惑星カロン (角川文庫)

惑星カロン (角川文庫)
あらすじ・内容
“ハルチカ”シリーズ最新作、はやくも文庫化!

喧噪の文化祭が終わり三年生が引退、残った一、二年生の新体制を迎えた清水南高校吹奏楽部。上級生となった元気少女の穂村チカと残念美少年の上条ハルタに、またまた新たな難題が? チカが試奏する“呪いのフルート”の正体、あやしい人物からメールで届く音楽暗号、旧校舎で起きた密室の“鍵全開事件”、そして神秘の楽曲「惑星カロン」と人間消失の謎……。笑い、せつなさ、謎もますます増量の青春ミステリ、第5弾!

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惑星カロンはこんな本です

惑星カロンの感想・レビュー(138)

☆☆☆☆ 4.3 タイトルは随分前から発表されていた本作、一昨年にやっと発売。文庫化されるのは、いつ?と思っていたら、予想外に早い文庫化に速攻書店へ。相変わらずのハルチカの掛け合いにぶぶっとしますが、新入生のこと、自分たちの卒業後、草壁先生の先行き等思いを馳せることの多くなったチカに成長の一端が。不思議なタイトルにも納得のシリーズ5弾です。実写映画化されるようですが、最近特に世間を跋扈しているきゅんきゅん恋愛映画にだけは、なって欲しくないですね。(それがないのも、本シリーズの大きな魅力の一つのハズです。)
★12 - コメント(0) - 2月19日

「チェリーニの祝宴」では会話に笑い、「ヴァルプルギスの夜」では暗号解読にゾクゾクし、「理由ありの旧校舎」ではWhyの部分に驚き、表題作「惑星カロン」では謎解きと伏線回収に大満足。このクオリティの高さは何だ!
★9 - コメント(0) - 2月19日

文庫版発売とのことで再読。各話の結末を知っていていても楽しめた。表題作である惑星カロンは倉沢さんと共に泣いた。チェリーニの祝宴で登場したフルートを誠一が所持していたというシーンも鳥肌ものだった。各話のストーリーは不気味だったりすることもあるのだけれど、登場人物たちの賑やかな面で中和されていて、そこがまたこのシリーズに惹かれる部分。来週発売の新刊が楽しみ。
★9 - コメント(0) - 2月18日

ハルチカ5作目。各編の繋がりが効果的にはたらいて、読み応えのある一冊でした。青春の終わりは大人の始まり。部長が引退していたり、これからを考える部員が増えていたり…部の空気が少し変わってきているのも成長が感じられて良いなぁ。解説にもあるように、本作、特に表題作は初期作品にかなり近いテイストだと思います。水の時計を読んだ後に感じた、仄暗くてでもどこか綺麗で澄んでいて切ないような感じがまさに。近く短編集も出るというので、そちらも早く読みたいなあ。
★9 - コメント(0) - 2月18日

呪いのフルート、音楽暗号、目に見えない凶器…と音楽に絡む謎解きが、最後の『惑星カロン』に収束していく。切ない真相の中にも新しい始まりを感じさせるこの語り方がやっぱり好きだ。一方で、今回はハルタのチカちゃんに対する言動がやけに感情的というか、彼女に対する劣等感のようなものを隠しきれなくなっている気がしてすごくドキドキしてしまった。マイノリティの部分を悩みながらも受け止めてくれるチカちゃんの存在は彼にとって大きな救いだろうし、親友であり強敵でもあり、自分にないものを補い合うこの二人の関係性は本当に良いなあ。
★14 - コメント(0) - 2月18日

ああっ、このシリーズの続きが読めてしあわせだ。大好きなシリーズだけど、千年ジュリエットから時間が空いてしまったので、本屋で出会った時にはとても嬉しく、読み始めて、チカちゃんとハルタが親戚の子に久しぶりにあったような感覚がこみ上げていた。連作短編でありながら呪いのフルートや携帯電話の予測変換の話がつながっていたることで本一冊に一体感が出ている。解説で初野さんの初期作品にあったミステリとファンタジックの融合に戻ったというのも同意。初期の不思議な世界観がハルチカの明るさと融合して新たな初野晴の世界が見れました。
★10 - コメント(2) - 2月18日

面白かったー。ハルチカシリーズは表題作に他の話が繋がっていく感じがすごい。
★6 - コメント(0) - 2月17日

かなりボリュームがあったけど、面白くて一気に読めた。どの話も興味深かったが、1番はやはり惑星カロンですかね。話の繋がりがあって読み終わった後にまた始めから読み直したくなりました。ここまで来たら最後まで追いたいと思います、ハルチカシリーズ。
★15 - コメント(0) - 2月17日

今回の謎はどれも途中で察しました。とてもわかりやすかったです。文章自体の面白さは際立っているのに、相変わらず真実が悲しかったり生々しかったり、ぶれないですね。そこが大人の始まりかもしれない。
★8 - コメント(0) - 2月16日

面白かった。表題作の切なさは際立ってたなぁ。カロンは冥王星と連星で、二重奏曲は二人のフルートがそれぞれに遠距離で響くような曲で。そこへ登場人物を当てはめてみると…。救いのないような状況であっても、いつかは誰かの手が差し伸べられることもある。また、旧校舎全開事件での生物部のお嬢さんたちにはやられたなぁ。とてもとても可愛い。プテラノドンのエピソードも効いていたよ。そしてチカママはナイス!ちなみにフルートは本体に彫刻してあるものなんてあるのかなぁ。音が変わっちゃうんじゃないの?
★10 - コメント(0) - 2月15日

ハードカバーで読んだけど文庫版で再読。表紙は成島さんかな?可愛い。テンポよくストーリーが進み、最終章で一つに繋がる構成はいつもながら見事。やはり表題作「惑星カロン」が際立って美しい。都市伝説のような事件と人工知能がここで繋がるのかとびっくりした。そして最後の2つのフルートでじんわり感動。倉沢さんにこの悲しい出来事を乗り越えて、吹奏楽部で活躍して欲しい。あと、チカママの知恵袋が面白すぎる。
★15 - コメント(0) - 2月15日

いつものハルタとチカのどつき漫才のような掛け合いが好き!今回も大いにボケまくるチカとそれを突っ込むハルタの絶妙コンビがやっぱ面白い。もちろんミステリーも醍醐味の一つ今作は久々にブラックリスト十傑のメンバーも登場した「旧校舎全開事件」が面白かった。久々に学校事態で事件がおきたのでこういった内容の方がやっぱ好きかも。
★38 - コメント(0) - 2月12日

ハルチカシリーズと銘打たれてシリーズが分かりやすくなった5巻。出るまで長かった……。そしてシリーズ1掛け合いで笑わせに来ている巻。『チェリーニの祝宴』の序盤掛け合いは確実に笑わせに来てて危うかった。『わけありの旧校舎』のブラックリスト十傑の常駐する青少年サファリパークが堅牢すぎて笑った。通ってた中学校なんて揺すれば開く鍵しかなかったのに。題名作『惑星カロン』は短編のオチが最終章に組合されていく構成はうまかった。そっち方面に聡くないといけないのにフレーム問題なんて初めて知ったわ……。再来週は早くも新刊だ。
★13 - コメント(0) - 2月12日

相変わらず、笑いと謎解きが盛り沢山で満足です。それに加えて、今回は胸を締め付けられるような読後感でした。 青春は有限で、終わりが迫ってくるのを、嫌でも痛感する。その時に感じた青春の尊さと痛みを、久しぶりに思い出しました。
★10 - コメント(0) - 2月12日

大きく話が動く気配。高校生とは、無限に続くように感じる時間を、存分に生きられる人たち。続き、楽しみ。
★12 - コメント(0) - 2月12日

巻がすすむにつれ、周りの状況が変わってきているが、ハルチカコンビの仲は変わらず。少し話は重くなってきているが、どの様に進むか気になる作品です
★6 - コメント(0) - 2月11日

穂村家すごいなあのスペックが二台あるようなものじゃん。日野原様の横暴ぶりも健在でなにより。草壁センセにも新展開あり、高校生活も折り返しを過ぎシリーズも転換点。次は番外編がすぐらしいので速攻でGO!
★7 - コメント(0) - 2月11日

4つの物語がお互いに関わってて良かった。草壁先生の謎も触れられて話が動きだした。惑星カロンが一番好きです。タイトルの意味が切ない…。
★5 - コメント(0) - 2月11日

klu
”惑星カロン”の話は、高校生のハル、チカにはチョット荷が勝ちすぎたようですね!
★12 - コメント(0) - 2月11日

これがかつて編集部の人に「エア原稿」と揶揄われたという惑星カロンか~文庫版が出たのね!と変な感慨?が。チカちゃんとハルタのかけあいとか、チカママとのやりとりとか、笑えるポイントが今回もあちこちに。謎解きもきっちり、でも最後は何とも言い難い余韻を残す、やっぱり大好きなシリーズです。
★7 - コメント(0) - 2月10日

ハードカバーは図書館で借りて読んでいたけれど、やっぱり手元に置いておきたいので文庫が出たので購入しました。 何度読んでもほんとに大好きなシリーズ‼ チカちゃんの前向きな姿勢大好きです。芹沢さんとハルタの話が深くて、チカちゃんの存在が何よりこの吹奏楽部で大事なんだろうなと思わせてくれてよかったです。あぁ、私も一緒にコンクール行きたい‼
★12 - コメント(0) - 2月10日

ハルチカ五作目。シリーズを重ねても尚衰えないクオリティにただ舌を巻く。呪われたフルートや校舎開放事件など高校生の日常を逸脱しない程度に何気ないが興味を惹かれる謎の設定が絶妙だし、登場人物たちのやり取りも随所に笑いが散りばめられていて読んでいて楽しい。何より各編ともラストにはミステリ的な驚きがしっかり用意されているのが嬉しいところだ。今作では部員集めがない分ミステリ色の濃いラインナップではあったが、表題作では収録作を伏線に使って短編集全体を青春小説として見事に纏め上げており、青春部分の満足感も充分得られた。
★12 - コメント(0) - 2月9日

五巻まで一気読みでした。ハルタとチカの掛け合いは相変わらず笑えるのですが、巻数を重ねる毎に重い話もでてきます。特に今回は、青春のタイムリミットが迫っているのがじわじわと感じられます。あと一年、ここからが本番ですね。表題作『惑星カロン』は、人工知能とかそんな話が出てくるとは思っていなかったので驚きましたが、最後に話が繋がっていくところ、デジタルツインを開発している本当の理由…泣けます。
★21 - コメント(0) - 2月8日

五つの短編だったけど、『チェリーニの祝宴』と『惑星カロン』は話が繋がっていておもしろいけど、少し切なくなってしまった。 五つの中でも特に印象に残ったのは題名にもなっている『惑星カロン』 テーマが少し重かったけど、そう遠くない未来に実現しそうな話で、その問題点もしっかり捉えていて考えさせられるものがあった。 チカとハルタも高校二年生になり、「卒業」がどんどん迫って来ている感じがした。 今回はハルタが少し大人しかったように感じたけれど、チカとの掛け合いはおもしろくて次の巻もすごく楽しみ!
★9 - コメント(0) - 2月8日

「ニ兎を追うものは一兎をも得ずっていうじゃない」「それはウサギを追おうとするから油断するんだよ。ライオンを追うつもりで必死になればいい」
★5 - コメント(0) - 2月7日

最っ高におもしろかった!今までの面白さをまた超えてきたことに驚いた▼オモイデマクラ⇒戦争の過程に感銘したように、惑星カロン⇒星、予測変換、AI、都市伝説と知的興味の対象が次々に誘導されて、すべてがあそこに帰結するのは、拍手だった▼総銀の奇跡、よかった。前3章の前振りがすごく活きてた。あれ読んだ瞬間、チカちゃんは完全にお呼びでないことに笑った▼高校時代の移り変わりを追っているのも良い▼子どもが解決できる範囲と大人の問題の線引き。
★5 - コメント(0) - 2月7日

現実世界のリアルな自分、ネットの中のデジタルな自分、そして自らのデータから作り出された人工知能の中にいるかもしれぬ自分…技術の進歩にともない、人はその存在意義を問われる時代になったのかもしれない。表題作『惑星カロン』は、そんなテーマ性の深さという点でも、第1話『チェリーニの祝宴』から繋がるエピソードをファンタジーに昇華させてしまう美しさという点でも秀逸だ。「正しいと思っていることが時代とともに変わってしまうことはめずらしくない」が「美しいもの、感動するものは変わらない」というあゆみのセリフが胸を打つ。
★21 - コメント(0) - 2月7日

読了後、ふぅ~と息を吐き、繋がったたと思った。いろいろな思いがある。とてもやるせなく、辛く、苦しい。バタバタ感のあったハルタとチカだったけれど、ちょっとそれもおとなしめにというより大人になってきたかな☆呪いのフルートという伏線が回収され、ハルタとチカの今後にも関わってくるんだろうなぁと☆新藤父子の繋がりってものすごく強かったよね。うん、「ありがとう」の言葉しかないに決まってる。ここで涙腺決壊☆草壁氏自身は解決したのか、そしてそれはオブラートにかかったようだけれど次回に持ち越し?それもまたよしかな☆
★30 - コメント(3) - 2月6日

連作短編集の妙技。 個々で語られてきたキーワードが最後に集結していく様が とても良かった。
★26 - コメント(0) - 2月6日

笑いと明るい青春が重い真実を際立たせている。4つの短編が1つに繋がる面白さを感じることが出来た。
★14 - コメント(0) - 2月5日

asu
ハルチカシリーズ第5弾。高2の文化祭が終わった頃の4つの連作短編。謎を解決して、実力ある部員が増えるってパターンではなかったけど、未来の部員は登場しました。番長皿屋敷の怪談を聞いて「みんなで、どんま〜い、っていってあげればいいじゃない!」とは、チカちゃんさすがです。そんなチカちゃんでも、引退を意識して、後輩が羨ましく思ったりします。芹澤さんとハルタがチカちゃんの話をしてる場面は短いけど、今の私には泣きそうになりました。私の家にもチカちゃん欲しいな。
★16 - コメント(1) - 2月5日

TKN
最後の章、表題作にすべてが集約されていると思う。SNSの話については、実に興味深い。SNSだからこそ隠されるもの、見えるものは様々で、人と人との繋がり、それと距離について考えさせられる。ハルチカシリーズの中でも、いちばんずっしりとくる話だった。
★7 - コメント(0) - 2月5日

tak
方向性が変わってきた。こういうのもいいけどね。
★4 - コメント(0) - 2月5日

個人と分人の考え方と同じかな?と読んでる時に思った。ネットやSNSの中での自分と、リアルの自分の違い。シリーズの面白さもあるが、こういったことが書かれてるから面白い。
★7 - コメント(0) - 2月5日

久しぶりのハルチカシリーズ。全巻までが仲間集め辺なら、今巻からは本気で全国目指す辺。世代交代で片桐部長が出てこないのに寂しさを感じました。それは主人公のチカも感じているのが作中でもよくわかります。来年は彼女も引退。そんな青春が詰まっています。そんな新世代たちが活躍したり、相変わらずのふたりのコンビ。そして草壁先生の過去に触れられたりと読みごたえ十分です。もちろん物語のキーとなる吹奏楽を元にしたトリックも。次巻以降も楽しみです
- コメント(0) - 2月4日

高校二年生度★4 青春度★4 続編期待度★3 シリーズ5作目。部員集めもひと段落した高2の秋、いろいろ考える時期です。毎回タイトルがヘンで面白いのですが、今回もタイトル作が一番良かったです。というか、今回は今までで一番良かったかも。チカも先生もいろいろ動き出しました。次が楽しみです。
★10 - コメント(0) - 2月4日

久しぶりのハルチカシリーズ。相変わらず申し訳程度の吹奏楽成分…。ハルタが今回はいつもより大人しいというか、いい子に見えた。いつもチクッと嫌なことチカに対してやってるイメージが強いので。ハルタが姉にいいようにやられているのはなんだか見ていて可哀想。チカはなんだかんだでハルタに優しい。お弁当のおかずを分けてあげてるところで2人の距離の近さが伺えた。ショッピングのシーンとかも。ストーリーとしては、チカが総銀のフルートを欲しがる話が面白かった。手入れの大変そうなフルートだな…。
★6 - コメント(0) - 2月4日

ハルチカシリーズ第五弾。上級生となったチカとハルタがまたまた起きた新たな難題に頭を悩ます話。いつもと変わらぬ安定感。単行本を読んでいるので物語の展開は分かっていたけど、一切飽きさせることなく最後まで読ませるお話の面白さは流石です。今回は非常に重たいテーマとなっていたけど、チカちゃんの明るく元気な可愛らしい姿を見るだけで心が癒されます。本当こんな元気で明るい子が一家に一台欲しいわ。いつか終わってしまう青春だからこそ、一生懸命に輝く。そんな1冊でした。
★57 - コメント(0) - 2月4日

カロン!文庫になるのをずっとまってました。チカちゃんのフルート事件から最後の惑星カロンに繋がった瞬間、言葉に出来ない気持ちが湧き上がった。ぞくっとして、だけども、どこかあったかくて、泣きそうな。所々ハルタに対して無自覚ながらにもチカちゃんがプラスに働いているのを見て、こういう子って今はあまりいないきがするけれども、とても大切に、出会えたなら長く付き合っていきたい友人になれるのだろうなぁ。
★13 - コメント(0) - 2月4日

ハルチカシリーズ5作目。「青春の終わり」と「大人の始まり」。解説を読んでなるほど。まさにシリーズの転換点となる巻でした。前巻からミステリー色も濃くなっているなという印象も。特に『ヴァルプルギスの夜』は音楽暗号を解いていく過程が面白くて、ページを捲る手が止まりませんでした。「ずっと同じじゃいられない。」『惑星カロン』では青春の終わりを感じながらも、「一年しか一緒にいられないけど、大事にする」と言ったチカちゃんが印象的。ほんと好きだ、この子。
★16 - コメント(0) - 2月4日

惑星カロンの 評価:86 感想・レビュー:53
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