形式:文庫
出版社:KADOKAWA
形式:単行本
形式:Kindle版
婚約者が亡くなって2年で、別の人結婚しますか。私なら、10年経ったよ…っていう物語を読みたいな。だから映像ももっと中年なりかかった、男女のお話しなら。あと、余談ですが中学校忍び込むとか今なら犯罪ですからー!ざんねん!!!
死んだ元婚約者に出した手紙、返ってくるはずがない返事が届く。本人からの返事ではない事は明らかなのだが、返事が来る事が嬉しい。無理やり真実・真相を暴くのではなく、時間・回数が自然に…の方が良かったのでは?焦りから来る秋葉の言動に、疑問と憤りが残る。
誰も借りない本。悪戯心から、それらの本の図書カードに自分一人の名前を書き残す。約10年後、後輩達の間でそれらの図書カード探しが、ゲームとして流行り出す。そこに、伝説の「藤井樹」が登場するから可笑しい。どうせなら、ダブル藤井樹の相合傘の落書きも発見!もっと大騒ぎの中に登場!の方が、もっと面白かったように思う。
映画はとにかく映像が綺麗だったのを覚えている。最初はこんな話だったかなぁと思いながら読み始めてだんだん記憶がよみがえってきた。実はこんなことを考えていたんだなぁとかこういうことがあったんだなぁと補足されたことで博子がなんか昔ほどきれいにみえなくなった気もする(まぁ、映画を見直してみないとわかんないけど)
映画と文章とで表現がどう違うのか比べてみたくて、私は先に映画を観たのですが、良かったです。少なくとも私は好きでした。
岩井俊二監督らしい、綺麗で素晴らしい映像表現の作品なので、ぜひ観て欲しいです。突然のコメント失礼しました
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます