虹を待つ彼女

虹を待つ彼女
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虹を待つ彼女の感想・レビュー(299)

人工知能との恋愛もSFではなく現実味を帯びてきている。一度も会ったことのない人間(既に亡くなっている)晴に恋愛感情を覚え晴の人工知能をつくろうとやっきになるのはわからないでもないが、なぜだか「中二病」という言葉が浮かんできた。
★3 - コメント(0) - 1月18日

嫌味のない話で、無理なく読めた。ドローンは正直出てくる必要ないと思ったけど、まあ、先端っぽさのためには必要な道具だったのかな。中盤に差し掛かったときに少したるんだ感じがあったけど、全体としては楽しめる話だった。それにしても作中のAIのできがすばらしい。りんなちゃんはexileの話ばっかりしたがるので、会話がつまんないというのに。
- コメント(0) - 1月15日

唐突だが、あなたはりんなを知ってるか?MSが誇る女子高生型のAIだ。ラインで友達になると話せるらしい。え?何だか気持ち悪い?まぁ分かる。俺も手を出そうとは思えない。だがこの本はそんなサービスが一般的になった、ほんの少し未来のお話だ。オンラインゲームと現実をリンクさせてドローン自殺を図った晴という女性を恋してしまい、人工知能上に蘇らせようとする主人公が、生前の謎を追うなか脅迫者にも追われるという内容。ノーマークで読み始めたが止まらなくなるほど面白い。新人とは思えない話の転がし方とギーク要素を詰め込んだ良書。
★48 - コメント(0) - 1月15日

逸木さん自身がウェブエンジニアということで、その方面に関してはリアリティのある設定に感じられた。工藤のような優秀さはないので感情移入は難しかった(むしろできたらすごいのでは)が、随所に驚かせる仕掛けがあり、楽しめた。最後になって、これは不器用な人たちの恋の物語でもあったのだなと思った。今後に期待。
★32 - コメント(0) - 1月15日

素晴らしい。この言葉に尽きる作品であった。とても処女作とは思えないクオリティの高さ、展開のテンポの良さ、そして何より最後の最後まで作品を大切にしているところが良い。ラストの工藤の涙など、こちらまでその清々しいほどの悲しさが伝わってくるものがあった。タイトルも良い。読む前と後でタイトルの印象が完全に変わるところも好感度が高いだろう。 本当に読んでよかったと思わせる作品であった。次回作にも大いに期待できる。
★8 - コメント(0) - 1月11日

20代の女の子・晴が渋谷のど真ん中でドローンを使って自殺する。物語は彼女を人工知能として蘇らせるために生前の彼女のことを探っていく。生前の彼女を知るにつれて主人公は彼女に惹かれ、既に亡くなっている彼女に恋をしてしまう。 今話題の人工知能関連の話題をとにかく盛り込んだ感じ。ほんのもう少しだけ、登場人物を深く掘り下げて描写してくれれば良かった。肝心の晴のどこにそんなに惹かれるのかもわかりづらいかな。
★3 - コメント(0) - 1月9日

なかなか楽しめた。IT関係の知識がすごかったのだけど、投稿作としてこのレベルのものが送られてくるんですね(受賞後に改稿しているとはいえ)。すごいなぁ…。
★3 - コメント(0) - 1月6日

ここまで本の世界にのめり込んだのは久しぶりの体験だった。 故人を人工知能で再現させるという、少し難しい題材にもかかわらずさくさく読めて、むしろ続きが気になる作品!サスペンスの要素も含まれており、本当に読んでよかったという気にさせてもらえました。
★5 - コメント(0) - 1月6日

衝撃だった。彼女を追い求めて行く過程は、ただただ歪で。それでも追い求めてしまう。彼女の胸に秘めた想いに触れたくて、私も。いつだって、そう。心を掴まれ欲するのは、誰かに向けた〝想い〟で。そして時に、強い想いは歪なものだ。二〇二〇年、人工知能と恋愛出来るゲームが主流な時代、死者を人工知能化するプロジェクトが発足。そのモデルに選ばれた、水科晴。自殺した彼女の謎、強まる脅迫、そして彼女が残したゲームたち。なんて不器用な人たちなのか。生きること、愛することに。ミステリとしてもヒューマンとしても良かった。好きな作品。
★45 - コメント(0) - 1月4日

人工知能の研究者である男が、ゲームとドローンを駆使した劇場的な自殺をした女性の謎に迫るお話。横溝正史ミステリ大賞受賞作という肩書と表紙の印象からの想像ははずされましたよ。ミステリというよりはサスペンスでしょうか。ただ予想ははずされましたが、なかなか面白かったですし読了感は悪くありません。ちょうど読み終えた時期に、囲碁で謎のAI「Master」が登場したのでタイムリーでもありました。
★6 - コメント(0) - 1月4日

何とも言えない気持ちになる。人工知能に翻弄される話かと思ったけど、人である晴の愛の話。
★2 - コメント(0) - 1月4日

ma.
今年2冊目。Alphaがタイムリーなやつ。歪んでるけどまっすぐな人たち。AIについてはこうなるんだろうなぁと思う。よく調べて綺麗なリアルよりの世界にまとめたなあ。映像がほんと目に浮かびそう。
★3 - コメント(0) - 1月3日

図書館で予約して読みました。第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作。確かにラストまで興味惹かれるストーリーだったのは間違いない。主人公たけでなく周りにいる人物たちが、結果的に無関係なんだけど、関係ありそうに描いていたのは上手いと思いました。ただ、これってミステリー?横溝正史賞と言われてもな~・・・。もちろんちゃんと謎解きになっているが、多少甘めに見ても正直ミステリーとは思えなかったな。因みに将来的には、モラルの問題を無視するのであれば、人工知能の技術はこのレベルまでいくことには納得できました。
★11 - コメント(0) - 1月2日

ミステリとしては弱いが、リーダビリティはなかなかのもの。工藤と晴の人物造形がもうちょっと突き抜けてたら・・と思わないでもないが、そこは新人さんだし今後に期待。さわやかな読後感で、若い世代も含め大衆向け・・で、本格ファンには物足りない。横溝賞なんだけどね。
★5 - コメント(0) - 1月2日

人工知能はこれからのミステリーのテーマの主流になっていくのではないだろうか。前半分の緊迫感が、最後まで持ちこたえられないあたりが惜しい。
★3 - コメント(0) - 1月2日

タイトルと表紙からはかけ離れた感じの話だったかな。面白かったけど、心情的にちょっと理解できない部分もあり、くどいような、さわやかなような、そんな感じ。タイトルには複数の意味があったよ。
★12 - コメント(0) - 1月2日

新人の作品で横溝正史ミステリー大賞の受賞作だそうですが、皆さん絶賛していたので読みました。確かに読みやすかったし、話としても面白かったです。受賞したときのタイトルも変ですけど、変更したタイトルも内容とはあっていないような気もしますが。
★1 - コメント(0) - 2016年12月31日

とても良かった!!! 工藤さんも人間としての、感情を 辛い体験をして一回り大きくなったかな?
★8 - コメント(0) - 2016年12月31日

横溝正史ミステリ大賞受賞作。とても、よくできていて面白かった。ずーっと、どこに行き着くのか?考えながらの読書は とても幸福。ラストも 期待外れにならず、読後感のいい作品。また、素敵な作家さんに出会えた。
★38 - コメント(2) - 2016年12月31日

表紙と題名から想像していた内容と違いすぎてびっくり(苦笑)。えーと要は、拗らせた初恋が何組か、ということかなあ(ざっくりまとめすぎ)(身も蓋もない)。人工知能の話が面白かったので、もうちょっとそっちメインでも楽しかったなーと思うものの、そうすると多分理解できないよなあ(苦笑)。虹は、レインボーフラッグも絡めて、だったのかな。
★8 - コメント(0) - 2016年12月30日

とても面白かった。そしてうまく表現できる言葉がなくて困っているのだが、読後感は私の選ぶ本の中では異色だった。なんとなく爽やかな感じがした。爽やかという言葉が適切かわからないけれど。 横溝正史ミステリ大賞受賞作とのことだが、ミステリ以外の要素も多いので、途中で飽きることなく最後まで読み進められる。 またミステリとしても粗さはあるものの複数の謎がバランスよく配置されている印象を受けるので、デビュー作としてはなかなか完成度が高いものではないかと思った。あと主人公この話を通して成長したなと思った。
★7 - コメント(0) - 2016年12月29日

最近はやりのゾンビとネットゲーム系かと思い読み始めたら、自分は他人と比べ、かなり能力が高いと自負する主人公が、自分の造った人工知能に弄ばれる話。ミステリーと言う程ではなく、途中途中、明らかに首を捻る登場人物達との会話になんの疑問も持たない工藤に辟易する。 それほどまでに、晴への初恋に盲目になっていた‥?結局は、勘違いで膨大なお金を使い、職を失ってまで失恋を学習したよ。と言ってしまえば身も蓋もない話。作中の人工知能に関しては、すでに亡くなった人間を造るのはある種、過去の人を忘れ前へ進むことへの冒涜だと思う。
★6 - コメント(0) - 2016年12月29日

もうこの世にはいない晴をもう一度存在させる。AIとして。工藤の対人間の感情に成長を感じた。涙を流し喪失感に打ちひしがれる場面は少し胸が詰まった。『Rain』の裏Ver.、そりゃ中々わからないよ。
★32 - コメント(0) - 2016年12月29日

★★★★
- コメント(0) - 2016年12月28日

とても面白い。展開にワクワクしながら読んだ。人工知能が昨今話題なだけに、端々の人工知能に関する話も興味深いと思う。
★5 - コメント(0) - 2016年12月28日

本作は横溝賞受賞作だが、ミステリー度は低めで、一風変わった恋愛小説だ。2025年の至近未来、主人公は死者をAIとして蘇らせるプロジェクトに参加する。プロトタイプとして選ばれたのは、自殺したインディーゲームクリエイター水科晴。主人公は生前の晴の調査を進めるうちに、晴に惹かれていく。それはもう、キモいくらいに(笑)。この主人公、いけ好かない奴なのだが、ラストでの行動はカッコ良かった。美しくも切ないラストシーンでこの作品の評価がググッと上がった。主人公が頭脳明晰な設定なのに、そうは思えないのが難点。
★34 - コメント(1) - 2016年12月28日

結論から言うと面白かった。 書影のイメージで「どんな純愛ものなんだろう」と身構えていたが冒頭からネトゲの話が始まったので、個人的には親和性が高く読むハードルがぐっと下がった。 正直、主人公のような「この世の全てを悟って人生に飽いている」とか思っているような〝天才キャラ〟はとても感じが悪かった。最初以外そうは見えないけど。 〝人は死してなお美しい〟と思わせてくれるほど、〝彼女〟――晴――はとてもミステリアスで魅力的な存在だった。「ゲーム」を通してのメッセージ性も良かった。 またいつか読み返したいと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

あまり興味のないジャンルのミステリですが読んでみました。 未来で、ゲーム制作者の25歳のカリスマ女子がゲームで自殺。 晴という名の彼女のAiを作ろうとする男が 晴を調べていくうちに…というミステリでした。 結構物語に惹き込まれて読んでしまいました。 ラストがなんだか…でしたがまぁまぁ興味を持って 読めたなぁと思いました。
★11 - コメント(0) - 2016年12月28日

人工知能AIにささやかな願いごとをしてそれが一番だと思った主人公。晴は彼と共にある。ロマンチックな恋愛小説だと思う。
★13 - コメント(0) - 2016年12月27日

ノンストップで読みました。興味深い登場人物が多いので、サイドストーリーも読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 2016年12月26日

とてもミステリアスで、着地点がなかなか見えず、どんどん引き込まれていく物語。人工知能を創ることの面白さが、とても際立つ。
★7 - コメント(0) - 2016年12月26日

人工知能「フリクト」を企画、開発した工藤賢。新しい企画として、自殺をしたカリスマゲームクリエイターの晴を人工知能として蘇らせようとする。そして彼女を調査することで事件が起こり始める。最後まで結末が分からず、中盤以降は一気読みだった。しかし、工藤が人を馬鹿にした言動が多く、魅力が無くなかなか物語に入り込めない。頭が良くロジカルな思考なはずなのに危険を侵してしまったり、チグハグな感じがした。でも、物語の展開は面白く惜しい感じがした。
★6 - コメント(0) - 2016年12月24日

★★★★☆ 本屋で2回の来訪にて完読した。 読みやすくて面白かったです。 もっと技術的な事柄について突っ込みを入れられると良かったかなと思います。
★3 - コメント(0) - 2016年12月21日

人工知能と恋愛が出来るアプリ「フリクト」に携わる技術者の工藤は人工知能の限界を感じていた。そんな折、死者を人工知能化する企画に参加する。そのプロトタイプに選ばれたのは、ゲームとドローンをリンクさせ自殺をした。カルト的人気のあるゲームクリエイター水科晴。工藤は晴を調べていくにつれ、彼女に共感し、惹かれていく。順調に進んでいた開発だが、突如調査を止めなければお前も殺すと脅迫を受ける。鍵を握るのは「雨」。雨とは何者なのか、脅迫を無視し晴のことを探っていく工藤の運命は?人工知能の完成は?展開の読めない話でした。
★9 - コメント(0) - 2016年12月20日

横溝正史ミステリ大賞受賞作とのことだったが久々にやられた。面白かったしストーリーに吸い込まれた。この作者も小説に魂乗っけられる人らしい。まだ若手のようなのでしばらく見守りたいと思う。愛を知らない男がこうして愛を知りましたとさ!というお話だった。次回作待ってます!
★59 - コメント(2) - 2016年12月17日

図書館本。ミステリーと恋愛を絡めた物陰。しかも亡くなった人間を亡くなってから知り、恋愛感情を覚え、人工知能で彼女を甦らせるというちょっと狂喜じみた内容でしたが犯人が誰かも判らなかったし展開も面白かったです。
★177 - コメント(0) - 2016年12月15日

ミステリらしいミステリを読んだのは初めてかもしれない。今まで苦手意識があったけど、この作品は読み終えることが出来た。ゲームとドローンを使っての自殺。それを主題にしたっていいぐらいだろうに、ただのエッセンスのように使っているのがとても贅沢。精神面がどこか病的な工藤より、人間くさい紀子に私は感情移入して、気の毒に思ってしまった。人工知能と言えど、現実世界に生きていた人間のことは、やはり他人の思い通りには動かせない。そんなラストも味わい深かった。
★19 - コメント(0) - 2016年12月15日

★★★★★第36回横溝正史ミステリ大賞(2016年)受賞作品です。死後もカルト的人気を誇る美貌のゲームクリエター「晴」を、人工知能で甦らせようとするプロジェクトの物語。畳みかけるように展開していく「晴」をめぐる謎解きは、「晴」の恋人「雨」の謎解きへ。そして、「晴」にのめり込んでいく開発者・工藤の、狂気の恋が辿りついた結末。バーチャルな世界を舞台に、映像を見ているような描写力で解き明かされていく「晴」の真実。現実と仮想の「晴」がもたらす感動的なラスト。逸木さん、凄い。年末で今年最高の一冊に遭遇しました!
★13 - コメント(1) - 2016年12月14日

第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞した作品。人工知能(AI)やドローンなどが登場し、舞台も近未来なこともあって、SFっぽいミステリである。とても文学的なのだが、すっと読めて心に入ってくる。娯楽小説として非常に楽しめた。主人公の工藤の水科晴に対する思いが変化する部分など、多少強引に感じる流れもあるが、それ以上に読者に驚きを提供するので、作品全体を楽しむ上で気にならない。結末に向かって駆け抜けるようなテンポが気持ちよく、読後もしばらくは心臓が速く鼓動しているのが分かるくらいに興奮した。カバーの絵もすばらしい。
★15 - コメント(0) - 2016年12月14日

自分の作ったゲームを使って自殺したゲームプログラマー水科晴。工藤賢は彼女の人工知能を作ることになるが脅迫を受ける。晴には“雨”という特別な相手がいた。すでに亡くなっている女性に恋して、失恋までしてしまう主人公…。
★2 - コメント(0) - 2016年12月13日

虹を待つ彼女の 評価:98 感想・レビュー:138
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