不夜城 (角川文庫)

不夜城 (角川文庫)
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不夜城はこんな本です

不夜城の感想・レビュー(1541)

馳星周初読み。台湾・上海・北京・福建と様々な勢力が蠢く歌舞伎町裏社会で生きる台湾と日本の混血の劉健一。上海マフィアに狙われているかつての相棒呉が戻って来たためにひどい目に遭う話。文体からしてハードボイルドのクライムノベル。このジャンルの主人公は自分の信念とか女のためとか拠り所になる生き方に共感できる部分があるのが普通ですが健一にはそれがありません。最後まで自分が生き残るために周りを裏切り続ける良い人成分ゼロで斬新だった。特に後半はページを捲る手が止まりませんでした。歌舞伎町怖い。
★49 - コメント(2) - 3月21日

20年前の作品。当時の?新宿歌舞伎町が舞台。なくなっている建物や当時の風俗も懐かしく。当時は物騒でしたね。ほとんど行かないので今はどうなんですかね。相手を信じられない合わせ鏡の愛。剥き出しの自己愛の凄さ。恐ろしい女と男です。
★3 - コメント(0) - 3月11日

正直あまり好きな話ではない。一言で言えば小物のアウトロー達がドンパチする話。しかし徹底的に感情移入を拒む文体と描写で、これまでにない上級のハードボイルドを堪能した。
★4 - コメント(0) - 3月8日

台湾と日本のハーフである主人公は、私生活めちゃくちゃな母と一緒に台湾人コミュニティに保護され、歌舞伎町の裏社会で生きていくことになる。残留孤児でありながら凶暴で町にいられなくなった相棒が戻ってきて、主人公は窮地に立たされる。歌舞伎町、池袋を舞台に、福建、北京、上海、香港、台湾の中華マフィアが蠢く。
★22 - コメント(0) - 3月4日

劉健一の顔の広さにびっくり。実写版の健一が金城武ということもあって、どんなに悪党でも、どうしてもいい男であると思ってしまう。孤独な男はかっこいいな、と。偉民がいなくなってしまえばいいのにと何度も思ってしまった。面白かった。
★5 - コメント(0) - 2月4日

20年以上前の小説だが古い感じはなかっな。 ギュット詰まった一週間ぐらいをこれでもかの裏切りと暴力で描ききってる。 普通の人間なら胃潰瘍か白髪になるな。 読了後はギャングの世界観でお腹一杯になりますね。
★3 - コメント(0) - 1月13日

アジアノワール小説。 台湾海峡がきな臭くなると読みたくなる。と言っても、国際政治問題はまったく関係なくて、歌舞伎町あたりの路地裏抗争でスケールは小さい。 ただし、直球勝負のため、生き残りをかけた争いとなる。日本人でもなく、台湾人でもなく、大陸の人ですらない扱いは粗雑だ。最終的には身分というほどではないが所属がどこにあるのか?常に問うてくる作品だ。
- コメント(0) - 1月5日

実家に置いてあり、帰省中に懐かしくて再読してしまった。初めて読んだのは10年くらい前で、そのころ初めて東京に出てきて、新宿周辺に住むことになり、知ったばかりの地名がたくさん出てきて嬉しかったことを思い出す。
★1 - コメント(0) - 1月5日

再読本。★★★★☆
★2 - コメント(1) - 1月2日

馳星周さん初読み。 20年前に書かれたデビュー作なんですね。 当時の歌舞伎町の裏社会って、こんなに中国系の勢力が入り乱れた恐ろしい所だったんだ~と、今更ながらに驚きました。 確かに、昼間のコマ劇場辺りでも独特の雰囲気があって近寄りづらかった! サスペンスフルで面白かったのですが、とにかく裏切りの連続で疲れた…(笑)。 年末の忙しさから現実逃避したくて非日常な物語を選んだのに、リアルな重苦しさで逆効果だったみたいです☆
★32 - コメント(0) - 2016年12月30日

読むの大変だった。 面白かった。
★1 - コメント(0) - 2016年12月29日

 前から高い評判で読みたかった小説で、実際読んでみたらとても面白かった。90年代の新宿近辺が舞台で、馴染み深い場所であったがこの小説の松屋はコマ劇前の松屋なのか、今はもうない松屋なのかよく分からなくて、きちんとイメージできたらもっと面白かったかもしれない。  孤独な魂同士が出会う恋愛もすごくよかった。彼女がまったく足手まといにならず、むしろ優秀なところがすごくよかった。類型的なヒロインは足を引っ張る存在である場合が多く、いらいらすることが多いのだが、全く間逆で素晴らしかった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月6日

健一は、夏美を殺すなんて間違っている。お前が殺されそうなとき、守ってくれたのは誰なんだ?夏美を殺しておいて、次の殺害に爺さんを選ぼうなんて、虫が良すぎる。健一は、孫淳に殺されるべきだった。
★2 - コメント(0) - 2016年10月2日

新宿歌舞伎町を中心に、台湾、北京、上海など中華系の組織が利権と面子をかけて抗争を始める。健一は命を狙われながらも機転を効かせる賭けに出て、窮地を脱しようとする。騙し騙され、ラストは物悲しい。
★9 - コメント(0) - 2016年9月30日

図書館本 ★★★★☆ 
- コメント(0) - 2016年9月23日

最後まで息をつかせない展開で、ぐいぐい引っ張られた。もう、清々しいくらいどいつもこいつも喰えない悪党で、寂しくて、どこか欠けた大人たちの滑稽で切ない群像劇だった。
★5 - コメント(0) - 2016年9月19日

再読も何度目となるだろう。馳星周の不夜城。 個人的には、この続編となる「鎮魂歌」がぶっ飛んでて好きなのだが鎮魂歌を楽しむためにはこの不夜城を読まなければならない。 読了後、「鎮魂歌」を読んでみたが、食傷ぎみになってしまい、一旦休憩。好き嫌いの激しい作家の作品だと思うが、これぞノワールの傑作だと思う
★1 - コメント(0) - 2016年9月3日

主人公に(というか誰にも)感情移入できないけれど、それでいいそれがいいハードボイルド。二人で仲良く温泉つかってたら、たぶんここまで好きな小説にならなかった。続きも読む。
★8 - コメント(0) - 2016年9月2日

一緒に温泉行くとこで終わって欲しかった。77点。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

ハードボイルド小説中でも最高傑作だ。新宿歌舞伎町を舞台に北京マフィア、上海マフィア、香港マフィア、台湾勢力らが繰り広げる闇の抗争劇。日本人残留孤児の2世の劉健一を始め出てくる輩は悪党ばかりで誰一人読者の感情移入を許さない。 巻末の北上次郎の解説が素晴らしい。80年代から90年代かにかけての日本ハードボイルドの世界をものの見事に総括している。
★5 - コメント(0) - 2016年7月28日

自分を守る為に裏切り、駆け引き、人を信用しない。性、暴力、金、相手の権力を利用する。アイテムはハードボイルドなんだけど、私にはどうしても健一が意外と普通の感覚を持った人に思えてならない。生まれ育った環境が悪すぎた為に、命を守るために必死に頭を働かすが、そうでなければ凡庸な人生を送れたのではないだろうか。小説としては、目まぐるしく変わる状況に息もつくまもなく、のめり込んで楽しめた。上質のエンターテイメントだと思う。そして最後があまりにも切なすぎた。これはもう、シリーズ全部読破するしかないなって感じです。
★6 - コメント(0) - 2016年7月23日

生きる為の騙し合い、裏社会で生きるマフィアの話。産まれた時から、普通でない環境から、生きるすべを自分で切り開いていく健一が時に怯え、憎しみを生きる力に変えていくたくましさが、以外と好きだ。最後、夏美と幸せになって欲しかったな。
★2 - コメント(0) - 2016年7月10日

ハードボイルド
★1 - コメント(0) - 2016年6月26日

悲しい。自分しか信じられないなんて。でも環境がそうさせるんだもんね。悲しいね。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

唯一信頼できるのは変わる自分である。
★3 - コメント(0) - 2016年6月1日

いわゆるハードボイルドもの。あんまり好きなタイプではないけど、こういう世界もあるのだろなぁ、という感じではある。
★7 - コメント(0) - 2016年5月25日

★★★☆☆ 辛すぎる
★3 - コメント(0) - 2016年5月22日

こんなに読み進めるのが楽しくて心踊ったのは初めてかもしれない。登場人物全員が自分の為だけに他人を利用する碌でなしばかりなのがいっそ気持ちいい。本当のことを言わない夏美との噛み合わないのにしっくりくる関係が最後には小蓮、おれの分身というほどに互いを認めたあのシーンが堪らなく好き。楊偉民は最後までかっこいい爺さんでした。
★5 - コメント(0) - 2016年5月17日

我が聖典。迷った時には帰ってきます。夏海あいしてる。
- コメント(0) - 2016年4月18日

破滅しか待っていない夏美との関係の刹那性の官能が最大級に魅力的だった。
★2 - コメント(0) - 2016年2月22日

劉健一は心のヒーロー。
★1 - コメント(0) - 2016年2月20日

ある程度の予想はしていたが、最後が悲しかった。中国系の裏社会の話なので、登場人物の名前が読みづらく覚えることができなかったので、いまいちのめりこむことができなかった。主人公が逃げ延びよう、生き延びようとして画策し、友人まで裏切っていくのだが、なぜか嫌悪感は持たなかった。自分が同じ立場になったらあんな風に立ち回れるかなと思ったが、無理だろうと思う。そんな度胸も根性も知恵もない。そういう意味ではすごい主人公だと思う。もってうまれた素質とそっだった環境によるのだろうか?ゴールデンスランバー・犬の力を思い出した。
★26 - コメント(3) - 2016年2月15日

初の馳星周さん読了。本を読む事を通して色々な疑似体験を楽しんでますが、これだけ悪者しか出てこないのも凄いもんだ。田舎者の私にゃスゲェな歌舞伎町は、ホントにこんなんなのか?とため息出っぱなし。誰もかれもが策略巡らせて感情移入できる人が誰もいなかった。とにかく歌舞伎町スゲェなってことで。
★13 - コメント(0) - 2016年2月3日

登場人物の心情は同調できないようなものばかりなのになぜか理解できる。行動にも裏が合ったり裏切りもあり、非常に読みごたえがある。一つ言うなら、本が分厚すぎて持ち運びにちょっと不便...
★4 - コメント(0) - 2016年1月15日

ちょっと好みではなかった。
- コメント(0) - 2016年1月15日

☆3社会派小説として、めっちゃ面白かったです。ただし、最終的な終わり方は意外で、寂しくもなりました!
★3 - コメント(0) - 2015年12月25日

頁を捲る指先が、読み進む毎に少しずつ冷たくなっていく、これがノワールか。ふとした瞬間死が迫る絶望感と、僅か一縷の望みの対比、これだけで引き込まれてしまう。悪意ばかりで善意は無い、人は打算でしか動かない、謀略が只管飛び交う、新宿歌舞伎町闇の世界。同じ目を持つ二人の希望は、果たして淡い夢を見ていただけだったのか。端的な描写に粗さは残るが、強いメッセージ性は評価できる、ぐいぐい引っ張っていく構成の巧さも中々。性描写や過激さ、人物の多さ等から得手不得手ははっきり別れるのは残念だが、この刺戟は他では味わえない。
★5 - コメント(0) - 2015年12月24日

さて、鎮魂歌、長恨歌と読み進み、なぜこの順番か良くわかりませんが、不夜城も再読終わりました。健一がなぜ誰も信じていないのか、その内面が一番描かれていて、ストーリー的にも一番面白いと思います。要約すれば中国マフィア達が狭い歌舞伎町で争うだけなのですが、やはり夏美と健一の二人だけにしか判らないであろう愛の形が胸を打ちますな。ラストは涙腺がゆるみます。これが映画化された頃、面白半分に歌舞伎町から大久保方面の裏道を歩き、中国語を話す人の輪があちこちにいて「こりゃ日本じゃないわ」とビビったのが懐かしく思えます。
★4 - コメント(0) - 2015年12月23日

多数の人物の相関性とプロットの構築が秀逸。登場人物達の人間もしっかり描いているので、作品の世界観に奥行きを感じさせる。
★3 - コメント(0) - 2015年11月22日

図書館本 結構読みやすく面白かったけれど、主人公が全部いちいち説明してから行動するので驚きは足りないかな 香港上海台湾北京のマフィアが入り乱れて覇権を争う様は複雑で面白い じいさんを倒すところが見たい
★3 - コメント(0) - 2015年11月15日

不夜城の 評価:56 感想・レビュー:327
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