形式:単行本
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
彼女は軍隊に、それも近代戦の軍隊にいるはずなのに一人で勝手に動き回る。軍隊という組織がメアリー・スー中尉だらけになればあっという間に敗戦の憂き目にあうであろう。鎌倉武士軍団は一騎当千の猛者揃いであったがついに楠木正成に勝てなかったのだ。たった1000人しか篭っていない彼の城に勝てなかったのだ。組織的に動かないといけないのに勝手に行動されてはリスクが増えるだけだしそもそもリスク計算すらできない。
たぶん、メアリー・スー中尉はこのまま唯我独尊に突き進むのだろう。悪い意味での「天上天下唯我独尊!」である。正直に彼女が怖い。「地獄への道は善意で舗装されている」とは言われるがまさにという感じである。彼女は間違いなく善意でやっている。同胞を見捨てるんですか!という叫びなど。でもそれが善行になるのかと言えば・・・。善意からの行動が地獄への一本道を形成していくとは。((;゚Д゚)ガクガクブルブル しかし人手不足であるし続行する止まらない戦争だ。彼女を切り捨てるのは楽だが必要がそれを強く静止する。
そういえば、死んだと思っていた猪突猛進の正義莫迦スー少尉がまたやらかします。命令違反・反乱煽動罪の最高刑は死刑じゃなかったっけ、と思ったけど、法規とか軍律はこういう仮想戦記ファンタジーではたいした意味はないんでしょう。ゼートゥーア大将自身が独裁者並みの戦局ひっくり返しをやっているけど誰も掣肘しないもの。(苦笑) ──そうそう、登場人物の出世具合がなかなかだけど、ここはまァ銀英伝ほど酷いモンじゃないので許容範囲でしょうか。(笑)
⇒http://tetsutaro.in.coocan.jp/Writer/Z/Z008.html#Z008-012
今の世界情勢では出せないでしょうね(泣)。
前の巻の感想でそろそろ完結しないかな~とコメントしたけど、まだVS合衆国始まったばかりで、このあともっかいVS連邦があるんだからあと何冊かかるんだろう……。巻末の宣伝が2020年冬13巻予定なのがなんとも。小説以外の仕事めっちゃ立て込んでそうだけどアニメが調子いいと原作止まるのは困るw
まだですね
早く読みたいです笑
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