嵐が丘―改訳 (角川文庫)

嵐が丘―改訳 (角川文庫)
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嵐が丘―改訳はこんな本です

嵐が丘―改訳の感想・レビュー(109)

「じつはこれまで挫折してきた歴史的作品シリーズ」として読みました。冒頭が非常に複雑でしたが、何とかかじりついていきました。名をめぐる物語であり、フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』に似ていることがわかってきて、のめり込むことができるようになりました。中盤がものすごくよかったです。キャサリンという人物の強烈さ。嵐が丘に戻りたいという気持ちと病気によって引き起こされる狂乱に心を打たれました。ただ、彼女の死後はうまく物語がまとまっていかず、やや物足りなかったかなと。生涯ベスト級かとも期待したのですが……。
★12 - コメント(0) - 2016年12月30日

NAO
純愛、悲恋として名高い話だが、キャサリンとヒースクリフの愛情は本当に純粋で対等なものだったのだろうかという疑問が最後までぬぐえなかった。ヒースクリフの環境を良くするために結婚しようと考えること自体、キャサリンにはヒースクリフと結婚する気はなどなかったということなのではないかと思うのだけど。ヒースクリフの執念深さは確かに嵐が丘そのものだけど、それも心に響くものではなかった。
★65 - コメント(1) - 2016年8月12日

激しい。
- コメント(0) - 2016年4月22日

★★ 非常に読みにくかった。途中で諦めかけたが、読み切る時間を決め速読。情愛、醜愛、また機会があれば別の翻訳でよんでみたい。
- コメント(0) - 2015年11月25日

愛し合ったり憎み合ったヒンドリ、キャサリン、ヒースクリフ、エドガー、イザベラ 最後はキャサリンとエドガーの娘とヒースクリフとイザベラの息子、ヒンドリの息子が結ばれて5人が繋がったか
- コメント(0) - 2015年11月11日

なんていうか……圧倒されました。財産や家柄を求めて自分から去っていった恋人への復讐劇。耐え難い憎しみと愛情に身を焦がし、その結果自分から破滅に向かっていっているようなところが何とも痛々しい。私にしては珍しく、語り手のエレンよりヒースクリフに感情移入して読んでいました。
★3 - コメント(0) - 2015年6月1日

愛憎の物語。地上の世界では憎しみ、精神の世界では愛おしむ。神を重んじないゆえの、利己的な愛。愛を手に入れるため、手に入れられなかった愛のため、愛を求め続けまた復讐を続けるヒースクリフ。ヒースクリフを悪魔だと読者が感じてしまうのは、語り手がエレンだからだ。
- コメント(0) - 2015年4月24日

何度目かの挑戦で、やっとちゃんと、追いついて読めた気がします。物語はエレンの視点で語られているから、エレンが一番正しく思えてしまうけど、どう見ても嫌な奴のヒースクリフさんが、どれだけキャサリンを愛していたのか、今までの私には想像もできなかったんだと気付く。まだ完全には分からない、でも少しは分かるようになったんだと
★6 - コメント(0) - 2015年3月18日

嵐が丘は好きで、訳者を変えてこれで4冊目。訳によって印象が大きく変わる気がする。初めて読んだ新潮社のものは、当時の年齢のせいかもしれないが、全く魅力を感じなかった。数年後、2回目に読んだ訳がとても面白くて、ただ出版社と訳者の名前を失念してしまった。今回の訳はあまり好みではないかな。前回読んだ阿部氏の方が好き。登場人物が皆根性悪くて、ラブストーリーなのに華やかさも甘さもない。荒野の家2軒だけの舞台で、皆親戚になる狭い人間関係。なのに不思議なスケールの大きさと、人間の奥深さが感じられる名作だと思う。
★3 - コメント(0) - 2014年12月19日

東京上野の東京都美術館に「バルテュス展」を見に行った。バルテュスは小説の挿絵を描いていた事があり、その小説は「嵐が丘」だったので、今までの読みたいと思っていた本を飛ばし早速読んでみました。背表紙のあらすじにもあるように金と家柄を求め去って行った恋人への復讐劇といった話。ヒースクリフは徹底して復讐をしていき、その矛先は2世へにも及ぶ。子供達へも復讐の対象にするなど、今の感覚では考えられず、なかなか読んでいて辛い。自分自身も追い込んでいないと復讐など出来ないだろう。それだけキャシーを愛していたいたということか
★16 - コメント(0) - 2014年6月14日

恋愛小説というより、二つ(?)の家族の醜悪なドラマと見て取った。ヒースクリフは悪魔、彼にまつわるものすべてを破滅させる。訳文と相性が悪かったのか、すらすらと読めるわけでもなく…別の訳をあたったほうがよいのか。「あなたは自分より幸福なのだから、自分にもっと愛情を注いでくれなければならない」という論理はあまりにもおかしいぞ。登場人物がみな自分勝手で感情移入できないまま読み終わってしまった。
★26 - コメント(4) - 2014年4月15日

裏表紙「生死すら超越した不滅の世界を描き出す永遠の恋愛小説」って……そんな綺麗なもんじゃないでしょう。巻末解説で訳者は否定してるけど、やっぱりヒースクリフは悪魔です。愛情や憎悪や復讐心から成る、感情の悪魔という感じ。悪魔を中心に、滅ぼされた人(ヒンドリ、リントン兄妹)、魅せられた人(老アンショー氏、キャサリン)、立ち向かった人(小キャシー)など様々な人物と感情を描いた物語なのかな、と思います。ヘアトンは色々と特別ですね、最後に泣くシーンは印象的です。まどろっこしい話ですが、再読したくなる不思議な魅力。
★2 - コメント(0) - 2014年1月26日

読み終わるまで結構時間がかかった。みんなが憎しみあっていて、読んでいてすごく疲れる。性悪説の話しなのかな、とヒースクリフの性格から思った。キャサリンも元々良い人ではなく、2人とも生まれながらに悪い部分を持った同士、互いのことが理解できるのかな、と。ただ、なぜエドガーがキャサリンのことを好きになったのか、そして最後まで嫌いにならなかったのかわからない。父親には虐待されるわ、ヒースクリフには酷い育て方されるわで性格歪んだヘアトンが気の毒だったけど、最後はキャサリンと仲良くなれたし、良かったのかな。
★3 - コメント(0) - 2013年10月8日

数回読むことに挫折したこの本。でもついに読み終わった!(^^)!どの登場人物たちも全く好印象ではないけど、特にヒースクリフには『あんたこそ悪魔だ!』と何回思ったことか。人は生まれ持った性質も大事だけど、環境によって大きく左右されるんだよね。ヒースクリフの標的の一人、ヘアトンがいい例。本当に可哀想。復讐に燃えるヒースクリフがとった行動は強烈。もしヒースクリフと一緒にいたらおかしくなるのは間違いない!絶対関わりたくないなぁ。
★18 - コメント(0) - 2013年9月27日

まともに読み通したのは初めてだけども、さすが古典という感じで引き込まれた。閉ざされた人間関係の中、ヒースクリフの押し込められた愛情が産む偏執的な憎悪が、荒涼とした原野の迫力と重なり圧巻。引き裂かれたというよりは、激しい感情表現のせいで自ら引き裂き続ける感のある彼らの悲惨さが、無意識にかたびたびそれに加担しながら善意の傍観者の顔をし続ける家政婦の口から語られることで際立ってくる。
★5 - コメント(0) - 2013年9月20日

もっと歳をとって色恋が解るようになれば印象が変わるのかも知れませんが現在の私はこの小説が好きではありません。(好きな方には申し訳ないんですが)展開がどろどろでげんなりします。人には人の不幸を喜ぶ悪魔的な本質が確かにあると思いますが意図的に人を陥れて不幸にするヒースクリフの姿勢には辟易しました。あと、自己中心的な登場人物が臆面もなくビックリマークをつけて「私がこんなに苦しんでいる時あなたは同じように苦しんでくれないのね!」というように同じ苦しみを要求することは当たり前かのように声高に言うのがちょっと苦手です
★7 - コメント(0) - 2012年12月26日

登場人物はよく動くし、話もやや口調が古い部分はあれど分かりやすく入ってくるのだけれど、肝心のヒースクリフの言動がどうも冴えんなあ、と。流れを読まないトリックスター。
★2 - コメント(0) - 2012年6月26日

再読。登場人物ほとんど全てが毒を持ちクセがある。ぐいぐいとは読めるが、登場人物が身勝手なので読んでいてつかれます。指摘されてる方も多いが、訳を現代風に改めても良いのかと。お嬢様が「あほくさ」は違和感あり。
★3 - コメント(0) - 2012年2月4日

NHK Jぶんがくで取り上げていたので手に取りました。 Jぶんがくで、主要な登場人物と主要な場面の説明があったので、なんとか読み進めることができました。 興味が沸かない題材だと感じた場合には、別の視点を掴むといいかもしれないことが分かりました。
★6 - コメント(0) - 2011年11月6日

雰囲気がいい。キャサリンの行動は良くわからない。ヒンドリの死因はやはりヒースクリフによるものだろうか?最後、嵐が丘にヒースクリフの血がないのがなんとも。ヒースクリフはアジア人の可能性もゼロではない・・・?
★2 - コメント(0) - 2011年9月23日

とにかくセリフ部分の言い回しが古めかしいというか芝居がかっているというか、一種独特な感じがあるのでそれに慣れるまで時間がかかるかもしれません。内容としてはドロドロな愛憎劇を目撃していた家政婦が語るという感じです。個人的に出てくるキャラクター全てに好感が持てなかったので、キャラ萌えな作品が多い昨今では読むのがつらいという読者が多いのでは?と感じました。結局のところ、必ず最後に愛は勝つみたいな終わり方も個人的にはイマイチ。それまでは愛より憎しみを書いていたのに急にそれですか?っていう感じでした。
★3 - コメント(0) - 2011年9月7日

ナツイチチェック。とにかく長かった…昼ドラ展開があまり好きではないので、特に面白いと感じることもなく読み終えてしまった。
★2 - コメント(0) - 2011年7月23日

HAZ
人里離れたムーアに住むということは、こんなにも激しい感情を育てるのか。愛も憎しみも激し過ぎて、読んでいて疲れてしまった。ラストシーンに救いはあるものの、どの登場人物にも共感はできないままに終わってしまった。
★3 - コメント(0) - 2011年5月5日

アンショー家3代に使えた家政婦ネリーが倫敦からやって来たロックウッドに語るアンショー家とリントン家に纏わる物語。キャサリンとヒースクリフを始め、どの登場人物も、愛や憎しみその他の感情をすぐ赤裸々に表に出してしまうのに戸惑う。全員が自分に原因がありその結果がはね返っているとしか思えない。核を為すキャサリンとヒースクリフのお互いが自分以上に自分だと言う愛も、欲しい物を手に入れたい子供の我が儘の様。登場人物達のまるで童話に出てくるお婆さんの様な「〜かえ」という語尾の話し方と、てにをはがおかしい日本語に違和感。
★4 - コメント(0) - 2010年12月7日

思っていたより重い物語で文章も独特で馴れるまで少し読みづらかったが夢中になって読める面白さでした。
★2 - コメント(0) - 2010年7月27日

ヒーストクリフ…寒いわ…私よキャシー Kate Bush のWethering Heights の曲とともに読むと魅力倍増です♪
★4 - コメント(2) - 2009年10月3日

翻訳文のぎこちなさ、カタカナの名前が出てくるだけで読むのが億劫になりました。自分で洋書を翻訳する体験を始めたお陰で、興味が湧いてきました。これだけ訳すのにたいそうな時間がかかっていることへの訳者への思いもあります。 たいへん悲惨なストーリーです。主人公ヒースクリフの救いようのない性格は読んでいても恐ろしいものがありました。嵐が丘の人たちが次々に死へと向かい、最後にはヒースクリフも劇的な死を遂げます。 ストーリー全体の暗く陰鬱な雰囲気は人生の難しさを象徴しているのだろうか。
★1 - コメント(0) - 2007年5月10日

全体的に荒涼とした雰囲気が重たい。ヒースの花は可憐なのになぁ。
★3 - コメント(0) - --/--

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