ユージニア (角川文庫)

ユージニア (角川文庫)
あらすじ・内容
日本推理作家協会賞長編賞受賞、著者渾身の代表作!

あの夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。旧家で起きた、大量毒殺事件。未解決となったあの事件、真相はいったいどこにあったのだろうか。数々の証言で浮かび上がる、犯人の像は――。

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ユージニアの感想・レビュー(5385)

恩田陸さん版の「藪のなか」のような作品。k市の古い病院の名家で起こった謎の十七人の毒殺事件。三つの時間を行き来しながら関係者の証言を基に徐々に真相に近づいてく・・?という物語。それぞれの章によって語り形式だったり第三者の視点からだったり日記形式だったりと小説の描きかたが変わり読み手の記憶力と思考力が試されて少し疲れてしまう。でも不気味な雰囲気と美しい文章に引き込まれて一気に読んでしまう!たぶん再読すれば新たな発見がありそう。明らかに金沢市なのに作品中でk市としてるのも含めて謎が多い作品でした
★54 - コメント(2) - 1月20日

北陸の旧家で起きた毒殺事件。犯人自殺で事件は幕を下ろすが、多く残される謎を巡る数々のアプローチが描かれている。鍵になるのは、事件の生き残りである盲目の美少女。盲目ゆえに聴覚その他の感覚が研ぎ澄まされた神秘的な彼女に人々は幻惑される。読み終えても真相は宙に浮いている。再読したい。巻末に装丁のこだわりについて書かれており、電子書籍で読んだことを後悔。
★7 - コメント(0) - 1月16日

☆読み疲れました。そして理解できなかった。青澤緋紗子。強烈な印象をもつキャラでしたが、こういう人はいない。
★6 - コメント(0) - 1月16日

名家の大量毒殺事件。盲目の少女。前半は面白かった。読了後もやもや。
★6 - コメント(0) - 1月15日

読メ登録前の再読。町の中心的な旧家で起こった大量毒殺事件。遺書に自供を書いていた男が犯人死亡として事件は終息した。当時小学生だった少女は10年後、大学の卒論代わりに、関係者にインタビューしたものをまとめ、それが本になり出版され話題となった。それからさらに20年後には・・・。インタビュー形式で事件に関係した人たちが語っていくことでストーリーが進む。事件前、事件当時、事件後、バラバラの時系列にいろいろな人々の話・・・まるで「シナプス」のように繋がり、ようやく真実が見えてくる。「わたしのユージニア」が印象的。
★12 - コメント(0) - 1月14日

十年以上前の一家毒殺事件を描いたノンフィクション、失われた祝祭。不謹慎とも言えるタイトルの本に隠された真実とは。様々な視点からの証言が交差し、途中には取材ノートや失われた祝祭の本文と思われる文章も混じるこの小説は明快でわかりやすい、とは言いにくいのですが、二度、三度読むことでわかること腑に落ちることも多く何度読んでも楽しめる作品だと思いました。
★1 - コメント(0) - 1月13日

怖かった……インタビューをまたインタビューで書く入れ子方式。ひさこの現在がああなっているのがまたリアル。自分には珍しく、事件を理解できた。………と思っていたけど、犯人は違うの??わからない…(笑)
★9 - コメント(0) - 1月11日

★★★★☆ 再読必須。 恩田陸ワールド全開。
★2 - コメント(0) - 1月10日

久しぶりに本を読んだ。忙しすぎて読めなかった。やっぱり本はいいな。 ハラハラドキドキ感はないけど、先が気になり、気づけば読み終えてました❗
★16 - コメント(0) - 1月10日

傑作。『六番目の小夜子』が好きな人にはおすすめ。
★16 - コメント(0) - 2016年12月30日

名家で大量毒殺事件が起きる。犯人の自殺で事件は終了。が、その事件を書いた「忘れられた祝祭」という本を当時の関係者が出版し、犯人は他にいるのでは…?と示唆され、色々な関係者の話を聞いている形式で話が進むのですが…面白かったー!!最後まで真相が分からなくて、皆さんのネタバレを読んでやっと納得しました(笑)結末にはあまり納得出来ないけど、ものすごく練られていて、よく出来た話だと思いました。オススメ!!これだから読書は面白い(*^^*)
★18 - コメント(2) - 2016年12月26日

傑作。貪るように読んだ。かつて町の名家を襲った惨劇。あの時、あの場所で、何が起きたのか、長い時を経て〝真実〟が明らかになっていく。並べられるのは客観的な記述ではなく、どこまでも主観を逃れられない物語の断片だ。繋がりそうで途切れ、思いがけない場所でまた繋がるそれらを読み手は再構成しながら、自分にとっての〝真実〟を追うことになる。記憶と幻想の合間を搔き分けて、隠された論理を手繰り、失われたあの夏へと漸近する。けれど手をどんなに伸ばそうと、そこには決して届かない。この真実の限界と無限の物語への実感に、震える。
★70 - コメント(1) - 2016年12月25日

「分かりません。でも、私はその白い花を、なんだかとても怖いと思いました」
★4 - コメント(0) - 2016年12月25日

日本推理作家協会賞受賞作。新作が絶賛される恩田陸さんの、私の中の積読本。インタビュー形式の前半が入り込めなかったり、途中、?っとなる章があったりで中々読み進めることができなかった。読後、必ず読み返したくなる一冊です。恩田ワールドを彷徨いました。☆3つ
★22 - コメント(0) - 2016年12月24日

再読。面白く引き込まれて読んだが、その分ラストがはっきりしなくて物足りない。
★11 - コメント(0) - 2016年12月23日

あーダメだった。今何のシーンなのかわかんない。
★2 - コメント(0) - 2016年12月18日

読み終わった瞬間寝た 最後ぼかしてるのも含めて恩田陸~って感じの一冊 まあまあ面白かった
★2 - コメント(0) - 2016年12月15日

ミスリードされているのでは、と思いながらも表現の巧みさに引きずられ読了。いつも残念に思うのは男性のタイプが似ていること。入れ替えてもあまり変わりのないような。怖いのは雑賀衆であった。
★19 - コメント(0) - 2016年12月14日

なんだこの本?!というのが正直な感想。思ったことをうまく表現出来ないのがもどかしい。幼少の緋紗子に何があったんだろう。あとがきで単行本の制作に熱を入れていることが書いてあり、単行本を手にしてみたくなった。わざわざ拗促音をくっつけてみたり 、一文字減らしてみたり、傾けたり、、、すごく気になるじゃない。
★11 - コメント(2) - 2016年12月6日

 話の筋の外れるが、「人々はそれぞれの精神的活動をしている」という文章が妙に記憶に残って、おかげでいろいろ考えることができた。話の筋は、恩田陸に多いけれど理解しきれない。恩田陸の物語には恩田陸の自意識とは別の流れの中にあり、それが良くも悪くも恩田陸である。
★5 - コメント(2) - 2016年11月27日

インタビューの答える側の話だけ抜き取った章や、おそらく忘れられた祝祭の本文の章、緋紗子の会話や記憶?の断片の章、いろんな書き方で面白かった。なにより、最後の章の衝撃が…青い部屋、白いさるすべり、そういうことかあ…でもどうやったんだろう?謎が多いしまだ自分の中で整理できてない。再読しなきゃだな。恩田陸さんのこういう雰囲気、読んでる途中のよく分からなくて、ぴったりはまらなくて不安になる、ちょっと気味が悪い感じ大好きです。あと、文庫本で読んだから単行本の装飾が気になる!本屋さんにGOですね
★7 - コメント(0) - 2016年11月26日

昔よく読んだ恩田陸を久しぶりに。もやもやするので、もう一回読みます
★4 - コメント(0) - 2016年11月25日

読解力が足りないのか、ラスト、モヤっとして気持ち悪い。
★6 - コメント(0) - 2016年11月19日

第59回日本推理作家協会賞長編賞受賞作。途中まで凄く面白かったけど、なかなか一筋縄では行かない作品でした。関係者へのインタビューが中心ですが、それだけでは無く各章色々な形式で記述されています。時系列としても前後していますので、一度読んだだけでは何だか良く分からず終わりました。最初に戻り読み返して、少し分かった気になったのですが、説明の無い謎が多いので、解説、考察してある沢山のサイトを読んで見ました。色んな解釈が有って興味深かったですね、犯人や動機については、その中から一番納得したものを採りたいと思います。
★63 - コメント(3) - 2016年11月19日

同僚から借りて。初めて著者の作品を読んだ。世界観に引き込まれ、ぐいぐいと読んでしまった。トリックどうこうより、設定と文章が気に入った。
★35 - コメント(0) - 2016年11月18日

初の恩田さんでした。犯人とか方法じゃなくて、動機を探すミステリかなって印象。そして自分の理解力のなさか、一回読み終わった後でも残ってる謎が多い。読み返してあらかた解決はしたけど、3章の久代が誰だか分からない。緋紗子のこと?だとしたらなんで違うんだろう・・。 9章は最初読んだとき意味が分からなかったけど、読み返したときにその重大さを知った。この物語で一番大事な章って言っても良いと思う。読み終わり時点では6割ぐらいしか解決されなくて、頑張って探して繋げば9割までスッキリ。後はもう作中にないんじゃないかとすら。
★15 - コメント(0) - 2016年11月15日

恩田陸作品の中で特に完成度が高い。濃くうまくまとまり、謎で掴んで離さない。怖かった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月15日

読みおわってもずっともやもやするのは、全体像が掴みづらい構成だからだとハッとした。事実など、それぞれの主観によるものでしかないという、文中の言葉を体現した、読めば読むほど謎の深まるミステリー。文字だけで温度や湿度、雰囲気を巧みに伝えてくる、さすが恩田陸と言わざるを得ない筆力がすごい
★17 - コメント(0) - 2016年11月9日

もやもやした気分にさせる小説でした。何度かページを行ったり来たりしていたので読むのに時間がかかりました。推理小説だけれども、犯人が誰かはっきり教えてくれません。解釈次第で変わるのかなと思います。緋紗子の母親かなとは思うんだけど……モヤモヤ。こういう小説はあまり読んだことがないので、新鮮でした。
★20 - コメント(0) - 2016年11月7日

蒸し上がる熱気と四方から吹き込まれる潮騒に、本を抱える手に汗握った。多くの観覧者と、それゆえに偶像化された彼女。それぞれに「夢の通い路」として描かれているのが印象的。身体の中に澱が沈んでいくような読後感。 犯人像がいくつか浮かんでくるが、「事実は、ある方向から見た主観に過ぎません。」
★21 - コメント(0) - 2016年10月23日

じっとりした暑さとむっとした重い空気を感じられる小説。帝銀事件に並ぶという大毒殺事件は可憐な盲目の少女が引き起こしたものなのか? 時間が経っているにも関わらず容赦なく証拠が排除されるのは彼女の仕業なのか?? 多角的に見れば見るほど近づいてきたはずの真実の輪郭がぼやけてゆく。 実に恩田陸らしい雰囲気の漂うミステリだった。 しかし、さるすべりの花のイメージが頭に浮かばない。このあたりも恩田陸っぽいと感じた。
★49 - コメント(0) - 2016年10月22日

A3
再読。独特の雰囲気があり、どことなく『Q&A』や『中庭の出来事』と似ている作りだし、恩田さんっぽい作品。
★26 - コメント(0) - 2016年10月21日

何度も読んで、やっと納得いく私の解釈が見えたので読了としました。「1人になりたい」「理解できないというのは罪なのか」…ミステリーとして楽しんだだけでなく、今の私に響く言葉が溢れていました。
★13 - コメント(0) - 2016年10月17日

6/10
★5 - コメント(0) - 2016年10月17日

ミステリーとして読むと最後まで曖昧なままできつい。とりあえず電子で読んではいかん本だと理解した。
★11 - コメント(0) - 2016年10月17日

まるで実際の事件のインタビュー本のようだった。恩田さん自身、白黒はっきりさせるのではなくグレイゾーンを書きたかったとあとがきにあるとおり、「真実」が何かは分からない。予測はできても本当に何があったのかは当事者にしか分からないような、そんな内容だった。あとを引く重たい小説で、印象深い。単行本では文字は斜めになっていたり他にもいろいろと仕掛けがあるなど、製本へのこだわりも強いみたい。物語以外でも、世界観を大事にしているのが伝わってきた。
★20 - コメント(0) - 2016年10月16日

★★★☆☆恐ろしいけど綺麗な雰囲気。ずっと靄がかかっている感じがしました。単行本だと文頭が斜めになっているそう。その歪んだ感じがまたいい。
★32 - コメント(0) - 2016年10月14日

娘の本棚から。わ?人の奥底に秘めた悪意が、たっぷり。アメリカ映画に、ありがちな終わりは勝手に考えてどーぞ的なあいまいさ、何度か読み返せば違う面みつけるだろうな、
★22 - コメント(0) - 2016年10月13日

名家で起きた大量毒殺事件。関係者の証言、回想、新聞記事や、『忘れられた祝祭』の一部と思われる章など、色んな角度から事件について語られていく構成がいい。自分は理解力も記憶力も乏しいので、何回も前に戻ったり、各章の最初の方では誰が語り部なのか分からなくて、途中で「あぁ!あの人か!」って気づくこともあったけど、それはそれでじっくり読めて面白かった。結局最後まで真相は明らかになってない(そもそも真相って何だという気持ちにすらなる)ので、モヤモヤ感は残るが、恐ろしくも美しい、不気味な雰囲気が好みの作品。
★15 - コメント(0) - 2016年10月11日

【花金読書会】何度目かの再読。 いつ読んでも素晴らしい 日本推理作家協会賞受賞作。 カドカワミステリーで連載していたが、雑誌の廃刊で中断後諦めていたら角川書店のPR雑誌で連載再開した。 古都金沢で起きた名家での大量毒殺事件。数十年経た後解き明かされていく関係者の語る真実。 果たしてその謎は解けるのか。 人の心の奥底で眠る悪意、殺意。 読み返すたび謎が深まる。
★88 - コメント(2) - 2016年10月7日

ユージニアの 評価:92 感想・レビュー:1223
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