光圀伝

光圀伝
あらすじ・内容
異才・冲方丁が『天地明察』に次いで放つ、大河エンタテインメント小説!

何故この世に歴史が必要なのか。生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。異才が放つ時代小説第二弾!

あらすじ・内容をもっと見る
751ページ
6107登録

光圀伝を読んだ人はこんな本も読んでいます

陸王
5228登録

光圀伝の感想・レビュー(3872)

テレビでみるおじいさんではなく、豪快な人の一生を読み終えた。長かったがある種の感動すら覚えた。
★3 - コメント(0) - 2月16日

正に光圀が目指した紀伝としての史書(持運び重し)。”義”は何か?正道?果たして紋太夫の”義”が誤りだったのか?後代に受け継がれると共に価値観が変わり、紋太夫の”義”が正当とされる時代が後に来た。早すぎた逸材だったかも。大日本史の制作が功である一方で、朝廷との結びつきが他藩よりも強かったことで、幕末に勤皇派と佐幕派に分かれ血で血を争う結果になる遠因を作ったのは罪と言えるかも。当代一の文人の名声獲得よりも、友や妻を始め、親しき人が光圀よりも先に逝ってしまったことにもの悲しさが印象に残った。天地明察読みたし。
★121 - コメント(3) - 1月31日

光國が大日本史を編纂とか、詩で天下を取るとか、全然面白く無さそうなのに色んな人のドラマがあって面白かった。左近の仲は普通で良かったのではないか?
★3 - コメント(0) - 1月29日

★★★★★ 文句なしの星5つ!めちゃくちゃ面白い!光國が義を見つけた時は鳥肌が立ち、泰姫が死んだ時は悲しくて涙し、紋大夫が見出されたときは心が震え、義を兄に認められたときは喝采が止まらない。もう光圀に鷲掴みされっぱなしだった。今年はちょうど光圀が将軍となったのと同じ33歳。なにかしら運命めいたものを感じる。新年から良い本に巡り合った。
★6 - コメント(0) - 1月21日

ほんとに長かった!!(笑)最初は黄門さまは狂気に満ちた爺さんだったのかと思って、3分の2以上読んでもまだここに至る所以が出てこないけどちゃんと繋がるのか?とむずむずしながら読んでたら、全く予想と違う流れだった。黄門さまはほんとに聡明ですごい人だったんだなと。義に忠実とは今の世でもなかなかできることじゃない。
★6 - コメント(0) - 1月7日

ドラマでは好々爺である副将軍だが真逆の存在だったらしい。小説だが、身体の大きさもあっているし、本書の方が近いかも知れない。 日本で初めてラーメンを食べるなど好奇心溢れる人物だったようだ。 ただ、水戸藩にとって困った人だったろう。光圀の肝いりで始めた大日本史の作成は藩の財政を圧迫するものだった。調査・編集事業は人海戦術となり、人件費がかかる。生産活動に関わらないため単なるコストだ。 国家として周辺国に認めさせるには歴史の編纂は必要であり必要事業だが、藩が抱えるべきものではない。スケールがでかすぎる人物だ。
★10 - コメント(0) - 1月2日

どこまでが史実通りかも気になるけど とにかく登場人物のキャラが濃い にも関わらず、光圀より先に亡くなっていくもんやから 感情移入しやすい人はめっちゃ読み疲れるかも また、史記を読んだことがないとかだと 伯夷 叔斉の話にしても周の武王の話にしてもいまいちピンと来ないかもしれん あとは、個人的には光圀と冷泉為景の関係がめっちゃ羨ましい これ大河ドラマにならんかしら(笑) とにかくおすすめ ★★★★★
★7 - コメント(0) - 2016年12月21日

読みごたえがあった。光圀の生い立ちや世子の取り替えなど知らなかったことが多く、とても勉強になった。たくさんの出会いと別れ。これほど死別をクローズアップした小説も珍しいのでは? 歴史とは人が生きた証。感銘しました。
★9 - コメント(0) - 2016年12月20日

星8/10
★1 - コメント(0) - 2016年12月14日

テレビのあの水戸黄門とか、かいつまんだ情報しか知らなかったけれど、これには僕らの知らない黄門様の姿が描かれています。長いお話ですが、案外、ここらが真実に近いのかもしれません。
★6 - コメント(0) - 2016年12月4日

(日本国王になる気はないのですか?)
★5 - コメント(0) - 2016年12月3日

頭巾を被り、世直しの旅を続ける老君。水戸黄門と言えばこの姿が真っ先に思い描かれる。しかし、徳川御三家の一角、水戸藩に生まれた徳川光圀は泰平の世に生きる孤高の虎だった。自らの不義に苛まれた。そして不義を正すためにただ義を追い求めた。義が彼をして人民の中で生きていくこと可能にしてくれた。人物だけでなく、歴史という連綿続く大河の魅力と価値そのものをも見せてくれる素晴らしい歴史小説である。
★13 - コメント(0) - 2016年11月24日

八兵衛が全くうっかりしてない!
★2 - コメント(0) - 2016年10月28日

『天地明察』を読んだ勢いで手に取ったがそのページ数に読み進むのにずいぶん時間がかかった。時代劇の黄門様と大きく異なった印象。泰姫や読耕斎が早く亡くなり左近だけが唯一の理解者だったのか。すけさん、かくさんだけでなく『天地明察』の春海も後半に少し出てくる。天地明察でも本書でも保科正之のことを好きになる一方ますます綱吉が嫌いになる。
★4 - コメント(0) - 2016年10月19日

久々に夜通し読んでしまった。飽きさせない、あっぱれ。
★4 - コメント(0) - 2016年10月11日

義とは何か、がテーマなのかな。少し冗長で読み切った自分を褒めてあげたい。
★2 - コメント(0) - 2016年9月30日

岡田氏の主演作品での映画化で名をあげた「天地明察」。 それ以来になった沖方氏の長編作品読了。 図書館で借りて、2週間の期限で読み切るのがいっぱいいっぱいだった大作。 明らかに、天地明察にはあった明るさや軽やかさの薄い評伝。 水戸黄門のイメージが飛びます。 もっとも、天地明察に現れた光圀のキャラクターには、あわせてあるようです(笑)。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

時代劇で有名な「水戸黄門」のお話。と言っても諸国を漫遊するわけでもなく、印籠をかかげ悪を退治するわけでもない。史実にちかい「水戸徳川光國」のお話。この話の光國は豪傑で剥き出しの刃のような、まさしく虎のような男で、何故重臣を刺殺するに至ったかを、光國の人生をなぞりながら壮大に描いた大河巨編。戦乱の世でないのにも関わらず光國はいつも心の刃を突きつけながら戦を時代に仕掛けてゆく。その様が痛快であり、これだけの長さでもダレル事なく最後まで読ませる秀作。
★15 - コメント(0) - 2016年8月23日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 2016年8月18日

水戸黄門こと徳川光圀の物語。時代劇のように諸国を漫遊していたわけではないという程度は知ってましたが、詩歌や史書等に精通している人物とは思わず、光圀の人物像がよくわかる1冊。左近さんが素敵で膝枕してもらいたい・・・
★5 - コメント(0) - 2016年8月17日

水戸黄門の一生が壮大。人生の折々で出会う周囲の人たちもまた優秀で魅力的。後半やや駆け足かも。
★4 - コメント(0) - 2016年8月6日

冲方さんは「天地明察」に続いて二作目。あちらが江戸時代の理系男子の生き様なら、こちらは同時代の大義に生きる文系男子の生き様か。詩と史に生きる光國が魅力溢れる人たちに囲まれ世の副将軍としての名声を得る。中でも兄とのやり取りは目を細める部分もあり、男兄弟はこうあるべきとうならされることしきり。加えて泰姫、読耕斎に宮本武蔵が何より魅力的!非常に骨太な歴史エンターテイメント小説でした。当地のゆるキャラやご長寿ドラマにある黄門様像とは大いに異なる姿にかえって人物としての徳川光圀に強い興味が想起されます。
★72 - コメント(2) - 2016年8月1日

濃密なお話でした。光圀が兄に大義を通すところは震えた。泰平の世に生きた熱い男のお話。
★8 - コメント(0) - 2016年7月30日

うまく出来た話に仕上がっています。いろいろな別れがあって悲しい場面が多過ぎる印象もあるけど。
★5 - コメント(0) - 2016年7月25日

幼少期から世を去るまで・・・格さん、助さんらしき名の人も出てきます。八兵衛みたいな小八兵衛も出てきます。 でも黄門様は諸国漫遊に出ませんでした。 ハハハハハ・・・まあ有名人や著名人がいっぱい出てきますので、面白い話になっていました。 表紙絵が、何で虎?と思っていたが、黄門様の若かりし頃は、かなり獰猛だったこと頃から来てるみたいです。
★3 - コメント(0) - 2016年7月23日

★★★☆☆ ほんと良く出来たストーリー。紋太夫の"大義"と対峙するシーンなど何というか……もうほんと天晴!(※漫遊はしません)
★6 - コメント(0) - 2016年7月20日

義に生きた黄門様。人情味にあふれ硬い絆で結ばれた兄弟愛。正に名君! やっぱり、お銀は出てこなかったなー
★4 - コメント(0) - 2016年7月15日

光圀のお話。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となり、「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す。常に「義とは」を自身で問い続け、全うしていく。 一か月かけてじっくり読んだ甲斐もあり、光圀の凛とした生き様に感動しました。 歴史物は苦手な私でもじっくり読み応えがあり、かなり分厚い本でしたが、最初から最後まで集中して読めました。
★26 - コメント(0) - 2016年7月10日

義を心に秘め、惑い、苦しむが、不断の努力により成就する。詩で頂きを目指せば、朝廷含め人の輪、信頼が増す。輝く人間は凄いと思った。現代は義という言葉は死語に近いのではと思う。義の本質分かれば誤った政治家はいないはず。ちなみに本書を読みたくなったきっかけは、2月に水戸の街並みを歩いたこと。弘道館で大日本史を見たことだ。
★10 - コメント(0) - 2016年7月8日

文武ともに師となるほど励む姿に、私も襟をただす思いです。 憧れや尊敬、劣等感が原動力になるのでしょうね。 また父、兄(家族)との関係は広くその後の自分の回りの人との関係を形作るのだと思います。 いつの時代も変わらない気がします。 他の光圀についてや江戸時代についての本を読みたいです。
★5 - コメント(0) - 2016年7月3日

大義を全うするためには、多少の犠牲が伴うことも覚悟し、行動していく光圀。その姿勢に惹かれ光圀に多くの人がついていくが、後半に入ると、それらの人たちが光圀を残し、次々に亡くなっていく。最後には、光圀は心を痛めながらも人を殺めなくてはならなくなってしまう。無常観が強く感じられる内容だった。
★7 - コメント(0) - 2016年6月18日

感動した!!魂が震えるような青年期。そして、文武両道の真の意味。光圀はまさにヒーローだ。また、死を迎える人に対する儀礼を学んだ。 現代の為政者に言いたい。義はあるのか?自分に問いたい。大義を持って生きているか? 読み終わるのがもったいないような本だった。 自己を研鑽し人を育て、次の世代に託す。人の世の常道。光圀、あっぱれである。
★3 - コメント(0) - 2016年6月15日

黄門様は流石でした。今の時代と比較するのは違いますが、黄門様の若かりし頃のやんちゃ具合はあれ?清いだけでは無いのだなと思いました。熱い黄門様の生き方は素晴らしいと思える作品でした。初めは余りにも本が分厚く読み始めるのに躊躇しましたが、ぐいぐい引っ張られ一気読み出来ました。 良い本です。
★4 - コメント(0) - 2016年5月27日

2.0
- コメント(0) - 2016年5月26日

水戸黄門こと水戸光圀公の物語。好々爺なんてとんでもない、不義を嫌い、大義を貫き通すその生き様はまさに荒ぶる虎。詩で天下をとり、「大日本史」を編纂するなど、強いだけでなく江戸時代初期を代表する賢人だったとは。。 兄の頼重、林読耕斎、泰姫、左近、冷泉為景、朱舜水、佐々介三郎(すけさん)、宮本武蔵など魅力溢れる人物が次々登場し、重い内容でも飽きず、むしろじっくり読み、学びたくなる素晴らしい作品でした。天地明察→光圀伝の流れでぜひ読んでみて欲しい!
★104 - コメント(0) - 2016年5月26日

重厚である。とても生命力のある作品ではなかろうか。んでもって意外と傾奇者だったのね黄門様って。
★29 - コメント(2) - 2016年5月17日

厚 虎ッ!? 文と天、還 喰われッ―-・・ ・
- コメント(0) - 2016年5月13日

光圀の大河小説。著者が若いため30代以降は「巻き」でしたが圧巻。多くの方は天地明察と比較されますが、私は司馬遼太郎世に住む日々とリンクさせ連綿と続く歴史絵巻を見るようで感慨深いものがありました。大日本史編纂から始まり水戸学、大政奉還へ。なぜ水戸藩に尊王攘夷思想があったのか理解できました。これが司馬史観にかかると藤田東湖⇒吉田松陰⇒高杉晋作という流れになるんだよなあ。震えるほど自分の中でつながって感動すら覚える。要所に出ていくる宮本武蔵・林羅漢・助さん・各さんなどの有名人もよいエッセンスになってます。☆5!
★12 - コメント(0) - 2016年5月9日

史書が人に伝え得るものとは何か。水戸徳川家の2代目として、悩みながらも徳川将軍家や水戸藩を思い、一族を思い、詩作と史書編纂に人生をかけた熱き虎、水戸光圀を書いた傑作。天地明察の渋川春海も少し出てきます。
★3 - コメント(0) - 2016年5月6日

天地明察から、2冊目の冲方丁。最初はかったるい、と思ってたんですが、後半めっちゃ面白くなってきた。光圀の生涯を書いてるけど、伝記ではなくて、物語。実在の人物を物語にするの、うまいなぁ、と思う。最後に腑に落ちる構成なので、読後に達成感があるのもいい(笑)
★10 - コメント(0) - 2016年5月4日

光圀伝の 評価:74 感想・レビュー:1747
ログイン新規登録(無料)