さまよう刃 (角川文庫)

さまよう刃 (角川文庫)
あらすじ・内容
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?

長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。

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さまよう刃の感想・レビュー(16543)

☆☆☆確に、犯人の親が「息子はいい子、友達のほうが悪い」と言うことが多いね。未成年ならどうな悪い事をしでも罰軽い、罪にならない。これは大問題じゃないか。
★3 - コメント(0) - 2月20日

僕が主人公の立場なら、同じ事してたのかな? 改めて世の中の理不尽さを考えさせられました。なんというか司法の矛盾している所を認識できる。
★7 - コメント(0) - 2月20日

被害者家族の苦悩。何が正義なのか分からなくなった。長峰、和佳子、織部それぞれの立場で思う正義が、考えさせられた。最後に長峰は何を思ったか…。これで良かったとは思わないが、悪くもない。複雑な思いだけが残った。子供を思う親の気持ちは、深い。私もそうです。
★12 - コメント(0) - 2月16日

私も娘が2人いるので長峰が犯人を自分の手で殺したい気持ちや少年法がクズである気待ちは納得です。私も同じ事をされたら自らの手で復讐を果たすと思います。それが生物としての本能でしょう。テレビとかで同様の事件の遺族がまともに記者会見してますが、あの気持ちが分かりませんね。最後の結末には酷いです。胸糞悪いのでこの本はゴミ箱に捨てました。
★3 - コメント(0) - 2月16日

★★★★★ ある日突然、我が子が無残に殺されたとしたら…。そして無反省な犯人が眼の前に現れたとしたら…。「あなたならどうしますか?」と長峰を通して問われた気がします。少年法に守られた犯人達。「殺す」ことが正義だとは思いたくありませんが、気が付けば長峰の怒り、憎しみ、悲しみ、苦しみが私の中にも渦巻き、復讐することを肯定している自分がいました。読了後もどうすることが正しかったのか分かりません。少年犯罪が社会からなくなる事が理想ですが、せめて少年法がもう少し被害者側に配慮したものに改正して欲しいと思いました。
★49 - コメント(0) - 2月16日

★★★★☆:一気読み。前半、気持ち悪くなった。少年法の批判が過ぎる。
★8 - コメント(0) - 2月14日

問題を提起するという意味においては、私も読後、未成年者に対する法のあり方を考えさせられたため成功しているとは思うのだが、欲を言うともう少し踏み込んで欲しい。作中でそういった討論番組を表面的だと言ったシーンがあったのだが、まさに本作がそうなっていて少し肩透かし気味。ミスリードありきで引いてくる伏線や、序盤のスピード感に対しての中だるみもやや厳しい。
★5 - コメント(0) - 2月13日

娘を失った長峰の気持ちが痛いほどわかる。子を持つ親なら誰もが同じ事を考えると思う。キツイ描写もあり読むのが辛かったけどページをめくる手は止まらなかった。それは長峰に思いを遂げて欲しかったから。法律そして正義とは、何が正しいのかわからなくなるけど、ただ一つ言えるのは、結末がどうなろうと被害者の心の傷は癒えないと思う。重いテーマで読後感もあまり良くないけど色々考えさせられる作品でした。
★15 - コメント(0) - 2月13日

私の親ももし自分がレイプされて死んでいったらその犯人を殺すのかな。私も今までだったら少年法に肯定的でしたが、この作品を読んで考え方が変わりました。未成年だからって許されるわけではないし、罪は罪ですよね。日本の法律がこれから変わるかはわかりませんが、東野圭吾さんの作品はいつも深く考えさせられます。
★12 - コメント(0) - 2月9日

こんな世の中、狂ってる。長峰さんに共鳴しすぎて辛すぎて苦しくて涙が止まらなくなる。被害者遺族を救えない法律に何の意味がある?
★54 - コメント(1) - 2月2日

色々考えさせらる1冊。法律は誰を守るものなのか。立場によっては法律は刃にしかならず、当事者を苦しめるのだと感じました。非常にヘビーな内容ですが、ただの推理小説ではなく東野さんらしい捻りが加えられていて圧巻。絶望、悲しみ、慟哭の描写表現がときおり読んでいて辛いほど、心に突き刺さりました。どうかどうか、長峰と同じ想いをする人がいませんようにと願うほかありません。
★9 - コメント(0) - 2月2日

とても重い話だった。東野サン史上1番グロテスクな部分が多いのではないかと感じました。自分の父親に読んでほしい気持ちと読んでほしくない気持ちがあり、複雑です。マスコミの異常な言動は現代の世の中でも問題視されるべきなのではないでしょうか。本当に法律が正しいのか、復讐は本当にいけない事なのかが問われる作品です。
★16 - コメント(0) - 1月31日

★★☆☆☆ 犯罪を犯す少年たちの行動、考えがあまりにもひどくて、読むのを正直やめたかった。 復讐してはいけないという法律に疑問を持ってしまう。
★10 - コメント(0) - 1月30日

重いテーマだと覚悟をして読みました。最初の数ページでとてもやな気分になりましたが、引き込まれてました。密告者は誠の父か警察の誰かなんだろうなと思ってたので驚きは少なかったです。実際に家族が理不尽な酷い目に遭わされたときに復讐を考えない訳がないので、理不尽だがこんな最後がふさわしいのかと思いました
★10 - コメント(0) - 1月23日

最初は非常に辛い展開でしたが、中盤からドキドキハラハラでした。最後の展開はものすごく考えさせられます。
★8 - コメント(0) - 1月23日

娘を失った父親が犯人の一人を刺殺する場面を読んでも、彼が殺人犯だとは思えなかった。加害者たちがあまりに残虐だったからかもしれない。「気持ちは分からなくもないが人殺しはいけない」、自分が当事者になってもそう言える人はいるのだろうか。それぞれの立場から、何が正しいのかと苦悩する人々が印象的だった。密告電話の謎は最後まで気が付かなかったので驚いた。
★7 - コメント(0) - 1月20日

最初の方一気に重くて、途中読むのをやめた。いっとき日が経ってからまた読み始めた。娘がいる身としては本当にきつく、すごく考えさせられた。難しい問題だけど…。でもその立場になって初めてわかる心情もあると思うから、これが正しいなんて一概には言えない…。
★7 - コメント(0) - 1月18日

強姦殺人犯を追い詰める被害者の父親の執念が凄まじい。手に汗握り、頭が熱くなり、胸が痛くなる展開が最後まで続く。主人公の父親はもちろん、腐りきった犯人たちや、良心の呵責に耐え兼ね情報提供する偽善者、父親に同情しながらも、これ以上父親に犯罪を犯させないため犯人逮捕に全力を尽くす刑事たち、それぞれの思いがきっちり描かれている。本格的推理作家だと思っていたが、なんでも書けるのか。東野圭吾恐るべし。
★6 - コメント(0) - 1月18日

告げ口はてっきり少年だと思ってたのでまんまと騙されました。しかし、二人目が助かったのは少し悔しい気持ちになってしまった。ダメなのかもしれないけど、主人公を応援してました。
- コメント(0) - 1月15日

●●カドフェス2016発見!角川文庫●● 88冊目。自分の娘が殺された。しかも、ひどいことをされた上で。そんな時、親はどうするのか。復讐してもいいのか。難しい問題である。結末をそうせざるを得ないのかなと。あとは読む側で考える。この作品では、復讐を達成してほしかったような。でも、自分が娘だとしたら、父親にそんな罪は背負ってほしくない。いやでも、殺さなくても、何らかの復讐をできるのなら、してほしいかなあ。難しい。2008年5月。
★55 - コメント(0) - 1月8日

現実に起こりそうで、自分にも降りかかる恐怖を感じながら、憤りを感じざるを得ない。胸糞悪い。だが作品自体は非常に良作だった。なんとか最後まで読めた。。
★6 - コメント(0) - 1月5日

犯罪者を捕らえる、犯罪を未然に防ぐ、その職務を全うすべく刑事は犯人を追う。主人公が復讐を狙う標的が死ねと思うようなクズでもそれを守らねばならぬという個人の倫理観との葛藤を抱える刑事達の心理描写に共感した。仇討ちを請う主人公への同情を禁じ得ず復讐を遂げてほしい想いが募るが、果たしてそれが本人の為なのか、目的を果たす事は更に不幸なのでは…。読んでいる始終何が正解なのか?理想のゴールは何なのか?と考えさせられた作品。誰かの人生を悪意をもって終らせた者が法律に守られる、私はそれを正しいとは思えない。★★★★☆
★7 - コメント(0) - 1月1日

「いかなる理由があっても人を殺してはならない」「過ちを犯した少年は更生されるべきだから少年法は必要」だなんて平和に暮らしてる人間が言える言葉なんだなあと。もし大切に育てた自分の子供が、自分の欲求しか頭にない若者に非人道的な方法で殺されたらどうだろう?しかも彼らは年齢を理由に少年法で守られる。誰もが自らの手で殺してやろうと思うだろう。結局この物語で正解はなんだったのだろう?長峰は和佳子が言うように出頭してればよかったのか?それも違うような。私には全く見当もつかない。何かものすごい小説を読んでしまった…
★11 - コメント(0) - 2016年12月25日

大事な一人娘が少年たちに無残に殺された。少年法に守られた犯人を被害者の父が裁くのは正義か、悪か。それともただの偽善にすぎないのかを問う作品。復讐は善なのか。
★11 - コメント(0) - 2016年12月21日

今まで読んだ少年犯罪小説中、最低最悪だった。読んでるだけで、辛くて苦しくて...。でもちゃんと最後のまで見届けないとという一心で読了。本当に「少年法がなくても更生出来る人間はちゃんとやるでしょ」と言ってやりたい。
★10 - コメント(0) - 2016年12月18日

序盤は辛くて読むのをやめたくなりましたが、最後まで目を逸らさずに読み終えました。復讐を遂げて欲しかったという意見も多いですが、否定も肯定も出来ない難しい社会問題だと思います。主人公の死に方があっけない気もしましたが、これが現実かもしれません。少年であっても被害者遺族であっても犯罪を認めてはいけない。警察が最後にした事はやむを得ない。でも、ただただ誰の気持ちも報われないですね。個人的には誠の罪の意識も追及して欲しかったです。
★16 - コメント(0) - 2016年12月14日

未成年の凶悪犯罪と少年法の矛盾、遺族のぶつけようのない怒りをうまく描いたミステリー。もちろん予想外の結末もあり。多くの人がこの本を読む可能性があり、遺族の仇討ちは、衝動的なほうだけを成功させるものの、計画的なものは失敗させざる負えなかったのだろう。ここまでが限界だ。いつもながら、冒頭に述べたテーマはよくあるパターンと言え、陳腐な内容になりがちと思えるが、そこは我らが東野圭吾。かなりの長編でありながら、飽きさせないところはみごと。
★13 - コメント(0) - 2016年12月13日

正義の刃は、誰が振り下ろせるのか?犯罪者は法律によって、更生するように守られるが、その被害者家族や関係者が同じように癒やされ守られるのだろうか?少年法も本当に正しい裁きが成されているとは思えない。長峰の刃より、刑事達が信じている刃が本当に正しい方向へ向いているのか、そのテーマも最後に投げかけられているような、いつまでも答えは当事者に委ねられる。本当に考えさせられました。
★53 - コメント(0) - 2016年12月12日

現代の法律、倫理に反する行いによって目的を果たすということ。これにある程度の世間からの同情があり、また警察の中にも表立っていわないが同情する人間も勿論いる。そこから起こる一つのジレンマ。正義は正義なのか。感情を殺すこと、何も考えないこと、逃げること、子供への盲目的な愛…等等重いテーマを扱っていることもあって、読んでて考えることが多かった。後味悪いけれど、変にスッキリした結末よりも、もやもやしたまま終わるのがこの小説に合ってる。
★38 - コメント(0) - 2016年12月7日

読んでいて気分が悪くなるほどむごい描写に途中で読むのをやめようと思ったが、この作品もやはり社会への問題提起を盛り込んだ読みごたえあるものだった。レイプ事件、被害者の遺族への対応、少年法。法律って、社会って、大人の世界って…不完全で、都合よくできている。最後の展開、そうなったかぁ。
★22 - コメント(0) - 2016年12月7日

昨年辺りに読み終わった本だが、本棚に追加したいので…。 東野作品は何冊も読んでいるが、コレホド心が大きく揺さぶられた作品は中々ない。衝撃で何度か本を閉じたほど。著者の本気がひしひしと伝わってきて、正面からストーリーに対峙できなかった。
★12 - コメント(0) - 2016年12月6日

★★★☆☆ 序盤は良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月5日

復讐を許したら、連鎖が起こる。だから法律上はできないのは理解できる。ただ自分の近くでそれが起きた場合は、、、 最後はやはりそうなるかというかんじだったが総じて面白かったと思う。
★12 - コメント(0) - 2016年12月2日

緊迫したラストシーン 結末は予想通りの結果となった 刑事の密告以外は テーマが悲しすぎる内容と切ないラストだった
★12 - コメント(0) - 2016年12月1日

もし自分の大切な人が少年に殺されたら、そんな状況を突きつけられて、普段は無関心だった少年法の議論に、自分なりの解を出す事を求められる。誰の立場に立つかで、見えるものが変わってくるので断言はできそうにない。ラストの展開には驚いた。
★20 - コメント(0) - 2016年11月27日

事の発端からいきなり胸くそ悪くなる話で、しかしさすが東野圭吾ではまってからは一気に読み進めたけど、今作は結末もしっかり胸くそ悪かった…。少年法や悪とは何か、正義とは何か、といったことについて問いを投げかけられ続けたが、結局納得のいく答えなんて出ないんじゃないだろうか。少なくとも自分には出せなかったし、だからこその結末にもやもやが残るのだと思う。読者に一番近い存在として描かれていたのが和佳子だったと思うのだけど、彼女がなければどんな立場でこの本を読んだんだろう。(続)
★15 - コメント(1) - 2016年11月24日

図書館で借りた。重い。前半は気分が悪かった。わが身に起きたら・・・
★7 - コメント(0) - 2016年11月22日

警察とはなんだ。正義の味方か。違うな。法律を犯した人間を捕まえているだけだ。警察は市民を守っている訳じゃない。警察が守ろうとするのは法律の方だ。ではその法律は絶対に正しいものなのか?(本文抜粋)
★10 - コメント(0) - 2016年11月20日

答えなんかないんだよね。何が正解で、何が不正解かなんて誰も決められない。人間は自分中心だからさ。例えば地震があったら震源地を確認するじゃん。海外だと「日本じゃない」って安心しちゃう。日本だとしても「自分の場所」じゃなければ、ちょっと安心しちゃう。地震だけじゃない。自然災害、大事故、残虐な殺人事件…。結局は、自分の身に何かが起きなければ全部他人事なんだよね。他人事は、すぐに忘れちゃう。しかし、最後の最後でビックリ!![宿命]以来だわ。「えーっ!!」って叫んだの。
★10 - コメント(0) - 2016年11月10日

さまよう刃の 評価:56 感想・レビュー:2662
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