症例A (角川文庫)

症例A (角川文庫)
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夜行
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症例Aの感想・レビュー(1371)

長編だけどダレる部分もなく気持ちよく読めた。精神科医の話も、時代的にはもう古くなってしまっているのかも知れないがとても興味深く読めた
★2 - コメント(0) - 3月14日

再読。内容は完全に忘れていたが、とても面白く読めた。
★3 - コメント(0) - 3月6日

精神病院の内部、精神病について詳しく調べられていた。解離性人格障害と境界性人格障害との関係をこのように考えたことがなかったので、面白かった。
★18 - コメント(0) - 2月28日

多重人格の話でした。このジャンルの話を読んだことがなかったので新鮮だった。
★1 - コメント(0) - 2月19日

精神病院と博物館の話が平行して物語が進む。どちらも偽物か本物かの間で揺れ動く。一見関係ないふたつの物語が次第にひとつになっていく様が自然に描かれていた。作者が七年も掛けて書いただけある!
★2 - コメント(0) - 2016年12月27日

解離性同一性障害(DID)をテーマにした奥深い作品。精神科医である榊は、患者の心理状態に振り回されながらも、病名の追求や診療方針を見つけるべき真摯に取り組んでいく。その姿に感銘を受けた。また、美術品をめぐるもう一つのミステリーが、物語に緊迫感を加えていた。
★1 - コメント(0) - 2016年12月19日

終わらないお話、始まりの話… 博物館の話は別で書いても良かったのではと思ってしまった。 もう一度読んでみようと思う。
- コメント(0) - 2016年11月27日

☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年11月10日

ごちゃごちゃした印象。正直学芸員サイドはいらないのではと思った。終わり方がスッキリしていないのも自分は好きじゃない。榊先生今でも脆いのに、近い将来この二人の女性に精神削られて死ぬんじゃないかと余計な心配をしてしまう。不安要因しか無い。
★3 - コメント(0) - 2016年11月8日

非常に興味深く面白かった。素人にも精神病と人間、そして医者たちの苦労や付き合いが分かりやすく書かれていた。精神病患者たちの感覚は普段の生活の中で私自身も感じるものも多く、ただそれが一般のひとよりも過敏で生活に支障を起こしてしまうのだろうと思った。本書に出てくる精神科医師たちの苦労と根気に尊敬の意を表したい。また、彼らが変に理想化されておらず、人間らしい感覚や葛藤を抱く面にも共感しやすく、医師と言えども人間なのだと感じた。
★3 - コメント(0) - 2016年10月30日

初多島さん作品でした。非常に引き込まれました。精神疾患については、様々な理由と経緯があって関心深く、まさに他人事と思えずに夢中になって読みました。文体や、言葉遣いもとても読みやすく、難しい専門的な話でも、全く抵抗なく読めました。博物館の贋作疑惑のストーリーが出てきた時は、場面転換が急で少々混乱しましたが、話が進むにつれて、2つの軸が近づき合っていき、手に汗握る展開でした。エンディングが唐突な気がしましたが、これから榊医師と由起の奮闘が始まっていくのだろうと応援したくなりました。→つづく
★4 - コメント(1) - 2016年10月13日

初読み多島斗志之氏。興味本意だけでは決して書けないであろう精神疾患のお話。巻末の参考文献の多さ、書き上げるのにかかった7年という時間。下手すると胡散臭く大袈裟に感じられ一歩引いて読んでしまうこの題材に、真摯に取り組んだからこそだろう。綿密な下調べを土台に展開する精神科医と患者や病院を巡る物語に、博物館の贋作疑惑なんかの謎も絡み、夢中で読んだ。エンタテイメントとよぶには重たいながら、精神病という興味深い内容、次第にリンクする2つの物語、読み応えのある面白い1冊だった。
★45 - コメント(3) - 2016年10月1日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年9月15日

久しぶりに再読。何度読んでも良い。この本も戦中戦後の話が絡むのね。興味深い。
★7 - コメント(0) - 2016年9月12日

L
- コメント(0) - 2016年9月1日

やっと読み終わった~!(笑)読み応え、十分でした。精神疾患の話で、納得できるところもあり、共感できるところもあり、とても面白かったです。解離性障害の場面はちょっとびっくりしたけど、こんな病気もあるんだな、て。また読みたいと思える1冊でした。
★2 - コメント(0) - 2016年8月8日

榊医師が好きだ。積読からひっぱりだして読み進めるも、自分がなぜこの本を買ったのか思い出せなかったけど、たぶん予想外の展開とかなんかの本の紹介で見たんだろうなぁ。面白かった。
★1 - コメント(0) - 2016年7月19日

もう何度読んだかわからないが、再読は数年ぶり。相変わらず凄い小説だ、と思う。内容が練りに練られているが、あくまで淡々と、そして常識的な反応をする榊を主人公としてよくまとまっていると思う。何度も読む価値がある。
★5 - コメント(0) - 2016年7月4日

ブックオフにて108円コーナーでジャケ買いした本。美貌の少女を患者に持つ事になった悩める精神科医の物語と首都国立博物館の謎とが平行し物語が進行 ...正常か異常か贋作か本物か2つの物語が1つに結ばれ新たな衝撃の臆測が浮かびあがる...久々に良く出来た作品に出会えました。かなり時間をかけ丁寧に書き上げた感がハンパないです‼︎参考文献の数がまた凄い‼︎約600ページにコレでもか‼︎ってくらいの理屈がいっぱい詰まった作品♪ 自分理屈ぽい大好きなんでめちゃ良かったです‼︎
★6 - コメント(0) - 2016年6月23日

精神科医の榊が新しく赴任した病院で分裂症(と診断されていた)亜左美に振り回される。分裂症ではなく、境界性人格障害ではないかと思い出すが、臨床心理士の由紀に解離性同一性障害(多重人格)の可能性をほのめかされる。 内容は大変興味深く面白かったけど、榊医師にイラついて読むのに苦労した。 精神科医は皆あんな感じなんかな? 博物館の話は・・・あれ必須? 違う話で人間のつながりを構築できなかったんかな?贋作ってのは規模がでかいわ。結局伏線回収しきれてないし・・・。精神疾患を見分けるののむずかしさとかけてるんかな?
★6 - コメント(0) - 2016年6月21日

精神病院を舞台にした話と、博物館の贋作疑惑の話とが平行して進んでゆき、中盤以降で両者が繋がってくる。解離性同一性障害(多重人格)の話はホラー系で多く見られるがホラーではなく、緻密に精神病を掘り下げた話。参考文献の数からも作者の下調べの努力、またこれが15年以上前の作品というところがすごい。ラストは賛否両論あれどこれで良いと思う。
★8 - コメント(0) - 2016年6月6日

Ai
丁寧に丁寧に作り上げられている作品。2つの物語がそういう感じに結びつくのか。と感心した。が、、「これで終わり!?」というなんとも腑に落ちない終わり方だったのが残念極まりない。全体的にはとても良かったけど、この先が絶対面白くなるのに!!!精神分裂病。今の統合失調症。精神病は奥が深い。解離性同一性障害の話は百田尚樹さんのプリズムを思い出した。解離性同一性障害当事者の苦痛、それを診る医療者の葛藤や苦悩。精神科に勤めた経験はないが、きっとリアルに描かれているのだろう。
★5 - コメント(0) - 2016年6月3日

7点。乖離性人格障害が描かれたミステリは多数あるが,その中でもひときわ異彩を放つ作品。博物館の謎について描かれたパートも存在し,博物館の謎と精神科医の死との関係が収束していく様子は,ミステリとしてもよくできている。しかし,この作品を読み終わって印象に残るのは,死の真相や博物館の謎の真相ではなく,精神科の治療の現場での臨床心理士と精神科医との関係や,壮絶な治療の描写である。犯罪や謎の真相より病状・治療の方が印象残るのは,ミステリとしては失敗かもしれないが,この作品には,独特の存在感が存在している。
★11 - コメント(0) - 2016年5月29日

緻密な症例の描写、結ばれるストーリーに圧倒される。読んでいると頭が痛くなってくるヘヴィな一冊でもある。
★1 - コメント(0) - 2016年5月13日

読みごたえがある作品でした。統合失調症や多重人格に関する話と並行して語られる博物館の話は、とても興味深く面白かったです。しかし、話の焦点が亜左美ではなく、由起になって終わった所に中途半端な感じがしました。
★5 - コメント(0) - 2016年5月10日

解離性同一性障害(多重人格)。生々しい医師と患者のやりとり、振り回されるまわりの人間たちの心理、本当に酷な世界だと思う。後天的な精神疾患はほぼ、自分を守るために行われる、自然な脳のはたらきのような気がする。人間の脆さに直面させられるし、決して他人事ではない世界。
★2 - コメント(0) - 2016年5月7日

お仕事関係でなじみのある診断名がちらほらと。精神病院が舞台の中心となりますが、謎解き要素や恋愛要素も絡んで参ります。序盤~中盤は治療や支援の方針をめぐるディスカッションに加えて、一つの骨董美術品から展開される推論など、盛り上がらせて引き込ませてくれますね。終盤はややあっさりと、物語的になり綺麗な終わり方なのですが、現実に置き換えたらここからが大変なんだろうなと思います。会話文であったり手紙であったりがとても長く続く場面がありますが、不思議とすらすら読めるように思います。静かながらとても力のある物語でした。
★17 - コメント(0) - 2016年4月23日

〈積本〉
- コメント(0) - 2016年4月21日

精神疾患の話と博物館での話が交錯しながら物語が進む。久々にのめり込んで読んだが、本テーマの精神疾患の話はダニエル・キイスの著書で相当に読んでいたから、それに比べると浅薄な気がする。さらに、いまいち両物語の溶融っぷりが曖昧。中途半端に終わりすぎ。残ページが少ない……これでどう終わるの??と思いきや、やっぱりアッサリ終って、取り残され感がじつに口惜しい。あと、亜佐美の病理の正体の露出が単純すぎて、こんなふうに扱っちゃうと、怪しく理解されがちな疾患がますます怪しげなものに解されそうで、勿体ない気がした。
★3 - コメント(0) - 2016年4月14日

精神科の医者と臨床心理士、そしてその患者との心の葛藤のお話です。 精神疾患は難しいテーマだと思いますが、患者の心に寄り添うように丁寧に真摯に描かれていて、引き込まれるように読みました。 回収されていないように感じる話もありましたが、人間の脆さと強さに焦点を絞ったと考えればこのラストも納得でした。 面白かったです。
★30 - コメント(0) - 2016年3月24日

解離性同一性障害の患者さんが登場する本書、最初はとても読みづらく、途中から一気に面白くなるなる!うはー、盛り上がってきたーってところで突然のEND。えっ?えっ?ってなりました(・_・; ここから先が面白く、そしてここから先が榊医師の地獄でもあるのであろう…続きが読めなくて残念だけど、読んだら読んだで相当しんどい思いをしそう…あぁでも先が気になってしょうがない(・_・;
★5 - コメント(0) - 2016年2月26日

丁寧に取材されて書かれた本という印象。後半急ぎ足というか…え?ここでというところで終わってしまったので若干消化不良だったが、一気に読み終えることが出来た。
★6 - コメント(0) - 2016年2月8日

2000年の作品のため「統合失調症」に変わる前の「精神分裂病」という記述だけど、著者は精神科医?と思うほどによく勉強されて描かれたストーリだと思う。精神疾患は複雑で絡み合い、対応の仕方が難しい。心身共にクタクタに疲弊してしまう。医師と患者との距離間も難しい。治療する任務はあるが、巻き込まれてしまってはいけない。患者から恋愛感情をもたれてしまったらその時医師は?。AとBの関係はA’とB’の関係に酷似しているという事象。解離性同一性障害の渦に呑まれた榊医師の最後の決断・行動は、荷が重すぎやしないか?
★65 - コメント(0) - 2016年2月8日

丁寧に取材し、綿密に資料にあたって書き上げたであろうことがわかる作品で好感が持てる。解離性同一性障害については諸説あり、未だ専門家でも解釈が一致していないそうだが、そういうことも含めて丁寧に描いていることは誠実な姿勢を感じる。で、亜佐美はどうなった?というのが気になるところ。
★5 - コメント(0) - 2016年2月6日

★★★精神医療について丁寧に書かれているので読んでいるとそれこそ「代理受傷」が起きそうになった。博物館パートはちょっと長だるい。
★1 - コメント(0) - 2016年1月24日

昔図書館で読んだときに印象深く残っていたので、購入して再読。心理学や精神疾患に関する本が好きでいくつか読んでいたけれど、これは本当に素晴らしい1冊。俗に言うサイコパス的でわくわくどきどき!な作品とは違い、地味に静かに多重人格を解体していてとても緻密な作り。続きが読みたくなるようなもやっとな終わり方だったけれどそれすらも愛おしい。作者が失踪していて今は活動していないようでショッキング。続編があるなら、ぜひ読みたいなあ。
★9 - コメント(0) - 2016年1月17日

精神科医の視点からホラーやサスペンスにならないようにリアリズム重視で描く多重人格ものの話と、学芸員が博物館の収蔵品の秘密を調べる話が並行するんだけど、これ博物館サイドの話いらなくないですか。一応前任医師の死の謎を解くという意味はあるけども、ぶっちゃけそこはものすごくどうでもいいような……。精神科医の医療と精神分析の違いを示しつつ、多重人格そのものに懐疑的な医師が多重人格の患者に向き合っていく医療パートは面白いんだけど、中盤で明かされる衝撃の事実と、博物館サイドの話の介入で後半が明らかに散漫。惜しい。
★4 - コメント(0) - 2016年1月4日

ラストで、急に、亜左美が複数の人格をあらわし、あっさりと事件の真相を語るとは、、。これでは、博物館の件がほとんどいらなかったのでは?と思ってしまう。とはいえ、非常に面白く、興味深く、一気に読み上げた。それにしても、榊先生。この後、二人も彼に依存した多重人格者を観るとは、想像に絶します。ご健闘を祈ります。
★5 - コメント(0) - 2015年11月26日

静かに、静かに展開する物語。目に見えない病気を扱う医師の苦悩や、診断・治療の難しさが描かれている。そして平行して博物館の物語も進む。続きが気になる終わり方ではあるが、私はこの終わり方で満足できた。
★9 - コメント(0) - 2015年10月30日

「断絶感を覚えます。自分だけ別の世界に生きている。別のの法則でうごいている異世界。とても孤独。」あぁそれを感じることは医師にはできない。しちゃいけないのかは分からない。日本古来の美術品にかかわる人々とひそやかな精神病院の医師と患者と心理士のそれぞれの世代を超えた過去がつらなってく話。流れてく雰囲気の描写はゆったりと流れるラブストーリーのようだった。
★6 - コメント(0) - 2015年10月24日

症例Aの 評価:68 感想・レビュー:335
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