無花果とムーン

無花果とムーン
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無花果とムーンの感想・レビュー(1783)

図書館本。例えば、自分で見た鏡に映る自分の姿、他人から見える自分の姿とはかなり違いがあるらしい。
★10 - コメント(0) - 2月16日

☆☆☆☆☆ 面白かった。月夜は自分の境遇から卑屈に育ってしまったのだけれども、周りの人がホントにいい人ばかりで、本気で月夜を心配したり怒ったり本音で喋ったり、いろんな人と色々あってちゃんと皆に愛されているし、お兄ちゃんだけが自分の味方じゃないって事が分かって前に進めたラストにホッとしました。奈落も結局は月夜を連れて行く気は無かったんだと思い、自分よりも月夜の為の決断をした良き兄としての行動が出来てエラいと思いました。生前は思いつきで行動する奈落だったけど、成長したなって思いました。
★4 - コメント(0) - 1月29日

18歳、友情、死、成長、桜庭さんのテイストは満載なんだけど、なぜだろう、今作は狙いすぎの白々しさを感じてしまった。
- コメント(0) - 1月21日

夏の日差しの眩しい季節に、最愛の人をいきなり失った喪失感に揺れる月夜。月夜の情緒不安定なまでの感情の起伏に共感したり、イライラしたり。自分のことしか考えていない無責任さが青春だなぁって、懐かしくも思えました。10代の気持ちに戻って読むようにすると、楽しいかも(^-^)
★4 - コメント(0) - 1月10日

少女が最愛の人(血のつながらない兄)の死を乗り越えるひと夏の物語。密は本当に死んだ兄に似ていたのか、すべては少女月夜の妄想だったのか。狼の呼び鈴が素敵。余談だが、苺苺苺苺苺じゃ「いちご」じゃなくて「いちごご」だろうに、と思うのですが。
★1 - コメント(0) - 2016年12月18日

好きな人がある日突然それも自分の目の前で死んでしまったらそりゃ精神不安定になってもおかしくない。主人公の女の子・月夜はそのうえ自分が「もらわれっ子」だという負い目がある。大好きな人が死んでしまった因果たる「真実」をいった「誰」に打ち明けられるというのか。家族との会話すらなくなったあたりの月夜の胸中を想像するだけで胸が詰まる思いだった。 今回は冬に読んだけど、次は季節を合わせて夏に読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 2016年12月5日

久しぶりの桜庭さん作品。装画のゴテっとした絵とタイトルの文字の色とデザインが素敵。よく見る名前、酒井駒子って人の絵らしい。好きな感じだ。まぁそれはさておきこの本は主人公である、紫の瞳を持ち狼の牙のあるもらわれっ子の「月夜」18歳とその兄「奈落」の物語。温厚な父親は教頭先生、長男の一郎は現実主義者。「むりやり4人掛けソファ」が「普通の3人掛けソファ」になってしまった。紙一重の危うい関係性が崩れたところから物語は始まる。思春期、青春。月夜の語りで書かれている。これは若い女の子向きかな。悪くはないな…って感じ。
★38 - コメント(0) - 2016年11月12日

前嶋家は父と長男・一郎、次男・奈落、そして血のつながらないもらわれっ子・月夜の4人家族。突然奈落が命を落とし、奈落の死の秘密を抱えた月夜はそれを受け入れられず。ふわふわしつつもどこか卑屈な感じがし、芝居がかったような月夜に同級生の友達同様、冷めた目で見てしまいがちだったが、「月夜は奈落が、えいえんに大好き」にきゅんとした。
★8 - コメント(0) - 2016年10月24日

最初は感傷に浸った女の子の痛い物語だなと辟易しながら読んだ。本当に酷いと思うけど、あの年代特有のいつか思い出に変わるおままごと見てる感じでかなりゲッて感じだった。月夜が嫌いで仕方なかった。随所イライラした。だけど、ラストまで読んだら良い話だなって思えた。とても綺麗な物を見た気がする。しかし、世界観を追求してるつもりなのかもしれないけど小説全体がライト過ぎて現実味がない。軽い。少女感っていうよりは、小学生かお子様感だと思った。かなり辛口だけど、桜庭一樹は私の男みたいな路線の作品じゃないと心からは愛せない。
★2 - コメント(1) - 2016年10月2日

久々の桜庭作品。この人の少女の描写は圧巻だな、と思う。微妙にSFチックな作り物めいた舞台設定、変わった固有名詞、愛しい人の突然の死、もらわれっ子、禁断の愛…。いかにもな素材を使っているのに、書かれているのは超普遍的なテーマで、人物や情景の描写はとてもリアリスティック。「自転車にまたがる。お兄ちゃんの足の長さに合わせてあるからサドルが高くてふらふらするけど、直すのもいやだなって思った。」この緻密な描写!少女の妄想的な内界とのバランスが絶妙!
★4 - コメント(0) - 2016年10月1日

子供の頃、大切な人の死を乗り越えることが難しかったことを思い出した。それでも、周りの大人達は案外あっさりと悲しみを超えてしまっていて、子供心に奇妙さを感じた。月夜と自分の幼い頃が重なっているように思えて深く考えさせられる作品だった。大人の奇妙さに飲み込まれないように、大切な人を失ったら何度も読みたいと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年9月20日

@
何がホントで何が空想なのか。 彼女は何者なのか。 不思議な読後感でした。
★1 - コメント(0) - 2016年8月26日

「月夜は、奈落のことがえいえんに大好きだからね」と言う最後の頁の月夜の言葉にこの物語のすべての思いが込められている「さよなら、ぼくのバープルアイ。生きて、元気に暮らせ。もう逢うことはないだろう」奈落の最初で最後の愛の言葉。お互いに強く強く想い合っているのに思うようにいかない切なさか哀しくて胸を締め付ける。もらいっ子の月夜を、ひたすら愛し続ける父や長男の不器用な愛情。イチゴや先輩友達達の素直になれない月夜を思う気持ち。最初から最後まで愛に溢れています。切なくて甘い思い出二度と叶わぬ愛に心揺さぶられました
★59 - コメント(0) - 2016年8月10日

桜庭作品はたぶん「砂糖菓子~」以来の二作目。だいたい評判が良くて手に取るが少女小説感が強くて肩透かし。可愛い女の子が一人の世界で悶えてる印象。可愛いし読みやすいけど軽いんだよなぁ。オチも締めも変わったところがなく落ち着くべき終わり方というか。すんなりしてて疲れなくていいけども。イチゴ先輩の名前に大いに笑う。キャスト次第で映像化したら大受けしそう。
★2 - コメント(0) - 2016年8月10日

18歳って大人と子どもの混ぜこぜみたいな時期で。月夜はでも、子どもだなぁって思いました。お兄ちゃんの死に、どうやって折り合いをつけていくのか、難しいよなぁ…。お兄ちゃんの面影を只管に密くんに追いかけて、それで、周りの愛を蔑ろにしちゃうのはダメだよなって、、。マスタードの蓋が開いてたのもお兄ちゃんなのかな?人が死ぬのは悲しいことです。月夜は奈落が、えいえんに大好き。
★3 - コメント(0) - 2016年8月3日

★★★
★5 - コメント(0) - 2016年7月23日

無花果の葉、紫色の月夜、死への奈落。十八歳から十九歳への淡い境のような印象的な切ない夏休み。
★4 - コメント(0) - 2016年7月5日

これまで読んだ本の中でこの作品ほど『お呼びでないのは私の方』と感じたものはありませんでした。ただ本作のふわふわで甘ったるい感じは、好きな方はすごく好きだと思います。
★7 - コメント(0) - 2016年6月24日

図書館本。う~む、私には少ししんどかった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月23日

奈落と一郎ともらわれっ子の月夜、月夜と宿命的に合わない苺苺苺苺苺、月夜の友達のまきとなみ、奈落そっくりの密、密と旅する約、あと高梨先輩。それぞれ面倒臭くてそれぞれとってもいい奴。話自体は幽霊とか宇宙船とかオカルトでファンタジーな展開も多い中、キャラクターの人間臭さがとても良かった。密の持ってた自白剤(?)は結局は何だったのか気になるし、何だったら赤いグミにも何か意味があったのか想像が膨らむ。ずば抜けてイチゴ先輩がいい奴。だと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年6月16日

「頼もしきぼくのパープルアイ!!」最後、密とキスしたのは、なんだか素敵だった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月10日

「月夜は奈落が、えいえんに大好き」と言う1文が心に残ってる。最後まで読んでから、この1文を見ると心がぎゅっとする。「人が死ぬのは悲しいことです。」の1文は心に刺さった。月夜が崖から落ちようとするシーンでは泣いてしまった。月夜の皆に愛されてるのに全然気が付かない所も、子供っぽくてどうしようもない所も、とても愛おしく思った。最後はちゃんと前を向けて、良かった。イチゴ先輩が密かに好きなキャラクターだった。
★10 - コメント(0) - 2016年5月9日

非現実的でふわふわした話だった。面白かった〜
★1 - コメント(0) - 2016年5月7日

登場人物みんな、少なからずイライラさせられますが、悪意のない人も多く、実際はこんな感じなのかなあって思いました。「もらわれっ子だから成績優秀でなくちゃ」とか考えてることとか印象に残ったかな。
★4 - コメント(0) - 2016年4月29日

主人公、月夜はパープルアイの持ち主で貰われっ子。 月夜は義理のお兄ちゃん奈落が大好きだった。 でも奈落は月夜に大事なことを告げる前に死んでしまう。 「奈落が、奈落に、落ちた、、、。」 奈落が死んでしまっておかしくなっちゃった月夜はある日奈落にそっくりの男の子に出逢う、、、。 その男の子との出逢いで彼女の世界が変わりだすのだ。 少女のかなしみと妄想が世界を変える。
★5 - コメント(0) - 2016年4月20日

この本で挫折してから新刊が読めてなかったんだけど、一気に読めた。月夜が“奈落”に落ちそうになるシーンで銀色の自転車の輪が回る描写が神秘的で良い。月夜は桜庭作品の少女達の中でも特に芝居がかってて、子供っぽさに苛立つところもあるけど、誰にも言えない、解ってもらえない気持ちの描写が真に迫ってる。大切な人の死を受け入れるという有り体に言えば手垢のついたテーマなんだけど、桜庭作品ではそういうテーマは手垢がつくようなものじゃないことに気づく。書かれ直すというか…。(コメントに続く)
★6 - コメント(1) - 2016年4月15日

《読了短歌》むしゃぶりつく果肉の味が消えたあとの手指のべたべたのように、愛しい。
★1 - コメント(0) - 2016年4月7日

ふぅ、苦手。 月夜さんが高3には思えません。まるで小学生。 もらわれっ子と言い続けるのは家族にも友達にも失礼なことなのでは? なみさんが可哀想でした。 お父さんも可哀想。
★54 - コメント(0) - 2016年3月28日

KM
久しぶりの桜庭一樹。いままで生きてきて周りの同年代の子が死んだ経験、ましてや身内なんて無いので、想像を超える…クラスメートたちの心無い言葉にもあんまり反応しない、自分の世界が強すぎる主人公。最後はちゃんと受け入れてくれて良かった
★3 - コメント(0) - 2016年3月21日

MK
人が死ぬのは悲しいことです。 のシンプルな一文がとてもきつかった。 親しい誰かを亡くした人には物語以上のものを感じる一冊だと思う。 この人の書く女性や女の子は本当に魅力的。
★5 - コメント(0) - 2016年3月20日

この文体慣れないけどこの、地方のうっそりとした感じは親しみがある
★1 - コメント(0) - 2016年3月17日

大切な人が亡くなったとき、何を思い、何を考え、そしてどう折り合いをつけるのか。大好きな兄を失ったことで、心が暴走してしまった月夜ちゃん。確かに死んだ人のことを忘れ、前を向いて生きろと言われても、すぐには受け入れられないよなぁ。もし奈落が死ななかったら――というifは、ほんのわずかな描写だったけれど、なかなか心に迫るものがあった。あとイチゴ先輩は本当に優しい人だよね
★4 - コメント(0) - 2016年3月13日

人が死ぬのは悲しいこと。好きな兄が死んでしまったことをようやく理解した主人公と、変わらぬ桜庭さんの世界観にきゅんとする。砂糖菓子の弾丸を思い出すわ。
★3 - コメント(0) - 2016年3月6日

kei
俺にも似たような経験がある、けどこの物語へのシンパシーはない あるのはエンパシー(Empathy)だ 突然の死と喪失→再生の困難さ、なみだが出ないくらいの悲しみetc..で胸は詰まる ただ物語自体はもんどりうちながら、バラバラになりながら、桜庭一樹の色で「Sympathy」のハッピーエンドへ突き進む トーンは憂鬱で、色彩は鮮やか 通奏低音ははっきりとして、モチーフもバラエティに富んでる あぁ、流石
★2 - コメント(0) - 2016年3月3日

人生の物語はラストシーンで決まらない。その人の一番輝いていたシーンの、誰かの記憶で語られる。ようやく溢れだした涙に濡れる月夜ちゃんのパープルアイ。そこにはキラキラ輝く奈落くんが映ってる。銀の舟で振り返り、自分のハッピーエンドを確認して奈落くんは、夜の海にひとり漕ぎ出していって二度と戻らない。
★5 - コメント(0) - 2016年2月23日

中学生、セーラー服、ささくれだったギィギィ鳴く机で読む外国の文学小説を読んでいる気分でした。前半の方は正直甘過ぎるお菓子食べ過ぎてお腹いっぱい状態だったけれど、中盤は中毒性(?)というか、病みつき感(?)というかで止まらなくなりました。ただ…少し色々な要素(もらわれっ子、SF・BL要素、友情・恋愛云々)を欲張り過ぎたのではないかなぁ〜という印象。でもこのお腹いっぱい感は多分、今ハマっているアルフォートの食べ過ぎと読解力の未熟さなんだと思いました。
★2 - コメント(0) - 2016年2月23日

表紙の酒井駒子さんの絵に惹かれて読んでみました。パープル・アイに牙がある月夜は、お父さんが拾ってきたもらわれっ子。最後にその理由が明らかにされるお話なのかと思っていたけど・・・これはファンタジーとしてとらえた方がいいのでしょうね。いろいろと明らかにされるのかと思っていたけど、なんだかフワフワしたお話でした。登場人物の名前がかなり独特でした。最後は少しだけジーンとしてしまい読後感は良かった。ここに出てくるUFOカフェに行ってみたい。
★95 - コメント(0) - 2016年2月20日

#2016年1月25日第1刷発行で読みました#★★★★☆「あの日、あの瞬間がすべて。時間よ、止まれ」#あたし月夜は18歳。#紫の瞳、#狼の歯を持つ「もらわれっ子」。#ある日、#大好きなお兄ちゃんが目の前で突然死んでしまった。#泣くことも諦めることもできない。#すべてがなんだか遠い―#そんな中、#年に一度の「UFOフェスティバル」が。#そこにやってきた流れ者の男子・密と約。#あたしにはどうしても、#密がお兄ちゃんに見えて―。#少女のかなしみと妄想が世界を塗り替える。#そのとき町に起こった奇跡とは。*ゴシック
★5 - コメント(0) - 2016年2月12日

鎮魂と再生。
★2 - コメント(0) - 2016年2月5日

無花果とムーンの 評価:76 感想・レビュー:702
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