感傷コンパス (角川文庫)

感傷コンパス (角川文庫)
あらすじ・内容
物語の職人が紡ぎだす、せつなく優しい物語

1955年三重県の伊賀。新任の教師・明子は過疎地帯の分校に赴任した。濃緑の山里の空気とともに子どもと先生の温かくひそやかな心の交流や村の人々の秘密を丁寧に描き出す。ミステリアスで愛おしい物語。

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感傷コンパスの感想・レビュー(14)

献本初当たり、有難うございます。多島斗志之作品初読み。昭和30年伊賀の分校に新任教師で赴任した明子の話。優しい感じの内容。明子の生徒を思う気持ちが良かった。
★32 - コメント(0) - 1月21日

1月18日:あずき
1月16日:ふぇねら
1月15日:morimori
読書メーター献本。ありがとうございます。ホンワカいいおはなしでした。
★5 - コメント(2) - 1月15日

昭和30年、明子は新任教師として伊賀の分校に赴任。児童数も少ない田舎。まだまだ貧しい生活を送る家が多数だった。その中でも朱根という生徒が問題を抱え、中々心を開かない。赴任にあたって、家を出る時に父から方位磁針を貰い受けた明子は山里の生活で必需品となる。方位に使うだけでなく、生きる為の指針に…とにかく風景描写が優しく、綺麗で、自然の神秘を感じられた。今では、中々見ることが出来ない景色が目に浮かぶ。
★53 - コメント(0) - 1月15日

1月11日:アメフトファン
三重県伊賀を舞台に田舎の分校に若い女の先生が赴任したところから物語は始まる…。先生と子供達の心の交流を描いた作品です!!どこか懐かしく、山里の情景描写が美しい…。子供達に「センセ」と慕われる「明子」よそ者の自分を直ぐに受け入れてくれたことは、さぞ嬉しかったことだろう…。そんな子供たちの家庭の事情に真摯に取り組む姿や、過去に負い目をもつ男との交流は「明子」の温かさと愛情が感じられる。この物語には特別大きな山場があるわけではない。何か…はっきりとした結論が出てるわけでもないが、優しさに包まれるそんな読後感です
★44 - コメント(0) - 1月7日

いい雰囲気で読んでいたのだが読後、思った以上にグッとくるものがなかった。後書きの解説でいろいろと得るものがあり、はぁ〜、わたしの読み解く力のショボさを知った一冊でした (´・_・`)
★4 - コメント(0) - 1月7日

1月5日:lucyandrew
温かい気持ちになった。新任教師の明子。子供たちとの交流で色々な発見をする。もちろん問題も起こる。突飛な行動をとる朱根の事情が分からない。粘り強く向き合い朱根の心を開いていく。明子は小さい頃の自分を思い出したからこそ放っておけなかったのかも知れない。朱根が傷付き一生懸命生きていると知った時は、切なくなった。プール帰りの描写が好きで明子が子供たちを抱きしめ、明子の温かさと子供たちの純粋さに心打たれた。明子が朱根にコンパスを渡す描写は、成長した明子の姿があり、朱根にもそうあって欲しいと願ったのではと感じた。
★13 - コメント(0) - 1月4日

「子供は無邪気」それは大人の都合の良い願望にすぎない。大人だって子供の頃に、様々な鬱屈や孤独を抱えていたはずなのにね。伊賀の山村に新卒で赴任してきた明子先生が子供達と向き合う姿はとても真摯で、あるがままの彼・彼女たちを受け入れ肯定する。教師という他者からの無言の肯定を子供たちも敏感に受け取り、その励ましを背にして、それぞれの苦難を乗り越えていける強さを得ていくのだ。行くべき方角を見失うな、周囲を見渡し、自身の舵を取って行け…そんな想いがこめられているであろうコンパスが、彼女へと手渡されていくのが印象的だ。
★3 - コメント(1) - 1月2日

★★★
- コメント(0) - 2016年12月31日

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