかと(笑)こういう設定なのかな。
★13 - コメント(0) - 2016年6月26日

元武士の刀鍛冶が、斬殺された村人に代わって仇討をする、と言う感じの仇討物語です。いろいろと要素は入っているのですが、どうもキレがありません。主人公が刀鍛冶である理由、なぜ仇討ちをするのか、先祖の包蔵の話は必要ですか? どれも、関連が見えずバラバラな感じがしました。
★3 - コメント(0) - 2016年6月5日

「斑目新左衛門と右近親子は、理不尽なことをすると思った。ふとな、侍とは理不尽なものだと、思ったのだ。斑目新左衛門と右近親子だけではない。柳沢家も友成家も、侍とは理不尽だ、とな。刀鍛冶の職人でありながら、侍を捨てきれぬおれが言うのは筋違いとはわかっているが、理不尽な、と思ったとき、伯父の申し入れを受けようと決めていた。それ以外に、理由はない。理由は定かでなくとも、性根は定まっておる。この仕事、やる」(p.121)
★5 - コメント(0) - 2016年5月22日

「個」としての一人の人間を見事に描いた傑作。人情的ものに流れない新たな挑戦を感じた。話の持っていき方に作者の懐の深さがある。この展開は書き下ろし時代小説でありながら別の文学世界を予感させてくれる。
★2 - コメント(0) - 2016年4月18日

 剣対槍のシーンは見事! 
- コメント(0) - 2016年4月18日

戦いのシーンは良かった。人物造形がピンと来ない。登場人物たちがどうしてそういう行動をとるのかわからない。納得できたのは、暗殺して病死ということにしちゃえの部分。
★1 - コメント(0) - 2016年4月12日

仕事を引き受ける主人公の気持ちが今一つ分からない。若い二人を連れて行く理由もまたよくわからない。つまりこれは生業なのか?とずっと考えたがそうでもなさそうだし、まして義憤とか正義とかでもなさそうだ。剣戟のラストはさすがに壮絶。
★7 - コメント(0) - 2016年4月7日

最初は少しもたもた。後半から一気。剣対槍なんてはじめから勝負にならんだろうと思いながらも、迫力の剣戟シーンに引き込まれました。江戸病いを折り込みハンディを付けたことで先が見えてしまいました。武士の矜恃とかなんとかいうのはもう一つよく分からん。微妙な感じでした。
★2 - コメント(0) - 2016年4月1日

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