形式:単行本
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
つーか普通に書き方上手いしんだよな 主人公視点で表層的な情報を開示したあとにヒロイン視点で感情をぶつけその後主人公視点に戻してその感情を咀嚼しながらニヤニヤするの良い構成だし 罪業を3人で分担してるのも良いし 惚れ込んだ芸術を自らの手でダメにしたヒロインに庇われるという罪を犯したことによって人生の目標が定まってしまうヒロインにと作者が罪深くてとても良い ほんと最高ですわ 曇らせる主人公が無口だとここまで収集つかずに感情が肥大化してくんですね いやほんと最高
そして1番辛いのがここで終わるの???? 続きを早く!!
ン達がある程度病んでいる事を察していながらも実際は想像の比じゃないレベルで闇堕ちしてしまっているという始末。三ヒロインはそれぞれ若干異なるベクトルで病んでしまっており、彼女達の中で主人公を奪い合うような展開はなさそうでとりあえず一安心しています。 キャラクターは属性の異なる三ヒロインに加えてもう一キャラがメインで登場しており、それぞれビジュアルや性格、ロールなんかも徹底して差別化されているので誰か一人は刺さるヒロインがいるんじゃないかなと。また、ウォルカを変に鈍感系主人公ではなくある程度彼女達の異変に気→
付ける感性を持たせているところも好印象でした。 ただ、これはあくまで個人的な好みの話なのですが、ヒロイン達の病み具合が思っていたよりまだ深くはなかった所は少し残念でした。確かにめちゃくちゃ病んではいますし、主人公に対して盲目的な親愛感情を抱いてはいますが少し思っていたものと違う、言語化が難しいのですが「病んデレ」と「ヤンデレ」は微妙に異なる存在だと思っていて今作は前者のタイプ。私の癖としては後者の方がより刺さるタイプなので、そこのギャップみたいなものを感じる瞬間は時折あったかなと思いました。
葬送のフリーレンは魔王を倒した描写は描かれることなく帰りの旅路から始まり、フリーレンのセカンドライフのキッカケの描写から物語は始まっていくがこの作品は最悪の悲劇を回避した後から物語は始まっていく。最初にウォルカの強さは示されてるし、Web版より爺さんやリゼル、ユリティア、アトリ、そしてウォルカの動機や内面は加筆されて凄い分かりやすくなっている。ても聖都への帰路に起きる事件を収録し切れてないのが非常にもったいない(ウォルカの強さを示す的な意味でも)。2巻のストック溜まって無さそうなのがまた不安。
イラストやキャラデザが最高でユリティアが推し。(他も不満はない)またコミカライズ決定なのが嬉しい。応援する。
描いているので、彼女たちの現状には説得力しかなかった。あとがきでヒロインの曇らせを書きたかったのだと豪語するだけのことはある。実にいい性格をしているなあ。だからこそ余計に、この巻だけだと主人公が彼女たちをこれ以上悲しませないという意気込みまでしか語られていないのは納得できない。シリーズとして続けるんなら全部晴らせとまでは言わない。でもせめて、兆しだけでも見せてくれ。元はWEBで発表されていることも知っているが、書籍にするなら最低限、キリのいいところまで描いてほしい。
少なくとも最後に関わった事件は解決まで書けただろ???とはいえ、続きは気になるのでぜひ読みたい。それさておき、主人公の親友の騎士さんのムーブが大好き過ぎる。軽薄そうに振る舞っているのにその実、国でも屈指の実力者で主人公に並々ならぬ思いを抱いているとか、急にそんなキャラを出すな。ただでさえヒロインたちからの愛が重いのに、完全に不意打ちを食らったわ。
タイトル通りだけど、それが好きな人が読むような作品だから普通におもろかったね。これがまだ序章に過ぎないんだよなぁ、ダークファンタジーの世界観に曇らせ設定と主人公の生き様に惹かれる理由が命を救われたからだけでは無いってのもそうやし、皆々血を争えない理由も付属している。各ヒロイン及び男友達までもちゃんと個々で話があって1冊の本としては満足度が高い、文芸作品とはいえ値段以上の面白さがあった。是非2巻も読みたい作品やね、エピローグからの書籍版書き下ろしストーリーでこれだよこれっての読めてヨシ👉
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます