コイノカオリ (角川文庫)

コイノカオリはこんな本です

コイノカオリの感想・レビュー(338)

どのお話も恋の要素はほんのり。たまに優しくて、たまに不穏な余韻を残す作品たちです。 角田光代さんの「水曜日の恋人」が印象的でした。中学生の女の子に、母親の恋人っていう存在全てが刺激的なんだろうなと。
★5 - コメント(0) - 1月15日

既読かと思ってたけど『犬と椎茸』以外は全く記憶になかったのでもしかしたら未読だったかも?タイトルから連想される甘やかな雰囲気はあまりなく苦味の効いた短編が集められていた印象。苦味を通り越して結構シリアスなものもあり、読む前のイメージを覆されたけれどこれはこれで面白かった。実力派女性作家の作品ばかりだったけども小粒感というかこれだ!という作品はなかったかなー。つまらないものもなかったけども、もう少しグッと掴まれるものを読みたかったのでちょっと残念。敢えて挙げるなら宮下さんの『日をつなぐ』が良かったかな。
★6 - コメント(1) - 2016年12月16日

アンソロジーはいいですね。ラブラブな恋の話じゃないところが良かったです!
- コメント(0) - 2016年11月17日

女性作家が紡ぐ、恋と香りのアンソロジー。ここぞと言う時に、シュッと刺す香りの使い方。色々なお話を読めるアンソロジーは、やはり楽しい。
★4 - コメント(0) - 2016年11月7日

角田光代、島本理生の名前に魅かれて購入。「最後の教室」、定時制高校のタツタ先生の大人な加減がいい。「泣きっ面にハニー」、ハチミツマッサージうけてみたいしほぐされたい。こんな技術を身につけたら「こっちのもん」、こんなママ(店長さん)なら誰だって惚れてしまう。産後母の大変さを描いた「日をつなぐ」が他人事と思えない。行って大丈夫だよと言ってあげたい、雨にも負ケズ?修ちゃんの話は、悪い話ではないはずだ。どの物語も面白く、それぞれのカオリも楽しめた。
★16 - コメント(0) - 2016年11月6日

いまいち
- コメント(0) - 2016年9月21日

好きな作者だらけの短編集。栗田有起、宮下奈都が良かった。
★6 - コメント(0) - 2016年9月9日

島本理生さんの作品が読みたくて手に取った本。他の作品では宮下奈都さんの「日をつなぐ」が印象的でした。
★6 - コメント(0) - 2016年7月1日

角田光代さんの<水曜日の恋人>が一番好き。
- コメント(0) - 2016年6月10日

宮下奈都さんの作品を読みたくて、久し振りに再読。「日をつなぐ」はいわゆる産後クライシスが物語の中心。でも、本質はきっとそこではない。主人公はいつまでも「修ちゃん」に恋をしている。その事実にぞっとした。夫婦に、パパママになれなかった二人は、どこへ行くのか。最後の一文が効果的で、どんな未来も読者は想像出来る。いつまでも余韻を楽しめる作品。他は角田光代さんの「水曜日の恋人」が好き。
★1 - コメント(0) - 2016年6月9日

恋、香りをテーマにしたアンソロジー。島本理生が読みたくて選んだ。暗くてどちらかというと大人向けの本かな、と感じた。生田紗代の作品が共感できた。苦手だけど嫌いじゃない人って男女問わずいるなぁ。そういう人とはどう付き合っていけばいいんだろう。あとは角田光代と宮下奈都が良かった。他の作品も読んでみたい。
★4 - コメント(0) - 2016年5月17日

「日をつなぐ」が面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年1月31日

「日をつなぐ」が面白かった。まるで綱渡りのように日々をつなぐ二人。ラスト、修ちゃんからの話はなんだろう。まるで裁判の判決を聞くような、祈る思いで読み終えた。 香りはときに、言葉より視覚より行動より絶大な効果を発揮する。好きな人の服から香る洗剤の匂いにときめいたこともあったっけ。残り5作には苦手なジャンルの恋もあったが、どれも活字から香りが漂ってくる秀作だった。スープの香りはまだ修ちゃんの気持ちを繋ぎ止めている。希望の光が見えた。
★4 - コメント(0) - 2016年1月16日

色んな「コイ」が詰まったアンソロジー。確かに「コイノカオリ」がした。恋とは呼べない感情。どこか切なくもあり、だけど苦しみも痛みもきちんとある。ちょっと得した1冊でした。
★23 - コメント(0) - 2015年11月7日

アンソロジーは1冊でいろんな作家さんの話を楽しめるからお得。どれも良かったけど、栗田さんがタイトルも内容も印象に残った。宮下さんの話はラストがこれからどうなるのかが気になって気になって・・・。不吉な香りがするような。
★11 - コメント(0) - 2015年9月12日

角田さんと、島本さん目当てで読みました。 アンソロジーは読んだことのない作家さんでお気に入りの人を見つけられることもあって好きなのですが、この本では新規の作家さんにも出会えず、心に残る作品もありませんでした。
★1 - コメント(0) - 2015年4月22日

久々に読書。やっぱり読書はいいなぁ。いろんな作者さんの短編集って当たり外れが激しい気がするけど、これはどれも面白かった。やっぱり角田さんが一番好き。でも井上荒野さんも良かった。
★2 - コメント(0) - 2015年3月22日

タイトルから、幸せな恋愛の話が集まったものかと思ったがそうではない。虚無感や絶望、憎しみも入っている。個人的には最後の井上荒野さんの話が良かった。自分が主人公と同じ立場だったら、結婚した男女も夫のことも、憎いだろうなあ。
★4 - コメント(0) - 2014年11月29日

読んでいて、止めてと思うくらいカオリが鼻につく作品(悪い意味ではなく)、カオリにうっとりしてしまう作品、あまりカオリが感じられない作品などあって、面白かった。不確かな人とのつながり、愛と気持ちが、それぞれ良かったアンソロジー。カオリというか匂いは、パッと記憶を鮮明にする。カオリということでは、角田光代・栗田有起・井上荒野が印象深いが、物語としては島本理生が好き。宮下奈都は、新米ママの閉塞感を思い出し、切なかった。年代順ぽい気もするけれど、『犬と椎茸』を最後にしないで欲しかった。上手すぎて…やるせない。
★45 - コメント(3) - 2014年11月24日

宮下さん目当てに借りてみた。太陽のパスタ、豆のスープのようなお話。オリーブオイルで炒めた豆の薫り、頬から伝わる赤ちゃんのすべすべな柔らかい肌、夫との会話が減り何のために生きているのか分からなくなる虚無感。読んでいるだけで、自分が主人公になったかのように、錯覚するほど。この話の続きには、明るい未来が待っていると思う。他のお話は、まあまあ。新しい作家さんを発掘しようと思ってたけど、アンソロジーはどうしても短い分、何とも言えない。楽しないで、ちゃんとそれぞれの長編を読んでみようかな。
★15 - コメント(2) - 2014年10月27日

同じシャンプー、レモン、蜂蜜、たばこ、豆のスープ、椎茸の香りから綴られる6つの恋の短編集。栗田有起さん「泣きっつらにハニー」のマッサージルームのオーナーのママがお気に入り。宮下奈都さん「日をつなぐ」では知らない土地でのほとんど一人での子育てで不安を感じ、豆スープを作ることで自分を少し取り戻して前向きに向かおうとする姿勢が同じ宮下さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」を思い出す。修ちゃんの話、私も気になるな~。
★46 - コメント(0) - 2014年9月21日

思い出の香りなら、香りより匂い、の方がしっくりくる。はちみつマッサージのお話にきゅーっとした。こんなママなら、きっとあたしも好きになってしまう。はちみつに体を委ねられたら、どれだけ気持ちいいだろ。思い出の匂いがはちみつって、すごくすてき。かわいい。匂いについて、いろんな拡がりのあるお話たちで、それぞれの世界に入っていってたのしかった。擬似体験。もっともっとむかしに、こういう経験をしてたらって考えたらなんだかたのしくなってきた。
★1 - コメント(0) - 2014年9月19日

栗田有起さん目当てで読んだ「カオリ」がテーマのアンソロジー。宮下奈都さんの作品が短いページ数に上手くまとまっていて、主人公の気持ちにも共感できた。終わり方も、その後どうなったんだろうって心拍数が上がった。
- コメント(0) - 2014年8月24日

想像していたような感じのお話ではなかったが、どれも「コイノカオリ」がするものだった。どれも悲しくて切ない雰囲気があったが、「コイノカオリ」とはそういうものなのかもしれない。生田紗代氏の「海のなかには夜」に出てくる佐智子の心情にすごく共感した!あのアンビヴァレントな感情は、嫌というほどわかる。宮下奈都氏の「日をつなぐ」に出てくる修ちゃんが気になった。「アフリカとブラジル」「土星と土星の輪」「ハイペリオン」「バイオリン」などなんか良かった。食べ物の描写がおいしそうで、豆のスープが飲みたくなった。
★90 - コメント(1) - 2014年7月10日

恋と香りにまつわる短編集。ニオイによっていやおうなしに思い出される思いや記憶や感情が、どの作品にも印象的に描かれていました。個人的に一番好きなのは宮下さんの作品で、料理のニオイってとっても魅力的だと思いました。
★1 - コメント(0) - 2014年7月5日

あれは恋だったのだろうか…という経験は私にはないけれど、角田光代「水曜日の恋人」の真帆の鋭さと、イワナさんの優しさが好きでした。香りで甦る恋の記憶って自分で追いつけないほどの勢いで驚くほど鮮明に浮かび上がる。そして慌てる。ま、それはさておき、香りが際立っていない作品も多いような。けれど、恋に香りを纏わせた作品となると、辛い恋になりがちなんだなーと思った。井上荒野「犬と椎茸」。三十年も前に想った人の妻が亡くなったら、何を思うのでしょうか。宮下奈都「日をつなぐ」に触発されたので、久しぶりに豆を煮よう!笑
★2 - コメント(0) - 2014年7月4日

恋の香りと言うなら私は[その人自身の匂い]しか思い出さないが、この本はその人をひっくるめた情景の香りを感じました。少し離れた見方。
★1 - コメント(0) - 2014年2月28日

やっぱり角田さんの話はいい。人と人がいつしか離れてしまっても、それを悲しさにせず、今ある自分の大切な思いでの一部として、大切にし、共にその思いでを時に思いだしたりする。心地よかったです。
★2 - コメント(0) - 2013年12月25日

宮下さん目当てに手にした、香りのモチーフにしたアンソロジー。6人6様の香りが描かれていて、それぞれに結構濃厚な香りでした。井上さんの「犬と椎茸」、初読み栗田さんの「泣きっつらにハニー」が良かったけど、やっぱり宮下さんの「日をつなぐ」が一番印象的。デビューして間もない作品だと思いますが、凄いな宮下さん。この作品を読んでますます宮下さんが好きになりました。
★5 - コメント(0) - 2013年11月28日

香りをモチーフにしたアンソロジー。やっぱり島本さんの感情描写は心にぐぐぐっと突き刺さります。読んでみたかった宮下奈都、母親の閉塞感の描写がすごく繊細で、泣けました。井上荒野さんが描く女性の怖さには相変わらず身の毛がよだつ。
★12 - コメント(0) - 2013年11月14日

いろんな作者の短編集。私はイワナさんのお話が好きかな。 香りに誘われる思い出、ってある。香水の香りで好きなひとを思い出したり。 恋、って、いくつまでしていいんだろう? 最近はそんなことに悩んで、前に踏み出せない(>_<)
★1 - コメント(0) - 2013年10月27日

6人の女性作家のアンソロジー。タイトル通りどのお話も『香り』が感じられます。読む前は恋が始まるような初々しい物語を想像していたのですが、全然そういうものではなく、どちらかといえばその逆かも。恋は甘いカオリするものばかりじゃないんですよね。
★4 - コメント(0) - 2013年10月9日

いろいろなお話を読めて、数人の作家さんが書いてる本もおもしろいなあと思った。あまりぴんとくるお話はなかったけど、島本理生さんの「最後の教室」の、「許せると思ったんだよ」っていう台詞がすごく印象的だった。
★2 - コメント(0) - 2013年10月3日

恋とカオリ、結びつけてしまえばそれって一生忘れられない恋愛になるんじゃないだろうか。分かりやすいハッピーエンドが好きだから、どれも好みとは違ったけど作家さんそれぞれの個性が出てる点は面白いと思った。選ぶなら島本理生さん。ちょっとビックリでした。
★3 - コメント(0) - 2013年8月9日

タイトルの通り、読んでいてどの作品の中からもカオリがふわりと漂ってきました。主人公がマッサージ店で働くようになる話しが、別に自分が主人公と同じ様な経験をしたことがあるわけでもないのに何処か共感するというか惹かれるものがありました。もう一つ豆が出てくる話し、豆がメインなのかどうなのかはわかりませんが、読んでいて「豆ってこんなに美味しそうなものだったのか」と思わされました。ふっくらと膨らんで柔らかくほろっとなった豆のスープを食べたい!!、そんな衝動に駆られます。
★1 - コメント(0) - 2013年6月14日

匂いというのは、人と付き合ってるとどうしても意識してしまうものだと思う。別れた今も、時々懐かしい匂いがするたびに思い出してしまう感じ。おもしろい作家さんを発見できるといのはいいなと。どうしようはずれなし。
★2 - コメント(0) - 2013年6月5日

te2
恋愛でどうしたこうしたっていうよりも心の方に焦点が当たってる作品が多く、話にグッと入り込めます。角田さんと島本さん目当てでしたが、栗田さんの泣きっつらにハニーがお気に入り。ママの「どうですか?」からラストまでの1ページ半、繭子とチカの絆の深さがすごく伝わってきて、繭子頑張れと応援したくなりました。
★1 - コメント(0) - 2013年6月1日

泣きっつらにハニーが良かった。ゴットハンドのはちみつマッサージを受けてみたいな~
★1 - コメント(0) - 2013年5月23日

島本理生目当てで。こういうアンソロジーは自分の好みじゃないはなしもかならずあるけれど、珍しくどれも好きな感じだった。
- コメント(0) - 2013年5月6日

6話とも何らかの香りか匂いがモチーフになっている、ちょっとほろ苦い恋の短編小説集。女性作家さんらしく、恋愛そのものよりもそれに至る「コイゴコロ」の多様さが愛おしい。
★8 - コメント(0) - 2013年4月11日

コイノカオリの 評価:68 感想・レビュー:73
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