この恋と、その未来。 ―二年目 春夏― (ファミ通文庫)

この恋と、その未来。 ―二年目 春夏― (ファミ通文庫)
あらすじ・内容
――ようやく、理解できた気がした。恋をしているのは、俺の、心なんだと――

二年への進級と共に、それぞれ第二寮の個室へ移った四郎と未来。新入生の梵七施の噂から三好と付き合っていることを公にした四郎は、少しずつではあるが、気持ちを未来から三好へ向けていく。そんな夏のある日、未来は山城に自分の秘密を打ち明けると四郎に告げる。心の底では山城が未来を受け入れることを怖れながらも、ただ一人の親友として未来の決意を応援し、自分は三好を含めた友人達と夏の夜を楽しもうとする四郎だが……。揺れ動く、第四幕。

あらすじ・内容をもっと見る
284ページ
523登録

この恋と、その未来。 ―二年目 春夏―はこんな本です

この恋と、その未来。 ―二年目 春夏―の感想・レビュー(382)

三好さん泣かせたらタダじゃおかん。四郎頼むで。店長のカミングアウトは、「これラノベじゃねぇ」とあとがきの通りに思った。
★1 - コメント(0) - 1月25日

Mu
いやもう辛いなあ。でもこうなると思ってたよ。未来への想いを忘れるために自分の心を偽って苦しい努力をする四郎。でもそんなことうまくいくはずがないんだ。そして訪れる崩壊の時。四郎が要に会いに行くところからの怒涛の展開には息をのんだ。今まで築いてきたものすべてを失った四郎。そのつらさは想像に余りある。けれど広美さんの暴挙(笑)の果てに来るラストの平明さ。全てを失った果てにもはや嘘をつかなくてもいい確かな想いを抱いた四郎の心に絶望の中で灯を見たような気分だ。でもやっぱりつらいなあ。この先どこへたどり着くのだろう?
★5 - コメント(0) - 1月16日

作品のテーマからして既に破綻は決まっていたようなものだが、四巻にしてピースがカッチリ。後半怒濤の畳み掛けはシェイクスピアの悲劇を連想せずにはいられない。未来の穴だらけの策略は四郎の良心(断じて倫理などではない)に依存しきっていたわけで、各々の欲望が剥き出しになれば破綻は不可避。結局登場人物たちは自分のことしか考えていない。本作がエゴとエゴのぶつかり合いを描いてるのは自明であり、それは「気持ち悪い」の一言に集約されている。ところで四巻だけ表紙が過剰に性的なのは四郎の内面の反映かしら。
★2 - コメント(0) - 2016年12月27日

今回割りとラノベっぽい青春してるなと思ったらラストで爆発四散、はまだ青春で良いけど最後のアレはラノベじゃねえな、あとがきの通りセックスしてなくてもコレはラノベじゃない、  思春期にとってあの事実はかなりキモいと思うが、 あっさり受け入れる主人公はなんかアレである、ただ受け入れないとアレを受け入れられなかったアイツとの比較に成らず話の筋が悪いかもしれないが、打ち切りを食らった原因は性とかの、設定の複雑な問題の重たさとかじゃなく、コレだと思う、
- コメント(0) - 2016年12月13日

★★★★☆ 叶わない恋だと理解していながら想い人に懸想することを止められない彼らと、未来に生理的嫌悪感を抱いた山城要。いっけん相反するように思える両者の根底に根付いた共通点。それが、ジェンダーでいうところのカミングアウトに通ずる概念だと知識として知ってはいたんだ。だから、理解もできたし、共感もできた。けれど、頭に心が追いついてくれない。ゆえ、四郎に想い人の影を重ね合わせて関係を迫った広美さんと、自暴自棄に陥った未来に性的な興奮を覚えた四郎の姿を目の当たりにして、すごくすごく、気持ち悪いと感じてしまった。
★4 - コメント(1) - 2016年12月8日

急でもないけど転。店長はわからなかった。突然だったからなのか、そもそも無理なのか。
★2 - コメント(0) - 2016年11月4日

終盤にすべてが瓦解する第4巻目。等々というか、やっとというべきか物語的には踏み込んできました。どの登場人物の行動も責められないあたりに、これまでじっくり描いてきた展開が効いてきている気がします(四郎くんはちょっと鈍感すぎだけど...)。ここから物語をどのように終息させるのか続きが興味深いです。
★8 - コメント(1) - 2016年10月23日

電車内で涙と羞恥(挿絵)を堪えていました。むしろ悲しみが凌駕していて羞恥なんてそっちのけでした。それは良いとして、ほんとこの本は僕に影響を与えてくれた。これほどまでにも共感できる。そして感情移入する。終盤の人間関係の瓦解は見ていられない。未来のために行動に起こしたのが裏目に出て、全てが水泡に。さらに自分の境遇に似ている人との傷の舐め合いにもにた性行為。心がこう、変な感じになってしまった。次巻からどうなるのだろうか。このぐちゃぐちゃな惨状からどう収束するのか。その先を見送るのはさぞかし苦痛を強いられそうだ。
★3 - コメント(0) - 2016年10月20日

表紙は半袖を着ているということは作中の未来じゃなくて四郎の心の中の未来なのかも。新入生やらイベントやら楽しいことが続く中、突如終末の予感が訪れる。こういう誰も悪くないのにものごとがうまくいかない話、久しぶりに読んだような気がする。広美さんの広島弁と弱さと優しさが染みる一冊。つらい、つらすぎる。だからみんな読んだ方がいい!
★7 - コメント(0) - 2016年10月7日

SaY
へヴィーノベル。 個人的には、しろーは山城要ちゃんとお付き合いするのが、なんとなく一番おさまりがいい気がするの( ̄ー ̄) 文章的には脈絡がなくなっちゃうけどねー。 ★5
★2 - コメント(0) - 2016年9月13日

四郎はクズ。自分でもわかってるのになんだかんだ甘えてるところからもそれは間違いない。でもこの状況じゃあこうなるのもしょうがないような気がする、と知ったかぶってみる。ただ、行動できる四郎すごいよ。後半の展開、いつかはこうなると思ってたけど、ここまで揺さぶってきますか。広美さんまで、ねぇ。一気に次巻いきます。
★4 - コメント(0) - 2016年8月2日

前半のまったり学園生活を楽しむ話から後半にかけての急展開の落差が凄い。著者はこれがやりたくて平和な日常回を限界ギリギリまで書いてきたのか。いつかは壊れると分かっていながら平和な日常に慣れすぎてしまってこのまま何もなく終わるのではないかとさえ考えはじめていたけど著者の罠に完全にハマってしまっていたようだ。次が気になるけど現在アマゾンに売ってないので本屋探しにいこう。
★3 - コメント(0) - 2016年7月27日

読了。 いやはや。重い。 そして、四郎の直情的な行動とかそういったところに、幼さを感じました。 ですが、失敗の程度あれ、人はそういったことを積み重ねて成長していくもの。四郎もしっかりと成長してもらいたいな、と思うばかりです。 ただ、この巻の後書きで、作者がどういう作家なのかということを知って多少の戸惑いが生まれました。バーテンダーの指摘ごもっとも。
★3 - コメント(0) - 2016年7月14日

「起承転結」の「転」、読むには結構覚悟が要ります。 元々読者を選ぶシリーズではあったものの、この巻は特にその傾向が顕著です。 ちなみに、自分はこういう小説は大好きです。 ただ、あとがきにもあるようにこれが「ライトノベル」かと言われると、自分もちょっと考えてしまいます笑 昨今流行しているライトノベルの潮流とは明らかにかけ離れています。 とはいえ、登場人物の心情の機微・動き、その先の群像劇、それをきめ細かに(ドロっと)描いてくれているこの作品。もっと色んな方に読んで欲しいなと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年7月10日

最後の急展開で思わず泣いてしまった。
★7 - コメント(0) - 2016年7月4日

四郎君は純粋なんですね。それがまわりに誤解を招く結果になり、立場が危うくなったりしますね。まあ、恋愛に限らず人を理解するのは難しいですね。
★4 - コメント(0) - 2016年6月29日

体は女性でありながら男性として生きる未来に女性を感じて恋し、そのことを誤魔化したい一心でほかの女性とともにいようとする四郎、自分の事情を隠しながら女性と仲を深める未来と、とにかく鬱屈している二人がとうとう破綻していくさまが劇的でした。そうした破綻の果てに延々と悩み続けてた、果たして未来が持つ女性の体に恋をしているのかそれともその心に恋をしているのかという問いに、ようやく答えを出すさまは爽やかで、こうしたジャンルのものにしては鬱屈している作風ながら、すっきりしたものを感じさせます。
★10 - コメント(0) - 2016年6月8日

一気に面白くなってきたんですけど!?
★7 - コメント(0) - 2016年6月6日

ああダメだ最悪最高最悪最高最悪最高。終盤畳みかけるように色々起きすぎて椅子から思わず崩れ落ちた。あーあーあーあーこれどうすんだよ。予想してねぇよこんな展開!未来との大ゲンカ→まあいつかは来るよねやっぱりこの展開。しかし「未来のことは好きでも…俺は未来の親友でいる」良いシーンだったけどなぁ…けどそこから一気に転落が始まる。三好と結局上手くいかない→悲しいけどまあわかる。いい雰囲気になってきてたし、その勘違いの原因ってのがまた大元と無関係じゃないのが痛いね…。
★27 - コメント(1) - 2016年6月4日

面白かったです。進展というか、欺瞞関係の破綻により色々あった回。美人店長とはこうなるかもって思ってました。(笑)次巻も楽しみです。
★16 - コメント(0) - 2016年5月30日

山城さんのところに行ってしまう四郎くんの心情は正直共感出来ない。
★3 - コメント(0) - 2016年5月28日

ごめんね。うちまでおかしなことをしてしもぉた。あんたが辛い時に、うちまで。あんたを辛い気持ちにさせる気はなかったんよ。けどなぁ、思い出してしまったら、忘れられんようなってしもぉた。代わりをもとめとったんかのぉ。気付かんうちに。代わりなんてないのに。逃げられんかったんじゃね。逃げたかったんかな。
★2 - コメント(0) - 2016年5月28日

重い!重いよ四郎!三好さんも和田さんも好きだけど、こればっかりはどうしようもないのか。広美さんの存在だけが救いですね。同じ傷を持つ人が居るというのは、今の四郎にとっては大きな救いなのかも。しかし、このままだとさらに重い展開しか予想できません。大丈夫か四郎?
★47 - コメント(0) - 2016年5月26日

「どこに出しても恥ずかしくないクズだからかな……」「顔も好きだし、性格だって好きだけど、それってもう、好きになっちゃってるから好き。ってだけでさ」「一度手に入れた物を失うのが、怖くて、たまらない」これほど、これほど全てが悪い方向へ転がっていく所に、ある種感動すら覚えます。皆が皆を思いあっているのに、それが全て空回りどころか最悪の方向へ一直線に進んでしまう。こんなにつらい事があるでしょうか…。次に物語が動くのは京都。変わる事と、変わらない事が同居する町。悠久の都で何が起きるのか、目が離せません。
★6 - コメント(0) - 2016年5月25日

今まで築き上げてきたものが、ここにきて一気に崩れだしてきた感のある第4巻。四郎と未来が吐き続けた嘘がばれてしまうことで連鎖的にみんなが不幸になっていくというのは、読んでいて胃が痛くなってきますね。特に、三好さんはなぁ……。ただ、正直いって要の気持ちは分からんことはない、というか本来はそっちが普通(正しいかどうかは別として)というのは思います。次回は、親父との京都旅行になるのでしょうか。事態が好転することを期待したいです。
★47 - コメント(1) - 2016年5月23日

ぎゃー!って言いたくなる展開。今まで崩れないように積み上げてきた関係が一瞬で崩れてしまった。広美さんとの関係もこんなことになるなんて……。重くなるだろうなとは思ってたけど、ここまでとは。大好物です。次巻はもうすぐなので楽しみです。
★21 - コメント(0) - 2016年5月21日

………(声が出ない)。これまでギリギリのバランスの上で成り立ってきた関係が一気に崩れる怒涛の展開に息を呑みました。三好との関係を良好に進める中、未来が要に秘密を打ち明けることから連鎖的に起こるこれまでの関係の徹底的な破壊はもうやめてくれと思わんばかりのもので読み終わって数分茫然自失状態でした。広美さんとの間に生まれた一種の共犯関係や、親父からの京都旅行の誘いなど伏線がまだまだあって次巻も気になる。何もかも失った四郎がどうすれば報われるのか。それとも救いはないのか。今月末の新刊が待ち遠しい。
★35 - コメント(0) - 2016年5月19日

後半の怒涛の展開は、起こるべくして起こったものではあるけど読んでいてひっくり返りました。恋は心でするのか、体でするのか。四郎が繰り返し自問してきた答えがこういう形で見つかるとは…。最終巻まで期待しています。
★4 - コメント(0) - 2016年5月16日

W
高校生らしい悩みがありつつその全てをぶっちぎる肌色でディープな展開が読者の心をあっちこっちに揺さ振ってくる、嘘吐きのクズとクズを甘やかすクズとクズの優しさを利用するクズがおりました。それなんの本懐だよ。
★11 - コメント(0) - 2016年5月11日

色んな登場人物たちとドタバタしながらも四郎がどんどん三好さんと仲良くなっていき、このままラストまで行くのかと思っていたらまさかの急転直下で驚きを隠せませんでした。四郎をはじめ未来、三好さん、広美さん、和田ちゃんに山城要(あと高山君もw)がこれからどうなるのか凄く気になります。
★7 - コメント(0) - 2016年5月7日

これ、こういうのだよ! ああ素晴らしい。
★17 - コメント(0) - 2016年4月20日

読み終わって「ライトノベルとは………」と頭を抱えた(話が重い…)(めっちゃ好き) 1巻から読み続けてすっかりこの作品のファンなんだけど、表紙に描かれる女性らしい未来の姿にどうしても首をかしげてしまったりもする。表紙をそう描くことの狙いも理解はしているつもりなんだけど、うーむ(むずかしい)
★3 - コメント(0) - 2016年4月17日

シリーズで一番良かったと思う。 あと後書きでちょっと笑う、きちんと終わらせてくれるといいなぁと。
★15 - コメント(0) - 2016年4月5日

ラノベの皮を被った何かになったな…。最初から重くなることは予想できていたが、こんなにも四郎が悪手を打つとは。被害者意識からは脱却してくれたようなので、どうにか折り合いをつけて次に進んでくれ。
★1 - コメント(0) - 2016年3月31日

三好さんとの関係を周囲に隠さなくなった四郎。未来が要さんと旅行に行ってる間みんなと花火を楽しんで、三好さんのことをちゃんと好きになれると思った後にラスト2章の急展開な。今まで何とか誤魔化してギリギリで渡ってきたけど、自分の想いに気がつくのも全てが崩れてしまうのも本当に一瞬なのね。もう全然ライトノベルじゃないよ。妻子持ちだという想い人には驚いたけどやっぱり広美さん好きだな。互いに慰めあえるのは救いか泥沼か。こんな状態になった四郎がどうなるのか、父親との京都旅行で何かあるのか、先が全く読めないけど次巻にも期待
★13 - コメント(0) - 2016年3月28日

 心に痛い巻でした。とにかく、この巻は「山城要っ、おめーって奴はよ~!!」に尽きるかなと。要が未来を痛罵をもって拒んだのが遠因で、四郎の未来への秘めてきた思いが彼女に露見し、三好との恋愛関係も終焉を迎え……と事態が急展開。広美さんの想い人も遂に明かされ、ある意味、ますます救いのない展開に……。もし、あと1冊(『二年目 秋冬』)で完結するとしたら、四郎が京都で親父殴って、幽子に八つ当たりして、居づらくなった高校を中退する未来しか、思い浮かばないよ! ま、そんな展開にはならないことを願いつつ、次巻を待ちます。
★24 - コメント(0) - 2016年3月10日

2015年11月11日初版発行 名古屋市山田図書館
★3 - コメント(0) - 2016年2月29日

この恋と、その未来。 ―二年目 春夏―の 評価:60 感想・レビュー:143
ログイン新規登録(無料)