いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)

いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)
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いつかパラソルの下ではこんな本です

いつかパラソルの下での感想・レビュー(2136)

大嫌いだった父親のルーツをたどる旅。なかなか面白い。
★5 - コメント(0) - 3月12日

父のルーツを辿る子どもたちの物語。おもしろかった。イカイカ祭りに行きたい。
★10 - コメント(0) - 3月12日

自分と親との関係、葛藤、きょうだいや、母親等立場が違えばまた違う価値観、思い、見えている側面いろいろ違い… 誰でも何かしら抱えているものなんだろうな。 でも、達郎との関係の行方は意外だった。 私は呑めない質なので、あそこまで呑んで騒いで楽しい宴会~とかやったことなくてただただ羨ましい。余談だが。
★2 - コメント(0) - 3月11日

よみにくかった こんどもう一度読み直そう
★2 - コメント(0) - 3月2日

厳格な父が嫌で家を出た野々。そんな父が亡くなり、今まで知ることのなかった父の素顔が次々に発覚。真相を探るため兄妹達と共に父のルーツを辿る旅に出る。自分の人生が巧くいかないことを全て父のせいにして言い訳にしてきた野々は、亡くなった後でも父に縛られ続けもがく。子供に対して親の影響力が大きいのは当たり前で、親をつい都合よく扱ってしまうのは、結局親に対して甘えがあるからだと思う。自分の弱さを認め、丸ごと受け入れるって勇気がいる。私もいつか自分の弱さを受け入れて、パラソルの下でビール片手に笑えるようになりたい!
★64 - コメント(2) - 2月25日

とても共感できる話だった。人間は大抵、親や流れるDNAからの影響を気にする。「お前のオヤジは相当な悪だった」とか「お婆ちゃんは絶世の美女だったのよ」とか。だが実際はどうであろう。噂話には、ほぼ必ず尾ひれが付く。三兄妹は亡くなった父の足跡を辿るが、噂には程遠い父の姿に近付く。私にも似た経験がある。子供の頃感じた親への評価と大人になって見る親へに評価は異なる。自分の才能の限界もまた然り。結局人間は誰のせいにも出来ず、ただただ生きていくしかないのだ。人間万事塞翁が馬。読んだ森絵都作品では一番大切な作品です。
★5 - コメント(0) - 2月13日

厳格すぎる父親のルーツを探る物語。その過程で、自分の抱える課題を父親や環境のせいにするのではなく、自分でその課題に立ち向かうしかないんだと気づく場面が印象的でした。
★4 - コメント(0) - 2月10日

再読。この本を読みながら大人になるってどんなことなのかずっと考えていた。今までは完璧だと思っていた親にも人生があって、実は自分と同じくらいちっぽけで。そのことに気がついて、いい意味で親を諦めてその事実を受け入れられたときやっと成長できるのかもしれないな、と。描いているのはありふれた日常なのにこんなにも引き込まれる。それはこの物語が野々の話であると同時に私の話でもあり、わたしの両親の話でもあるからなんだろうなあ、と思った。
- コメント(0) - 1月30日

rio
父親の生まれ故郷に行って、酒呑んで、イカ食べて、ゲロ吐いたら何かが吹っ切れた、って話し。面白かった。文章がものすごく読みやすい。
★2 - コメント(0) - 1月25日

久々に森絵都。今まで無意識だった日常を見つめ直す物語。死んだ父のルーツを探しに(言い訳を探しに)、新潟の佐渡島まで行くわけだが、何のことはない、勝手に父親のせいにしていたのを更に自覚し(元々薄々わかっていた)、また日常へと戻っていくだけの話。なのだけれども、そういう当たり前のことを認識出来るかどうかは、かなり大事だと感じる。
- コメント(0) - 1月24日

小さい頃から、自分は周りの人とどこか感覚が大きく違っていて浮いている気がしていたので、「生きるというのは元来、そういうことなのかもしれない」という本書の言葉がとりわけ強く印象に残りました。他の方がどれだけこの「周りから浮いた感じ」を実感されているかは分からないので、この言葉がどの程度正しいのかは分かりません。そのため、もう少し自分の中で整理する必要がありますが、社会や世界から切り離されているような「周りから浮いた感じ」は人生の中で当たり前に感じるものとして受け入れる必要があるのかもしれないと思いました。
★12 - コメント(0) - 2016年12月10日

佐渡をウロウロするくだりは斜め読み。テーマ的なものは自分は分かってないかもしれないけど、読後感良好。他の方のレビュー読んで、あーそういうことねー(笑)。自分にほぼないような感情かな。
★5 - コメント(0) - 2016年11月28日

何だかな 1Q84みたいな親子のリレーエッセイみたい
★1 - コメント(0) - 2016年11月25日

厳し過ぎる父のいる家から出たら長男、長女。そんな二人を見て育ち父の言いつけ通りに生きた次女。父の死後に意外な父の顔が発覚してから、父のルーツを探すことに。人のせいにして生きていくことは楽だけど、そこからは自分の一歩は踏み出せない。自分の死後にあの人は楽しく生きていたねと言われるような生き方をしたいな。
★40 - コメント(0) - 2016年11月19日

「父のせいだ」と、私も何回思ったことだろう。手の届かないところに逝ってしまった人をどうすることもできなくて、分かった気になってたことが実は分かってなかったりして、それでも受け止めたり受け入れたりして、生きていくしかないのだ、日常を。きっとこれは私の物語。カッコ悪くても無様でも情けなくても、パラソルの下でビールを気持ちよく飲める日が、きっと来るんだと思うことにした。
★40 - コメント(1) - 2016年10月23日

どんな家にもありそうなエピソード。厳しく育てられたことへの反発・トラウマから家族それぞれを突き動かして小さな騒動になるやさしい話。父親であり男でありその立場でいろいろ思いもあったろうが、死んでしまったら伝わることはない。なぜかそう感じた。
★4 - コメント(0) - 2016年10月21日

厳格過ぎる父も紐解いてみたら、コンプレックスを抱えたただの人だった。兄妹3人が父親のルーツを探りながら、自分自身に向き合う話。誰かのせいにして自分を正当化するって凄く楽だ。それに救われることもあるし、全て悪いわけじゃないが、いつかは自分自身の問題に目を向けなければいけないかな。
★3 - コメント(0) - 2016年10月20日

理屈をこね回しても、結局はしたいからする、ってことかもしれない。自分がストイックな人生を送ってもいいが、人には強要しちゃだめだな。人生、今ある日々を楽しまなきゃ。野々の視点、何気ない日常を感じるのも大切だし、そこにお金まかけないと、な。
★2 - コメント(0) - 2016年10月13日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2016年10月2日

なくなった父にとらわれていた三兄弟を描く作品。
- コメント(0) - 2016年8月30日

前半は父が意味わからな過ぎてひたすらいらいらしていた。欲望が止められないのは暗い血とかいう血筋のせいじゃないだろと思いながら読み進めると三兄妹と同じタイミングで出口に辿り着く、そんな1冊だった。勿論話には登場するはずもないけれど、自分も一緒に父のルーツを辿っている気分になった。自分の悪いところを他の誰かや何かのせいにするのはすごく楽。そこをちゃんと受け止めて生きていけるように成長しよう。
★8 - コメント(0) - 2016年8月26日

本編感想とは離れますが、田舎、島に行ってみたくなる。いかいか祭りも楽しそう。
- コメント(0) - 2016年8月21日

家族は本当に色々な形がある。三人のきょうだいが父親の足跡を探る中で、それぞれが自分の弱さに向き合えるようになった。誰かの人生をなぞる中で、自分や人の弱さを少しずつ受け入れていく。自分の弱さを親や誰かのせいにしてしまうことはすごくよく分かる。長男のギャルの彼女の「人生を親のせいにするな。二十代も半ばを過ぎたら自分のケツは自分でぬぐえ。」という罵倒がかっこいいと思った。大きな事件や謎はなくとも、登場人物がほんの一歩踏み出す姿に心が温まる本。
★3 - コメント(0) - 2016年8月21日

最初、お父さんの足跡を辿ってどうするんだろうって思っていた。でもそれによって家族が成長していくゆったりとした物語。自分もどこかで人のせいにしてないかなと、どきっとした
★5 - コメント(0) - 2016年8月18日

UK
これはいいや。超厳格だった父親が自分の暗い血に怯えていたことや、挙句の果てに不倫までしていたことが死後に発覚。3人の兄姉妹が父の、自分達のルーツを探して旅に出る。おかしさと哀しさが綯い交ぜになったお話に、頬が緩んだり、胸を突かれたり。いい味わいでした。
★24 - コメント(0) - 2016年8月16日

父が苦悩していた「暗い血」の謎を解き明かすために、3兄妹は父の故郷へ。ストーリーラインだけ見るとミステリー物だとおもってしまいそうになるけど、父の故郷で待っていたのは拍子抜けするくらい普通なことで、リアルな「生きる」や「人生」の形だった。森絵都の作品を読むのは中学以来で、今回は「カラフル」を読んだ時ほどの衝撃はなかった。でも、より現実的な「生」という感じで読後はスッキリした気持ち。
★3 - コメント(0) - 2016年7月27日

田舎のパワーすごい。自然の前ではたいていのことは何とかなるんじゃないかと思えてくる。考えすぎず自分らしくしていれば、何となくうまくいくものなんですね。
★5 - コメント(0) - 2016年7月23日

久し振りに借りた森さん。自分で築き上げてきた「自分を守る殻」は自分で壊すことでしか前進できないんだよ。でもその殻の土台は以外と曖昧で根深いから自分の目でちゃんと確かめようね。自分では解決出来ない!と思っていることでもちゃんと向き合えば解決の糸口は見つかるよ。っという応援小説と読ませていただきました^o^。
★11 - コメント(0) - 2016年7月12日

誰しも少なからず育った環境に対して被害者意識があるんだなぁ。共感できる部分が多くて、みんなもそうなんだなと気付けた。
★2 - コメント(0) - 2016年7月6日

みんな、近くにいたはずの家族のことが良く分からず、そこから逃れようとしてますます近づいてしまうのが家族なのかな。
★12 - コメント(0) - 2016年7月5日

三人三様のファザコンっぷりがすごかったな。このお父さんも片寄りすぎですけどね。多かれ少なかれこういう気持ちは身内に感じるものなのですかね。
★3 - コメント(0) - 2016年6月27日

aki
厳格な父の死をきっかけに、自分の人生と向き合うことになる三兄妹。それぞれ、抱えるコンプレックスを厳しすぎる父のせい、環境のせいにしていたけれど果たして本当にそうだったのか・・・。誰かのせいにするのは簡単だけど、結局コンプレックスっていうのは自分でなんとかするしかないものなんだな…他人にどう慰められようと、自分自身で決着をつけなければならないものなんだな、と思いました。ゆっくりでもいいから、自分とちゃんと向き合って、自分を大事にして人生楽しめたらいいなぁ。なんてことを思いました。良い本でした。
★11 - コメント(0) - 2016年6月21日

面白かった。
★1 - コメント(0) - 2016年6月14日

亡くなったお父さんは異様なまでに堅物で無口で、自分のコンプレックスは全てお父さんのせいにしてた。そんなお父さんの半生と暗い血を追ってたら大切な自分自身の日常に気がついた。亡くなったお父さんには申し訳ないけど、とりあえず、私達家族は今生を楽しむね。しばらくしたら右手にパラソル、左手にビールを持って、お父さんの墓石に行くよ。
★133 - コメント(0) - 2016年6月13日

何回読んでも色褪せない。傑作です。
★6 - コメント(0) - 2016年6月11日

柏原家の3人兄妹は、それぞれに上手くいかないことを「厳格すぎる父」のせいにして生きている。“愛しても、愛しても、私自身はこの世界から愛されていないような、そんな気が心のどこかていつもしていた。受けいれても、受けいれても、私自身は受けいれられていない気がしていた。”親は絶対者ではない。親は理不尽なもの。そう割り切ったら、そういうものだと思えたら、少し自分を許せるようにもなるし、前に歩いていけるようにもなる。急に親を好きにはなれなくても、いつかパラソルの下で一緒に冷たいビールを飲めるようになるかもしれない。
★10 - コメント(0) - 2016年6月9日

★★★★☆ 事故死してしまった父の過去を知ろうとする三兄妹。 ドラマチックな展開になるのかと思いきや、違った。 三兄妹が自分たちの人生を父のせいにしていたところがあったように、父も自分の父親のせいにしていた。 人は自分のルーツを探り、自己分析をしてしまうが、全てをそのせいにしてはいけないと思った。 最後の家族のシーンとか後味のいい話だった。
★8 - コメント(0) - 2016年6月5日

後半から面白くなってきました。
★3 - コメント(0) - 2016年5月4日

父を失うことで父や自分と向き合いそれぞれが歩き始める再生の物語。 誰かの責任にして言い訳するのは楽だし自分を守れる手段だけど、それは逃げてるだけの時もある。ちゃんと自分と向き合うと新しい世界が開ける。薄暗い景色が爽やかに彩られていく過程を野々と同じ視線で辿っていけた。森さんの作品は読後感がとてもすき。
★4 - コメント(0) - 2016年4月19日

人はうまくいかないと、つい何かのせいにしてしまう。それは楽だし、納得しやすいからだろう。野々たちが、そんな目を背けがちな感情をきちんと受け止め、前を向いたり許したりできたところがよかった。これなら、うざい父親もまぁよしと思えるね。
★8 - コメント(0) - 2016年4月18日

いつかパラソルの下での 評価:84 感想・レビュー:473
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