戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)

戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)
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戦略拠点32098 楽園はこんな本です

戦略拠点32098 楽園の感想・レビュー(488)

2/5 盛り上がりを求める本ではないのだろうが、なんというか引き込まれるものがなかった。
- コメント(0) - 3月22日

長谷さんデビュー作。ディストピア小説としてよくまとまってるし、あとマリアがロリ。
- コメント(0) - 3月13日

読後、非常に爽やかな気持ちと同時に胸が締め付けられるような感情が湧きました。ヴァロワのおかげで楽園は平和を取り戻しましたが結局戦争は終わっていないわけで。側にいるガダルバが死んでしまっても戦争の続く限りマリアが解放されることはない悲しさ、そしてそれをひとりぼっちで背負っていくことを考えると…。ヴァロワにも出来るだけ長生きして叶うなら再びマリアに会いにきて欲しいと思いました。これほど物語が終わった後、この人たちはどうなるんだろうと考えるのは久しぶりでした。
- コメント(0) - 1月20日

長谷先生のデビュー作。SFとして見るにはやや弱く、ライトノベルとして見るには商売っ気がない。しかし故に短編として、SFライトノベルとして一つにまとまっている。マリアを見ると長谷先生は当時から(ロリコン的な意味で)キメていたんだな、と……
★1 - コメント(0) - 1月14日

おすすめされた一巻完結のラノベの中の一冊。 宇宙戦争物における宇宙戦艦等の墓場としての「楽園」。 戦争におけるプロパガンダというか、戦争を正当化、鼓舞する象徴としての怖さを感じた。 あと、宇宙物でマリアと聞くとSO3のキャラのイメージが強すぎて(ゲーム脳
★2 - コメント(0) - 2016年12月17日

再読。3回目か?削ぎ落として削ぎ落として、研ぎ澄まされた良作。短いなかに、様々な感情が詰め込まれてる、改めて良い作品でした。
★3 - コメント(0) - 2016年10月13日

終わらぬ戦争で、戦士たちを突き動かすため造られた神話。さながらヴァルハラのように。突き抜けるような青空と、風に踊る草原、墓標として黒々と屹立する打ち捨てられた宇宙戦艦の柱。永遠に少女の姿を取り続ける墓守の居る楽園の姿は透き通るように美しく、芳醇で、そして儚い。満点の空を落ちる流星は楽園の外で散った命の輝き。その裏側で、個人をすり潰しながら回り続ける歯車の頑強さと冷徹さを対比して強調してるし、節々に長谷さんの持つフェチズムと美意識が垣間見える。機械と人、個と全。澄み、研ぎ澄まされた良質の短編だった。
★4 - コメント(1) - 2016年10月9日

読んだ後。叫びたくなった。泣きたくなった。実際に少しだけど涙がこぼれた。 世界の残酷さを覆い隠すような楽園。忘却は救いなのか。面白くないと思っていた世界。勝手に回っていく世界。でも、「本当の世界」というのはどこにもなくて、結局、こうして回っていくだけ。 綺麗で、切ない。読んでいて胸がいっぱいになって、感情が爆発しそうになる。 もう絶版になってしまったのか手に入れるのに少し苦労したが、読んで「絶対に」損はしない本。ここまで言い切れる本に出会ったのは久しぶりだ。ぜひ、多くの人に読んでほしいと思った。
★2 - コメント(0) - 2016年8月24日

美しい世界の裏側にあるものを知った時、どうなるだろう。諦めるか、それとも足掻くのか。主人公とその敵、そしてヒロイン。三者三様だが、彼等が選んだのは足掻くこと。成功したかどうかは分からない。少なくとも、世界が変わるとか大仰なことは起きないだろう。でも、とても大事なものなんだと思う。屈することなく戦い続ける。その儚さと美しさが世界観と相まってノスタルジックな雰囲気を醸し出している。読み終わったあと、静かに空を見上げて、去来する気持に耳を傾けたくなる作品。
★1 - コメント(0) - 2016年7月31日

今やSF界で押しも押されもしないポジションにいる作者のスニーカー文庫でのデビュー作。機械化兵のエネミーマイン+少女という設定でかなり叙情的な作品。スニーカー文庫の作品なので完全にラノベテイストではあるが、サラッと書かれている描写や設定にかなり深い世界設定が垣間見える。終わらない宇宙戦争の端っこかつ中心の世界のお話は、同じ世界設定での別エピソード、特に戦略や戦闘そのものを連作短編として重ねることでさらに深みがでるのではないかな。航空宇宙軍みたいな連作書いてほしいなあ。
★1 - コメント(6) - 2016年7月29日

余計な夾雑物を感じさせない、硬質で美しい物語。少女との何気ない日常が、ものすごいやるせなさを感じさせる構成と、それを最後に受け止めるラストの一文が見事。夏の青い空、緑の草原に突き刺さる黒い墓標群、そして白いワンピースの少女、というイメージも鮮烈。
★1 - コメント(0) - 2016年7月3日

ノスタルジーとフェティッシュに満ちた作品。白のワンピースの少女/人造人間/星に刺さる宇宙艦の墓標/対照的に緑に包まれた楽園/そういったモチーフだけでも読ませるけれど、登場人物たち/特に男二人のの青臭さ、そして少女への感情なんかは著者の後の作品にも引き継がれるところだし、好きなところでもあり。
- コメント(0) - 2016年6月29日

話はシンプルなものだが、最後の夏休みみたいなノスタルジーさを、感じた。
★13 - コメント(0) - 2016年6月5日

だいぶ昔に読んだのですっかり内容を忘れてた。 マリアの秘密が判明する段階で目が潤み、 読み終わって声を上げて泣きたかった。 もういい年なんで声は出さなかったけど、本当に声がこみ上げてくるってあるんだなってびっくりした。 ハッピーエンドなのに、ご都合主義的と言ってもいいくらいなのに、 どうしてこんなにも悲しいのだろうか。
- コメント(0) - 2016年5月7日

再読。天使の笑顔があるそこは確かに楽園だが、多くの血で守られた終わらない楽園は地獄そのものであり、そこで暮らす3人の姿を見るとやっぱり楽園なのだと思う。思うからこそ離れるというのはいいな。
★1 - コメント(0) - 2016年3月23日

夏が終わるシーンで涙が止まらなかった。結局、世界は大きく変わらず、でもちょっとだけ、望んだように世界が変わって終わる。一人称の主体が突然入れ替わる独特の文章にちょいちょい躓いたのだけれど、総じて、あの時代の空気を固めたSFだった。デビュー作でこれくらいの文章が書けるのに、どうしてあんなクラッシュした文章ばっかり書くようになったんだ。
★1 - コメント(0) - 2016年2月21日

舞台設定としては「鉄コミュニケイション」を思い出したけれど、こちらは静かでセンチメンタルな雰囲気。一巻できっちりとまとめるにはこのくらい登場人物が少なくて、舞台もすっきりしているほうが読み易いし、ドラマもきっちりと描けるのだろう。ときどき主語が怪しいところがあったけれども、文章自体も読み易かった。
- コメント(0) - 2016年2月7日

最近涙もろくていけない
- コメント(0) - 2016年2月4日

あとがき含め192ページと割と薄めなのに内容はとても濃い。少女と兵士の出逢いから別れまで。たった3人の主要人物だけでこんなに深くなるのかと驚いた。最初は戦争してあちこちで戦火が、とかそういう展開かと思ったけどそれよりもマリアとヴァロワとガダルバの関係性。それぞれの想いと過去。少し時間を置いてまた読み直したい。
★2 - コメント(0) - 2016年1月5日

良かったです。BEATLESSより読みやすかったような。心持たざる者と感情豊かな者とその間に位置する者の三者が織りなす物語。一緒にいることで心の機微が、やり取りが。心の機微を「誤差」と言いながら、その「誤差」に振り回されたり憧れたり。最後の方は不覚にも涙が。読み終わった後にプロローグを読むと、ああここに繋がった、と。ややもすると青臭い戦士の葛藤という中二ちっくな感じもあるけど、それでも自分の生き様を振り返り、自分の行動を貫く男の信念。登場人物は3人だけだけど他者と関わることの大事さも伝えたかったのかな
★8 - コメント(0) - 2015年12月18日

傑作。青臭く若い物語だ。しかしその時でしか書け無い物語。読み手は幸せだ。何時でもその脆くとも青く輝き続ける物語に涙することができる。美しく儚い歪で真っさらな思い。夢幻は掌の届か無い楽園にある。だから狂おしいほど求める。エラー=誤差に塗れた己と世界に微笑みながら。素晴らしい小説に出会えた喜びに泣きながら微笑むのは何回めだろうか。登場人物と自分が重なる稀有な瞬間に包まれる傑作。
★6 - コメント(0) - 2015年12月4日

k-p
エピローグで涙腺が緩んだ。/「『自分』という概念は、社会を構成する人間個々が持ち寄る、ただの『誤差』に過ぎない」(中略)「結局、機械と同じ答えを出すなら、回答をためらわせる感情は、『誤差』ではないか?」/「人間は、経験情報の収集と編集の主体、外界に影響を及ぼす能力行使の主体にすぎない。自分以外のもののことを知ることなど不可能だ」/以上の引用部分は特に頭の片隅に置いておきたいなと。「自分・人間・機械とは」という観点が実に“らしい”。醍醐味ですね。
★2 - コメント(0) - 2015年9月27日

My Humanity 受賞をきっかけに初めて触れた長谷敏司作品。SF×少女×夏という好みのモチーフがてんこ盛りだったのもあり一気に読破しました。楽園というモラトリアムに秘められた世界の真実、歯車として生きる機械兵と制御官の衝突、選択。 ちょっと泥臭いのが処女作らしい荒削りな雰囲気を醸してますが、それも含め人間らしさとか自分らしさとかを考えさせるエネルギーとなりました。 生きる意味を与えてくれた私達のマリアに祝福を。
★3 - コメント(0) - 2015年9月3日

少女と無骨な戦士っていう組み合わせにグッとくるものが.
★1 - コメント(0) - 2015年8月23日

厚みのある本ではないが、内容は申し分なかった。少女と兵士と言う、SFでは特別ではない設定ではあるが、背景が良く練られている。心に"ずん"と響きました。
★2 - コメント(0) - 2015年8月5日

「条約」の原点はここにあった、、、ということになるのだろうか。。 http://wired.jp/2015/07/28/musk-hawking-wozniak-call-for-ban-on-autonomous-weaponry-and-military-ai/
★3 - コメント(1) - 2015年8月1日

無邪気な少女、永遠の少女、大人になり切れない大人、人間になり切れない軍人、機械のようでいてそれでもやはり人間な不器用さ。3人しかいないけれど色んな人間性があり、それらははっきりと分かたれることなく溶け合っている。「合金」である。それでいいのだ。長谷敏司の「祈り」の物語の原点。大変に気分がいい。
★1 - コメント(0) - 2015年7月5日

余韻。
- コメント(0) - 2015年6月20日

Kindleで読んだ。記憶=歴史を失った少女と、戦いを放棄した(戦死した)戦闘機械。彼らが営む日常に、日常を失った敵軍の機械化兵士が降りてくる。日常とは何か。少女は歴史=記憶を失いながら、日々「日常」を再発見し続けるのだ。少女が発見したイチゴの実は、どんな味がするのだろう?
- コメント(0) - 2015年6月8日

再読。学生時代に読んで以来だから、かなり久しぶりでした。結構詳細は忘れていましたが、短い作品なのにずっと心のどこかに温かく残っていた作品でした。デビュー作ということで、どこか文章の引力は物足りなさを感じますが、テーマや作者の想いはストレートに受け止められました。まさに「慈愛」に満ちた作品です。また10年後くらいにもう一度再読したいです。私にとって大事な物語です。
- コメント(0) - 2015年5月21日

最高レベルの世界観。切なさや郷愁を覚える内容だった。登場人物はマリアはその純粋さや無垢さが胸に来たし、ヴァロアとガダルバがマリアとふれあい、良い意味で変化していったのも良かった。大きな喜びや悲しみ覚える作品ではないが確かに心に残る良質な作品であると思う。
★3 - コメント(0) - 2015年4月23日

人には楽園という心のよりどころが必要なのか。
- コメント(0) - 2015年4月22日

ファンタジー風味で残酷なテイスト。ただ、最後は優しい終わり方でよかったと思う
- コメント(0) - 2015年4月3日

長谷さんの何かが何からしく生きるという根幹はこの頃から存在していたんだなあ。久々にほんとうにぐっと入り込める物語に出会えました。人が人らしく生きるためには、人が流動するシステムが必要なのか、そして、そこに人の感情の存在する余地はあるのか。どんどんとでてくるテーマ性を、こんなにみずみずしい世界の中でしっかり描き切っていることがもう素晴らしい。状況自体はなにも変わっちゃいないけど、登場人物たちが最初と比べて少しだけ首を上げているような、そんな物語が大好きです。
- コメント(0) - 2015年3月21日

青く美しい惑星。 墓標として地に刺さる物言わぬ戦艦。 一人の無垢な少女と、自分のアイデンティティに悩むサイボーグとの出会い。あぁ、こういう作品に出会いたくて僕はSFを読み続けているんだな、と思いました。美しい世界を、幸せな時間をありがとうございました。
- コメント(0) - 2015年3月20日

美しい。
★1 - コメント(0) - 2015年2月27日

kindleのセールで購入。値段の割にはかなり楽しめた。BEATLESSや円環少女に比べると読みやすいように感じた。降下兵が結局元に戻ったのが辛く感じた。
- コメント(0) - 2015年2月19日

戦略拠点32098 楽園の 評価:76 感想・レビュー:156
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