はなとゆめ (単行本)

はなとゆめ (単行本)
あらすじ・内容
清少納言は28歳にして帝の后・中宮定子に仕えることになる。内裏の雰囲気に馴染めずにいたが、定子に才能を認められていく。やがて藤原道長と定子一族との政争に巻き込まれ……。美しくも心震わす清少納言の生涯!

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はなとゆめの感想・レビュー(2765)

[図書館] 我が国の誇るべき女性の一人、清少納言。 現代の働く女性の先陣を切った方の一人でもあります。 この時代、紫式部&源氏物語があまりに有名だし、正直、源氏物語の方しか興味がなかったのだけれど。 これ読んで、ちょっと見方が変わりました。 そして、清少納言という人物以上に、中宮定子の印象が強いです。 これ程までにいろんな意味で出来た人はいないんじゃないだろうか…。 一条帝が惚れ込むのも、分かる気がします。
★17 - コメント(1) - 2月19日

平安朝文学はわりと読んできた方だと思う。それもとても頭と心が柔らかいころに熟読した。枕草子は原点はもとより田辺聖子の『むかし・あけぼの』が好きだったのでこちらも楽しみに読んだ。清少納言のはなとゆめが時間軸に沿って眼前に浮かぶかのようなリアリティで描かれていたが、おもねるような清少納言の語り口と、そのくせ硬質な文体とが少し喧嘩し合っているような印象を受けた。女性の一人称って、難しいのね、という感想。
★1 - コメント(1) - 2月11日

歴史的話は知識もないのでかなり苦手なのでなかなか読み進まなかったけど、のんびりと優雅に暮らしているさまがなかなか面白く、この時代の人達でも人間関係に悩み仕事に悩みとあまり現代と変わらないのが面白かった。しかし、ここまで心酔できる人がいるってある意味羨ましい限りです。
- コメント(0) - 2月10日

面白かった!意地悪く読むと、定子様と自分大好き自伝なんだけど、雅な生活と、ドロドロの政争の対比が面白かった。いや、雅だからこそらドロドロになるのか?人間、時間があるとドロドロしてくるからねー。清少納言が、産後2カ月で職場復帰したのには驚いた。あと、中宮と皇后を別のものにする、という道長の発想にも驚いた。ある意味頭がよいってことか。。冲方氏の本は初めて読んだので、他のも読みたい。オーディブルにて。
★7 - コメント(0) - 2月1日

すごい。王朝ものなのにドラマみたい。月9でいける。いや無理か。男性作家が、平安時代の宮仕えの才気煥発な女性の人生や想いを、ここまで構築できるのってほんとうにすごいと思う。
★4 - コメント(0) - 1月25日

枕草子がどうゆうものなのか(ほんとかどうかわかんないけど)理解できた。今も昔もジェントルマンは女性にやさしい。
★1 - コメント(0) - 1月21日

歴史上の背景や出来事、人物、風習や位、服装に至るまで、実に細かく描かれているが、その点の知識が薄くてわからないところが多々あった。それを棚に上げてもわかる気持ちもあり、それなりに楽しく読めた。ただ、せっかくなら、心底楽しめるように、もう少し勉強してから再読してみたい。
★1 - コメント(0) - 1月21日

楽しめた。この作者世代の本で、今までになく入り込めた。枕の現代文や清少納言の伝記だと偏った見方になるが、この本では冷静な立ち位置で政争を見ている。
★4 - コメント(0) - 1月11日

清少納言本人が書いたように細かく、リアルだった。これを書くためにどれだけ勉強されたのだろうと思った。定子のひとりの人に愛し愛される、幸せだけど壮絶な人生が印象的。清少納言は行成様と幸せになってほしかったな。行成様は藤原義孝の息子なので私には好印象だった。清少納言は歌の下手な人がタイプなのかな。
★3 - コメント(0) - 1月8日

読んでは止まり、読んでは止まりを繰り返して1年かけて読了。藤原一族の権力争い。清少納言の視点で語られる中でも藤原道長の勢いと野心はすごかった。〔中宮・藤原定子〕ー道長という強大な人物を権力を握る最後の瞬間まで苦しめ、恐れを抱かせ続けた。「わたしは、あの方を守る番人になるー」美しくも心ふるわす、清少納言の〈戦い〉の日々。これは、上手く言葉では表せない、清少納言の中宮定子への愛がつまった『枕』のお話。
★20 - コメント(0) - 1月4日

なるほど、笑みをこぼさせる為に綴った言葉だったのね。現代口語訳にするとポップで親しみの湧く古典『枕草子』。奥深いなぁ。
★24 - コメント(0) - 2016年12月30日

清少納言の半生を書いたお話。藤原定子に仕え、歌を詠み、恋をし、枕草子を書き残し。口語体で書かれているから、歌を交えた文章でも読みやすいし、ラストでは鳥肌たてていた。藤原道長とか安倍晴明とか、バッチリ同時代だったんだねー歴史オンチで恥ずかしい。
★48 - コメント(0) - 2016年12月23日

◯ 枕草子、清少納言の描かれる背景がよくわかった。
★2 - コメント(0) - 2016年12月13日

『光圀伝』の女版といった感じ。徳川光圀と大日本史の関係を清少納言と枕草子に置き換えたように感じた。内容は清少納言についてよく調べて書かれたものなんだろうなという感じなのだが、ちと年表的というか、清少納言が実際にやったんであろう、貴族社会での当意即妙なやりとりなどの小さなエピソードの羅列が続いてちょっと退屈だった。後半の中宮定子VS藤原道長の暗闘は壮絶。永井路子の歴史小説を読み返したくなった。
★20 - コメント(0) - 2016年12月10日

Mak
序盤はいろいろ鼻について感心できなかったけどね 終わってみたら物足りない
- コメント(0) - 2016年12月9日

私も一時、儚くも美しい華と夢を見ることができた。中宮様の華、中宮様が咲かせて下さった清少納言の華、そして千年の夢が託された『枕』という華。愛しい、愛しい、華と夢。この作品を読めて、とても幸せだった。清少納言が愛した華は、今もなお、ここにある。/以前から少しずつ枕草子を読み進めてきたが、この作品を読んだ今はより一層、千年の昔に清少納言が見た世界がぐっと近くに感じられ、枕草子に紡がれた言葉たちを愛おしく思った。これからまた大切に読み進めていこうと思う。
★21 - コメント(0) - 2016年11月27日

読み始めは、女性の一人称と内裏の人間関係について行けず面白くなかったが、後半になり物語が動いてからは一気に読み進めた。内裏の中で、清少納言が一番の主である中宮定子の一族の盛衰を中心に、内裏の中で繰り広げられる風流を華として描いていて、平安朝の朝廷、貴族の姿が良く分かる。ただ、天皇の帝になれるか否かで官位が決まってしまうと、能力のない人が権力を持ち政治の劣化につながるのではと思った。
★4 - コメント(0) - 2016年11月27日

△プラス
- コメント(0) - 2016年11月16日

教科書で見て、授業で習っただけの歴史上の人物たちが、物語になったことで初めて生きた人間のように感じられました。清少納言の人生と、自らのあるじに捧げた枕草子が完成するまでの物語。こうやって歴史を物語で読んでみると、この時代は色々と大変だと改めて思います。身内で争うし、他人の蹴落とし方がえげつないし、12歳の子供を嫁がせるし。この作品を読んで、清少納言や定子様の見方が変わりました。
★8 - コメント(0) - 2016年11月9日

国語の時間はずっと便覧を眺めていた。あの頃は官位をそらで言えたし、寝殿造もざっと描けた。十二単の襲色目を折り紙で再現しては、きらきらした平安時代を妄想して遊んでいた。定子は最大のヒロインで、道長はヤな奴だった。別に誰とも争っていないのに、紫式部より清少納言派だった。そんな中学時代を思い出した。むしろ、この本は細かな虚実が盛り込まれて、妄想遊びが具体化したようなもの。もったいぶった会話も現代とは違う感性も「彼女達なら、さもありなん」という謎の納得感で読んだ。ひさびさに脳内に平安京を展開できて楽しかった。
★8 - コメント(1) - 2016年10月31日

初読。図書館。冲方さんの歴史小説を読んでいつも感じるのは「勉強になるなあ」ということ。清少納言の視点から定子様への一途な愛が描かれおり、少し乙女チックかも。政争の部分は思ったほど粘着質には描かれていなかった。元の夫への心情のほうが辛辣かも。この時代の宮仕えの女性は、知識、教養、機転、感性、容色と求められるものが多かったんだなあ。現代と比較しても、豊かな文化です。
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

清少納言って負けず嫌いで気の強い女性というイメージがあって、枕草子は敬遠してきたけれど、改めて読んでみようかと思った。
★3 - コメント(0) - 2016年10月20日

あまり、意識せず、装丁をみて古本で購入。天地明察著者であること、SFアニメ等の原作者であったなぁと思いながら読み進めたが、古典や和歌の知識がない私でも、それなりに物語の展開を楽しめる作品だった。是非、著者のオリジナルの現代小説を読んでみたい。
★5 - コメント(0) - 2016年10月16日

うぶかたさんらしい作品でした。下調べを入念に行い、それにあぐらをかかない、ファンタジックなイメージの内容が、清少納言という人が本当にこうだったらなぁ~なんて想像力をかきたてます。今回は、主人公が女性ということで、男性作家が書く女性というのは、いつも綺麗で、繰り出される枕や歌とともに清少納言もこんなに綺麗な方だったのかなーと想いを馳せていました。もっと脚光を浴びてもおかしくない、そんなよい作品でした。
★5 - コメント(0) - 2016年10月13日

沖方丁の著作でなかったら 先ず手に取ってなかったろう表装(笑) そして、高校時代に女子が『清少納言がイイだの、紫式部の方が素敵』など言っていたのをしらっと見ていた自分がこの時代の清少納言に関わる小説を読むとは思わなかった。 一人の女性が認めてくれる上司(定子)と共に才能を開花して行く様は、現代でも有るのではなかろうか? 文中に出て来る機知にニヤリとさせられ所も面白い。
★7 - コメント(0) - 2016年10月12日

この本を読むまで、紫式部と清少納言は仲が悪いものだと思っていたけれどネットで関連図調べつつ読み進めていくと、実はこの二人がかちあうことはなかったんだなーと(今更)清少納言が敬愛してやまない中宮定子様との主従関係がとても良かった。そうか・・・彼女にとっての花は中宮定子様だから、彼女との別れでもってこの物語は終わりを告げるのか、と納得した。
★3 - コメント(0) - 2016年10月10日

清少納言が中宮様に出会い、枕草子を書くに至ったまでの話。中学、高校の教科書でしか知らなかった世界。この話を読んで、もっとしっかり古典を読んでみたいと思った。文学の教養がないと上へ行けない世界…。私には無理だ(笑)
★3 - コメント(0) - 2016年10月4日

第3者、傍観者から描かれた政争は、結果のみだったから、あれだけど、すごくどす黒いものを感じた。娘を12歳で中宮にすべく嫁がせるとか、すごいよなぁ・・・、あの時代の価値観。男女の心の交流が鷹揚で、言葉が大事にされており、いいなぁ、と思った。なんだかんだあっても、心を決めたときに、第3番目の夫という存在があるという清少納言もいいお家柄ですな。時代が、非常に興味深かったけど、時間がかかったのは確か。文字数が少なかったにもかかわらず。
★17 - コメント(0) - 2016年10月3日

天地明察がとっても良かったので、これも。平安時代の中宮定子に仕える清少納言のお話。全然知らなかったことばっかり!!最初らへんは登場人物多いし、昔の名前だから覚えにくいし、なかなか進まなかったけど、途中からは、藤原道長やめてーとか、思いながら一気に読了。中宮定子、なんていい人なの。一条帝との愛も。清少納言も枕草子書いた人、という知識しかなかったけど、そういうことだったのか、と。枕草子もちょっと読みたくなる。
★10 - コメント(0) - 2016年9月21日

sai
28歳にして、帝の妃である中宮定子に仕えることになった清少納言。内裏の雰囲気に馴染めずにいたが、定子に才能を認められていく。やがて藤原道長と、定子一族との政争に巻き込まれ…。
★17 - コメント(0) - 2016年9月20日

清少納言が中宮定子様に仕えながら日々のあれこれを綴った枕草子。清少納言の物語というより定子様の華と周りの権力争い、巻き込まれる定子様一族。一条帝も定子様も十代だったんだね。道長さん全力で必死さが凄いわ。清少納言の生涯を始めて読んだので興味深かったけど全2作と比べると淡々と書かれている分盛り上がりなく読了。枕草子何が書いてあるのか知りたくなった。
★28 - コメント(0) - 2016年9月20日

図書館。優しく美しく、まさしく「華」やかな日本語で綴られる絢爛の物語。枕草子に主眼が置かれる物語かと思っていたが、枕草子はただの脇役。ひたすら主である定子を慕う清少納言の姿も麗しい。
★8 - コメント(0) - 2016年9月10日

題名とカバーに惹かれて読んだ。中宮定子様が帝や家族、女房への愛情が深く聡明でとても素敵な人だった。最初から定子側が没落することは分かっているので定子様を好きになるほど、もの悲しさは増した。清少納言と定子様が枕草子について話す場面はほとんどなかったが、きっと定子様は清少納言の願ったように枕草子を読んで笑い、彼女の忠誠を感じ取ったと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年9月2日

美しい日本語で綴られたお話。清少納言ってこんな人だったのか〜 とても純粋に中宮様を敬っているできる女。素晴らしい。中宮様も肝が据わった素晴らしい人。人を育てるとはどういうことなのか。を教えられる。
★10 - コメント(0) - 2016年9月1日

よくばって図書館本をたくさん借りた中の一冊。常識とかいろいろ異なりすぎてそんな風に思うのかと不思議に感じる部分もあり、やっぱりそうだよねと共感できる部分もあり。焦って読んだのでもう一度じっくり再読したい。
★9 - コメント(0) - 2016年8月31日

★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

清少納言と、定子のイメージが180°変わりました。優しい言葉で丁寧に綴られたお話に、心が少しずつゆったりとしていきました。どんどん窮地に追い込まれながらも華を失わない定子の姿や、周囲の華を開かせる姿はとても美しく、胸がときめきました。「だいすき」をキーワードにブログを毎日綴っているので、清少納言のようにいつでも明るく、美しく、これからも続けていきたいと思いました。
★11 - コメント(0) - 2016年8月25日

清少納言の枕草子が完成するまで。定子様に注いだ愛の物語。
★1 - コメント(0) - 2016年8月19日

なんてうつくしい物語。清少納言とともに華を見て、その華やかさにうっとりしながら、その華の中で凛と輝く中宮定子、そしてその彼女を守ろうと決めた清少納言の関係にどことなく羨ましささえ覚えた。もっと学生時代に古典を勉強しとけばよかったな。清少納言って、実はとても愉快で可愛らしい人だったのだなと、清少納言のことが好きになってしまった。そして、そんな彼女が守り抜こうとした中宮様の素晴らしいこと。女はいつの時代もうつくしく、したたかで、強い。あなた自身の華を見つけなさい。そう言われているようで、背中を押された。
★6 - コメント(0) - 2016年8月15日

★★★☆☆春はあけぼの◇清少納言の物語というよりも、清少納言が語る中宮定子の半生と言った趣き。一族のため、夫の一条天皇や子どもたちのため、隆盛を極めんとする道長に毅然と立ち向かった20歳そこそこの定子。定子のコーチング力もすごければ、清少納言の定子愛もすごい。きっとこの2人、才覚ゆえに、当時のジェンダー規範からは逸脱した部分があって、それゆえにお互い深い結びつきを感じたんじゃないか。紙の上では私は自由です!と、枕草子を書きだした清少納言の吹っ切れ感や爽快感は、読んでいる方も気持ちが良かった。
★7 - コメント(0) - 2016年8月13日

はなとゆめの 評価:86 感想・レビュー:1319
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