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ピーターパン・エンドロール (角川文庫 あ 50-3)

感想・レビュー
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玉瑛
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香奈菱高校シリーズは『ちーちゃんは悠久の向こう』しか読んでいません。そもそもこの本も引っ越してやっと図書館で発見したレベルですから大変です。この作品は日日日さんが十代の終わりに書いたということで、「子供時代の終焉」としてはこの上なくヘヴィーな物語でした。日日日さん、もうそろそろ久しぶりに一般文芸で書いてくれないだろうか。最近ずっとソシャゲのシナリオ作ってるじゃないか。その内、角川版で香奈菱高校三部作を揃えたい。
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ゆ
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若い。感覚が若い。悩み方が若い。一言でいうと、(あまり好きな言葉ではないけど)厨二の哲学。思えば、私が日日日さんを読み始めたの、高校のころだしな…
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Yobata
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BOOKOFFで発見,購入。新風舎版は既読済み。香奈菱高校シリーズ第三弾。角川再版するにあたりスマートに修正。角川版やっと揃ったw子供から大人へと成長する狭間の中で、現実より虚構が強かった御前崎真央と旅人さんこと林田の2人の物語で、1人は大人になる道を見つけてしまい,1人は永遠の子供になってしまう…。そんな虚構に思われたくだらない現実を受け入れた真央と受け入れられなかった林田。そんな少女達の繊細さや現実と戦う空虚感,喪失感はやはり日日日さんらしい作品だよね。そんな心許ない繊細さが儚く綺麗だと思う。
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冬見
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「悪意には様々な種類があるわよね。憎悪。嫌悪。嫉妬。怨恨。あなたの孕んでしまった悪意はーーいったいどんな顔なのかしら? その悪意の正体は何? 餓鬼と名づけられたあなたの赤ちゃんは、何を栄養にして育って、今はどんな姿でいるのかしら?」
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ゆうき
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「高校生だった私たちは、確実に何かの物語のなかにいました」―自分がこの世に実在することに疑問を抱き、周囲の人間を曖昧にしか認識できない少女。彼女は確固とした存在として唯一、認識できる不思議な少女“旅人さん”と出逢う。はたして彼女は、現実か?妄想の産物か?旅人さんと接する内にやがて驚愕すべき自分の真実と過酷な現実を見出し…。-香奈菱高校シリーズ3作品を通して読んだものの。。。
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Ikue Ebihara
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一気に読んでしまった。日日日さんの作品は可愛いのもあれば人間の深いところ…っていうか不明瞭な部分を文にしてるような。
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ジニア@更新停滞気味
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ネタバレ認めたくない現実、逃げ込みたい虚構。別に逃げ出したっていいじゃんて思う。でもいつかは向き合わなきゃいけない時が来る。虚構を現実にしたかった真央を、引っ張り上げようとした旅人さん。近い場所に立ってた二人だからこそ、きっといい友達でいれたはずなのに。旅人さんは留まったけど、真央は頑張って進んでいってほしい。 時が止まればいいのに。たまには思っていいよね。
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うじ
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淡々と暗めに・・・な感じ  前二作あるのをあとがきで知るってパターン・・・  フック船長はネバーランド唯一の大人でチクタクワニに追われてるってのがね。 大人は時間に追われてるって事だったのか~と今更気付いたりしたのです←
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オールト
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ウェンディが大人になる事を認められなかったピーターパンと違って、旅人さんは主人公が現実に住む大人になる事を望み歪められた虚構を現実に正した。でも、それが旅人さんが死を決断するきっかけを作る事になってしまったのかもしれない…悲しいな。
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しょこたろう
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よかった。三部作の中でうそつきよりはよかったんでよかった。 うそつきのとき一人で少女マンガの主人公してた小島さんが、今回は結構なキーマンであるとともに残念な子になっててよかったです。
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ひろこ
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ゼミの課題本で読みました。面白かったです!主人公の性別が途中からわからなくなってたんですけどそういうことか……!!こういう哲学めいた考えというか、主人公がいろいろ悩んでいる内容はすごく共感しました。
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よつのは
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虚構とか現実とか神様っていうのが日日日さんらしい。最後で本当に夢から覚めたような気がした。よかったけど、三部作の中では「うそつき」が一番好きかな。
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凪
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先程読了。これで日日日さんの香奈菱高校シリーズ3冊を全て読み終えましたが、どれも最後で物語が劇的に動きましたね。今回もやはり予想外の展開でした。良かったと思います。
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あんすこむたん
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「旅人さん」と御前江真央という人物が中心に展開する話。終盤で御前江真央が、自分の状態を把握した時そういう事だったのかという驚きがあった。ストーリーもいい。
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まぐ
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お腹に穴あいてるのかと思った。面白いけどあんまり好きじゃない。シリーズの3番目を初めに読んでしまった。
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愛迷もこ.
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虚構の世界から現実に目覚めた少女だけが生き残る世界。彼女が捕らわれている虚像から、現実へ救い上げてくれた″旅人さん″はもういないけど。あの時素直に現実を受け入れていれば、あんな暴言を吐かなければ。旅人さんは今でも此処にいたのかな。否、全てのウェンディが大人になっていく中で、旅人さんは独り其処に留まったのだ。そして真央はその喪失を認め、また大人になってゆくのだろう。
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そら色
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本屋で見かけ気になり購入。著者の「日日日」であきらって読み方がすごいですね。お話は冒頭から主人公の少女目線で進むため、この少女が最後に自分の置かれている状況を認識するまで私も頭に???を抱えたまま、少女の状況の変化を読み進めていった感がありました。ワクワク感とは違うけれど、「えっ・・・、その後どうなったの?」と上手いように気になる展開が続くため、一気読みちゃいました。何となく気になって手にとった本だけどけっこう自分好みの本で、この方の別の本もさっそくチェックしようと思います。
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京子
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こんな発想どこから沸いてくるんだろう…ストーリーといい言い回しといい感心しきりでした(笑)ちーちゃん読まなきゃ!
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詩羽
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なんか楽しい共感できる
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hukimax
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この雰囲気私は好きです。他の方も書かれていますが、桜庭一樹の「砂糖菓子~」を思い出しました。香奈菱高校が舞台の3作品を読み終えましたが、私は「ちーちゃんは悠久の向こう」が一番気に入ったかな。ただ、まとまりの良さでは今作が一番かも。
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anfar
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初の日日日。空気系。それほどでも。
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紫音
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オマエノエマオ、回文ですね。ちーちゃんに登場した「大人びた女の子」と旅人さんの話/白先輩とか輝夜ちゃんとか、繋がりが見えて面白かった( ´∀`)ただ、白先輩とも年賀状のやり取りをしてるってくだりでクエスチョンだらけに。先輩なのかちーちゃんなのか……?
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tenma
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日日日版の「砂糖菓子」。この雰囲気はとても良い。▼最初の名前の部分で苗字はどこで区切るのかちょっと戸惑った。エマオかと思ったんだけど。。。▼結論の出し方が上手いなと思った。まとめ方が下手だと全部だめになってしまうタイプの小説で、型崩れしていない。読みやすいので「ちーちゃん」も読もう。
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かみかみ
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評価:★★★☆ こちらは「我思う、故に我あり」的な作品。真央は唯一確かな存在だと思える「旅人さん」と接するが、次第に凄惨な真相が明らかになっていく。読んでいくうちに段々SAN値が右肩下がり。桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』を思い出した。
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ひさくら
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不思議少女が出てくるゆるいファンタジーものだと思って読み進めてたら途中から驚愕の事実がいくつも突き付けられて読むのが止まらない。少し納得のいかない部分もあったが読者を物語に引き込む才能はあると思う
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清澄
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日日日さんの作品の中で一番好きです。文体がものすごく好きだった。なんか雰囲気が好き。不思議な感じがする。読んでいてなんだか不安になる感じです。
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らびこ
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うーん。難しい。一応最後まで読んだけど好きではないかな。
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ハミーネス
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青臭っ! ちーちゃん以降の二冊は出版する必要性を感じないです。意味もない言葉を散りばめてそれとなく体裁作って、小説の形に収めただけじゃだめっしょ!
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きゃんでぃ
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ですます調の文体が不気味なんだけど、描かれていることが優しすぎるのでギャップを楽しむ本。
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いもぞん
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ちーちゃんを読んで作者が好きになりうそつきと共に買い一気によんだ。文体はなんとなく気に入ったけど、ストーリーは好きになれなかった。
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せいや
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初めて読んだ日日日さんの小説がこれでした。文体に一目惚れ。
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黎
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新風舎版は読み直していないので変更点はいまいち分からなかったけど、あんまりないらしい。とても懐かしい気分になった。理由は勿論違うけど、私も真央のような人間関係を求めたりしていた。この作品が影響したのかは分からないけど興味深い。色々と私の内面に衝撃を与えた作品だったんだな、と改めて思った。
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なぷ
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三部作の中では一番安定した物語のような。病については、個人的にはもうちょい情緒的なネタばらしが良かったけど。
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northerncrown
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私の世界を壊さないで。
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Reino
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うそつきのあとがきで、小島が重要な役割をするとかいうことが書かれていたので、どういうことかな、と思ったら、まさか、ねえ。そして読み終わってから気づいたけど、表紙は”旅人さん”だったのか。なるほど。
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アヒルリン
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真央のような症状があったわけではないけど、この感じ、十代の不安定な感情の起伏と思い込み、覚えがあるなぁ。青春を描いた物語は沢山あるけど、暗い部分にこれほどリアルに共感できる作品はそうそうないと思う。
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xtz
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「ちーちゃんは悠久の向こう」「うそつき」に続く日日日(あきら)さんの香奈菱高校シリーズです。 主人公の真央さんと旅人さんは「ちーちゃん」にも登場してましたが、その他にも武藤先輩も出ていてつながりを感じました。 登場人物はかなり個性的な人で、当初は漠然としたような書き方でちょっとわかりにくい人だなという印象を受けました。 しかし、次第に明らかになる事実はとても驚きです。 このような悩みを抱えている人も少なくないのかもしれません。
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