受難

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受難の感想・レビュー(138)

沈没事件も、その後も、はるかの選択も、すべて重かった。フィクションなのに、何となく聞き覚えのあるような固有名詞等が出てくる為、「そうなのかも?」と思ってしまいそうな部分もあった。道満の存在と、おいしそうな食べ物が読書中の癒しだった。。。 ちなみにお土産の一つとして登場する「鶏卵そうめんは」本当に甘い。私が子どもの頃、昭和の時代には福岡市内では引き菓子などでお土産にもらってたなぁ。
★1 - コメント(0) - 3月15日

例の韓国船沈没事件、そこで死んだ高校生は遺体が回収され冷凍保存されていた。3Dプリンターで体が作られ生き返る。SF仕立ての内容でした。話の筋より沈み始めてからの韓国政府の対応が成る程~そういうことも有ったのかもと変に頷けました。
★9 - コメント(0) - 2月26日

何だかなぁ、いろいろ入っててまとまりのない話で読み難かった。
- コメント(0) - 2月25日

よくわからない、再生医療の話はなんだったのか。セウォル号事件の闇と日韓の融和を言いたいのかな?
- コメント(0) - 2月23日

脳さえ無事なら3Dプリンターで体を作れて再生できてしまうというSFっぽい話。それをあのセウォル号の悲惨な事故と絡めた話にしている。船主の資産家の老人が娘を生き返らせるが、その娘に事故責任を追及されたらあっけなく自殺してしまう結末は、怪しい。事故の追及から逃れるために他人の死体を使って死を偽装するような恐ろしいじじいがあっけなく自死するわけがない。きっと死体を部下に回収させて、3Dプリンターで作った若者の体に脳みそ入れて復活するんだろう。続きはハインラインの「悪徳なんかこわくない」・・・になるかも。
★16 - コメント(0) - 2月15日

この作家の本はずっと読んでいます。今回の作品の途中で、登場人物が北朝鮮の暗殺に失敗した人だとありました。前にその本を読みました。どれだったかなあと考えたけれど・・・ IPS細胞やEP細胞が出てきて、近未来なのかもしれませんが、この少女はちょっと無理があります。どんどんシワが深くなるのが怖かった・・・韓国の政治や経済界の腐敗ぶりはよくわかりました。今も混乱しているのに北朝鮮では暗殺が起こり、EUはバラバラになり、米国と日本はくっついてしまって・・・ 世界はどうなるのでしょうか。
★4 - コメント(0) - 2月15日

韓国で実際にあったフェリー転覆事故。我が国でも繰り返し報道された。虚と実を混ぜた、韓国の固有名詞の読み難さ、日本読みしたり韓国よみしたり難儀だった。ストリーにまとまりがなくあっちこっちももすれば長編になる。韓国経済界のテキトーさを思い知らされた感がある。人命にかかわる開運関係は、許認可の行政はまともな仕事をしないとな。転覆で死んだ少女が生き返る医療の進化もあるが、無理がある。むしろ、上にいくほど濡れ手の泡の蔓延に唖然としたもの。モラル常識見識にかける最近の韓国デモもうなずけるというもの。
★6 - コメント(0) - 2月13日

セウォル号事件とそこから再生した少女の物語。死者の再生には無理があると思ったし、食べ物や観光の詳細が不必要と思ったが、最後のはるかの行動は胸を打たれる。韓国社会の闇の部分も垣間見た。もっと祖父(父親)の心情が知りたかった。
★3 - コメント(0) - 2月12日

長編だったが、大変読み応えのある内容だった。ストーリー自体は半ば想定通りで進むもののディテールまでよく練られており、思わず引き込まれてしまった。世の中これだけ複雑になると、何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってくるが、人を思いやる気持ちだけは失わずに生きていきたいものです、短い人生なのだから。
★17 - コメント(0) - 1月31日

あのセウォル号遭難事故とある少女の医療再生を絡めたお話しでした。
★3 - コメント(0) - 1月26日

セウォル号の悲劇をモチーフに帚木さんの医療に関する知識を総動員して書かれた大作。悲劇的事件の犠牲となった少女の再生を通じて、韓国という国を史実に触れつつ俯瞰。この一冊で韓国の歴史、文化、地理に至るまで隣国に暮らす我々が必要な知識が獲得できます。500ページを超える重厚な内容なのですが、不思議と強い読後感に乏しい。その分、僕らが韓国について考えるきっかけになる一冊だと。彼の国の良し悪しを読んだ上で最後に僕らの胸に残るのはどちらなのか。
★43 - コメント(0) - 1月23日

「このバカタレが!」『悲素』と同様、帚木さんが怒っている。行間に怒りの炎がめらめらと燃えている。セウオル号転覆事故が韓国という国の病弊を露わにした。こんなにひどいとは思わなかった。一方、iPS細胞で蘇った春花が日本の良さを韓国人の目で見ている。繊細なおもてなし、謙虚な姿勢、無駄がない美しさ。人の命を虫けら扱いした悪魔が天使に裁かれた。幸福の絶頂で、愛する者から「死ね」と言われる程の苦しみはないだろう。事故の謎が美しく哀しい物語に仕上がっている。読後、裏表紙を見て涙があふれた。凛としたその背中に迷いはない。
★117 - コメント(5) - 1月19日

韓国船の沈没事故については、われさきにと逃げ出した乗組員に対して「信じられない」という思いを抱くのだけれども、彼らが短期雇用の従業員だと聞くと…。偉い立場の人たちから逃げ出して、下のほうの従業員が、お客さんに救命道具を渡したりとかして命がけでがんばったとのこと。日本だって、人件費を浮かすために、パートさんやバイトさんや派遣社員さんとかの非正規雇用の人に重責を担わせていて、他人事ではないわけで。痛々しい。再生医療については、皮膚に「余計な刺激」を与えないように気をつけないと、と怖くなりました。
★12 - コメント(0) - 1月14日

セウォル号沈没事件を題材にした話。フィクションだとわかっていても実際にあった事件だし実在する人物を思い浮かべて読んでしまう。韓国の話だからすんなり読めたけどこれが日本の事件だったらこうは書けないだろうなと思う。レプリカとして誕生したはるかの短くも意味のあった一生を思うと泣けてくる。
★5 - コメント(0) - 2016年12月24日

話の内容は面白いんやけどなあ~これ500ページ以上にしなくても… あまりに分厚い本ってとこが受難やったわ~
★4 - コメント(0) - 2016年12月20日

設定がちょっと無理あるなあ、途中からはああ、そういうことなんだろうなあとだいたいの筋がわかるが最後までおもしろく読める。すっきりしないところはあるが。観光の描写などここまで細かく書く必要あるのだろうか?感じるところもあるが、最後の場面まで読むとそのくどさが生きてくるのかもしれない。長い分だけ春香の存在が身近に感じられるような。そのまっすくできれいな性格が印象に残る。亀裂にはゾワゾワして鳥肌がたった。最初に韓国の名前がたくさん出てきて人物が把握しにくかったが文章は読みやすくうまい。
★4 - コメント(0) - 2016年12月20日

「悲素」のような事実をもとにしたフィクションかと思ったけれど少し違った。韓国でおきた海難事故と先進の医療技術で再生した財閥の孫娘。どう係わっていくのかと思ったけれど、途中からは春花の人生にひかれました。何も知らずに、与えられた生き方をそれなりに幸せに生きた最初の生と、苦しみながらもいろいろな事を知り自分なりの結論をだした二回目の人生。どちらも彼女にとって必要だったと思いました。だけど、春花に二回も苦しい死を経験させた、父親のエゴはいただけません。
★8 - コメント(0) - 2016年12月20日

セウォル号に乗り、あの事故にあった高校生。遺体は冷凍保存され、さらに蘇生させられやがて事件と家族の秘密にせまる。凄惨極まりないことが題材なのに、筆者の優しい文章は自分には沁み入った。主人公春香が、周囲の人間と食事をするシーンが多いのだが、日本料理、韓国料理どちらも美味しそうで幸せそうなのが救いだった。ラストはあんまりだ…と思ったが。しかし冷凍状態から細胞を取り出し増やすのは良いとして、脳だけは移植って…できるのだろうか…神経とかって繋がるのか…腸は作れても腸内細菌とかはどうしたんだろう…。
★12 - コメント(0) - 2016年12月20日

面白かった。なるべく短い感想を書くようにしているのだけれども、無理だ。タイトルの二文字が全て。隣国のプラス面マイナス面を偏り無く描写していました。
★13 - コメント(0) - 2016年12月18日

すっかり忘れていたセウォル号の事件と再生医療を組み合わせた、これも一種のミステリーか。
★3 - コメント(0) - 2016年11月20日

ショッキングで悲しいお話。韓国で起きた未曾有の海難事故で遭難した女子高生の、冷凍保存された遺体から採取したips細胞など、最新の医療技術を駆使して臓器・全身を再生し、脳だけは遺体から移植することで記憶は保持されるという、「衝撃的な」SF仕立て。医師である帚木氏お得意の医療ミステリーに仕上がっています。主人公が自ら選択した凄絶なクライマックスに、いたいけな美少女の苦悩に、言葉を失います。最近は心が洗われる作品が多かったのですが、久しぶりに読んだ新刊は切ない読後感となりました。でもやっぱり、流石の筆力でした♪
★32 - コメント(0) - 2016年11月17日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2016年11月14日

面白かった。もしかして本当に亡くなった人が蘇る技術が進歩しているかもと思うほど、ゾクゾクしました。韓国のフェリー沈没の事件と関連して、どこまでがフィクションなのか物語に引き込まれました。はるかの人生は果たして幸せだったのかはわかりませんが、「一瞬一生」そのままに生きたように思います。以前読んだシリーズの続編というのも流石です。
★4 - コメント(0) - 2016年11月14日

セウォル号事件と人間の死体からレプリカを作る話がどう繋がるのかと思ったら、こんなラストとは! 書かれているセウォル号事件のことがどこまでが事実なのか調べてみたら、会長の自殺体が発見されたところまではホントだった。宗教家や写真家だったことも。韓国の政府と実業家との癒着はひどいものだな。春花のしっかりした考えは凄いけれど、だから哀れにすら感じる。こんなレプリカは実際には作れないだろうと思うけれど、お金があれば残したくなるのかな。
★41 - コメント(1) - 2016年11月8日

セウォル号の事故と帚木蓬生得意の再生医療を融合させた作品。生きるとは、を問い続けた春花の生が切なかった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月5日

死体の細胞から同じ人間の「レプリカ」を作る先端医療。まだ記憶に新しい韓国フェリー転覆事故。帚木先生の筆は、この二つを一つの物語に仕上げた。一つの体でいくつもの人生を生きてきた男と、再生された二つ目の体を真実を探るために捧げようとした少女。血の繋がりと人の繋がりを丹念な描写で綴り、男と少女の間の埋められない溝を描くことを通して、密接だった日韓の歴史にも言及しつつ、日本と韓国の埋められない溝のようなものを読者に感じさせる手法が見事。フィクションとノンフィクションの境界を絶妙のバランスで書き上げた渾身の力作。
★93 - コメント(2) - 2016年11月1日

う~ん 長い、お金持ちのすることは、はるか悲しい、
★8 - コメント(0) - 2016年10月11日

Ips細胞と最新の3Dプリンターを使い、資産家の亡くなった孫を再生する。まだ記憶に新しいセウオル号の沈没事故。このふたつを絡めながら話は進んでいく。再生した春香と病院スタッフたちとの心暖まる交流、祖父と旅した雪の京都、春香の細やかな心使いがいとおしい。そして次第に明らかになる彼女の死の真相と亡くなった母と祖父の真実の姿。最初は読みにくかったが、次第に引き込まれた。私の亡父が戦時中に暮らしたことがあると聞かされた順天が出てきてなんだか嬉しかった。
★34 - コメント(0) - 2016年10月5日

経済力のある祖父の庇護と治療院のドクターたちの万全のサポートのもと、何不自由なく生きてきたように見える春花の決意と覚悟が悲しい。 セウォル号の悲劇は自分も関心を持ってニュースを見ていたので、あの事件を題材にこんな厚みのある作品を書ける著者の力に驚く。 
★8 - コメント(0) - 2016年10月3日

まだ記憶に新しいセウォル号事件、そして3Dプリンターや再生医療、全てノンフィクションかと思えるほど、有り得そうな話で、だからこそラストの春花が悲しく、切なかった。途中春花と日本人スタッフとの心が通った暖かな時間、祖父(敢えて)との旅行。どれも暖かな時間が流れていたからすごく悲しかったなぁ。
★14 - コメント(0) - 2016年10月3日

再生医療のお話で、ちょっと苦手な分野だったが、帚木先生読ませます。フィクションとノンフィクションの境目がわかりにくい。どうやら帚木先生の怒りと想像力の賜物だそうな。想像力の部分も、もしかしたらそうなのかも、と思わせる迫力。大きな事件の黒幕。再生医療には抵抗があるけれど、多額の投資をすれば、いとも簡単にできるようだ。そうして生まれた命も大事な命に変わりはない。この作品では、大変意味のある役割となった。京都の描写が美しかった。固有名詞は出なかったが、河井寛次郎と言う方の「仕事のうた」に大変感銘を受けた。
★18 - コメント(0) - 2016年10月1日

冷凍遺体から細胞シートを作り、3Dプリンターで臓器として積み重ねてレプリカをつくる。春花を生み出した治療院の先生たちとの交流がいい。細胞培養や亀裂、修復して現状を保つはるかは実際にあったセウォル号の事件に不審なものを感じる。祖父との関係や母のことをたどるうちに、洪に真相の一部を聞いてすべてがつながる。国家的陰謀を働いたのは実父。自分で決着をつけて2度目の人生を生き急いだはるか。最先端医療は人に何を与えるのか。哀しみが漂うラスト。鍛冶屋のじい様からもらった包丁も切ない。
★15 - コメント(0) - 2016年9月26日

最新の医療技術を取り混ぜて、近い将来実現しそうな気がするが、ここ記憶や心まで再生できるのかな。人は何のために生きるのか、重いテーマですが、本作では一族のけじめをつけに来たと見ると遣る瀬無いですね、
★7 - コメント(0) - 2016年9月20日

老鍛冶屋の「金をたんまり稼いだところで、どうなるというのかね。自分の生きたいように生きられるというのが、一番いいのじゃないのかぇ」がメッセージだと思う。
★5 - コメント(0) - 2016年9月16日

ipsでの再生医療が横糸なら日韓の暮らしや歴史が縦糸。そこにフェリー沈没事故が覆いかぶさる。重たいテーマのようですが終始著者の人を思いやる優しさを読書に訴えかける。ストーリーも心地よい展開であっと言わされます。
★9 - コメント(0) - 2016年9月12日

祖父の正体に全然気づかなかった私は春花よりピュアなのかい。金にあかせてこんなのをつくりあげてバッカじゃない?と思ったら、最後にそんな金使いをした正真正銘のバカな爺さんだとわかる。シワじゃなく亀裂ってのに人工の怖さを感じさせられたけど、そうまでして生きる意味なし。最後の最後に生きる目的がわかった。帚木作品で展開を読めなかったのは初。
★8 - コメント(0) - 2016年9月11日

シリーズものだったのか…と読み終わってから気付いたけれど読んでなくても十分に楽しめた。「現実の最先端医療をもう少し進めたらどんなことが起こり得るか」を以前から書かれているが、読んでいて正直あまり現実味がなく実感が沸かなかった。けれど近年の急激な医療の進歩を見ていると、今回の再生医療は近い将来現実のものになりそうな気がしてくる。正直、ストーリーは中弛みしたけれど医療的記述が興味深くサクサク読めた。
★40 - コメント(0) - 2016年9月11日

世月号遭難とips細胞から人体レプリカ創造という2つの大きな問題を絡めた長編小説。世月号のオーナーとその船に乗って遭難し命を落とした実の娘春花。春花を日本の技術により蘇らせる。蘇った彼女と実の父との一見平和な生活と日本の技術者たちとの触れ合い。春花は「一瞬一生」というこの物語のキーワードを生きた。私たちも「一瞬一生」を心に留め、一瞬を大切に生きていくことです。長い人生とは言っても振り返ってみるとその一瞬一瞬が大切であり、一生も一瞬なほど短いのです。
★6 - コメント(1) - 2016年9月6日

韓国のセウォール号の話。 この作家さんお得意の、実際にあった事件を実名、真実をありのままに描かれている。 だから余計に、どこまでが真実なのかどうなのかが、わからなくなる。 そして、半分くらい読んだ所で、セウォール号の事件を調べてみた… 失敗した…調べなければ良かった… 調べた事で、色んな事実を知って、オチに気づいてしまった! それが一番の悔い! でもその目線で読んでいくと、春花が変わっていくのがわかる。 病院の人間がここまで春花に入り込むのには、少し違和感を感じるが、全体的に温かさが浸透してくる、お話だっ
★24 - コメント(0) - 2016年9月5日

受難の 評価:92 感想・レビュー:58
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