ティンホイッスル

ティンホイッスル
260ページ
232登録

ティンホイッスルはこんな本です

ティンホイッスルの感想・レビュー(134)

読み終えて何が良かったのか?と自問してみた。誰も傷つけあわず下手な男女の関係が皆無だったことであること。今まで読んできた小説のほぼ全てにこれらのシーンがあった事に辟易していた自分がいた。それらの描写がなくてもこんなに素晴らしい小説があったのだ…。過去に芸能界に席を置いたことがある「佐藤愛」それを過去に見出した大崎藍子が、主演女優の河野みさきの騒ぎから再び出会い映画製作を通じ人の縁の不思議さを知る。伏線の張り方と回収も良い。愛が出した結果は…
★3 - コメント(0) - 3月12日

この小説には三人の女性が登場する。映画出演に再起をかける女優みさき、かつての情熱を失い仕事を退くことを決意している、みさきのマネージャー藍子、そして、女優復帰のチャンスが訪れる愛。芸能界に身を投じてきた著者だからこそ描けるリアリティも見事だが、伏線の張り方も自然でうまい。映画のロケ地で藍子は、偶然見かけた少女の母親に原石の輝きを見いだし、高揚感を覚える。かつて原宿で声をかけた少女「佐藤愛」とも知らずに・・・。ラストに向けて、三人の女性が下す決断が何とも清々しい。「・・・・あの言葉は、(続く)⇒
★5 - コメント(1) - 2016年12月11日

@
★あっという間に読めたけど、もう一つ。
★1 - コメント(0) - 2016年10月29日

愛「芸能界に入ったら、私の人生変わりますか?」藍子「あなたの人生を変えるのは、あなた。私はあなたの人生を変えるお手伝いくらいならできるかもしれないわ」数年後、愛「・・・あの言葉は、まだ有効ですか?」
★76 - コメント(0) - 2016年10月16日

県図書館本。装画・石坂しづか。装丁・大武尚貴(角川書店装丁室)。久しぶりの中江有里さんの本。ずいぶん前に『結婚写真』を読んで以来。
★2 - コメント(0) - 2016年10月1日

中江有里さん、ワイドショーのコメンテーターや本を紹介する番組で見せる落着きのある佇まいに、好感を持っていましたが小説も書いていらっしゃるのですね。 芸能界という華やかな世界に身を置く三人の女性が自分らしい生き方を模索するお話し。気持ちのいい読後感です。
★3 - コメント(0) - 2016年6月22日

以前NHKの「週刊・・」の司会をされている頃。賢い女優さんと思っていたのですが(出演作品は見たことがありません)最近本を執筆されていることを知り手にしました。二十歳前に脚光を浴びることなく引退しパートをしながらシングルマザーで子育てをする女性と人気に陰りが差し落ち目のスターがこの本の主人公になる女性マネージャーの仲立ちで映画のロケを通じて出会い互いに刺激を受け再生、成長する姿を描いた話で、中江さんの地が生かせる小説ですが、デビュー作とは思えないほどしっかり書かれておりちょっとびっくりでした
★8 - コメント(0) - 2016年6月5日

一度芸能界にデビューしたけれど、その後引退し、片田舎で結婚し、そして離婚、母子家庭となり小さな娘さんと二人暮らしのお母さんに、村に映画の撮影が来たことで転機が訪れる。タレントやマネージャー、スタッフの細かな描写は、作者が今でも女優さんだから?読みやすく、ほっこりするいい作品だと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年4月23日

アイルランドの笛・ティンホイッスルを無心に吹く、娘の母親が主人公。30過ぎのバツイチのママさんに、突然、女優復帰のチャンスが訪れる。不安ながらも、足を踏み出す、凛とした主人公が、なんとも素敵なアフォー・シンデレラストーリー。楽屋の力関係、マネージャー、プロダクションの描写が楽しい。中堅女優を取り巻く人々の描写は、芸能界のそんなポジションにいた中江さんにしか書けない話かも。中江さんのそばにも「多くの人の運命を変えてきた」という藍子さんのような人が何人もいたに違いない。
★14 - コメント(0) - 2015年12月17日

ティンホイッスル?タイトルに惹かれて手にした。華やかな芸能界と穏やかな(でも噂にまみれた)田舎暮らし。ピリピリした空気とのんびりした雰囲気が入り混じったお話。藍子と愛の出逢いが不思議。真菜の優しい笛の音が聴こえてくるようだった。
★4 - コメント(0) - 2015年7月23日

義理のおばあちゃん以外、誰一人感情移入できないほど、自分とは関わり合いのない世界のお話。
★1 - コメント(0) - 2015年4月14日

芸能界を描いているのに華やかさではなく焦りや息苦しさを感じてしまうちょっと切ないお話でした.登場人物の視点があちこちに分散して話の落としどころが時々見えなくなってしまっているのが少し残念です.ティンホイッスルを言葉代わりに吹く少女は謎めいていますが小学校ではどういう生活をしているのか心配になりました.
★9 - コメント(0) - 2015年3月15日

人を使い捨てのように扱ってしまう芸能界に一石を投じようとする藍子のような事務所が実際にあるといいなあと思った。
★15 - コメント(0) - 2015年2月28日

芸能界の話を女優でもある中江有里が著した作品。この本の主役はマネージャーの藍子だったのか、かつて女優をしていて藍子の誘いで映画に出た愛だったのか。両方ともとれる。ティンホイッスルを調べてみると縦笛だった。この題名は、愛の娘、真菜が言葉の代わりに音を出すためにいつも手にしているティンホイッスルから来ている。真菜の気持ちだけでなく、愛自身を象徴しているようにも思える。自分の潜在的に思っていた夢を追いかけて実現していることを著しているとも芸能界の中身を著しているともとれる作品。
★2 - コメント(0) - 2014年10月28日

ECO
読みやすい本でした。【心に残ったところ】「今」は待ってくれない。「今」という時はウナギのようにすり抜けていく。一心につかみ続けようとしなければ、手の中には残らない。〜とにかく「今」をつかみ続けよう。そう考えながら愛は目を閉じた。
★2 - コメント(0) - 2014年9月13日

芸能界にいる中江有里さんだからこそ書けた物語なのかなと思う。落ち目の女優、転職志望のマネージャー、かつて芸能界にいて挫折したシングルマザー。とある田舎町での映画ロケ、巡り会う3人の女性。芸能界の裏と表と光と影が、この3人の女性の視点から語られていく。芸能界というと特別な感じがするが、抱える苦悩や葛藤は、私たち一般人と何も変わらないのだと思う。特殊な世界を題材にしながらも、働く女性が抱えるさまざまな想いを描いた物語。だけど女優さんって、やっぱり美しさの質が違うと思う。そのレベルを維持するのも大変だろうな。
★36 - コメント(1) - 2014年6月28日

うーん。読みやすかったが・・・ちょっと納得しづらい点が多かったかなー (昔芸能界で成功できなかった愛さんがあまりにも簡単に成功してたり、離婚した夫のお母さんが優しかったり、小さなこどもにあれほど懐かれないような生活をしていた(仕事がどれほど忙しくてもあそこまで懐かれないようにしか接していない)みさきさんが、引退を機に性格がよくなっていたり)
★1 - コメント(0) - 2014年5月16日

女優とマネージャーの葛藤。掘り下げかたや表現力にちょっと不足のところがあるが、作者の顔を思い浮かべながら読み進むことができた。
★1 - コメント(0) - 2014年3月27日

芸能界にいる著者だから書ける話かな?なかなか興味深く読みました!別の本も読んでみたくなった。
★4 - コメント(0) - 2014年3月15日

☆×4 劇的な展開があるわけではないが、女優・マネージャー・母親…それぞれの女性の描き方が秀逸の一言。著者の視線の優しさ・温かさを感じられる味わい深い作品。
★2 - コメント(0) - 2014年1月21日

転職希望のマネージャー、落ち目の女優、挫折した元タレントという3人の女性が主人公となって、映画撮影という舞台の中での葛藤の連続、それぞれの心理描写により、芸能界の厳しさ、生きていく大変さが伝わってきます。暗澹たる前途がティンホイッスルの音を境にして方向性を作るイメージがあります。女優さんが書いたとは思えないような文章でした。
★3 - コメント(0) - 2014年1月13日

女優さんでもあるという著者によって書かれた、芸能界を舞台にした小説。天上人たちによる華やかな物語が繰り広げられているのかと思いきや、これが思いのほか地に足の着いたお仕事小説。市井の人々が抱えるそれとなんらかわることのない、人生における屈託や憂いがじっくりと描かれている。
★7 - コメント(0) - 2013年11月14日

著者が女優の中江有里さん。「週間ブックレビュー」を長年担当していたという読書家の中江さんが書いた小説ということで借りてみました。旬の過ぎた女優、そのマネージャー、昔少しだけ芸能界にいて目が出ず辞めてしまった女性の3人がそれぞれの視点で話が進んでいく。淡々とした部分もあり、少し読み進めずらいと感じる所もありましたが、女優さんが書いただけあって描写は細かく、とてもリアルに感じられました。映画撮影の緊迫した空気、殺伐とした現場を垣間見たような気がします。中江さんの前作も読んでみたいですね。
★44 - コメント(0) - 2013年10月9日

落ち目の女優とマネージャー、昔、ホンの少しだけ芸能界にいて、芽が出ずに終わった女性との映画撮影にまつわる出来事を描いた小説。視点が3人それぞれに移り変わって話が進むので、少し読みにくい時もあるかな。でも、それなりに面白かったです。才能と運と、自分でもどうにもできない心の奥底にある微妙な機微で自分の評価が変わるなんて、芸能界も大変だなぁ。 「あなたの人生を変えるのはあなた」その通りです。当たり前過ぎて忘れられている気がします。
★2 - コメント(0) - 2013年10月8日

mk
女優みさきに振り回されるマネージャー藍子と、藍子の原石発掘願望に振り回される元芸能人の愛。それぞれの女性に大切にしたいものがあって、それは自分になつかない息子だったり、仕事だったり、守りたい小さな娘だったりするのだけれど、それ以前に一人の女としての生き方、輝いていたいっていう気持ちもあるのだなあと。作者が女優さんというのは知らなかった。
★2 - コメント(0) - 2013年10月5日

旬を過ぎてしまった女優と、マネージャー、そしてロケ先にいた、昔少しだけ芸能活動してた女性の話。とても淡々と静かなお話でした。誰に焦点を当てているのかボヤけてる印象もありましたが、おもしろかった。作者の中江さんは女優さん。なんか、芸能界をちらっと見た気がした(笑)
★18 - コメント(1) - 2013年9月28日

ティンホイッスルがどんなものか知らなくて(競技とか防犯用の笛を思い浮かべて)調べてみたら、タイタニックのテーマ曲にも使われてたリコーダーっぽい楽器でした。旬を過ぎた女優とマネージャー、10代の一時期だけ芸能界にいて引退して子育てしている3人の女性が登場人物、というと軽くて薄っぺらいものを想像してしまうけど、落ち着いて整った文章で、映画の現場という特殊な世界にすっと入り込んでいけた。旬とか運とか、他人の運命を簡単な言葉で無責任に決めつけたりするけど、運命は自分の意思で動かしている。
★18 - コメント(0) - 2013年9月16日

まぁまぁ面白かったです。女優の裏側、マネージャーって大変だなぁ〜 でもやっぱり ひとそれぞれだよね。
★2 - コメント(0) - 2013年9月15日

作者の事を全く知らずに読み、あとでどんな人か調べて納得。どおりでいろいろとリアルな訳ですね。楽な業界なんてこの世にはなかろうけれど、芸能界も大変なのですなぁ。
★11 - コメント(0) - 2013年9月5日

元タレントさん、女優さんとは知らずに読みました。あまりそれぞれの人物像に深みがなく、ちょっと話が発散してるかなぁという気はしましたが、読後感は爽やかで、エンディングもとても気持ちが良かったです。ティンホイッスルの焦点がちょっとボケちゃったかなぁ。少し勿体ない感じがします。
★2 - コメント(0) - 2013年9月1日

芸能界にいらした方が描く芸能界はどろどろしておらず、読みやすくさらっとまとまっています。男性があまり絡まなかったせいかな?この流だと多感な時期の真菜ちゃんの成長物語をスピンオフで読んでみたいです。
★6 - コメント(0) - 2013年8月25日

初読みの作家さんだと思ったら、女優さんなんですね!うますぎてびっくりです。話の展開も締め方も好きです。
★2 - コメント(0) - 2013年8月16日

年を重ねるごとに人気が下降してきた、女優のみさき。その扱いづらい女優のマネジャーを務める藍子。10代の頃に芸能界に入り、辞めてからずいぶん月日を重ねた元女優の愛。立場の違う3人が、自分の進む道を模索していく物語。夢は、人に見せてもらうものでも、押し付けられるものでもない。自分がこうと思って目指すもの。読後は、表紙の絵のように、おぼつかないながらも背を伸ばして進んでいく3人が見えるような気がした。
★26 - コメント(0) - 2013年8月6日

知らない作家さんだなあと思って読んでいたんですが、ほかの方のレビューを読んで、元タレントさんなんだと、今知りました・・・。だったらうまいなあと思いますが、あんまり感情移入はできませんでした。3人の女性の誰かにもっと焦点を絞った方がよかったのでは、と思いました。ティンホイッスルというタイトルも、中身とちょっとずれてるような気がします
★1 - コメント(0) - 2013年7月13日

一気に読んだ。芸能界のマネージャーを主人公に、三人の女性の人生、歩む道を模索する姿を描いている。サラッとしすぎ、ではあるものの、このサラッと感がキライではない。かえって共感が持てた。
★2 - コメント(0) - 2013年6月17日

「週刊ブックレビュー」から中江さんを知り、作品を初めて読みました。女優さんという事もあって、描写が細かくて分かりやすかったです。マネージャーさんを中心とした女性たちの再起のストーリー、ここも繋がってるんだという発見が後々出てきて、あっという間に読み進めれました。しっとりとした女性らしい、そんな文章を感じました。
★3 - コメント(0) - 2013年6月13日

大変な読書家の中江さんがどんな文章を書くのか興味がありました。イメージ通りの真面目で優しいストーリー! 彼女が『ラブレス』で号泣したというのがうなずける内容でした。
★4 - コメント(0) - 2013年6月5日

そつなくまとまっている。これだけの小説を書くのは才能が無くては出来ない。が、作品としてはあまり魅力がなかったなぁ。
★5 - コメント(0) - 2013年5月24日

かわいい女優さんだったなーと思い読んでみた。とっても読みやすいんだが、槙村さとるの「BELIEVE」と設定が似すぎていてこんがらがってきちゃったよ。
★1 - コメント(0) - 2013年5月23日

ティンホイッスルの 評価:96 感想・レビュー:62
ログイン新規登録(無料)