きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにて

きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにて
あらすじ・内容
ラスト10ページで号泣必至! 激しく切ない恋を描くホラー大賞受賞作!

選考委員の評価が真っ二つに割れた、第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作! 世界から見捨てられた人々が集まってくる混沌の街・イタギリ。希望のない街に住む少年は、明日の見えない生活の中、ささやかな希望を見いだす。その希望は、道ばたでスケッチをするシズクという儚げな少女への淡い想い。次第にふたりは惹かれ合うが、絶望の街は、そんなふたりの恋を許すことはなかった……選考委員の綾辻行人氏をして「ボロボロ泣いた」と言わしめた、凄絶にして美しいエンディングは見物! 独特の世界観と美学に彩られた新しいホラー小説にして究極の恋愛小説!!

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きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにてはこんな本です

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夜行
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きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにての感想・レビュー(86)

ホラー小説大賞優秀賞ということで手にとってみましたが、4章のうち3章までは遺体片付けのグロ描写が続くだけで怖くもなんともなく、やっと4章で話が大きく動き始めるのってホラー小説としては致命的では?文章にクセがあって独特のもの哀しい世界観はあると思います。綾辻さん以外の審査員が指摘した通り絶望の街イタギリの設定が曖昧で最後まで話に入り込めませんでした。現代の話?架空未来?綾辻さん激推しのラストも、これどこかで見たことあるぞ感が強くて感動せず。少女漫画や吸血鬼小説として人気の「モールス」の映画に似てますかね。
★3 - コメント(0) - 1月23日

帯に誘われて買ったけれど、ホラーの新人賞発というにはあまりに純粋で痛切な恋愛小説で。表紙の少女との微かな触れ合いから、言葉を交わすまでに至る過程、その結末が恐ろしいほど子どもだからできた恋だった。この世界観だから美しいけれど、そう思った時点でこちらもイタギリに呑まれているのかもしれない。
★3 - コメント(0) - 1月22日

表紙のかわいい絵の雰囲気とは違って、なかなかグロさ満載の作品でした。少女のイラスト以外がほぼモノクロで描かれているのは合っているのかな、と思いました。架空のスラム街で働く少年が主人公でひたすらどんよりとした光のあたらない世界を歩いているような作品でした。彼がの思いを寄せる少女との結末がこうなるとは思わなかったので、読み終えたとき溜め息しか出なかったです。冷静に考えてみるとタイトルはぴったりなんですよね・・・。
★32 - コメント(0) - 1月22日

生きることは何かにすがり続けることと同じなのかも知れない。 底辺で出会う二人には、ラブストーリーのような華やかさはなく、ただ、ただ過酷な人生だけ。 その中で芽生えた想いが、唯一の救い。その救いも決して穏やかなものでもなく。。。ホラーが苦手な方も読めるラブホラーです。
★12 - コメント(0) - 1月20日

 近未来的な舞台で繰り広げられる物語。超法規的に見捨てられた町、イタギリ。ゴミ屋として働く少年晴史。いつの頃からか自らの想いを見つけたその相手、シズク。純愛?そうとも取れる展開も、繰り広げられる退廃的で不明瞭なシナズや環境がその想いよりも前に出てくる。ラストは泣けない。ここまでの特異で特殊な想いが感動を呼ぶのなら、私は力不足なのでしょう。
★6 - コメント(0) - 1月20日

ホラー大賞受賞作らしいけど、あんまりホラホラしい話ではなかった。グロも「痛み」を感じない描き方なので、気持ち悪さもないし(グロ耐性のない方にはちょっと厳しいのかしらん)。甘酸っぱくしょっぱい初恋物語。そこそこしっかり書けているのですが、拭い去れない既視感が。あと装丁の女の子…もう少しきちんとした装丁にしてほしかったという感は否めません。手に取ってもらうための戦略かもしれないけど、これは…無いと思います。
★12 - コメント(0) - 1月18日

涙なくしては読めない!ラスト10ページで号泣!といった煽りの通りにはいかなかったが、大人向けの御伽噺のようで楽しめた。すっかりイタギリの街に連れていかれた感じ。終盤で樹戸が死への探究心を「生と死の分水嶺は果たしてどこにあるのか。」などと語った一節に少しだけ共感してしまい、自己嫌悪に陥った。一方で、晴史がシズクを火葬するシーンでは素直に胸の奥がチリチリした。このような別れは悲しいけれど、二人が出会えて良かった。なんとなく、amazarashiの世界観に似ているように思った。
★7 - コメント(0) - 1月18日

デストピア小説かな?世界観を短いながらも良く表せていたけどグロい(笑)まぁホラーだから?私的には、泣けはしなかったけど切ない感じにはなりました(  ̄▽ ̄)
★24 - コメント(0) - 1月18日

日本ホラー小説大賞の優秀賞とのことだが、恐怖ではない怪異も含めてホラーという印象は薄め。こういうのファンタジーとは言わないのかな。どちらにしろ、純愛小説なのは間違いない。
★5 - コメント(0) - 1月17日

献本。ラノベ風の表紙、恋愛小説風のタイトルからは想像もつかないほど、血と臓物に塗れた作品だった。かつての九竜城を彷彿とする街イタギリで、ゴミ拾いで生計をたてる少年と、春をひさいで暮らす少女のboy meets girlなんだが、すっごいグロい!読んでる間、この作者は頭がおかしいと何度も思った(褒めてる)。綾辻行人はこれを読んでボロ泣きしたらしいが、普通の人は泣かないと思う。やはり、彼も頭がおかしい(褒めてる)。意外とラストシーンは爽やかだったりする。なんだかんだで結構面白かった。
★31 - コメント(0) - 1月15日

ホラーらしいのだが、結構グロい。架空の地域、イタギリ。そこで暮らす人たち。警察も関わらない無法地帯。ゴミ屋が死体の片付けもする。女たちは身体を売って生計を立てる。ほのかな恋心がせめてもの救いだが。
★6 - コメント(0) - 1月14日

献本に当選したので初読み作家さん。綾辻さんの選評ほど涙腺の刺激はないような気が・・・。ホラーというより少しグロがきつい気もします。でも最後は恋愛小説ですねぇ。
★101 - コメント(4) - 1月14日

私の中のホラーのカテゴリには入らなかったし、泣けもしなかった。月丸以外の主人公に関わるほぼすべてが殺人者であり、しかも罪悪感という感情が無い世界に生きている少年は、イタギリを離れていったいどんな大人になってしまうのだろう。平和な日本に居たらイタギリのような街は本の中でしかないけれど、紛争地などに行けば、当たり前のように腐敗した死体が転がり、それを回収する仕事もあると言う。晴史には、自分の居場所を見つけてほしい。
★9 - コメント(0) - 1月13日

ホラー?
★4 - コメント(0) - 1月12日

描写がかなり気持ち悪い。 映像化はできない作品だと思う。 できることなら、最後は救われた気持ちになりたかったけど、これはホラー。 ん〜、でも、出口のない暮らしの中で、これも救いなのかもしれない。
★5 - コメント(0) - 1月12日

残酷な描写がてんこ盛りなので苦手な方はご注意を。決して『泣ける』お話ではないと感じましたが、この物語の持つ退廃的な雰囲気は好き。宮部さんの選評にもある通り、いろんな要素が盛りだくさんで回収しきれなかった感はあるものの、初めから最後まで引き込まれ、結果一気読みでした。描写は凝っているものの、物語の展開としてはあっさりなので読みやすかったです。主人公が光を取り戻すラストは、一縷の希望も感じることができ美しいものでした。
★7 - コメント(0) - 1月11日

どこまで読み進んでも視界に靄がかかっているように感じる。実際には頭に靄が。うっすらとした光も無く、その世界のまま話が終わる。自分がこの世界の人間でなくてよかったと安堵する。
★10 - コメント(0) - 1月11日

九龍城砦を思わせる雑然としたディストピア。ゴミ回収を生業とする不幸な主人公の少年。掃き溜めに鶴の白ワンピの美少女。食傷気味のモチーフに寒気を感じる。ホラーよりも、内臓系グロでした。消えた母親分、二組も出てくる双子と気になる要素はあるのに、特に物語上の仕掛け無し。宣伝で「ラスト10ページで号泣必至!」と煽られましたが、無理でした。いい加減こういう煽りはやめた方がいいのではと思うが、釣られる私のような泣きたがりのミーハーがいる限りなくなるはずもありません。
★18 - コメント(0) - 1月11日

思ったよりも主人公とヒロインの交流は印象に残らず、描写の量を割かれているのは街とオカマジジイという。その配分から考えるに、志向しているものはあくまでグロテスクなもので、ラスト10ページの狂気的行動へ辿り着くために恋愛が用いられ、その副産物としてたまたま泣けるにすぎないのかもしれない。これは恋愛小説じゃないのだ。終わり方は確かに美しいです。
★9 - コメント(0) - 1月11日

自分と主人公の生き方があった。ただ死にたくない。でも、最後はやっぱり1人は寂しいなと感じさせられた。
★10 - コメント(0) - 1月10日

ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作。普通のホラー小説と思って読みはじめると、少し肩すかしをくらうかもしれません。全体的にホラーっぽさはあまりないんだけれど、でも舞台装置は確かにホラー的ではある。グロテスクな描写が続く中、迎えるラストは美しい。衝撃的というわけではないけれど、心に残る印象的な作品でした。
★7 - コメント(0) - 1月10日

【献本当選】装丁の絵を見て、ライトな内容を想像していましたが、そんな事はありません。世界観もしっかり構築できています。目を背けたくなる悲しいラストですが、私は残念ながら泣けませんでした。
★11 - コメント(0) - 1月8日

ホラー小説大賞優秀賞だが、ホラーというよりもディストピア小説である。有象無象の人々が棲む吹き溜まりイタギリ。そこに生きるゴミ屋の少年晴史と似顔絵描きの少女シズク。ほのかな恋愛のほかはイタギリのグロテスクな描写が続く。イタギリというスラムの創造はこの小説の一つの重要なファクターなのだが、陰惨ではあるが類型的。シズクという少女の造形は個人的には良かったと思うのだが、晴史のイタギリからの解放のためのイニシエーションがそういうことであれば、納得しがたいものがある。今までの物語が嘘になる。あ、これ献本当たりました。
★75 - コメント(0) - 1月7日

第23回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作(大賞は該当作無し)。架空の無法地帯「イタギリ」でゴミ収集の仕事をする少年と似顔絵描きで娼婦の少女の淡い恋の話、だけどホラーなのでグロい。『ラスト10ページで号泣必至!』という宣伝文句だったけれど全く泣けなかった。残念。
★9 - コメント(0) - 1月4日

献本に当選しました。読み始めからどうホラーな感じになっていくのか想像がつきませんでしたが。。。。中盤からのえぐい展開に結末が恐ろしくなりました。たしかにホラーです。イタギリという街に生まれそして暮らし朽ち果てる。明日は今日と同じ事のくり返しの様でまるで地獄のよう。少年は体に少女を取り込み朽ち果てるまで一緒にいたかったのね。「最後10ページで号泣必至」とありましたが私にはこの本を読み解く感性が無いのでそこまでには至りませんでした。でも心に残る本でした。
★12 - コメント(0) - 1月2日

純愛ホラーを期待して読んでみました。3章まではこの小説世界に入り込めませんでしたが、4章になると今までの膠着状態を開放するかのごとく、物語に引き寄せられそのまま読了。タイトルと表紙は純愛を感じさせるものでしたが、そんなお綺麗なものではございません。この180度物語が転換する感覚は最近でいうと「その女、アレックス」に近いかも。こういう分野の後には清々しい真正な恋愛小説を探してみたくなります。
★8 - コメント(0) - 1月2日

途中までは、展開読めるし普通の物語だなって思ってた。しかし、結末は圧巻的だったように思われる。「きみといたい、朽ち果てるまで」、ぴったりな題名。奇妙で真っ直ぐな純愛物語、ホラーなんてことすっかり忘れてた。
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

ホラー小説。このリアリティが良い。普段ホラー小説は読まないんだけど……。――荒廃しきった不法地帯『イタギリ』で起きる殺人事件を中心にした物語。ほぼ不法地帯なんていう常識外な世界観を良い感じなリアリティで書いてるなーと思ったり。不幸一片倒しって感じだけど、それこそがホラー小説らしい風味なんだろうね。次があれば気になるだろうし、最後まで飽きさせず読ませてくれた。そこそこ満足と、読了。
★9 - コメント(0) - 2016年12月30日

全てが狂っている。といいたくなるくらいグロテスクでサイコパス的な表現が多かった。しかしながら、坊木さんの持つ力なのか、読んでいても不快に感じないばかりか、終盤の晴史とシズクのささやかな絶望の街での恋愛は心に訴えかけるものがあった。樹戸の正体やシズクがシナズであることはかなり早い段階から分かってしまったが、じゃあ、この先どういうストーリーで話が進んでいくのか、と期待を持たせてくれた。サイコパス恋愛ホラー?
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

綾辻行人の帯に釣られて購入。ただ、個人的にホラー小説ならではの恋愛観である。ということは理解できたが、泣けはしなかった。 というのも、世界観がそこまで好きになれなかった。まあ、現実でも中国に昔こういう街(違法建築街)があったのは知ってるけど、その設定必要だったか?
★5 - コメント(1) - 2016年12月25日

☆☆
- コメント(0) - 2016年12月24日

日本ホラー小説大賞優秀賞受賞&選考委員綾辻行人氏がボロボロ泣いたという二点が気にかかり購入。綾辻氏絶賛のラストは確かに悲しくも美しい。ホラーというジャンルでないと表現不可能な愛の形だ。いずれ劣らぬ奇抜な登場人物達と美しい文章でぐいぐい引っ張られたが、表現と比例するだけの小説としての重さが感じられなかったように思う。ベテランになってからもう一度リライトされたものを読んでみたいと思う。
★6 - コメント(0) - 2016年12月23日

近代かそれより少し昔の時代、世の中のつまはじきものが集まるイタギリと呼ばれる町で、ゴミの回収と死体処理の仕事で日々を生きる晴史が、似顔絵を描きつつ客を引く少女シズクと出会い恋心を募らせていくお話し。彼らが生きる世界が救いようもないくらい残酷さと絶望で彩られているだけに、2人の関係がとても愛しく美しく大切に感じました。君が朽ち果てるまで、そして朽ち果てても君の側で生きよう。ラストで晴史が見せた愛の形は歪んでいるのかもしれないけれど、彼が生きていけるのならばシズクも喜んでくれると思います。
★6 - コメント(0) - 2016年12月21日

帯に感涙!みたいにかいてたけど、私の読解力じゃあそこまで至れませんでした(--;)でも確かに読み終わって振り替えるとラストは切ないなぁと。予想以上にグロ系だったけど、出来れば多くの人に読んでもらって、それぞれの感性で読み味わってほしい1冊。『ー私のこと、全部聞いてくれる?』《2016年333冊目》
★26 - コメント(0) - 2016年12月13日

世界から見捨てられた人々が集まる混沌の街・イタギリ。そこで生まれ育ち明日の見えない生活を続ける少年・晴史が、道端でスケッチをする儚げな少女・シズクに淡い想いを抱く物語。ふとしたきっかけから言葉を交わし、共に過ごす時間を持つ日々を楽しみに思うようになってゆく二人。イタギリで続く殺人事件の真相と、目をそらしたいのに明らかになってしまう真実。惹かれている相手に嫌な部分は見せたくないと願う二人にとってはあまりにも過酷な結末でしたけど、それでも最後まで寄り添いたいと願う二人の気持ちは純粋で美しいものだと思えました。
★47 - コメント(0) - 2016年12月12日

グロかった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月12日

ホラー大賞優秀賞。個人的な印象はホラーと言うよりダークファンタジー。グロテスクな描写は多いが、恐怖が主眼ではないだろう。舞台のイタギリはリアリティが薄く、最後まで違和感は拭えず。クライマックスを描きたいがために、全てが逆算で構築されている気がする。なので、最後に感銘を受けないと全体が良くは見えて来ないのではなかろうか。表紙と相まってライトノベル的な読後感で、ホラー大賞のタイトルを加味すると今ひとつかな。
★15 - コメント(0) - 2016年12月11日

モニター当選で読了。モニターの感想では「ホラーなのにラブストーリー」といった感想が多かった気がするが、私の中では「純愛ものかと思いきや物凄くホラー」というのが正直な感想。殺人は日常茶飯事でなんかゾンビっぽいのが存在する街が舞台だが、その世界観自体にはなぜかあまりホラーっぽさを感じなかった。でも、そんな世界で育った少年と少女のラストの行動が、純愛もここまで突き抜けると心理的には美しいのに行動的にはおぞましくて、そのギャップにゾッとした。好きなタイプの話ではなかったが、こういうホラーの手法は新しいなと思った。
★13 - コメント(0) - 2016年12月10日

★★★☆☆ たぶん、だけど。角川ホラー大賞で優秀賞を受賞した当初のタイトル:『◯◯色の炎と◯◯◯号室の◯』が、『きみといたい、朽ち果てるまで』に改題された理由は、前タイトルが物語の核心的な部分に触れていたからなんだろうなぁって、思った。けど、自分は、改題される前と後の両方のタイトルを、同じくらいに好ましく感じてる。なぜなら、本書を読み終えたあとに、本タイトルを改めて振り返って、「きみといたい」がひらがなで表記されている理由、そして「朽ち果てるまで」の意味理解に、肌を粟立たさせずにはいられなかったから。
★11 - コメント(1) - 2016年12月9日

近未来のスラム街を舞台にした作品。タイトルに惹かれ手に取りましたが、タイトル通りのストーリーに楽しめました。ゴミ拾いをする主人公と、絵を描く身売りの少女の恋物語です。淡い恋と残酷な現実のコントラストが美しく、ラストに向けて加速していく思いが心を揺さぶる作品でした。
★2 - コメント(0) - 2016年12月9日

きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにての 評価:100 感想・レビュー:48
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